
2015年7月末、参議院議員選挙における一票の格差を是正するはずの改正法案を、まったく不十分なまま自民党(と維新、元気、次世代、新党改革の各党)が可決してしまいました。
民主、公明、生活の三党と無所属クラブが格差を1.95倍に抑える法案を用意したのに、自民党政権は格差2.97倍の法案を可決したのです。自党にとってより不利な是正案を避ける目的が透けて見えます。記憶のためにまず報道の記録。そして、一票の平等を実現する制度を作るために必要な手順についての提案をその次にしたいと思います。
●中日新聞(CHUNICHI Web)
一票の格差、依然2・97倍 参院、改正案可決
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015072502000057.html
2015年7月25日 朝刊
参院選で隣り合う二県を一つの選挙区にまとめる合区(ごうく)を二つ導入し、選挙区定数を「十増十減」する公職選挙法改正案は二十四日の参院本会議で、自民党と野党四党の賛成多数で可決された。来週の衆院本会議で可決、成立する見通し。来年夏の参院選で初めて合区が導入される。ただ「一票の格差」是正をめぐっては、最高裁が「違憲状態」と指摘した二〇一三年参院選の最大格差が四・七七倍だったのが、最大二・九七倍に縮小するにとどまり、違憲の懸念を残した。
改正案は自民、維新、元気、次世代、新党改革の与野党五党が共同提出。「鳥取・島根」と「徳島・高知」をそれぞれ一つの選挙区に統合し、いずれも定数二(改選数一)とする。長野、宮城、新潟は定数が四(同二)から二(同一)に減少。北海道、兵庫、福岡の定数は四(同二)から六(同三)、愛知は六(同三)から八(同四)、東京は一〇(同五)から一二(同六)へとそれぞれ増える。
採決は記名投票で行われ、賛成は一三一、反対は一〇三。民主、公明、共産、社民、生活の各党に加え、政党に属さない議員でつくる会派「無所属クラブ」、無所属議員が反対した。
民主、公明、生活の三党と無所属クラブは、二十県・十合区を含む定数「十二増十二減」で最大格差を一・九五倍に抑える改正案を共同提出していたが、自民など五党の法案が先に可決されたため、採決されなかった。法案の採決で与党の自民、公明両党の対応が分かれるのは極めて異例。
最高裁は一三年参院選を「違憲状態」と指摘した判決で、「投票価値の平等」は憲法上の要請として、都道府県単位で選挙区を設ける仕組みを改めるよう国会に促していた。五党案は、一〇年の国勢調査に基づく一票の格差が最大でなお三倍近くあり、投票価値の平等には遠い。
五党側も、抜本的な制度改革ではないことを認めている。五党案の付則には、一九年の次々回参院選に向け「議員一人あたりの人口の格差の是正などを考慮しつつ選挙制度の抜本的な見直しについて引き続き検討を行い、必ず結論を得る」と明記された。
<参院選挙制度> 参院議員の任期は6年で、3年ごとに定数242の半数121(選挙区73、比例代表48)を改選する。選挙区は現在、都道府県単位で、人口が少ない県にも最低2議席が配分されている。最高裁は「一票の格差」が最大4・77倍だった2013年参院選を「違憲状態」と判断し、都道府県単位の選挙区を改める必要性を指摘した。候補者名か政党名で投票する比例代表は、候補者個人の得票順で当選者が決まる「非拘束名簿式」を採用している。
(転載ここまで)
自民党、そして、維新、元気、次世代、新党改革には、一票の格差の是正をしようという意思はほとんどないということがこの2.97倍案可決のプロセスから透けて見えます。いくら付則に「議員一人あたりの人口の格差の是正などを考慮しつつ選挙制度の抜本的な見直しについて引き続き検討を行い、必ず結論を得る」と書いたとしても、より「是正度」の高い民主、公明、生活の三党と無所属クラブの1.95倍案を葬ったのですから、自民党には本当に格差是正する気があるのか疑わしいと言わざるをえません。
本当に一票の格差を是正するなら、こうするのが個別の党の利害を超えた公正な方法だという提案をうちのブログで過去に行なっていますので、それをもう一度ご案内します。
■一票の格差をめぐる選挙制度改革の最善の手順を提案。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-4300.html
2013/04/29 07:00
■民主的選挙制度が持つべき魂 (「一票の平等」裁判の判決によせて)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-4238.html
2013-03-31
(前略)
さて、こういう判決を受けて、選挙制度改革を行なわなければなりません。
