村野瀬玲奈の秘書課広報室
社員一人のサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書課勤務の村野瀬です。消費税収入は社会保障に使われずに法人税減税に回っただけって知ってました?まるで国民から大企業への利益の直接補てんですね。有権者と政治の距離を縮めるため、国会議員名簿の活用を!
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政治ブログの世界では外交や国家戦略とか大きい話が好きな向きも多いでしょうが、日常的な問題にきちんと対処することも大切だと思います。特に、命にかかわりかねない救急医療の話は。(当秘書課広報室の救急医療についての過去記事はこちら。)
さて、医療の現場で、いわゆる「コンビニ受診」が問題になっています。これは、夜間救急医療の場に通常の診療を求めて患者がやってくる現象を指します。医療保険制度などからの制約があって、医療の倫理も守ると同時に、ある種の競争原理にもさらされる医療機関にとっては、「コンビニ受診」は負担になり、医療現場の疲弊の原因となっていると言われています。一方、救急患者にとっても、受け入れてくれる病院が少なくなって、場合によってはどの救急指定病院にも受け入れられなくて手遅れになりかねないということになります。どこそこの外国が攻めてくる、という「心配」よりももっと日常的で現実的で可能性の高い心配です。重要な医療問題の一つということになります。
今日紹介したいのは、2008年5月11日の朝日新聞に載っていた、「コンビニ受診」についての興味深い記事です。「コンビニ受診」で苦闘している医療関係者のブログでもある程度その実情はつかめますが、その事情を医療者側、受診者側の両方から取材してまとめています。それを読むと、「コンビニ受診」とは単に勝手な受診者が引き起こした現象というよりも、日本の社会の特色を背景にしていろいろな要因が重なって出てきた現象ではないかと思わされます。良い記事と思いますので、要約して紹介してみましょう。
(要約、引用ここまで)「現場は」
救急病院に夜遅くやってくる軽症患者らのわがままな振る舞いに疲れて救急病院を辞めた救急医の嘆きをイントロに、救急搬送数は1996年の324万人が2006年に489万人と5割増え、増えた分の6割を軽症者が占める、と言っています。
「理由は」
救急病院に「軽症患者」が押し寄せる理由を杏林大学医学部付属病院(東京都三鷹市)の協力で平日の4月28日と休日の29日、救急外来に来た患者に受診理由などを尋ねています。
回答した78人のほとんどは受診そのものは必要と思われるケースだったが、夜間休日でなければなかったかというとそうも言い切れないと分析しています。4割の30人は発症したのが昼間の診療時間帯だった、と。その例がいくつかあげられています。
トラック運転手(男性、68歳)は平日午前、引越し作業中にトゲが指に刺さった。痛いのを我慢して仕事を終えた後、救急外来に来た。「仕事は途中で抜けられず、明日も仕事。客相手で休めない。」
看護士の女性は、2歳の娘を夜に連れてきた。前日からの熱が39度に上がったという。「有給休暇を使い切り、休めなかった。専門医のいる昼間の方がいいのはわかっているけれど...」
5日前に頭をぶつけ、検査を受けに来た金物工(男性、21歳)は「こんな軽い症状で仕事を休むなんて、上司に言えない」
仕事と治療のどちらを優先するかの判断は人により異なる。労働環境が左右し、「働きすぎ文化」も残る。60代の大学職員は、心筋梗塞と肺炎を起こしていたのに、夕方倒れるまで仕事していた。20代の男性は、インフルエンザによる高熱で吐き気もあるのに出勤し、周りに「帰れ」と言われるまで働いていた。
杏林大学医学部の山口芳裕教授(救急医学)によると、軽症と思って救急外来に来る患者のうち1割は重症。「患者が自己判断で受診を控えるのは危険もある」と指摘する。
24時間活動する社会に呼応し、時間外受診はさらに増えるとみる。「夜間休日に見る医療機関を増やす一方、救急病院では緊急性の高い患者が優先されるという認識を患者も持ってほしい」と話す。
「対策は」
