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6年5ヶ月の間誘拐されていたコロンビアの元大統領候補の解放を喜びます



FARCというコロンビアの「エセ左翼」ゲリラに2002年に誘拐されて、それからずっと、6年5ヶ月の間監禁されていたコロンビアの元大統領候補、イングリッド・ベタンクール(Ingrid Betancourt)さんはじめ、合計15人の人質が7月2日に解放されたニュースを喜びます。彼女が解放された日にはフランスヤフーに、めったにない「特集記事」がヘッドラインに出ていて、私は自分のことのようにうれしく思いました。6年も彼女の解放を願い続け、裏に表に外交作戦を展開していたフランスでは、この「特集記事」は特に明るいニュースとして受け止められていたことを示しています。

(記事によっては、「イングリッド・ベタンクール」ではなくて「イングリッド・ブタンクール」、「イングリド・ベタンクール」という表記もあります。)

日本でも写真つきで報道されていましたが、大きな興味をもたれているという感じはしませんでした。でも、重要な報道だと思います。

フランス国籍も持つベタンクールさんは拘束から解放された後、すでに無事フランスに「帰国」しました。日本であったように、「自己責任」と書いたプラカードを持って空港で待っている粘着質の者たちもいなかったでしょうし、「救出にどれだけ政府の多くの人が働いたか、どれだけ多くの金がかかったか、どれだけ多くの人に迷惑をかけたか考えてほしい」と説教する大臣や政府高官もいなかったはずです。ましてや、コロンビア政府やフランス政府が彼女や親族に救出費用を請求するはずもありません。

(というか、彼女の飛行機が着陸したのは軍用空港なので一般の人はいなかったわけなのですが。)

帰国の様子が動画サイトに出ています。レポーターが興奮気味です。フランスじゅうを喜ばせる大きなニュースであることがうかがえます。着陸した飛行機の出口で迎えているのはサルコジー大統領夫妻やベルナール・クシュネール外務大臣ら。歓迎の演説で大統領は「今日のために太陽を手配しました。太陽が出ているのは希望のしるしです」なんてキザなセリフことも言っています。(^_^)

●あなたの故郷にようこそ、ベタンクールさん
http://www.dailymotion.com/video/x60o2k_bienvenue-chez-vous-madame-betancou_news

多額の身代金が払われたようだという報道もありましたが、人質の命が救われたことが何より。まだ数千人の人質がいるそうですが、そういう人たちを誘拐するこのゲリラには全く共感できません。最高幹部が病死して組織が弱体化しているという報道もあります。それをきっかけに残りの人質全員の解放も祈ります。リンクははりませんが、ベタンクールさん「だけ」にスポットが当たることにおかしいと抗議している人たちもインターネット上にいます。すべての人質の解放のための関係者の努力が続けられることを願います。

ベタンクールさんの解放を訴えていた支援サイトがいくつかありますが、中心的なサイトがこれ。

●www.betancourt.info
http://www.betancourt.info/indexFr.htm

トップページ(フランス語)の上に国旗が並んでいますが、日本語のページもありますね。

あといくつかの支援サイトにもリンクします。
http://www.agirpouringrid.com/
http://www.betancourt-france.org/


世界には、解放されていない「人質」がまだ大勢います。国籍、地域、年代、経緯、その他を問わず、その人たち全員の解放も願って、この記事を書きました。


ボーナストラック
イングリッド・ベタンクールさんの解放を願う世論を盛り上げるために2005年にフランスで発表されたキャンペーンソングを発見したので、動画サイト、Dailymotionでどうぞ。

