村野瀬玲奈の秘書課広報室
社員一人のサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書課勤務の村野瀬です。消費税収入は社会保障に使われずに法人税減税に回っただけって知ってました?まるで国民から大企業への利益の直接補てんですね。有権者と政治の距離を縮めるため、国会議員名簿の活用を!
Entries

(文末に追記があります。一度この記事をお読みになった方も目を通していただくようお願いいたします。)
この「秘書課広報室」は政治・社会一般についてのブログですが、この記事は特に、医療関係者がよく読むブログのいくつかに向けてもトラックバックすべく、「政治ブログ」からの「提案」も交えて書いています。
2008年1月19日の東京新聞朝刊の第一面に、救急医療について見逃せない記事が載っていました。
「救急医療 『たらい回し』新法で対策 議員提出与党検討 情報システム整備」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008011902080632.html
自民、公明両党は十八日、救急患者が病院に受け入れを拒否され、手当てが遅れて死亡する「たらい回し問題」の深刻化を受け、受け入れ可能な医療機関に関する情報を提供する救急医療情報システムを全国的に整備、強化するための「救急医療情報システム整備法案」(仮称)を、同日召集された通常国会に議員立法で提出する方向で検討を始めた。
救急医療情報システムは、地域の医療機関と消防機関をオンライン回線で結び、医療機関側が対応可能な診療科目や手術ができるかどうかなどの情報を入力して消防機関に提供するもの。
救急車や消防本部からその都度、各病院に電話して搬送先を探すより、即座に受け入れ可能な病院を確認できる利点がある。
すでに四十三都道府県、七百四十五消防本部で導入されている。
しかし、統一された運用基準がなく、近隣のシステム間の連携が悪かったり、病院側の情報更新が遅かったりなどの理由で53%の本部が利用しておらず、システムを全国的に整備し、積極的に活用する必要があると判断した。
法案には、システムの整備、運用にかかわる基本方針を定めることを盛り込み、同方針で、集中治療室(ICU)の稼働状況、妊産婦、小児の受け入れができるかどうかなど提供すべき情報の種類や、システム同士の広域連携、協力体制の在り方を定める。
また、地元の医療事情に精通した医師らが搬送先を調整する「救急患者受け入れコーディネーター」の配置も求める。
システム未導入の地域での整備を促すため、自治体の努力義務をうたい、国が関係費用の補助を行うことも定める。システムの運用に当たっては、関係機関の連携強化のため、医師や消防職員、学識経験者らが参加する協議会を設置する。
(追記3:この新聞記事で使われている「たらい回し」という用語について、現場の医療関係者の方々の強い不快感があることを強く感じました。私の記事の題名ではこれを「受け入れ不可能」という用語と入れ替えることにしました。一般に流通する語を無批判に使うことに気をつけたいということを普段言っていたのですが、なんということでしょう。不快な思いをした医療関係者のみなさまにお詫びいたします。)
ちょうど折りよく、お医者さんからこのシステムについての批判が出てます。
●東京日和@元勤務医の日々
ITシステムは救急病院にトドメになる?