選挙制度(小選挙区制とか比例代表制とか中選挙区制とか)や現実の区割りのやり方には、無限に可能性や選択肢があります。無限の選択肢の中で、どのような制度や区割りが望ましいか、どのように制度や区割りを決めていくか、最終的に何を選択するかについては、政治家、有権者、各政党や政治家の支持勢力などなど、いろいろな立場からの「案」がありえます。だから、各政党、特に与党や与党に近い政党は自分たちに有利なように制度をいじりたがります。
しかし、私は選挙制度の決め方について、客観的な出発点として次のことが基本中の基本であると考えます。民主的選挙制度が持つべき魂、と呼びたいと思います。
必要な考え方が二つあります。
第一に、「基本的人権の尊重」、「法の下の平等」、「国民主権」、「立憲主義」などの基本的用語を思い出すことです。これらの用語に要約される言葉の高貴な意味での民主政治の原則を徹底的に具体化した客観的な基準を定め、そこから逸脱しないことを政治家も有権者も各政党や政治家の支持勢力も全員、自らへの厳格なルールとして課することです。
第二に、現実の政治はどこまで不平等が容認されるかという下方向への競争ではなくて、どこまで民主政治の完成度を高められるかという上方向への競争をめざさなければならないことも、政治家も有権者も各政党や政治家の支持勢力も全員、自らへの厳格なルールとして課することです。
これはいわば「選挙制度以前」の問題であり、選挙制度とは別に政治家や有権者の意識と行動に定着していなければならない論理と感覚と姿勢です。この二つの基本的姿勢を厳守する意志無しでいくら制度をいじってもそこには民主政治の魂は全く入りません。
何倍までの格差なら容認できるか、とか、こっそりと自党(権力の座にある大政党)に有利な制度にしたい、とかいった「違憲すれすれゲーム」や「詐欺ゲーム」を政治家や政府が最初から続けている限り、いずれ一票の格差は拡大していきますし、制度自体も不平等、不公正なものに変容していくから、このような基本点を確認し徹底しなければならないのです。
そのうえで、第一の点で言った「民主政治の原則を徹底的に具体化した客観的な判断基準」を、本当に客観的に決めることです。いくつかの例をあげてみましょう。
たとえば、たくさんある選挙制度のアイデアの中から、それぞれのアイデアの一票の格差を計算してそれが「格差ゼロ」の数値である1に最も近い選挙制度を採用しなければならない、という「基準」。
あるいは、たとえば、選挙制度はできるだけわかりやすく論理的で、透明でシンプルであるものを採用しなければならない、という「基準」。
あるいは、たとえば、選挙制度は国民の選挙権と被選挙権に対して居住地や財産の多少や性別や職業などによって課される制約が最も小さいものを採用しなければならないという「基準」。
あるいは、たとえば、選挙制度は男女の政治家の比率をできるだけ一対一に近づけることが女男平等の原則にかなうから、そのための措置を含む制度でなければならないという「基準」。
あるいは、たとえば、民意の政治への反映の度合いを客観的に数値化してその数値が最も大きいものを採用しなければならないという「基準」。
各政党や国民各層などから出るであろうたくさんの選挙制度改革案や区割り案や定数案のどれを採用するかにあたっては、各案への賛成数が多いか少ないかという多数決ではなくて、これらの客観的基準を厳密に当てはめて、すべての基準で最も高いスコアを得た案を採用すべきなのです。
合理的で透明で民主的な選挙制度を作るとは、こういうことだと私は確信します。だからこそ、自分と自党の権力の獲得と維持にエネルギーのほとんどを使う今の与党と準与党の政治家に選挙制度改革をさせてはいけない、とすら思います。多数の議員が賛成した案を選ぶというのは民主的な制度を生み出さない危険性が高いと私は自信をもって予測できます。特に権力に近い政治家の知性や見識が低下、崩壊の一途をたどっている現状の日本では。
「有識者」でつくられているという「衆院議員選挙区画定審議会」だって、私が上に説明した考え方に厳密にもとづいて案を作っているかどうか、私は疑問に思っています。
最後に、冒頭の東京新聞の報道について一つ私の意見も補足させていただきましょう。
それは、「選出議員がいなくなる影響」について、「長期にわたり投票価値の平等に反する状態を容認する弊害に比べて政治的混乱が大きいとはいえない」という、広島高裁岡山支部の判決に含まれる考察はたいへん価値がある判断だということです。現在の日本の政治のような不平等な状態、そして、民意が政治に反映されない状態、一般国民の多くに負担と不安だけがしわ寄せされる暴力ばかりが加えられる現在の政治の状態こそを私は政治的混乱と呼びます。それ以上の混乱はないでしょう。
