村野瀬玲奈の秘書課広報室
社員ひとりのサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書課の村野瀬玲奈のおしごと日誌。国会議員名簿や民主主義運動の言論と資料をのせます。スローガンは「政権交代は、あらゆる改革につながる本丸。」
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この秘書課はちょっと硬い記事が多すぎる(汗)ので、たまには美爾依さんにならってセレブっぽい華やかな記事を書いてみましょう。
2008年度のミス・フランスが12月8日の土曜日に選ばれました。今度の栄えあるミス・フランスはインド洋に浮かぶフランス海外県、レユニオン島出身のヴァレリー・ベーグ Valérie Bègue さんです。
彼女の写真はたとえばこちら。
http://photos.actualite-de-stars.com/valerie+begue.html
http://fr.news.yahoo.com/fc/photos/miss-france-photos.html
彼女の名前で検索をかければほかにも出てくるでしょう。
では、彼女はどんな人なんでしょう。記事だけで全部わかるものでもありませんが、ちょっと読んでみましょう。AP配給の、2007年12月10日のShow Bizz netという芸能記事を抄訳します。
http://fr.news.yahoo.com/showbizz/20071210/ten-valerie-begue-miss-france-2008-veut-0819c30.html
土曜日に北フランスのノール県ダンケルクで行われた2008年度ミスフランス最終選考で栄冠に輝いたヴァレリー・ベーグさんは彼女の任期中、「多様性と寛容のフランスを体現したい」と語った。
日曜日、「今のところまだ足が地についてないみたい」と、パリの宮殿での感動覚めやらぬ2008年度ミス・フランスは語った。
22歳の若いレユニオン島出身の彼女は言う。
「私は私の出身地にあるような、多様性と寛容のフランスを体現したいのです。レユニオン島は歴史的には多文化の島です。その住民には民族的な多様性の豊かさがあります。」(...)
遠くから来たということは強みだと彼女は考えている。「レユニオン島はフランス本土とは全然ちがうので、私はフランスに本当の陽光をもたらすことができると思うし、狭い精神に閉じこもらずに多様性を集結させることができると思います。」
レユニオン島南西部の海岸沿いの観光地サン・ルー出身の彼女は、レユニオン島の近年の少し翳ったイメージをまた輝いたものにしようという大使役もしたいということだ。実際、chikungunya(蚊を介してうつる熱帯性伝染病)、ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ火山の噴火、leptospirose(やはり亜熱帯性の病気)など本当の重大事が近年島を襲っている。
キャリアの方では、ヴァレリー・ベーグさんは専攻の文学は少し休みたいそうだ。文学のバカロレア、そして、何もなかった1年間の後、国際ビジネスのBTS(国家資格)を選んだのだが、ミス・フランスに選ばれたため、これは中断しなければならなくなった。
多様性と寛容のフランスを体現したい、だそうです。清々しくていいなと思う発言です。日本の外国人嫌い、アジア排斥の傾向を思い、彼女のこの発言をなおさらうらやましく感じてしまう私を許してください。
厳格な移民管理を指向し、異文化排除と非寛容の広がりが心配なサルコジーのフランスを柔らかく溶かすような活躍を彼女には期待できるのでしょうか?ひょっとしたら、インド洋のレユニオン島出身の彼女を今年ミス・フランスに選んだのはサルコジーのフランスに反対するミス・フランスの主催者のメッセージなのでしょうか?
