2014年12月の衆議院解散・総選挙で有権者はどうすべきか (4)

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今回2014年12月の選挙についてどう考えるかについて、最近次の三つの記事を書きました。

■2014年12月の衆議院解散・総選挙で有権者はどうすべきか (1)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-6133.html
2014-11-16

■2014年12月の衆議院解散・総選挙で有権者はどうすべきか (2)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-6142.html
2014-11-17

■2014年12月の衆議院解散・総選挙で有権者はどうすべきか (3) (特定秘密保護法賛成者と原発推進者を落選させる投票を!)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-6145.html
2014-11-18

簡単に言うと、「自民党政治を良くないと思うのなら、そのことをはっきりと意思表示するために、小選挙区、比例区ともに日本共産党とその候補に投票することをためらう必要はない」ということでした。しかし、それと同時に、「選挙区ごとの情勢を見て、日本共産党以外の政党、特に民主党の候補で人権尊重、反新自由主義、反自民党の意思がはっきりしている人がいて、自民党・公明党候補と競っている場合はそちらへの投票もありかもしれない」という意味のことも書きました。

しかし、上の二つの記事を出した2014年11月中旬から約3週間がたった今、多くの新聞やブログ論壇で「自民党が300議席をうかがっている」とか、「民主党や維新などの間の『選挙協力』がうまくいっていない」とかいう報道や論評が目立ちます。そこで、選挙情勢や日本の現代の政局史に強いkojitakenさんの最近の記事を一つ。

●kojitakenの日記
■「野党共闘」のアホさ加減を象徴する東京6区の情勢
東京(東日本)で維新が弱いワケ/東京の民主「リベラル」候補落選の可能性が高まる
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20141207/1417924022
2014-12-07

■「野党共闘」のアホさ加減を象徴する東京6区の情勢
えっ、平沼赳夫(維新)や亀井静香(無所属)も落選するの?
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20141207/1417949918
2014-12-07

あと、報道記事を丹念に拾うとらちゃんの最新記事を一つ。

●晴 天 と ら 日 和
アソウサン曰く 「この2年間で利益出してない企業は.よほど運が悪いか経営者に能力ないかだ」 ふ~ん、アソウグループはシコタマ儲けましたって言ってるわけ??
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/52211801.html#more
2014年12月07日18:19

麻生太郎が「この2年間で利益出してない企業は.よほど運が悪いか経営者に能力ないかだ」と言い放っているように、自民党は国民生活の苦境を本当に解決する姿勢が乏しいのに、自民党が議席を減らしそうにないという情勢。民主党は自民党政治を拒否するための受け皿になかなかなっていないという情勢。それも、上にリンクしたようなkojitakenさんの記事を見ると、民主党には民主主義勢力があまり残っていないようだし、維新と下手な「選挙協力」(と呼べるならですが)をしているようでは、民主党の伸び悩みも当然の結果だと思わざるをえません。私は選挙区ひとつひとつの情勢を分析できる知識はないですが、自民党政治と明確に一線を引いている民主党候補でないと投票する意味はない、ということは言えます。こんなところを参照して検討しましょう。



「明日の自由を守る若手弁護士の会」でも、選挙区ごとに候補者アンケートをやっています。一例として、こんなふうに。

●明日の自由を守る若手弁護士の会
衆院選候補者への公開質問状 集計結果⑤ 京都1~6区
http://www.asuno-jiyuu.com/2014/12/blog-post_8.html
2014年12月8日月曜日


自民党政治と明確に一線を引いている民主党候補でないと投票する意味はない、となると、小選挙区、比例区ともに、自民党政治への明確な批判軸を打ち出している日本共産党に投票することの意味は増しているという結論になります。現在の政治に関する争点や対立軸を最もはっきりとさせていてぶれていない政治勢力の中心は日本共産党だというのは客観的に見て事実です。中途半端な維新や民主の候補への投票はまた裏切られる可能性が大なのですから。

あと、自共対決という選挙区もあるのですね。そこでは、自民党政治に異議があるならまさに日本共産党に投票すべきところ。



あと、日本共産党以外の人では、私のツイッターのタイムラインに出てくる、社民党の石川大我さんという候補が東京にいます。



さて、自民党への対抗勢力として本来機能すべき民主党に話を戻すなら、自民党政治への拒否を意思表示するために民主党に投票するなら特に、民主党と地元の民主党候補に自民党政治とはっきり決別することを求めるはたらきかけが必要です。次の記事に書いた通り。

■民主党に国民生活優先の政治をさせるために必要な国民からのアクション
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-6163.html
2014-11-27

以上、現在の選挙情勢への私なりの評論でした。



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