どのみち、日本の議員たちが行なおうとしているのは、議員定数を減らそうとするばかりの誤った政治なのですから、「選出議員がいなくなる影響」は「議員定数を減らしたことによる影響」よりも大きいとは全然考えられません。むしろ逆に、民意を政治に反映させるためには、議員数を増やすことこそが必要なのです。
(引用ここまで)
いわゆる自民党が一票の格差の是正をどのくらい先延ばしにするか、注目が必要です。また、いわゆる自民党が数年後に格差の是正に取り組むとして、どのように自党に都合のよい方法にしようとするかも批判的に注目することが必要です。
●国会議員への投書のための「議員一覧ポータルサイト」 (1)→
http://taro-yamamoto.jp/お知らせ/【反tpp・反秘密保護法!】全国街宣キャラバンス/ ; (2)→
http://publistella.jp/●マスメディアへの投書のための「News for the people in Japan」マスメディア問い合わせ用リンク集→
http://www.news-pj.net/link/media.html●他の社会系ブログに行くにはうちの「私的リンク集 (適宜更新)」経由で→
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-136.html
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法案の中身を知らない国民が大半ではないでし閉口トリチウムのゆるキャラに放射性物質を無害化する化学的作用はない。特殊詐欺を警戒するのと同じく、ゆるキャラ詐欺も警戒すべき。六ケ所村再処理工場のトリチウム排出も大問題2021年4月15日,日本キリスト教協議会は福島第一原発トリチウム汚染水海洋排出についての政府閣議決定に抗議する声明を発表しました。
その中では,
現実的には,現Takeshiぼうごなつこ (なすこ) @nasukoB @jgz485 さんの漫画は最高。ぼうご なつこさんの漫画に共感 ぼうご なつこさんの漫画は,気の利かない政治評論家や記者たちよりもずっと簡潔・適確に問題点を指摘していると思います。また,漫画に描かれる政治家や官僚が本人そっTakeshi「靖国神社思想の本音」 (メモ)中国に「侵略」を謝罪した元陸軍中将遠藤三郎 昭和20年代後半から30年代にかけて自民党と社会党の対立の中で社会党には有力な援軍がいて,「護憲三羽烏」と言われた3人がいました。
ひとりは近衛内閣の書記官長を務Takeshi「性風俗業は不健全」としてコロナ給付金の対象から除外することは政府による差別である。政府はすぐに差別をやめて、給付金を該当者に支払うべき。セックスワーカーへの給付金不支給は差別であり,合理性がない。 村野瀬さんの御意見に賛成です。
セックスワーカーであってもきちんと納税している限り(納税していない子どもたちにも支給されているのに),給付金の支給を行わないTakeshi出入国管理法の改悪は、日本政府による反人道的行為であり外国人虐待である。廃案にすべき。管理人様へこの手の話での自身の意見の開陳は「公務員法違反」の恐れがありますのでTakeshiさんが紹介していたアムネスティの意見に対して「別の視点からはこんな見方がありますよ」こっぱなお役人(流水管理中)「靖国神社思想の本音」 (メモ)日中戦争は侵略戦争だったことの証拠 「満州事変 政策の形成過程」(緒方貞子・岩波書店)から引用します。
将来戦ノ状況ヲ考察スルニ内愈々国力ノ充実全国民ノ訓練総動員的計画ニヨル全戦争能力ノ統制整Takeshi「靖国神社思想の本音」 (メモ)大正時代における靖国神社批判「戦没者合祀と靖国神社」(赤澤史朗・吉川弘文館)に1910年代から20年代における靖国神社批判に関する文章が載っていたので,紹介したいと思います。
吉野作造が彼の友Takeshi出入国管理法の改悪は、日本政府による反人道的行為であり外国人虐待である。廃案にすべき。Re: ちょっと政府(出入国在留管理庁)の立場でTakeshiさんに反論こっぱなお役人(流水管理中)さん、
これは、政府の本音を解説することが目的でしょうか。それとも、Takeshiさんの意見は正しくないと言いたいのでしょうか。その点はっ村野瀬 玲奈出入国管理法の改悪は、日本政府による反人道的行為であり外国人虐待である。廃案にすべき。ちょっと政府(出入国在留管理庁)の立場でTakeshiさんに反論>1 収容の目的を限定し,法律に明記すること
収容の目的は、「送還(国外追放)をすること」、その準備として拘束するということです
「正式な許可を得た」以外の外国人こっぱなお役人(流水管理中)「靖国神社思想の本音」 (メモ)「琉神神マブヤー」に見る沖縄の心 私は見たことがなかったのですが,「琉神マブヤー」というヒーローもののテレビ番組が2008年10月から12月にかけて,毎週土曜日6時45分から沖縄で放送されてたそうです。
