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元従軍慰安婦の訴えを聞きたがらない歴史修正主義の底にある考えを解剖してみる



前回の記事「ある先生の自問『私は南京大虐殺について教えるべきではなかったかもしれない』を読んで」の続きです。

歴史修正主義の考え方の動機を少しでも理解してみようとするつもりで書いていますが、高崎経済大学の八木秀次教授や産経新聞の古森義久記者や亜細亜大学の東中野修道教授をはじめとする有名な歴史修正主義者たちにたいして中高生に対するのと同じような教育的配慮や弁護をするつもりもないです。(爆)

南京大虐殺問題や従軍慰安婦問題を否定しようとする方々を支持するつもりもありませんが、従軍慰安婦問題について、日本という国の行為や責任をすべて否定しようとする人々の動機の裏には何があるのか、それを冷静に、分析的に理解しておこうとするのは必要なことだと思います。そのような論考をした方もたぶんいると思いますし、ネット上をもっとよくさがせばどこかにそのような論考が残っているとも思いますが、私なりの考えで今回は書きます。

それは、「慰安婦問題、ヨーロッパからも追及される (追記あり)」
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-472.html
のエントリーについた、従軍慰安婦の訴えを聞くことを拒む二つのコメントをこちらで紹介し、それについて分析してみることです。(投稿のときから時間をおいての公開となることはブログ管理人の裁量ということでご了承ください。)


コメント1620
賠償金額 2007/11/16(金) 15:45
件名 : KY

http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kj8899/houtei.html
のページによると、慰安婦の人数は8〜20万とのこと。
全員に1億円ずつ払うとして、8〜20兆円。日本の国家予算が80兆ですからその10〜25%という莫大な額です。

これをどうやって支払うべきだと思われますか? 
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/sy014.htm
のページにある内訳から見ると、金額的には国債の償還を停止するか、社会保障の全てを打ち切るかという額ですが。



コメント1622
無記名 2007/11/16(金) 15:55
件名 : あなたは日本人?

海外で騒がれている慰安婦問題,彼らの非難の対象は旧日本軍人のみならず、全ての現在の日本人が対象なのですよ。実際に海外ではこの問題で若い日本人の学生たちがいやな思いをしている例が多々あるのです。

つまりあなたも誘拐犯、強姦魔の旧日本軍人の親族、子孫として非難の対象になっているのです。
そしてあなたが払った税金、これを慰安婦たちは賠償として払えといってきているのです。
あなたのおじいさんやおじさんたちは皆誘拐犯で強姦魔でしたか?あなたはそれを認めますか?

あなたが「ネトウヨ」とかいう人たちは、海外での日本人の身の安全と、日本人の誇りと、あなたが払った税金をも守ろうとしている人たちです。

多分、あなたは自分とは無関係のことだ、と思っているのでしょうが、あなたが日本人であるのならあなたも非難の対象であるということ、そしてあなたのお金もねらわれているということをどうぞお忘れなく。



これらのコメントから、「歴史修正主義」の考え方の特徴としてうかがえることがいくつかあります。まとめてみましょう。

* 被害者である元従軍慰安婦の方々の経験や苦悩への同情や思いやりは一切ないようだ。

* 被害者に平穏な青春や人生が返らないならばせめて金銭的に償われてもいいのではないかという考え方(それが実際に実現するかどうかは別にして)を、加害国の都合だけを言い募って、認めない。

* 逆に、日本人「全員」が強姦魔であると「海外では思われている」と考えており、そのことについての被害者意識が強い。

* 国としての謝罪や損害賠償に応じないのは、日本の誇りを守るため、そして、日本が「こんなこと」で金銭を損するのが嫌だから、と感じているふしがある。

* 当時の「国」としての責任と、戦時中の軍部の自然人としての責任者(指令を出した者、実行した者、黙認した者、加担した者)と、当時の「国」とは断絶しているはずの現在の「国」と、戦時中の責任者ではない現在(戦後)の日本人とを区別しようとしない。

* 同様に、刑法上の罪や責任と、道義上の罪や責任とを混同している。

* 戦時中の日本政府や日本軍や関係者が関与し実行した蛮行の責任と罪(法的、道義的両方)と、その蛮行を現在の日本政府が断罪できない責任と罪(道義的)とを区別しようとしない。

* 元従軍慰安婦の証言は信用できないという主張が歴史修正主義者からよくあるのだが、ならば、「実際に海外ではこの問題で若い日本人の学生たちがいやな思いをしている例が多々あるのです」という「証言」だって信用できない、ということが理解できない。

