日本の政治が良くならないのは、日本国民の多くが良くない政治を「支持」しているからです。



安倍内閣の支持率が下落しているとの世論調査結果が2017年6月18日に発表になりました。各社の数値を加味して世論調査結果を吟味しているはるさんのツイートからまずどうぞ。
内閣支持率・不支持率(全社平均)
— はる/三春@みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) June 18, 2017
6月18日発表の共同通信・毎日新聞・NNNの世論調査を反映しました。内閣支持率は3社とも安保法採決(2015年)以来の低水準となっています。(各調査社の数値は偏りを補正したものを表示しています) pic.twitter.com/4WzpUTMvVZ
報道機関によって差がありますが、安倍内閣支持率の下落傾向は明らかです。問題は、この傾向が不可逆的なものか、忘れっぽく考え深くない日本人のいつもの例にもれず一時的なものかが気になります。安倍自公内閣のこういう暴政はたまたまではなく、彼らの本質なのですから、「安倍内閣不支持」の意思を長く持ち続けることが日本国を良くしたい人に必要なたしなみだと思います。
各報道機関にとっても、安倍の記者会見などでは厳しいツッコミを入れることが使命です。
明日の安倍首相の記者会見。記者の第一問目は決まっている。「国民に説明したいことがあるならなぜ国会を閉じたのですか。予算委員会なり証人喚問なりすればいいのに、なぜ一方的に喋れる記者会見の方法をとったのですか。」
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) June 18, 2017
明日の安倍首相@AbeShinzo記者会見、なぜするかといえば「支持率対策」、加計問題を国民の目から誤魔化す目的で行われることは、もはや誰の目にも明白なのだから、記者たちは安倍首相の発言の一言ひと言に、批判的見地から、徹底的に通告なき質問を浴びせ攻撃すべきだ。でなければ、茶番だ。
— きむらとも (@kimuratomo) June 18, 2017
各報道機関の世論調査で続々と政権支持率急降下が報じられる。国会が閉会した後、いまこそメディアの力が問われています。政治の中枢を取材する各社政治部記者に本気を見せてもらいたい。市民は「メディアは頑張れ」と電話やメールでもう一押ししていきましょう。諦めないことが重要です。
— 未来のための公共 (@public4f) June 18, 2017
会見と言っても、記者が突っ込まないならただの政府広報になる。それが狙いなのが見え見え。国会であれだけチャンスがあったのにひたすら逃げ続けた挙句。各社、精鋭記者を送り込んでください。質問に答えないなら、報道すべきじゃない。 https://t.co/3TVkoIRtAK
— 平野啓一郎 (@hiranok) June 17, 2017
毎日新聞が実施した世論調査において、安倍内閣への不支持率が44%と、久々に支持率(36%)を上回る結果となりましたが、自民党が強硬手段に訴えかけた時だけ反発しても意味がありません。それで連中は慢心し、より過激な行動に走るのです。「国民は時間が経てば忘れる」と思わせてはなりません。 pic.twitter.com/VgrDAEpiG0
— 異邦人 (@Medicis1917) June 18, 2017
日本の政治が良くならないのは、日本国民の多くが良くない政治を「支持」しているからです。
土日に行われた報道各社の内閣支持率等の世論調査が発表されている。共同通信で支持44・9%・不支持43・1%、毎日新聞で支持36%、不支持44%と、いずれも支持率は10ポイント低下している。ただ、「国民はやがて忘れる」という経験則にあぐらをかく側は、「一時的現象で想定内」とする。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) June 18, 2017
これでも支持率が高過ぎるぐらいだと思いますけど、問題は政権に対する怒りや不信感が持続するか否かなんですよね。連中のもつ傲慢な本質が露わになった時だけ危機感を持つようでは遅い。 https://t.co/xGND3rKMNa
— 異邦人 (@Medicis1917) June 18, 2017
各新聞社、通信社の世論調査で軒並み支持率が下がり支持・不支持も逆転を見せ始めている。「潮目が変わった」ともいえるがこの流れを再度逆転させないためにも野党議員は躊躇せず、恐れずに今まで以上に街頭に出て国民に直接語りかける努力をして欲しい。必死で嘘のない言葉は何よりの"武器"になる。
— Siam Cat_036 (@SiamCat3) June 18, 2017
報道各位は、卑怯者の言い訳のタレ流しに加担することがないようにお願いします。菅官房長官を総理執務室に逃げ込ませた、東京新聞の望月記者を見習って、辞任させるぐらいの勢いで質問責めにしろよ。
— きづのぶお (@jucnag) June 18, 2017
『安倍首相、19日に記者会見』(時事通信) https://t.co/wacQbpNI29
明日の安倍首相の会見で、メディアが支持率急落をフォローするような空気を作るか、「納得していない8割の世論」の代弁者として、さらに厳しい質問を浴びせることができるか、これはかなり重要な局面。今ごろ官邸も必死に動いてるでしょうね。https://t.co/ghCXl26lTi
— きづのぶお (@jucnag) June 18, 2017
各報道機関の世論調査で続々と政権支持率急降下が報じられる。国会が閉会した後、いまこそメディアの力が問われています。政治の中枢を取材する各社政治部記者に本気を見せてもらいたい。市民は「メディアは頑張れ」と電話やメールでもう一押ししていきましょう。諦めないことが重要です。
— 未来のための公共 (@public4f) June 18, 2017
国会が閉じている間は、マスメディアの頑張りが必要です。たとえば東京新聞の望月衣塑子にならって、政府との記者会見では記者たち全員が協力して政府を鋭く追及することが必要です。また、市民からは、「安倍内閣の問題をとことん追及せよ」と報道機関に促す必要もあるでしょうか。
野党国会議員も、国会が閉じていても国会開会を要求し続けることが必要です。さらには、街頭に出て、一般市民に語り掛けることが必要です。共謀罪廃止を選挙公約のトップに掲げることも必要です。
弁護士のみなさん、たとえば日弁連は共謀罪に反対したのなら、共謀罪で不当にも逮捕された市民を支援する対策を日弁連あげて構築することが必要です。
一般市民にも、世論調査で「安倍自民党政権を支持しない」と表明する勇気、あるいは選挙では自民、公明、維新に投票しないで、自民、公明、維新の暴政を最も鋭く追及した政党や議員に投票する勇気が必要です。
●国会議員への投書のための「議員一覧ポータルサイト」 (1)→国会議員いちらんリスト - 政治家(衆議院議員475名 & 参議院議員242名)に声を届けたい人のためのサイト ; (2)→http://publistella.jp/
●メディア一覧 - 私たちの声を国会へ→http://rpj-action.jimdo.com/%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E4%B8%80%E8%A6%A7/
●他の社会系ブログに行くにはうちの「私的リンク集 (適宜更新)」経由で→http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-136.html
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