Takeshi放射性物質で汚染された水を日本が海洋に長期間、大量投棄するなら、日本国と日本人全体が環境テロリストとみなされても文句は言えない。 #汚染水の海洋放出に反対します日本政府は諸外国にけんかを売っているのか。 放射能汚染水の排出についてはアルジャジーラもトップで大きくとりあげました。諸外国から日本政府の方針について好意的なものは皆無のように見えます。
海洋は日本だTakeshi「靖国神社思想の本音」 (メモ)大東亜戦争肯定論を批判する。 大東亜戦争肯定論というものがあります。戦争はやむにやまれず起こった自衛のためのものであり,欧米帝国主義からアジア諸国を解放するものであった,という論です。
Takeshi昭和は輝いていなかった、少なくとも1945年までは。 (テレビ番組「武田鉄矢の昭和は輝いていた」への批判的感想)テレビ番組について思う。 武田鉄矢が扮する「水戸黄門」は国民的なテレビ番組であるものの,権力に頼って権力を打ち負かし,平民がありがとうございますと感謝するのは,日本人の奴隷根性を増長さTakeshi出入国管理法の改悪は、日本政府による反人道的行為であり外国人虐待である。廃案にすべき。今でさえひどい入管法をこれ以上改悪してはならない。 アムネスティ・インターナショナル日本支部は2019年2月19日に国際人権基準に則った出入国管理及び難民認定法改正を求める意見書を発表しています。
日本の入管収容およTakeshi「靖国神社思想の本音」 (メモ)靖国神社と東京裁判東京裁判は「勝者による裁き」として,これを拒否する右派陣営の声が絶えることがありません。
サンフランシスコ講和条約の調印(1951年9月8日)は,配線後の日本を連合Takeshi出入国管理法の改悪は、日本政府による反人道的行為であり外国人虐待である。廃案にすべき。こんなことをやっていたら日本は難民条約に加入していますが、難民の受入れには否定的、世論もそれを支持しています。
事の発端はそこにあります。
そして外国人は受け入れても技能実習生の名のもと閉口出入国管理法の改悪は、日本政府による反人道的行為であり外国人虐待である。廃案にすべき。Re: 反世界・反人間な日本、最も罪深い共犯者は無関心な国民だ。無記名コメント様
コメントありがとうございます。
経験上、無記名コメントは公開しないことが多いのですが、いくつかの無記名コメントは内容を見たうえで公開してい村野瀬 玲奈出入国管理法の改悪は、日本政府による反人道的行為であり外国人虐待である。廃案にすべき。反世界・反人間な日本、最も罪深い共犯者は無関心な国民だ。Kurukuru89という人物のブログに詳しく記載されているのですが、もともと日本人というのは、人を「自分に都合のいい『モノ』」としか見ないという特性があるようです。立場(無記名コメント)「靖国神社思想の本音」 (メモ)A級戦犯と靖国神社「創られた天皇制」(裴富吉・同時代社)から引用します。一部重複する表現もありますが。
昭和天皇は,敗戦直後からの戦犯訴追の危機を「すべての責任を東條におっかぶTakeshiデジタル監視法、デジタル関連税金浪費法となるであろう #デジタル改革関連法案 は国民のためにならないと言える。 #デジタル監視法案に反対します #デジタル庁はいらないどさくさに紛れて法案が衆議院を通過 重大な法案であるにもかかわらず,デジタル監視法案が衆議院を通過しました。
審議時間はわずかだったと聞きます。
国民は新型コロナに心がいっぱいで,政府は五輪Takeshi天皇の記者会見から憲法関係の部分をカットするNHKは誰のために報道しているのか?明治天皇とは誰だったのか「創られた天皇制」(裴富吉・同時代社)から引用します。
1850(嘉永3)年1月 大室虎吉(のちの大室寅之祐=明治天皇)誕生。
1865(慶応1)年3月 全国の勤皇志士Takeshi天皇の記者会見から憲法関係の部分をカットするNHKは誰のために報道しているのか?天皇制は奴隷制か 藤田省三は「天皇制国家の支配原理」(みすず書房)の中の「『諒闇』の社会的構造」で次のように言っています。
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単なる布切れを破いたりしたら罰するぞという下らないものなのですが、少し(無記名コメント)「不法滞在」とはどのような犯罪なのか。 (「とほほのとほほ空間」からメモ)名古屋入管で死亡したスリランカ人女性 2021年3月6日,留学生だったスリランカ人女性(30代)Sさんが名古屋出入国在留管理局の収容施設で死亡しました。
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