http://blog.so-net.ne.jp/TL2007/2008-01-20
「東京日和@元勤務医の日々」さんもお書きのように、いくら情報システムを整備したところで、十分な数の救急病院と十分な数の医師や看護士が配置されていなければあまり意味はないように思えます。たとえば、救急車が20や30もの病院に受け入れを断られるような事態は、空きのある病院やスタンバイできる医師が足りないことを示していると考えるべきでしょう。
中には、医療マンガに描かれているような、面倒事を避けて救急患者の受け入れを渋る医師や病院やケースもあるのかもしれないけど、20も30も続けて受け入れを断られるとしたら、空きのある病院を効率よく探す問題というよりも、病院や医師の配置にかかわる医療政策そのものが間違っていると考えるべきだと、医者でも看護士でもない私にも見当がつきます。
現場の声を伝えてくれるお医者さんのブログをいくつか。
●東京日和@元勤務医の日々
http://blog.so-net.ne.jp/TL2007/
●天国へのビザ
http://blog.m3.com/Visa/
●日々是よろずER診療
http://blog.so-net.ne.jp/case-report-by-ERP/
●新小児科医のつぶやき
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/
●さあ 立ち上がろうー「美しい日本」にふさわしい外科医とは
http://blog.m3.com/Fight/
●ヤブ医者ブログ
http://blogs.dion.ne.jp/yabudoc/
また、こちらは最近立ち上がりつつある医師の団体。
●全国医師連盟設立準備委員会
http://www.doctor2007.com/
それから、こちらは元検事の弁護士のブログで、2006年ごろ救急医療についての記事やコメント欄での論争があったとのこと。
●元検弁護士のつぶやき
http://www.yabelab.net/blog/
あ、「医療ブログ(医師ブログ)」とは違うけど、医療それ自体と医療制度は切っても切れないものだと思うので、いつものようにこちらも。
●医療制度改革批判と社会保障と憲法
http://blog.goo.ne.jp/harayosi-2
十分な数の、救急医療に対応できる病院と医師を各地に適切に余裕をもって配置することなしに情報システムだけ整備しても意味がないように思われます。下手をしたら、自公与党の検討するというこの「対策」は情報システム業界を潤すだけの結果に終わることを私は強く恐れます。
国の医療予算を減らす「小さな政府教」という名の
救急医療に対応できる十分な数の病院がないと情報システムなんて役に立たないでしょう。逆に、患者が多くでても対応できる十分な数の病院があればこのような大規模な情報システムは必要ではないことになります。このように考えると、私はこの情報システムは的外れの可能性が高いと思っています。
実際にこの「情報システム整備」が救急医療の体制を整えることから的外れであるなら、自公与党や衆参両院の厚生労働委員会など宛てにいち早く異議を唱えることが必要です。
医療関係者には、厚生行政に対して要望を届ける独自の団体やネットワークがあるのかもしれませんが、問題を強く感じている医師や看護士が個人として政党や議員に意見や要望を出すことも有効だと思われます。そのための議員名簿を当秘書課広報室では用意していますので、そのような目的に役立つようであれば自由にお使いいただければと思います。
主要政党幹部 名簿
▲自民党 http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-13.html
▲公明党 http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-14.html
▲民主党 http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-7.html
●衆議院厚生労働委員会 名簿
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-5.html
●参議院厚生労働委員会 名簿
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-39.html
(参考)当ブログの関連記事
『「リスクの社会化」、救急医療では、例えばこういうこと。』
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-544.html
医療関係者の方々からの意見があれば、今後この問題で記事を書く参考にしたいので、コメントを歓迎します。m(__)m
追記1
●白鳥一声
素人考・医師不足
http://8910-1000.at.webry.info/200801/article_21.html
コメント欄でいただいたこちら↑の記事にこたえて、医療関係者の感情を考えて、記事の題名の「たらい回し」という用語を残すべきかどうか、直すとしたらどのように言い換えるべきか考えましたが、結論が出ませんでした。ひとまず、一般に使われている用語ということで残し、二重鍵カッコ付きで「いわゆる」という意味を加えることにしました。この記事は救急医療の現場で手一杯の病院が正当な理由でやむなく救急患者の受け入れを断らざるをえない場合の病院・医師の判断を非難する意図は持っておりませんのでご了解をお願いします。また、この記事を読んだ方は必ず白鳥一声(birds-eye)さんのこの記事にも目を通していただくようお願いします。
追記2
追記1の「白鳥一声」さんの記事「素人考・医師不足」についた「通りがかりの医療関係者」さんのコメントで、「受け入れ不可能」という用語が提案されておりました。それを採用して、記事の題名で最初に使った「たらい回し」の語をそれに取り替えます。ただし、新聞記事の引用部分は注記(追記3)を付けた上でそのままにします。
私の最初の記事の題名での用語の選択で不快な思いをした医療関係者の方にお詫びしたいと思います。
自公チュー政治に有権者、納税者からの「ノー」を!