●ジャングルの中で Dans la jungle

 ルノー

http://www.dailymotion.com/video/xso5n_clip-dans-la-jungle_music

ジャングルの中
縛られて、猿轡をされて
あのおかしな連中、静かな狂信者に包囲されて
三年が過ぎた

連中はあなたを捕らえて
正確に言うなら、
連中の悲しい戦争の人質にした
それはずっと前から負け戦と決まっていたけどね

連中はかつては
自由と権利を求めていたのに
今やあなたを非難しながら
正義に唾を吐いている

連中は命を軽蔑し
女性のあなたをも軽蔑する
連中の銃の先では
勝利は枯れた

イングリッド、私たちはあなたの帰りを待つ
あなたのことを考えている
あなたが解放されないと
私たちも自由になれない

ジャングルの中
縛られて、猿轡をされた
あなたの牢番になった
銃の支え台と一緒の三年間

連中はあなたにスターリンの文句を引用し
毛沢東の本を読み聞かせる
私の想像だけど
あなたはアルチュール・ランボーの方が好きなはず

私と同じように
かつてあなたは信じていたのだろうか
連中のことをチェ・ゲバラの息子だと
光を運んでくる人々だと

でも連中の究極の闘争
偉大な夜の夜明けとは
憎悪と悪行
そして何よりもゼニでしかなかった

イングリッド、私たちはあなたの帰りを待つ
あなたのことを考えている
あなたが解放されないと
私たちも自由になれない

あなたと同じく
人質としてそこここに
牢獄に横たわる人たちの名を
私は知らない

無名の人々、忘れられた人々、
争いの犠牲者
どちらの側でも
蛮行がのさばっている

麻薬の密輸人の、
腐敗した権力の、
不肖の大統領の
代償をあなたは払っている

だから、イングリッド、
あなたのために歌いながら
あなたが二重の敵と闘っていると
私も訴えたい

イングリッド、私たちはあなたの帰りを待つ
あなたのことを考えている
あなたが解放されないと
私たちも自由になれない

ジャングルの中
縛られて、猿轡をされて
ほどけたあなたの髪の毛に吹き付ける風とともに
三年が過ぎた

それでもあなたは
平静で優雅
あのおかしな連中に復讐する方法は
生き続けること

あなたを愛するすべての人々
あなたを忘れないすべての人々
こういう鎖を断ち切ろうとする人々
あなたを打ちのめさない人々にとって

イングリッド・ベタンクール
あなたの名前は
犯罪の武力に抗する
勇気と愛の代名詞

イングリッド、私たちはあなたの帰りを待つ
あなたのことを考えている
あなたが解放されないと
私たちも自由になれない

イングリッド、私たちはあなたの帰りを待つ
あなたのことを考えている
あなたが解放されないと
私たちも自由になれない

あなたが解放されないと
私たちも自由になれない

(翻訳引用ここまで)

7月10日の新聞には、チリ初の女性大統領であるバチェレ大統領が、誘拐され長期間監禁されたという困難な状況にうちかったイングリッド・ベタンクールさんの強靭な意志をたたえて、民主主義の範例になるものだとして、ノーベル平和賞に推薦したという記事がありました。




築地市場の豊洲移転に反対する7月12日のデモのことも宣伝。リンク先はRolling Beanさんのそれぞれ別々の記事。





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それから、ベタンクールさんが解放された後の、ヤフーフランスの記事の一つを紹介しておきます。(うー、訳している時間がない!)

http://fr.news.yahoo.com/afp/20080704/tfr-france-colombie-otages-betancourt-pr-f56f567.html

PARIS (AFP) - Ingrid Betancourt respire à nouveau l'air de sa "douce France": après 2.321 jours de captivité aux mains de la guerilla des Farc, l'ex-otage franco-colombienne est arrivée vendredi après-midi à Paris où elle a été accueillie par le président Nicolas Sarkozy et a décroché son portrait de la façade de l'Hôtel de Ville.

"Je rêve depuis sept ans de vivre ce moment. C'est un moment très, très émouvant pour moi: respirer l'air de la France, être avec vous", a lancé la jeune femme, dans une brève allocution au pied de l'Airbus présidentiel qui la ramenait de Bogota.

L'appareil avait atterri à 15H58 à l'aéroport militaire de Villacoublay (Yvelines).

Le président et son épouse Carla s'étaient avancés jusqu'au pied de l'appareil.

Sous un ciel estival, vêtue d'un tailleur-pantalon bleu marine, très souriante, Ingrid Betancourt a été la première à sortir de l'Airbus.