* 想像力が現実離れすることがある。「8〜20万人の元慰安婦全員に一人1億円を払う」ことが現実になることは現実はほとんどありえないことなのに、現実にありえないことを前提にした主張をする。

歴史修正主義の考えに染まった主張を「分析」するのは実は私にとってつらいことなので、日本はどういう方向で行動するのがよいか、それをいきなり書いてしまいます。

私は、日本国が一刻も早く次のようにするのがよいと思います。

1. 戦時中の蛮行をごまかしなく認めて反省する全会一致の国会決議をあげる。

2. 戦時中の被害者を集めて公式の集会を開催し、そこに日本国の代表者である首相が出席し、格調高く反省と謝罪の演説をおこなう(イメージとしてはドイツのヴァイツゼッカー演説)。できれば、出席した被害者全員に一人一人、謝罪の言葉をかけて回る(イメージとしては、薬害エイズでの厚生省の責任を認めて謝罪した当時の菅直人厚生大臣)。

3. 戦時中の蛮行や戦時中の日本の誤り(教科書検定で文部省の横槍がはいるような事柄。南京事件、従軍慰安婦、沖縄戦の事実、などなど...)を教科書に記し、若い世代に伝える。そのときに、被害国や被害者への謝罪は戦時中の蛮行国日本との決別し、日本が世界に受け入れられる平和国家として生まれ変わったことを内外に宣言する誇り高い精神の営みであるとも若い世代に伝える。

4. 生活苦にある元被害者に対する生活保障と心理的サポート。

これだけのことを誠実に行なった後で、「では日本が責任を認めたのですから一人一億円を個人賠償金としてよこしなさい」という人はいないと思います。(私としては、個人賠償金を払うと仮になったとしても、反対はしませんが...。)

これだけ言ったところで、国としての謝罪とは何を意味するか、ですが、私の考えは次のようになります。

現在の日本国が謝罪をするということは、過去(戦時中)の日本国の過ちと決別し、それを二度と繰り返さないという意思の内外への表明になると考えます。

たとえて言えば、犯罪者であれば、「自分は過去の罪人ではなく、その罪をつぐない、被害者への賠償もして、二度と繰り返さないのだ、更生して生まれ変わったのだ」という、周囲への明瞭な意思表明です。犯罪者が自分の罪を消すことができるのは、「その罪を自分は認めない、自分に責任はない、被害者に賠償をすると罪を認めたことになるからそんなことはできない、俺に罪はない」と一生言い続けることによってではなく、罪を認め、反省し、更生し、そのことを周囲に納得させることによってです。

私にとっては、過去の罪をそれとして認め、過去の罪から決別したことを日本という国が表明することは、尊敬に値する立派なことだと思いますし、そのような表明は全世界から必ず歓迎されると確信しています。

逆に、過去の罪を認めようとせず、謝罪もできないということは、日本という国の不名誉だと私は信じます。そして、日本が不名誉をそぐことができるのは、被害者が存命である間だけだと思っています。

罪を認めないことによって罪から正々堂々と決別することはできません。罪を認めてはじめて罪から決別できるのです。歴史修正主義者がやっていることは、罪を認めないことによって、かえって罪から逃れられなくなっているということです。

私は不名誉よりも名誉を選ぶ、それが私がこの問題について何度でも書きたくなる動機です。

あ、私は誰にとっての教師でもなく、私の信条を表明しているだけですので、私はこの記事(このブログ全体も、ですけど...)が多くの人の目に触れることを望んではいますが、すべての人に対してこの考えを力で「押し付ける」わけではありません。したがって、私がこの考え方を無理に押し付けた、と歴史修正主義者の方々が感じる必要はありませんので、歴史修正主義者のみなさま、よろしくお願いします。

今回のエントリーはここまでですが、もう一つここにメモしておきたいことがあります。(いずれ、忘れなければもう少しまとまった記事にするかもしれませんが...。)

このような従軍慰安婦の方々の声に耳を傾けず、その訴えを却下しようとすること、そして、それを正当化しようとすることは、自分が戦争などによってそのような不利益を国から受けた場合に自分の訴えが却下されるということを意味します。国に蛮行の責任をとらせるということは、そのような蛮行が将来の自分にふりかかってこないようにする、ということでもあると思っています。

そんなようなことを「『国民すべてが等しく甘受すべき戦争被害』という国の言い分が認められない理由」というような切り口からいつか書くかもしれません...。



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7件のコメント

[C1729] お坊ちゃんは負け続ける

金銭は弾丸ですから、「補償を支払いたくない」というのは戦争の一形態として理解できます。ちょうど、保険会社が日々戦争をしているのと同じように。
金のためなら他人がどうなってもいい、というのは私も日々実行しているところですし。