人気blogランキング参加中。このブログが多くの人の目に触れてほしいと思われた方は、一日一度応援クリックお願いです。

ゼノフォビアブログに囲まれながら、浮游するお玉の上でアブナイばらんすとりながら、高く飛翔する白鳥のようにらんきーング上げてどこでも読んでもらおうと、喜八と玲奈ととむ丸も、天木直人さんをめざし、保坂展人さんを激励しようと書いてます。気分はときどきSaudadeでも、負けずに現政権に「ノー」を言い続け、人気ブログランキング政治カテゴリーに平和的共生と立憲主義の風を入れましょう(^_^)/
当ブログは国会議員やマスメディアに意見を届けるためのお手伝いもしております。下記をご自由にご活用ください。引用や転載や転送も歓迎します。そのときには、当ブログからとったということを一言言っていただければ、製作者はもっと喜びます。
マスメディア・官庁・国会議員への電話・投書先のポータルページ
News for the people in Japan
マス・メディア 問い合わせ用 リンク集
http://www.news-pj.net/link/media.html
村野瀬玲奈の秘書課広報室に備え付けの資料
各種国会議員名簿のポータルページ
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-86.html
官庁への意見送付先について
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-51.html
新聞(全国紙、地方紙)、雑誌 読者の意見を伝える窓口(まだ整理しきれていませんが)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-49.html
テレビ報道番組のご意見窓口リスト(「わんばらんす」さんからの転載)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-50.html

17件のコメント
[C2264] TBありがとうございます
- 2008-01-20
- 編集
[C2266] コメント欄TBです
取り急ぎ、僕がこの問題について思っていることを書かせていただきました。
参考になれば、幸いです。
『素人考・医師不足』
http://8910-1000.at.webry.info/200801/article_21.html
村野瀬さんには、読者の方がとても多いこちらのブログで医療問題を取り上げて下さることを、とてもうれしく思っています。僕も微力ながらできる限りで手伝わせていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
>Yosyanさん
Yosyanさんのブログ『新小児科医のつぶやき』では。いつも大変勉強させていただいています。
村野瀬さんのブログに医師の方が来られることを、僕もとても心強く思っています。
僭越ではありますが、僕の方からもお願いさせていただきます。どうかこれからもよろしくお願いいたします。
- 2008-01-20
- 編集
[C2276] >Yosyanさん、birds-eyeさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
このような問題は医療関係者の間だけで言い合って終わらせるべきものでもなく、政策立案にたずさわる政治家が医療関係者の話を聞かずに勝手にすすめてよいものでもないという問題意識からこういう記事を書いてトラックバックさせていただきました。
今回いただいたコメントのように、現場の方の言葉の真実味をなんとかして政治家に届けたいものです。与党議員の中にも医療界出身者はいるでしょうに。
効率化に大義名分を借りた国家的押し売り、まさに、医療界の者でない私でもそう感じます。
これからもいろいろご教示いただければ幸いです。
>birds-eyeさん
いつもありがとうございます。なんとか専門の垣根を越えて「これはおかしいよ」という認識を広めて、政治や行政に反映させたい、その一心です。読者が多い、と言ったって、もっと読者の多い同分野のブログはまだまだありますので、やるべきこと、書くべきことはまだたくさんあると思っています。
birds-eyeさんの分析力の助けを借りたいです。とりあえずは護憲派アマゾネス軍団リングへの参加お待ちしています。爆
- 2008-01-20
- 編集
[C2283] 新自由主義と訣別を!
しかし根本的な解決策にはならないと思います。
最近日本では
・救急患者がたらい回しされて死亡
・国民健康保険代が高くなりすぎて払えず保険証を取り上げられてしまう
・病気になってもお金が無くて医者にかかれず死期を早めてしまう
といったケースを良く耳にするようになりました。
どうしてこういったことが起こるケースが増えているのでしょうか?