そういえば、2007年のフランス大統領選で、ヴァレリー・ベーグさんの出身地レユニオン島では、第一回投票でトップになったのはニコラ・サルコジー候補ではなく、社会党のセゴレーヌ・ロワイヤル候補でした。第二回決戦投票でもセゴレーヌ・ロワイヤル候補が55%以上の票を獲得しています。このようにレユニオン島は最も反サルコジー色が強い地域だということから、つい深読みに走ってしまうのでした。
と結局話が政治の方に流れるわけですが許してください。一応政治ブログですので。爆
今回の記事については、「性の商業化であるミスコンテストの記事を書くなんてけしからん」というツッコミも無しの方向でよろしく。笑
追記
受賞の瞬間の映像を見つけました。
http://www.sopalin.net/article-14593205.html
Dailymotionにもたくさん映像がありました。
http://www.dailymotion.com/videos/relevance/search/Valérie+Bègue/1
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9件のコメント
[C1856] 「自由」「博愛」「平等」
- 2007-12-12
- 編集
[C1863]
私の場合は華やかなというか、ミーハーなだけです(笑)。
でも、玲奈さんはミーハーからはとても遠い方だと信じてます。
ミス・フランスのヴァレリーさんはとてもきれいな方ですね。
- 2007-12-13
- 編集
[C1868] 元始、女性は太陽であった…そして新世紀の太陽はフランスから。
表題は平塚らいてうをふと思い出したので引っ張ってきてみました。
- 2007-12-13
- 編集
[C1893] ミスねた
ぼくも最近仕入れたミスねた持ってますので、こちらにてご披露おば。
何かよ〜知らんけど、『日本さくらの女王』っていうのを選んではるそうです。
国際親善に尽力してもらうために、2年に一辺。
http://www.sakuranokai.or.jp/queen/index.html
>多様性と寛容の
日本を体現してくらはることを切に願ってます。
なんてったって国交省の管轄らしいですから、・・。扇さんも選ばれるかも?
ちなみにこのサイトは、
サン・アクト蠅気鵑辰討いΔ茲知らない会社「『樹木の味方』日・米・韓・EU各国で特許取得」
の link 先「日本さくらの会」 でした。
えらい先生が多も御墨憑き、出しているようですから、凄いドクセン力を持っているのかも?
確かにサクラは甘い木ですので、ムシが一杯付くって、知り合いのおじさんが言ってました。
ほな、祭なら。
- 2007-12-16
- 編集
[C1902] >izw134様
フランス語の fraternité という語は、広く流通している「博愛」という訳語よりも、「兄弟愛」、「同胞精神」という日本語に置き換えるほうがより正確だということはできます。
「国民国家的概念」をどのような意味でおっしゃっているのかは正確にはわかりませんが、それが出自にかかわらずフランス人(その中には白人だけでなく、人種的にはいろいろな人々がいます)全体にまで適用されるのか、それを超えて国境の外まで適用されるのか、その考え方は人それぞれなのでしょう。少なくとも、「白人のフランス人(というのはあまり良い言い方ではありませんが)にだけ適用される」という、ありがちな差別的考え方に抗する考え方をこのヴァレリー・ベーグさんは示したということなのだと思います。
- 2007-12-16
- 編集
[C1905] もう1つミス?ネタ にゃは〜。
え?もうご存知でした?
http://nekopunch-tv.cocolog-nifty.com/
「猫が会社の代表を務める猫マンガ。レナ社長のわがまま経営者伝説はここからスタート!
12/16 一言ビンタ 」83!...
ほなね〜。
- 2007-12-16
- 編集
[C1909] > 国民国家的概念
> 国民国家的概念
対内的には均質性と同調、対外的には排除と対抗を含意し、構築する概念だ、程度の意味で使っています。
「自由」や「平等」と比較すると普遍化の困難な概念ではないか、と。
もとよりフランスがコスモポリタンな理想を体現した文化だとは思えない、ということでもあります。
> ありがちな差別的考え方に抗する考え方をこのヴァレリー・ベーグさんは示した
もちろん、古い概念を換骨奪胎・再定義して新しい意味を読み込んでいくのは可能なことだとは思いますが、出自が出自だけに“取扱注意”な概念であろう、というのが先日のコメントの趣旨です。
- 2007-12-17
- 編集
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2008年度のミス・フランスに選ばれたヴァレリー・ベークさんが「多様性と寛容のフランスを体現したい」と語られたことを歓迎したいと思います。これこそフランスの建国の精神である「自由」「博愛」「平等」に通じるものではないでしょうか。