「戦争放棄」と書かれたTシャツが議員会館入館拒否の理由になりそうに!



「戦争放棄」と書かれたTシャツを着た人が議員会館のトイレを借りようとしたら警備員によって入館を拒まれそうになったそうです。
仲間が議員会館のトイレを借りようと中に入ろうとしたら止められました。何故なら、Tシャツのメッセージがよろしくないとのこと。
あまりの過剰な反応に唖然。 #辺野古リレー pic.twitter.com/r34hvWBujO
— うむかじ (@nadayashiku) 2015, 5月 25
戦争放棄がなぜ過激?( ̄◇ ̄;)もうこの感覚は、この国が狂ってきていることを象徴。怖いことだ。 https://t.co/FAGP7znsFu
— エリン[反核・反戦] (@kazumyagu) 2015, 5月 28
@Kaorin09120705 @nadayashiku 1947年に全国の中学生向けに文部省が発行した「あたらしい憲法のはなし」の挿絵ですね。1950年に朝鮮戦争が始まると使われなくなりました。復刻版が出ています。
— インドア派キャンパー (@I_hate_camp) 2015, 5月 25
@Kaorin09120705 @nadayashiku
http://t.co/UVAq1YMch8
こちらで内容は読めます。よい本だと思います。
— インドア派キャンパー (@I_hate_camp) 2015, 5月 25
@buchikoneko 警備員の方は「戦争放棄」という言葉がよくないと言っていました。でもすぐに確認してもらい入ってもいいということになったので、現場で過剰に反応しすぎたのかもしれません。
— うむかじ (@nadayashiku) 2015, 5月 25
@nadayashiku @buchikoneko この経過まで確認した上で英語発信しました。あとがよくても警備の人間の反応は過剰すぎます。
http://t.co/p2Gmv7vWoc pic.twitter.com/0QDxf4Xx6Q
— Office BALÉS (@tkatsumi06j) 2015, 5月 25
最終的には入館できたということですが、このような「戦争放棄」という憲法上当たり前の言葉を検閲しようという発想が議員会館の管理者側に少しでもあるというのは非常に怖いことです。このようなところから国民主権や基本的人権や平和主義がむしばまれていくのだという、小さいながら重大な例です。このような例はほかにもあるでしょう。護憲の後援会に自治体が後援の名義を貸さないこともそれにあたると思います。このような反人権的な「自主規制」を一つ一つ跳ね返していくことの重要性を改めて感じました。
関連記事。
■長野県千曲市の実質的な『民主憲法不支持宣言』に強く抗議します。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-5337.html
2014/03/05 05:00
■憲法無視運動を展開する反民主団体としての神戸市
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-5953.html
2014/09/08 09:00
■地方自治体が護憲集会を後援するのが政治的中立に反するならば、地方自治体で改憲を求める意見書を可決することこそが政治的中立に決定的に違反する。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-6004.html
2014/09/28 12:00
最後に、こちらの記事も改めてごらんいただけるとうれしいです。
■「護憲運動」の一つとして、民主主義の価値観を広める集会への後援を自治体に認めさせる運動を提案したい。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-5563.html
2014/05/02 04:00
●国会議員への投書のための「議員一覧ポータルサイト」 (1)→http://taro-yamamoto.jp/お知らせ/【反tpp・反秘密保護法!】全国街宣キャラバンス/ ; (2)→http://publistella.jp/
●マスメディアへの投書のための「News for the people in Japan」マスメディア問い合わせ用リンク集→http://www.news-pj.net/link/media.html
●他の社会系ブログに行くにはうちの「私的リンク集 (適宜更新)」経由で→http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-136.html
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