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農作物の生産と流通面からの安全について (とむ丸さんの記事から)



一つ前の記事「賞味期限表示よりもBSE牛の方が食品の安全にとって重大な問題じゃないのかな。 (追記あり)」は、食品の安全を危険性という面から見る問題意識からのものですが、この問題は、食料の生産と流通という面からも見ておかなければなりませんね。

最近ちょうどとむ丸さんがその意識から記事を書かれているので、これ幸いと(笑)自分のメモのためにもリンクさせていただきます。

●とむ丸の夢
日本の食料危機
http://pokoapokotom.blog79.fc2.com/blog-entry-554.html

食の安全保障
http://pokoapokotom.blog79.fc2.com/blog-entry-555.html

食の安全・食の保障
http://pokoapokotom.blog79.fc2.com/blog-entry-556.html


食品の偽装表示、病んだ食品をどう防ぐかということ以前に、食糧をどこで生産し、どのように流通させ、どのように食べるのか、今の日本からそういう考え方が薄まっていることは、良く考えると危ないことです。

確かに、これだけ小さい国土にこれだけ多くの人が住んでいる以上、農地を十分確保して十分な農業の発展を促し、適正な価格で食糧が日本にいる人々に届けられるような仕組みを完全にしていくには、政治力によるかなりの知恵が必要です。日本の150%の広さの面積に日本の半分の人口しかいない農業国フランスのようにはいかないことは明らかだろうけど、農業、畜産業による食料の生産、流通、消費のあり方にもっと知恵が必要ですね。農業への補助金政策を手垢の付いた決まり文句「ばらまき」の一言で否定して「市場原理」にゆだねることは危険すぎると私は思っています。

お金を出して外国から輸入すればいい、という考え方は、運送のためにさらに燃料を必要としますから非効率。環境にも負荷がかかります。

今日は問題意識だけメモしておきます。また勉強しなくちゃ。



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3件のコメント

[C2044]

> お金を出して外国から輸入すればいい、という考え方は、運送のためにさらに燃料を必要としますから非効率。

ここは明らかに誤り。
現在スーパーの食料品売り場を外国産品が席巻しているのは、燃料費その他の運送費用を上乗せしてもコストが安い(=効率的だ)から。あるいは価格の差に相当する価値を消費者が認めない(=そのような商品を提供するのは非効率だ)から。最大の要因は消費者であって、失政の影響はあったとしても二次的。

食料を含む貿易による経済相互依存状況は、間違っても戦争ができなくなる状況を意味しますから、当ブログの基本的な政治的立場とも合致すると思いますが。
(戦後にヨーロッパがECを構築したのは、経済相互依存体制を組むことで戦争を避けるため−−特にドイツをその体制に組み込むため。)

もっとも原油価格の高騰に見られるように運送コストが上がれば相対的に輸入品の末端価格も上がっていくでしょうが。
> 環境にも負荷がかかります。
また、化石燃料のもたらす温室効果ガスの排出等の外部性を内部化するために、炭素税のような政策を採用することによって政策的に(=強制的に)運送コストを上げることも考えられます。
(但し移動をクルマに頼っている地方は現在以上の苦境に陥るでしょう。)

(しかし原油に替わる新たなエネルギーなど交通通信のブレイクスルーがあれば、また状況は変わる。)

> 「市場原理」にゆだねることは危険

ここも私の前提理解は全く逆で、戦後日本の農業政策は(農政に限らず経済政策一般かも知れないが)、戦時体制の延長としての統制経済であった、との認識(1942年(!)開始の食糧管理法が廃止されたのが95年)。市場原理の欠如が農業を壊した、との理解。
今元気な農業従事者も、農協のヒエラルキー等従来型の農業から外れて都市部の消費者と直接に結びつく(=市場取引をしている!)例が目立ちますよね。

もうちょっと一般化すると、小泉=ネオリベ改革憎しの方って、それ以前の戦後体制をどう評価するかのスタンスが明確でないのですよね。(だから民主党と国民新党は共闘できる。)
私は戦後体制はそんなにハッピーなものではなかった、ある程度譲ってある時期までは時代適合的なものだったとしても、90年代に明確な行き詰まりを見せたし、従ってそこへの回帰は行き詰まりへの道の回帰ではあっても、持続可能なハッピーな道には見えないのです。

[C2045]

ご紹介ありがとうございました。
年の締めくくりと正月準備の中で書いたので、まだまだ検討が足りませんが、ずっと気になっていた、また食いしん坊の我が家族のためにも大切な問題。
またあらためて考えていこうと思います。
  • 2007-12-31
  • 投稿者 : とむ丸
  • URL
  • 編集

[C2056] >izw134様

ご指摘ありがとうございます。注意深く読んでいただいて恐縮です。

「フードマイレージ」とか「地産地消」とかいう言葉に示されているように、遠くから日常的な食品を大量に取り寄せることには無理があるのではないかという問題意識を示したつもりです。おっしゃる通り、遠くから食品を取り寄せるというのは、現状それでペイするからです。そのことはもちろん認識しています。それでも、そのようなことを続けていて本当にいいのか、ということはあらゆる点から総合的に考えなければいけないと思っています。

>食料を含む貿易による経済相互依存状況は、間違っても戦争ができなくなる状況を意味しますから、当ブログの基本的な政治的立場とも合致すると思いますが。

ここも半分同意、半分は保留です。経済相互依存状況にそのような意味を見い出すことはもちろん可能で、それには賛成ですが、食糧は人間の命にとってすべての基本であること、また、産業の均衡(第一次産業と第二次産業の均衡)も考えれば、外部に依存しすぎも問題があるとも思います。

>ここも私の前提理解は全く逆で、戦後日本の農業政策は(農政に限らず経済政策一般かも知れないが)、戦時体制の延長としての統制経済であった、との認識(1942年(!)開始の食糧管理法が廃止されたのが95年)。市場原理の欠如が農業を壊した、との理解。
今元気な農業従事者も、農協のヒエラルキー等従来型の農業から外れて都市部の消費者と直接に結びつく(=市場取引をしている!)例が目立ちますよね。

ここの点は正直言ってまだ勉強不足です。個別に考えないと問題が整理できないと思うので、課題をいただいたということで保留にさせていただきますが、現在の市場原理にまかせた政策が食糧自給率の低さを定着させるなら、現在の農業のあり方にとってもまずいのではないか、と思っています。

それから、「ネオリベ改革以前の戦後体制」についての評価は、また別の大きな問題になりますので、いずれ別の機会があればそちらに譲りたいと思います。

今回は中途半端なお返事で申しわけありませんが、ひとまずこのへんで。
  • 2008-01-01
  • 投稿者 : 村野瀬玲奈
  • URL
  • 編集

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[T7019] 本当の狙いは小泉・飯島!でもQ間で我慢する!秋山パイプ論!

ここでしつこくしつこく秋山氏の日米文化協会の問題をこれでもかこれでもかと取り上げたのは秋山糾弾ではない!少なくともこの文化協会がどうして毒ガス処理に絡めるのか?そこが問題だった!だから山田洋行からの逆流献金とかはそれほど問題ではなかった!正直額賀なんて...
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村野瀬 玲奈

Author:村野瀬 玲奈
日本の民主主義化運動のために、国会議員、行政機関、マスメディアに主権者、納税者、市民の声を届けるお手伝いをするサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書。護憲派アマゾネス軍団労働組合所属(笑)。派遣秘書としてこちらにも勤務(笑)。
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