それは、政府が進める新自由主義の政策によって国の医療予算が減らされているからに他なりません。
国民の生活、社会全体の幸せ等は考慮に入れず、経済の効率のみを優先するそれが新自由主義の政策です。
新自由主義のアメリカでは、5000万人以上の国民が無保険の状態に置かれています。
病気になっても十分な医療が受けられないため平均寿命も先進国の中では異常に低い状況です。
日本より早く新自由主義の政策を採り入れた中南米では、失敗が明らかになり新自由主義を否定する政権が相次いで誕生しています。
新自由主義の失敗は世界的に明らかです。
日本も新自由主義の政策と訣別すること。
そして国の医療予算の増額を!
それが一番の解決策だと思います。
- 2008-01-20
- 編集
[C2284]
別のにはIT化(事務処理の)で廃業においこまれるおそれなあ地域ささえている個人医院もあります。
いったいどうしたらいいんでしょう?
- 2008-01-20
- 編集
[C2285] 情報システムは誰が動かす?
このシステムを誰が動かすんでしょう。医師が行なうというのはナンセンスです。余分な仕事が増えるだけで、よけいに医療を行なう時間がなくなります。各病院の医師の手の空き具合なんて秒刻みで変化します。コンピュータのマルチタスクならセマフォを切ったりして制御できますが、人手でそれと同等のことを行なうなんて不可能ですよね。医療のこともタスク制御のことも知らないからでしょうか...
結果は現状と変らないか、よけいな仕事を誰かが行なわなければならない分だけ悪化します。ちょっと考えればわかることだと思いますが。
絶対的に救急を引き受けている医師数が足らないのですから、この対策は的外れです。
それほど緊急でない軽症患者が夜間にこないように誘導することの方がよっぽど大切です。軽症患者にはずっと高い割り増し料金が請求できるようにした方が賢明でしょう。
「3次救急に患者が歩いてくる」なんて論外ですね。
- 2008-01-20
- 編集
[C2297]
「受け入れ不可能」という言葉を使っていただけるのは有難いのですが、本音としましては、医療関係者の感情などいちいち気にする必要はなく、思うままに書いていただいてよろしいのではないかと思います。問題点を深く掘り下げて理解された上でのコメントと、浅い知識や誤解に基づいたコメント、あるいは単なる感情論・精神論・バッシングなどのコメントの違いは、文章を読めば分かります。医療関係者がマスコミに対して憤っているのは、見出しの言葉だけでなく内容に問題があり、現状を理解しないまま(理解しようともせずに)、医療バッシング的な記事を書いていることがあるからです。
本ブログのタイトルについては、「追記1」で述べられているように、マスコミ用語の引用であることを示していれば、特に変更する必要はないかと思います。個人的には、むしろ「たらいまわし」や「拒否」の言葉を使っていた方が、検索にヒットしやすく、多くの人に読んでもらえるかもと思いました。がんばってください。
- 2008-01-21
- 編集
[C2298]
「受け入れ不可能」という言葉を使っていただけるのは有難いのですが、本音としましては、医療関係者の感情などいちいち気にする必要はなく、思うままに書いていただいてよろしいのではないかと思います。問題点を深く掘り下げて理解された上でのコメントと、浅い知識や誤解に基づいたコメント、あるいは単なる感情論・精神論・バッシングなどのコメントの違いは、文章を読めば分かります。医療関係者がマスコミに対して憤っているのは、見出しの言葉だけでなく内容に問題があり、現状を理解しないまま(理解しようともせずに)、医療バッシング的な記事を書いていることがあるからです。
本ブログのタイトルについては、「追記1」で述べられているように、マスコミ用語の引用であることを示していれば、特に変更する必要はないかと思います。個人的には、むしろ「たらいまわし」や「拒否」の言葉を使っていた方が、検索にヒットしやすく、多くの人に読んでもらえるかもと思いました。がんばってください。
- 2008-01-21
- 編集
[C2301] まったく意味がない対策でもないのではないか?