災害医療などで知られる、治療の緊急度が高い人を見分ける「トリアージ」という手法を救急医療に採り入れて、殺到する患者の治療の順番を判断している、子ども専門病院の国立成育医療センター(東京)の救急センターの例では、専門の看護士(トリアージナース)が付き添いの親から症状を聞き取り、体温や心拍を測り、「蘇生」「緊急」「準緊急」「非緊急」の4段階で判定し、緊急以上だと15分以内に医師が診察し、準緊急以下は、救急搬送でも待合室で待つ、という方法です。2006年は3万8500人のうち、15分以内に診察が必要だったのは1割。救急車で運ばれた患者でも3割にとどまったということです。当初あった、「順番を抜かれた」という患者からの苦情も今はほとんどなくなっているということです。
安易な救急車利用の抑制と適切な受診をうながすため、東京消防庁は2007年6月以来、電話相談「#7119」を都内向けにやっているそうです。また、子どもの急変について電話相談できる「#8000」(夜間、休日)は今、富山、鳥取、長崎、沖縄を除く43都道府県にあるそうです。
また、「こどもの救急」サイトは http://kodomo-qq.jp
市民側の動きとして、兵庫県立柏原病院にかかるこの母親らがつくった「小児科を守る会」が「コンビニ受診を控えよう」と呼びかけている例があげられています。
医療の専門家でない市民にもある程度の知識と判断力が必要、医者に行くことや病気で仕事を休むことで後ろめたくならないための労働環境の改善と啓蒙も必要、そしてもちろん、医療機関の体制を充実させることも必要、そう思いました。医師の待遇や医療現場の労働環境の整備も必要です。疲れきった医師や看護士に診てもらうのではなく、心身リフレッシュした疲れのない医師や看護士に診てもらいたいからです。
行政は全国の医療機関を調査して救急診療の実情や夜間・休日診療に来る人たちの理由まで正確に把握し、それに沿った病院や医療者や設備の配置の後押しにつとめることができるはずです。また、市民に対して医療についての基本的知識を提供することも望ましいでしょう。場合によっては中学や高校の保健体育の授業に取り入れることも考えてよいのではないでしょうか。
このように、考えること、調べること、やることはいろいろあります。そういう基本的な仕事をきっちりとできる行政にならないものでしょうか。
なお、この件について熱心に取り上げているのが、医療関係者ではないですが、ブログ「誰に投票する?」のアイスゆずさんです。この問題についていくつかのブログを立ち上げて記事を書いてがんばっていらっしゃいますので興味を持たれた方はぜひどうぞ。
●誰に投票する?
http://39774186.at.webry.info/
●みんなの救急医療(ブログ)
http://ameblo.jp/icedyuzutea/
●みんなの救急医療(サイト)
http://icedyuzutea.web.fc2.com/
また、「白鳥一声」のbirds-eyeさんも記事にしています。最近忙しいようだけど、お元気かな?
●白鳥一声
コンビニ受診について (※訂正あり)
http://8910-1000.at.webry.info/200803/article_7.html
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●News for the people in Japan
マス・メディア 問い合わせ用 リンク集
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14件のコメント
[C3954]
- 2008-06-11
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[C3962] おーい
それに軍や警察が国民を守るために動いた歴史なんざ有史以来ありましたっけ?結果的に守る羽目になったから動いた例なら数知れず思いつきますが。
加えて今の世の中これだけインフラに頼りきっている生活では敵軍が上陸してきた時点で終わりです。昔みたいに井戸水やかまど、薪の燃料で生活するでなし、電気やガスは最初から破壊目標だろうし。今の殆どの日本人が電気もガスも水道もない環境で生活できるとは思えませんしねえ。
更に言うなら日本潰すのであれば軍事力なんてたいそうなもの持ち出さなくても経済封鎖して交流ストップし、海外資産凍結するだけで簡単にパンクですが?