Accolade avec le chef de l'Etat, embrassade avec Carla Sarkozy vêtue d'un sobre tailleur pantalon gris. Puis tous trois ont échangé quelques mots et quelques rires.

"Je dois tout à la France", a lancé la Franco-Colombienne.

"Je regarde cet homme extraordinaire qui a tant lutté pour moi et je regarde aussi à travers lui toute la France", a-t-elle poursuivi en saisissant la main du président Sarkozy.

Celui-ci lui avait auparavant assuré que c'est "toute la France qui est heureuse que vous soyez là".

Alors que la socialiste Ségolène Royal a lancé une polémique en assurant que Nicolas Sarkozy n'était "absolument pour rien" dans sa délivrance, Ingrid Betancourt a assuré que "la stratégie" mise au point pour sa libération avait été "le fruit de la réflexion commune" de la Colombie et de la France.

Les enfants de l'ex-otage des Farc, Mélanie et Lorenzo, sa mère Yolanda Pulecio ainsi que le ministre des Affaires étrangères Bernard Kouchner étaient du voyage.

Pour le président de la République, la libération d'Ingrid Betancourt est "un message d'espoir" qui veut "dire à tous ceux qui souffrent dans le monde et sont privés de liberté: rien n'est inéluctable".

Tous ont ensuite rallié l'Elysée pour une réception des comités de soutien de l'ex-otage: quelque 300 invités, dont le maire de Paris Bertrand Delanoë.

Samedi, Ingrid Betancourt doit subir des examens médicaux approfondis au Val-de-Grâce à Paris. Le médecin-chef de l'Elysée, Christophe Fernandez a déjà brièvement examiné l'ex-otage, 46 ans, et conclu à un "état de santé satisfaisant". Depuis sa libération, Ingrid Betancourt est apparue rayonnante, alors qu'elle a expliqué avoir été gravement malade durant sa détention.

"J'ai eu des chaînes tout le temps, 24 heures sur 24, pendant trois ans", a-t-elle assuré à Europe 1. Elle a affirmé avoir été souvent victime de "sévices", ajoutant que sa "spiritualité" l'a sauvée.

Ingrid Betancourt, que l'on a vue plusieurs fois prier après sa libération, a affirmé qu'elle souhaitait rencontrer le pape Benoît XVI la semaine prochaine.

Elle a aussi déclaré sur TF1 qu'elle n'avait "pas de fardeau à porter du passé".

"L'avenir s'ouvre, plein d'opportunités, je n'ai pas de fardeau du passé à porter. Ce qui m'a fait du mal dans la jungle reste dans la jungle", a-t-elle dit.

En fin de soirée, elle a décroché, en compagnie de Bertrand Delanoë, son portrait géant qui était accroché au fronton de l'Hôtel de Ville de Paris.

"Je suis désolée d'avoir enlaidie la façade de l'Hôtel de Ville", a-t-elle lancé dans un sourire, devant plusieurs milliers de personnes qui l'ont acclamée.

Ingrid Betancourt a été libérée mercredi par l'armée colombienne avec 14 autres otages, trois Américains et onze militaires et policiers colombiens, lors d'une opération héliportée.

Selon la Radio Suisse Romande, des dirigeants des Farc auraient touché 20 millions de dollars pour cette libération et l'opération de l'armée n'aurait été qu'une "mise en scène".

La France a assuré n'avoir versé aucune rançon, rappelant qu'elle n'avait "pas été associée" à l'opération.

(転載ここまで)

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Author:村野瀬 玲奈
日本の民主主義化運動のため、国会議員、行政機関、マスメディアに主権者、納税者、生活者の声を届けるお手伝いをするサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書。護憲派アマゾネス軍団労働組合所属(笑)。派遣秘書としてこちらにもときどき勤務(笑)。
この秘書課広報室備え付けの国会議員の政党別・委員会別・都道府県別などの名簿の一覧と使い方はこちら。たとえば、非正規労働を正規化せよと民主党幹部に要望の投書をするなど、ご活用ください。名簿の最終更新日は2008年1月23日。
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