朝鮮半島の分断の痛みを思うなら、韓国とDPRKの外交の成功を願う以外の立場はありえない。

　　

『朝鮮半島の南北分断について日本は責任を免れない。　（「読む・考える・書く」ブログからメモ）』というメモを作っておきましたが、朝鮮半島の分断についての歴史と、日本（当時は大日本帝国）の責任についての指摘をさらにメモします。このような指摘がマスメディア上に出たことは重要なので。

●朝日新聞デジタル
連載：社説余滴
（社説余滴）分断の痛みを我がものに　
https://www.asahi.com/articles/DA3S13509780.html
中野晃
2018年5月25日05時00分

上の朝日新聞の記事の中にある、「ひき裂かれた同胞の融和をそしらず、隣人として、分断の痛みに想像力をはたらかせて欲しい」という金時鐘（キムシジョン）（８９）さんの言葉を私は噛みしめます。日本人一人一人、自分には朝鮮半島の分断に対してどういう感情を持っているのかを冷静に自問してほしいと願います。

『朝鮮半島の南北分断について日本は責任を免れない。　（「読む・考える・書く」ブログからメモ）』というメモでも示しましたが、朝鮮半島の分断について、日本は責任を免れないのですから。

また、朝鮮戦争の歴史についての朝日新聞の記事の一部を紹介した次のツイートからも、朝鮮戦争は現地の人々にとって大きな苦難の歴史であったことを理解してほしいと願います。

朝鮮戦争がどんなに悲惨だったか、日本の学校ではろくに習わない。これは昨日の朝日新聞の特集ページだけど、「南北の勢力図は、細長い半島に何度もローラーをかけるように塗り変わった」と書いてあって、1950～51年のたった１年足らずの赤と青の入れ替わり、死者500万人超、離散家族1000万人だよ。。 pic.twitter.com/BvdBNkojlc

— acacia (@freie_Herz) May 24, 2018

簡単なメモのみですが、大韓民国（韓国）と朝鮮民主主義人民共和国（DPRK、北朝鮮）との外交、そして、そこから派生する関係諸国と韓国の外交、関係諸国とDPRKの外交について、たとえ越えるべきハードルは多くても、特に韓国、DPRK両国の努力を支持し、進展と成功を願う以外の立場はありえないということを改めて繰り返したいです。

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