どこかの困った誰かさんみたいに軍備軍備と喚いてると他国と戦争したがってる武装オタクと思われますよ?ではいっその事国民皆兵制度にして、一億総体制で敵の上陸に備えて自動小銃、拳銃とナイフを常備するようにして、自宅には対戦車ミサイルを装備、幼少時から全員軍事訓練をするようにしてみましょうか。で、些細な争い事ですぐに内乱に結びつくようにね。今のイラクも真っ青の無秩序状態ですな。J・G・バラードの「ハイーライズ」なんてそういう話でしたし確か。あれは超高級マンション内の内戦でしたけど。
それはさておき本題です。
確かに医師不足、看護士不足は凄く深刻な問題ですね。看護士はナイチンゲール精神に縛らされ、重労働かつ命にかかわる仕事ですから緊張もひとしおでしょうし。
医師は医師で緊急などだとあらゆるケースに対応しなければいけないし、給料がよいと言ってもそれ以上の重労働でしょうし。「医は仁術」と「利益を生み出さないと成立しない」の間に挟まれ、大変な事と思います。
加えて患者本人の都合もあるわけで、医師や看護士などの「専門家」にとっては「大したこと」ではなくても「素人」にしてみれば「凄く不安」なわけですよ。昔はそういう状態に対して祖父祖母なり近所の方なりの知恵や助けという「安全装置」が働いていましたが、今の世の中家族同居率は現に今核家族化で非常に低く、そういった「側面からの援助」が期待できません。
そうなるとこのような場合は「医療関係」以外に救助手段が無いわけで。要は「解決手段」が1点に集中しすぎている事に問題があるのではと思います。
これは「育児問題」などにも言える事かと思います。
こう言ってしまうのも何ですが、そろそろ効率一辺倒の生活様式を見直す時期に来ているのかもしれません。なんだか上手く纏まりませんが…
- 2008-06-11
- 編集
[C3983]
ほかのエントリーでも他の方に指摘しましたけど、なんでわざわざ左翼って書くのですか?
この場合は「村野瀬さん」でもいいじゃないですか?
と、それはさておき
>比較的単純なケガ、風邪などに限定して看護師さんが診断・治療できるようにする
は、私はちょっと怖いですね。
診断、は医師の境域であって看護とは違う。
看護師は医師の判断の元に薬剤の投与はできるけれども、看護師の判断によって薬剤を投与する事は法律違反です。
それから、比較的単純なケガ、風邪と判断する事自体すでに診療なんですよ。
その判断を看護師が負う事はできないし、その判断する仕事として医師の国家資格があるんです。
じゃ、法律変えちゃえって話にもなるかもしれませんが、それじゃあ医師と看護師の違いってなんなのでしょうね?
看護師も足りていませんよ。
たとえば都立の看護学校は「看護師は足りている」との認識で、すでに何校かが廃校になっています。
民間病院の看護師獲得は激化してして、夜間救急に廻すどころか病棟を閉鎖せざるを得ない病院も出てきています。
- 2008-06-12
- 編集
[C3984] To 六月さん
村野瀬さんということに限定せず、左翼的心情を持つ方全般を指したつもりです。
左翼・右翼というラベリングは単純すぎるきらいはありますが、わかりやすいところがいいですね。
米国でもリベラルと保守というラベリングが一般的ですが、判断基準は中絶、同性婚、移民といったところでしょうか。
日本の場合、判断基準は9条、日米安保あたりですね。
>>比較的単純なケガ、風邪などに限定して看護師さんが診断・治療できるようにする
は、私はちょっと怖いですね。
そうですね、投稿した後でまずいと思いました。
どういう対策が考えられるか、ご提案いただくとありがたいです。
- 2008-06-12
- 編集
[C3992] ご紹介ありがとうございます。
ご紹介、TB、ありがとうございます。
色々なブログの管理人様とお話して、私のHPを見ていただいて、感想を頂いたりしています。ものすごく、勉強になります。
医療制度や医療従事者の待遇改善は絶対に必要です。でも、1ヶ月や2ヶ月ではどうにもなりません。(たぶん、1年でも足りません。)
「みんなの救急医療」というHPとブログは、瀕死の病院の命をつなぐために作りました。瀕死の病院に対して、私達が今すぐに始められる応急処置として、「自分でも明らかな軽症だと思っていて、昼間に仕事もなく、特に理由もなく夜間2次救急の外来を受診する」という患者を減らすために、作りました。
あくまで、死にそうな病院に対する、私達が今すぐに出来る応急処置として作りました。だから、医療制度について詳しいことを書けなくて、不満に思っていらっしゃる方が多いと思います。
でも、日本の病院は、今とても深刻な状態なのです。だから、あくまで応急処置のつもりであのHPとブログを作りました。長くとも、半年ぐらいでやめるつもりでした。
でもHPは、ほとんど見てくださる方がいません。
どうしてでしょうか?