たとえば、あの病院には内科の医者がいるとか、空ベッドがあるというのが分かればそちらを優先してまわれば、もしかしたらたとえば内科の医者をさがして30件の病院をまわったケースがあったとしたら、10件は内科の救急の医者がいないところで、そもそもまわる必要がなかったかもしれないので、その10件分の無駄は省けて20件、まわればいいということになるのでは? もちろん、抜本的には医者の数が足りないんだから、20件をまわっても結局、受け入れてくれるところは見つからないのかもしれないが、それでもこうしたシステムで30件、回るのが20件に短縮されるのであれば、やらないよりはそうしたことをやったほうがいいように思うんだけど。
抜本的には、結局、民間病院に赤字覚悟で救急医療を行わせている無理が限界に来ているのではないかと思うので、救急医療についてはもっと公
の機関で体制をつくっていく、公の救急医療施設を増やして、民間病院の救急医療は減らしていくしか、ないと思う。採算がとれない救急医療を民間病院にまかせっきりなのが無理なのではないかと思う。そうした公の救急医療施設をつくり、医者を配置する目的で、お金が必要なので、
税金をあげるということなら、ある程度、仕方がないものと増税を納得できますが・・。
- 2008-01-22
- 編集
[C2306] Re: まったく意味がない対策でもないのではないか?
じつは、僕はおっしゃることにすごく共感する部分があります。最適化できるものは最適化すればよいのではないかということですね?
僕はもともとコンピュータ畑の出身なのですが、「余力があるところにタスクを回して、処理を最適化する」という発想は工学的には間違っていないのです。
だから、初めは僕も「いいんじゃないの?」と思っていたのですが…
この記事の初めのコメントでYosyanさんが書いておられることに、僕の経験を加えて補足させていただきます。
「ITシステムというのは相当にやっかいな物で、いざ現場で使うと無用の長物になりかねない」
のです。
僕の知り合いが努める病院が最近「電子カルテシステム」を導入(更新?)したのですけど、蜂の巣をつついたような大騒ぎになっています。
コンピュータが苦手な医療関係者が優に半数以上はいる現場なので、システムがうまく活用されていません。
しかも、「現場の判断」というのは時に「ルール」に目をつぶった応急手当も行いますが、「ルール」を大前提にしたITシステムはそんな機転を一切不可能にしてしまいます。
救急現場にそんな物が導入されたら大変なことになる、ということもYosyanさんはおっしゃったのだろうと、僕は理解しています。
>通りがかりの医療関係者さん
拙ブログでもお世話になりましたが、こちらでもありがとうございます。
『「たらいまわし」や「拒否」の言葉を使っていた方が、検索にヒットしやすく、多くの人に読んでもらえる』というお言葉に、思わず膝を打ちました。
お言葉に甘えて、僕は「受け入れ拒否」という表現を使わせていただきます。その上で、医療関係者の方々に配慮を欠かさぬよう、気をつけたいと思います。
- 2008-01-22
- 編集
[C2308] コンピュータなら...
>僕はもともとコンピュータ畑の出身なのですが、「余力があるところにタスクを回して、処理を最適化する」という発想は工学的には間違っていないのです。
birds-eyeさん
コンピュータの場合の最適化はある程度タスク(or ジョブ)の内容が予め分っている(予想の範囲内にある)から可能なのであって,医療のような応用問題ばかりのところではタスクの最適化も簡単にできるわけではありません.
発想は正しくてもインプリメント(実装)が困難,というのが実際のところでしょう.
プログラムというものは最初から状況を想定して作成するものですからね.タスク制御やスケジューリングというのはそういうものです.
先にも書きましたように病院の空き状況や医師の手の空き状況をリアルタイムに自動的に捉えられるようなメカでもないと実現は困難です.(こんなメカを簡単に作れないことはお解りですよね.)医療にコンピュータを応用する場合最も問題となるのは,情報を如何にリアルタイムにキーを叩かずに入力できるかというところです.