共感できない内容だからでしょうか。どの部分が、共感できないんでしょうか。
よろしかったら、村野瀬さんの率直なご意見をお聞きしたいです。
- 2008-06-12
- 編集
[C3993] >アイスゆずさん
内容に共感できない、ということはないと思います。私はほぼ納得しました。内容がまっとうすぎて(?)みんなそのまま納得しているのではないでしょうか。
とはいえ、「色んなご意見 と管理人の意見」では、「文句のための文句」みたいな意見も多いですね。「今さら何を言っているのか。」という「ご意見」には笑いました。「手遅れだと考えるなら、今さら何をコメントしているのか。」と返事したくなりました。笑
この現状、どうしたらいいか?確かに一朝一夕ではできないでしょうけど、病院、設備、医師、看護士、医療従事者を十分に配置し、医療・福祉・労働政策にもっと予算を回すことだと思います。もちろん、知恵も出すのですが。こういうことを言うと、財源はどうする、と言う人がいるわけですが、簡単に言うと、応能負担原則で、お金のある所から出していただきましょうよ。利益をあげている法人、企業。高額所得者。キャピタルゲイン。国家予算の中で不要不急なところを命にかかわる施設である医療機関に回すことにどうしてそんなに抵抗があるのか、不思議です。
そもそも、医療保険を黒字化する、という政府の「目標」は人間の健康を切り捨てて、保険料だけは徴収する、ということですよね。医療や福祉は営利事業じゃないんですから、黒字化が目的になるのは話が逆さまです。必要な予算を使うべきだと思います。主権者である納税者のために。
- 2008-06-12
- 編集
[C3994] 有難うございます。(^▽^)
多くの人がそう思っていると思います。
でも、現実には、それが実現されるまでに救急が廃止され、小児科や内科がなくなります。
病院がなくなる地域も出てくると思います。
おおげさじゃなくて、新聞記事にも出ている現実です。
仮に今選挙があって、野党が勝ったとしても、半年や一年では無理です。
時間外料金の徴収が始まって「コンビニ受診」が半減した、という記事がありました。
それは、違うと思います。
減ったのは「コンビニ受診」だけじゃなくて、受診が必要なのに経済的な余裕がなくて受診できない人だと思います。
村野瀬さんは、「救急外来を上手に利用しよう」と呼びかけて患者が減ることと、時間外料金の徴収が始まって患者が減ることと、どちらが良いと思いますか?
誰が何と言おうと、現実に、時間外料金の徴収をする自治体は増えると思います。
そうするしかないからです。
時間外料金の徴収を決めた人を責められないと思います。
そうしなければ、救急を廃止したり、病院をつぶすしかなくなるからです。
救急がなくなれば、軽症だろうが、重症だろうが、誰も受診できなくなります。
科がなくなったり、病院がなくなれば、昼だろうが、夜間だろうが、誰も受診できなくなります。
もちろん、もっと予算を投入すべきだと思いますが、とても、とても間に合いません。
現実に、間に合いません。
どうしても仕事を休めなくて、夜に受診したという方もいると思います。そんな方に、受診を控えてもらいたいとは絶対に思いません。
母子家庭で、母親が遅くまで働いていて、どうしても子供を受診させるのが夜になってしまった、という人に、受診を控えてもらいたいとは絶対に思いません。
救急医療の現実を知らないで気軽に受診してしまう人や、夜間の2次救急を単なる夜間診療だと思って受診してしまう人に、この問題を知らせるべきです。
知らせなければならないと思います。
知らせなければ、今夜も何も知らないで夜間に2次救急を受診してしまう患者がいるかも知れません。
救急がなくなれば、困るのはその患者自身です。
自分で自分の首を絞めるようなものです。
知らせることが、その患者のためでもあります。
どうでしょうか?多くの方に共感して頂けるでしょうか。
もし、おっしゃって頂いたようにまっとうな意見なら、どうしてこの問題が広まっていかないんでしょうか。
「コンビニ受診を控えよう」というと、必ず「仕事で夜しか受診できない人もいる。」という意見が出ると思います。私自身もそう思います。
でも、だからといって、「コンビニ受診を控えよう」と呼びかけなくてもいいということにはなりません。
「コンビニ受診」という言葉が、受診を過剰に抑制してしまうんじゃないか、という意見もあると思います。私自身もそう思います。
でも、だからといって、この問題を知らせなくてもいいということにはなりません。
無理に受診を控えさせるようなことが絶対にないように、十分注意しながらも、この問題を知らせなければならないと思います。
でも、どうしてでしょうか。多くの方は、「仕事で夜しか受診できない人もいる。」「コンビニ受診という言葉はどうか。」と言った後、この問題に関心をなくしてしまうようです。
「コンビニ受診はけしからん!」と言っていた人でさえ、「けしからん!」と言った後、この問題に関心を失ってしまうようです。どうしてでしょうか。
どうして、それぞれ言いたいことを言った後、この問題に関心を失ってしまうんでしょうか。
こちらでご紹介頂いて、私のHPを読んでくださって、ある程度納得して下さった方も、自分のブログでこの問題を紹介しようとする方はいないと思います。
みなさん、医療についてとても心配して、真剣に議論していらっしゃるように思います。
でも、この問題を自分のブログで広めようとは思わないと思います。
どうしてだろうか…と、考えています。
長くなってしまいました!
すみません。(^^;)
- 2008-06-13
- 編集
[C4007] 対応と対策
なるほど、「国歌、国旗強制に反対する人」は含まれていないんですね。
私は、左翼・右翼はわかりやすいかもしれないけれども、単純すぎると思います。
人によって判断基準がまちまちなのに、それでいて左翼・右翼と書くことで対象を共有できた気分になっているのが、時に議論の邪魔にさえなると思っています。
また左翼・右翼のグループに落とし込むことで、議論があたかもその2つの単純な対立構造の様になってしまうのも、やはり議論する上での邪魔になっていると思います。実際はそんな単純な話ではないですよね?
だから具体的な呼び掛けの方が誤解がないと思います。
本題に戻します。
oldmanさんの意見にケチつけちゃいましたけど、私も別段良い対策があるわけではありません・・・。
しかし、時間は掛かるけれども根本的な「何か」が必要だと思っています。
私は「対応」は応急処置、「対策」は根本的な対応と前提して話をしますが、「対応」については、とんと考えが浮かびません。あるとしたら、そのひとつはアイスゆずさんの呼びかけの、安易な受診抑制にならないような、救急医療のあり方を伝えていく事だとは思っています。
「対策」については、村野瀬さんの
>行政は全国の医療機関を調査して救急診療の実情や夜間・休日診療に来る人たちの理由まで正確に把握し、それに沿った病院や医療者や設備の配置の後押しにつとめることができるはずです。
という記述がひとつの答えになるかな、と思っています。
例えば、公立でない私立の病院が経営が悪化し倒産してしまうのは自己責任かもしれませんが、極端な話、結果このエリアには病院は一つもありませんが、それは行政の責任の範疇ではないのでそのエリアの人々は我慢して下さいねーって話にはならないと思うんですよね。
人が生活する上でのインフラを整えるのが行政の仕事の一つと思うなら、病院というものは責任の範疇に入ってくるわけです。
区市町村、都道府県、国のレベルでそれぞれに行なうべき事があるはずなんです。