- 2008-01-23
- 編集
[C2313] でもただ否定だけしていても意味がないと思う
もちろん病院側にはそこまでの余裕がないのかもしれませんので、病院側ですることはできないので、行政側でしないといけない。
そのようなシステムを導入してもただシステムを導入しただけではきちんと機能するとは思えない現状があるのであれば、そのようなシステムを導入することを提案されている自公の政治家の人達にただシステムを導入しただけではダメだから同時に行政は責任をもって人材を確保して各病院に配置するべきではないか?と要求していかないといけないということになります。
理想論かもしれないけど、そういう風に言っていかないと建設的な批判にならないと思います。ただ「それは出来ない」みたいに否定するだけでは、なんのために批判しているのか、分かりません。
- 2008-01-23
- 編集
[C2314] 対策は...
kusukusuさん,
対策案は先に書きましたが.まずは「コンビニ受診の抑制から」でしょうね.
それから2次救急にもっと補助をすることでしょうか.もっとも絶対的人手不足はすぐには対応の方法がありません.
当面は医療費を増額して多くの患者さんを診察しなくても十分な医療収入が病院に入るようにし,一方で病院に掛る患者数を抑制するように誘導して,勤務医の疲弊を軽減しなければ早晩,救命救急センターからも医師がいなくなるでしょう.トンでも訴訟でも起こされるか,誰かが過労死(もしくは病気でリタイア)になればあっと言う間でしょうね.
厚労省の無策ぶりと言いますか,「強制労働省」たりているところが最大の問題でしょうか...
問題点はいくつもあります.ことここに至るまで一部の医療関係者がネットで声を挙げても医療バッシングを続けたマスコミやそれに乗る非医療者たち,トンでも判決を連発する裁判官,も医療費を削り続ける政府(+経済財政諮問会議の面々),モンスターペイシェント,数え上げればきりがありません...
もはや「救急で運ばれて助かるのは幸運以外の何者でもない」と考え,自ら事故に遭わないように,病気にならないように備えるしかないのです.
昨日の元厚労大臣の質問にも,「財政黒字のためには社会保障費の削減もやむを得ない」といったような答弁をする総理大臣では医療再建の望みはないでしょうね.
医療と教育が崩壊すれば国が崩壊することが解らないのでしょうか...
- 2008-01-23
- 編集
[C2323] >Level3さん
≫発想は正しくてもインプリメント(実装)が困難
まさに言おうと思って言葉にならなかったことを、的確に言っていただきました。本当にありがとうございます。
遅ればせながら、お礼まで。
- 2008-01-24
- 編集
[C2397] 救急車が走らなくなる
<strong>元刑事の独り言</strong>
薬害C型肝炎訴訟〜薬の認可業務の謎
http://56743648.at.webry.info/200712/article_6.html
(管理人さま、お世話になります。m(_ _)m )
<strong>医師の転職.net</strong>
製薬会社に勤める医師の給与(1)〜(3)
http://career.office-nhb.com/archives/cat_50029818.html
(管理人さま、お世話になります。m(_ _)m )
いつでもこんな転職ができるのに、臨床に残って過酷な勤務をこなしている医師は、志を持っていらっしゃるのだと思います。
残った医師がますます多忙になり、ミスが起こり、訴訟が増えるかも知れません。医療崩壊が進めば、医師も自分の家族を守るために次々と転職していくのではないかと思います。
このままでは、志を踏みにじることになります。
ところで、救急救命士ができる医療行為に「静脈路確保(点滴)」がありますが、心肺停止状態の患者さんにしか認められてません。心臓が動いている瀕死の状態の患者さんにも点滴が出来るようにしてほしい!
というご意見をナースマン(看護師)の方のブログで読ませて頂きました。
<strong>気ままに日記</strong>
救命士に瀕死の状態にある患者さんへの点滴を認めて!!!
http://55873184.at.webry.info/200801/article_4.html
(管理人さま、お世話になります。m(_ _)m )
多くの患者さんの命を救うために、ぜひそうなって欲しいと思います。
でも、こちらに書かれているように、訴訟が増えたら今度は救急救命士が転職していく事態になるかも知れません。
<strong>ひまわり村の救急隊</strong>
救急救命士の処置拡大
http://qqqmeisi.at.webry.info/200710/article_1.html
(管理人さま、お世話になります。m(_ _)m )
私たちは、もう救急車に乗っても医師のところにたどりつけないという事態をむかえていますが、このままでは救急車も来なくなるんじゃないかと思います。
<strong>2008年1月29日 朝日新聞</strong>
http://www.asahi.com/national/update/0129/OSK200801280105.html
<blockquote>阪南市立病院、4月から入院全面休止 医師大半引き揚げ
- 2008-02-02
- 編集
[C2555] いくらシステムを改修しようとも、重症患者を病院に打診しないで搬送しようなんて、考えが甘いのです!