これは特定の方には皮肉な物言いですが、外からの脅威(中国?北朝鮮?)から国民を守るだけでなく、こういう所で命を守って欲しいと思うわけなんです。私は。
一番単純な解決方法の一つは、診療報酬を今の倍にすれば、病院も人件費に廻せるので、もっと給与を上げたり、人を増やすこと事で過酷な労働条件を改善することは可能ですよね。
子持ちでも働ける労働条件なら、休止中の医師や看護師さんたちを掘り起こせる可能性もあるし。
そして、診療報酬引き上げは直に一部負担金に響くので、社会保障を充実させて、1わり負担、年齢によっては無料にすることで受診抑制も防ぎます。
ちなみに、日本の医療は、国民一人当たりのコストはものすっごい低いです。
こんな安上がりで、平均年齢が高いのは異常なくらい。
元ネタはすぐに提示できませんが、これホントです。
・・・と医療界の末席の六月の弁でした・・・。
- 2008-06-13
- 編集
[C4046] 一番大事なことが、全然伝わりません。
みんな他のことに気を取られています。今、すぐに伝えなければならないこと、上手に救急外来を利用しよう、と呼びかけることに関心を持ってくださる方が、一人もいません。
同じことを何度も書いてしまいますが、救急がなくなれば、どんな人も受診できなくなります。もちろん、昼間は仕事でどうしても休めず、夜に救急に行くしかない、という人も。だから、昼間、なんとか仕事を休める人には、昼間に言って欲しいと伝えるべきじゃないでしょうか。
このままでは、時間外料金の徴収が始まります。昼間は仕事で休めず、夜間救急に行くしかない、という人の中には、経済的に楽じゃない人もいるはずです。時間外料金の徴収が始まれば、もっと苦しくなります。だから、時間外料金の徴収じゃなくて、呼びかけることで患者を減らすことが出来るなら、その方が良いに決まっています。
村野瀬さん
>医者に行くことや病気で仕事を休むことで後ろめたくならないための労働環境の改善と啓蒙も必要、
私もそう思います。だから、この問題を多くの方に知って頂いて、自然に経営者の方の耳に届かせようとしています。だから、「みんなの救急医療」というアメブロのブログを、経営者の方にも読んで頂ける様に、「〜で働く社長のブログ」とか、「社長の〜日記」のような経営者の方のブログに、「ペタ」という私の足跡を残すという方法で、一人でも多くの経営者の耳にこの問題を届かせようとしています。バカじゃなければ、自分の会社はきちんと休みが取れるようにしようと思うはずです。
この問題を、今すぐに一人でも多くの人に伝えるべきです。今伝えなければ意味がありません。すぐに、時間外料金の徴収を始める地域が増えて行きます。
救急がなくなる、小児科や内科がなくなる、病院がつぶれそうになる、という深刻で緊急の問題がテーマなのに、どうして、ここで「右翼」とか「左翼」について話し合っていらっしゃるんでしょうか。不思議でたまりません。
- 2008-06-15
- 編集
[C4047] 簡単なことが難しい
…ていうか一般に技能職ってのは、経験を積まないとどうにもならない。技術職や管理職みたいにどっかの入門書を読んで得た知識を展開できる頭脳ってだけじゃどうにもならない。
そういう技能者の不足が明らかになってしまった今、できることはその事実を受け入れて社会の方が変わることじゃないのか…少なくとも、即効性のある対策はこれしかない。
医療従事者の量の確保は、今の時点で現実的な対応とはとても思えない(中長期的には話は別です)。
そういうことであれば、アイスゆずさんのご指摘の通り、社会の側が少ない医療従事者のリソースに対応できるよう、「いつでも休める」労働環境を作ることが最優先される事項であるのは簡単な道理なのですが。
その簡単なことが何故できないのか?