<うろうろドクター>
救急病院検索、「使えない」。当り前でしょ
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/21169828.html#21176806
(管理人さま、お世話になります。m(_ _)m )
- 2008-02-15
- 編集
コメントの投稿
12件のトラックバック
[T7420] 【イベント情報:東京】2008WSFあらかわ 1.26グローバルアクション
- 2008-01-22
- 発信元 : 多文化・多民族・多国籍社会で「人として」
[T7403] ガソリンの暫定税率について、
- 2008-01-21
- 発信元 : 政治
[T7397] 『もうひとつの日本は可能だ』
- 2008-01-20
- 発信元 : 右近の日々是好日。
[T7394] 『ねんきん特別便』不親切で誤解続出?結局、電話や訪問で確かめるんだってさぁ。はぁ〜ぁ、・・・
- 2008-01-20
- 発信元 : 晴天とら日和
[T7393] 元エコノミック・ヒットマン、ジョン・パーキンスさんのHP
- 2008-01-20
- 発信元 : とむ丸の夢
[T7391] 150:戦後民主主義と政治のスパイラル−4
- 2008-01-20
- 発信元 : SIMANTO BBS
[T7388] DWジャーナルで視た25万人以上の子ども兵士のこと、日本の子どもの奪われつつある将来のこと
- 2008-01-20
- 発信元 : Like a rolling bean (new) 出来事録
[T7387] お医者不足について・・・
- 2008-01-20
- 発信元 : お玉おばさんでもわかる 政治のお話
[T7386] 働けば働くほど、他の誰かが儲けている
- 2008-01-20
- 発信元 : とむ丸の夢
[T7385] 08年1月20日 日曜日 役に立たないグラフにテロップ
- 2008-01-20
- 発信元 : 護憲+グループ・ごまめのブログ
[T7384] 具体的には、どうしろ、と?
- 2008-01-20
- 発信元 : かめ?
- トラックバックURL
- http://muranoserena.blog91.fc2.com/tb.php/573-180f0a26
- この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
















http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070905
skyteam先生が書かれた事と重複しますが、IT化は病院内でも十分に活用できていません。○○階の△△病棟に空床があるという情報だけでは運用できないからです。その空床を利用するためには、
・その病棟に入院させて良い患者なのか(感染症、性別、年齢、重症度など)
・その病棟のマンパワーに余力があるか
とくにマンパワーの余力なんて刻一刻で変化します。数分前には余裕があったのが、患者の容態急変で身動きが取れなくなることもしばしばあります。細かいことを言えば、看護師といえども質にムラがあり、同じ程度の忙しさでも応需可能と不可能は変わります。さらに言えば、ムラに関係なく常に限界ラインに近いところで働いています。
それと何よりの問題点は、ITと言えどもすべて人間が動かすものです。人手が慢性的に足りない医療現場では、忙しくなればIT入力をするよりも患者治療に専念します。IT入力なんて二の次になります。当然と言えば、当然ですが、IT管理を行なうためには、医療とは別に専属のオペレーターが必要です。
しかし医療現場で入院余力を判断するには医療知識、医療経験が豊富に必要であり、結局のところ医師ないし最低限看護師レベルは必要で、素人ではとても判断できません。そういう人材の確保など現状では夢のまた夢です。いれば医療に投入されます。
将来的には技術的なブレークスルーがなされるかもしれませんが、現時点のIT技術では無用の長物にないます。儲かるのは国家命令で売りつける事が出来る一部の企業だけです。
まあ、効率化に大義名分を借りた国家的押し売りと現場では感じています。