そこには旧態依然とした使用者の感覚が立ちふさがっているのではないかと思われます。
外資企業の一部ではステークホルダーの中に従業員を含めて、そういう環境を作る努力をしていた会社もあるのですから。
- 2008-06-15
- 編集
[C4048] とみんぐさま
でも、私が今一番、今すぐに皆さんに伝えたいことは、もっと簡単なことです。
「救急外来を上手に利用しよう!!」
「そして、このことを今すぐに一人でも多くの人に伝えよう!!」ということです。
皆さんのブログで、「コンビニ受診」の問題について書いて知らせて欲しい、ということです。
どうして、関心を持ってもらえないのでしょうか。
- 2008-06-15
- 編集
[C4049] >アイスゆずさん
>「今は、病院の緊急事態だから、不要不急の救急外来の利用を控えよう、それも、医師不足がある程度解消されるまでの間だけ」
私は幸い救急外来の利用に追い込まれたことはないのですが、どうしたら広まるのでしょう。私も記事を書いてトラックバックする、比較的親しく交流しているブロガーの人にはコメント欄などを通じて特にお願いする、そういう方法しか思いつきません。
新聞に投書して啓発の記事を書いてほしいとお願いする、というのも一つの手かなと思います。
アイスゆずさんの「足跡ペタ」方式もいいと思います。
アイスゆずさんのコメントで私に問いかけられていたことがありましたね。時間を見つけて答えられるようにがんばります。
そうそう、こういう記事にもすぐに左翼だなんだということを言い出す人がいるのは確かに不思議です。なんでも左翼やサヨクのせいにしたり「これだからサヨクはキイキイ」と言い出す人のコメントについては、管理人としてなんらかの手を考えないといけませんね。
- 2008-06-15
- 編集
[C4056] 村野瀬さま
>新聞に投書して啓発の記事を書いてほしいとお願いする
>記事を書いてトラックバックする、比較的親しく交流しているブロガーの人にはコメント欄などを通じて特にお願いする
おっしゃる通りだと思います。私も、その方法は知っています。
いつも村野瀬さんが一生懸命記事を書いていらっしゃって、少しでも多くの人に関心を持ってもらおうと頑張っていらっしゃること、苦労されていること、よく知っています。
そんな村野瀬さんに対して、「関心を持ってもらえない」と、だだをこねているわけじゃないんです。
(^^;)
私が言いたいのは、
「上手に救急外来を利用しよう。上手に救急外来を利用しようと、他の人に呼びかけよう。病院が瀕死の状態の間だけ。」という記事を書くと、村野瀬さんが記事で書かれたような意見が必ず出て、それから、その後、「上手に救急外来を利用しよう。」と呼びかけて下さる方がいない、ということです。
その理由を知りたいのです。
もしHPの内容に問題があるなら、書き直したいのです。
「上手に救急外来を利用する」ということは、どんな意見とも対立しないはずだと思います。
もちろん、村野瀬さんの意見とも。
だから、理由がどうしても分からないのです。
どうして「上手に救急外来を利用しよう。」と呼びかけることに、関心を持ってもらえないのか、知りたいのです。
お返事は、頂かなくても大丈夫です。
もう少し私の考えをよくまとめて、また自分のブログで記事を書きます。
- 2008-06-16
- 編集
[C4084] アイスゆずさんへ
病院って大切なものだけれども、平時には大切さが分からないのが、アイスゆずさんの疑問のひとつの答えなのかなぁ・・・と思いました。
私自身まだ健康で持病もなく病院に行くことがほとんどありません。
急病や怪我で夜間に病院に駆け込んだ経験もないので、医療関係の仕事についているから身近には感じますが、そうでなかったらこれが切迫した問題だと思えないかもしれません。
- 2008-06-16
- 編集
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[T9900] What happened to building 7?⇒英国の有力経済紙の記事化によって911問題は新しい次元に入った。
- 2008-06-11
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[T9899] 08年6月11日 水曜日 憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次
- 2008-06-11
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[T9898] つらい・・無差別殺人・・
- 2008-06-11
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[T9897] 2005・9・11詐欺まがい郵政選挙に乗っかって90代91代と選挙(衆院選)の洗礼なし内閣はもはや許されない。解散せよ!!!
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[T9895] 競争というふるいの上に残った人たちを養うために税を払っているのではない。私たちが安寧に暮らしていくためにこそ、税を納めているのです。
- 2008-06-11
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左翼は「国家」がお嫌いのようですが、ゴタゴタ並べる文句は結局の所国家に頼り切って、すがりついているだけじゃないですか。
確率がどんなに低くても、頼りにする国家が消滅する可能性について真剣に心配すべきではないでしょうか。日常的な心配をするなと言っているわけではありません。両立することなのです。
憲法9条を守ることが、大切な私たちの国を守ることにつながるのかどうか、左翼の皆さんは真剣に再考すべきでしょう。「日本が暴走する」などという「たわごと」を忘れ、発想の転換をすべき時ではないでしょうか。
ところで、本日のテーマであります「コンビニ受診」ですが、私も身に覚えがあります。夜中なのに大勢の人が群がって戦場のような雰囲気でした。なんとかしたいですね。
一つの提案ですが、比較的単純なケガ、風邪などに限定して看護師さんが診断・治療できるようにする、というのはどうでしょうか。きちんとした教育と、インターネット上でのバックアップ体制を整えれば可能なのでは?