ただ問題は、頭が悪いことです。

補償を支払えば損をする、だから歴史を修正する。これは、私達の日常で言えば「決して非を認めない人物」に相当します。
断言していいと思いますが、損をしたくないが為に「決して非を認めない人物」は、かえって大損をこきます。
何かしら問題が起きた時に、なるべく頭を下げたくないなあと思いながらも、迅速な対応の為に全リソースを注入する。これが、ずるい大人の政治というものです。
非を認めないことで日本の名誉を守っているのだ、金を守っているのだ。これでは、ぼんぼんの発想です(笑)。

以上は、国家の視点からの問題展開。
それ以前、人道の視点からの論は言うまでもなく……。
  • 2007-11-29
  • 投稿者 : 人生アウト
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[C1733] 日本は何回謝罪すればいいの?

>現在の日本国が謝罪をするということは、過去(戦時中)の日本国の過ちと決別し、それを二度と繰り返さないという意思の内外への表明になると考えます。

今まであなたと同じ考えで、いままで日本は謝罪を繰り返し、河野談話も生まれたわけですが、まだ終わりませんよ。誠意を尽くしても何度謝罪しても、聞く耳を持たぬ人たちにはどうしようもないということです。あなたほどのお方がまだお気付きになりませんかね。それが不思議でしかたがりません。

自ENDというよりも日本ENDで、日本という国がなくなれば全ての問題が消えることでしょう。国内外にそれが目的の人が多いようですから。日本亡国は意外と近いことかもしれませんよ。

http://www1.u-netsurf.ne.jp/~kokueki/guntai/china.htm

こういうこともありましたよね。
日本の終戦直後より「在満・在朝日本人」は塗炭の苦しみを味わうことになった。追放や財産の略奪に止まらず、強制連行や虐殺などで、祖国の地を踏むことなく無念のうちに斃れた者も少なくなかった。特に女性は朝鮮人やロシア人等に陵辱されて、心ならずも妊娠したり、性病に罹ったりしたにもかかわらず、何ら医療的治療が施されずにいた。これを苦に自殺する女性も数多くいた。

釜山日本人世話会の調査によると、調査対象者885人のうち、レイプ被害者70人、性病罹患患者19人、約1割が性犯罪の被害に遭っているという戦慄すべき数字が示されていた。

在外同胞援護会救療部では、引揚船に医師を派遣し、引揚者の治療に当たったが、殊のほか女性の性的被害が多いことに愕然し、早急に専門の治療施設を作る必要があると上部に掛け合った。こういう経緯で、1946年3月25日に「二日市保養所」が開設されることになった。医師は在外同胞援護会救療部員(旧京城帝国大学医学部医局員によって構成)が担当した。

韓国は日本に謝罪されたのでしょうか?お教え下さい。

http://www2.odn.ne.jp/~aab28300/backnumber/04_12/tokusyu.htm

http://aikokuseigijuku.com/koreaphoto/japan-corea-touzi1.html

http://protectjapan.blog120.fc2.com/

http://www.awf.or.jp/pdf/0051_5.pdf
  • 2007-11-29
  • 投稿者 : 馬の耳
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[C1735] 拝読いたしました

『想像力が現実離れすることがある』KYです。

御説拝読いたしました。実に格調高く見事な解決策だと思います。
と同時に、ここまで日本の政治家がエレガントになるためにはそれを選出する日本の有権者がどれだけ進化しなくてはならないのかを思うと気が遠くなります。

ましてそれを受け取る側の政治家たちがこのような完全なる解決策を受け入れ、日本に対する外交上のアドバンテージを喪失することに同意するにはどれほどの年月が必要かと思うと、もう一度戦争をしてすっきりしたほうが早いのではないかとさえ思えてきます。

とはいえ、歴史は覆りませんし、未来も現在の延長でしかありません。
こつこつとやっていくしかないのでしょうね。

それでは
  • 2007-11-29
  • 投稿者 : KY
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[C1739] 日本的謝罪は通用しない

村野瀬さん、こんばんは。先日はコメントを載せていただいてありがとうございます。

対話を拒否するような左翼の方々と違って、対立意見でも表明する機会を与えてくれたことに感謝するとともに、前日のコメント(村野瀬さんが対立意見を表明することを認めない点)については済みません、撤回いたします。

村野瀬さんが考える理想的な謝罪のあり方については、なるほど誠に日本人らしい考え方だと思いました。つまり、「潔く罪を認め誠実に謝罪することによってのみ、汚名が晴らされる」ということだと私は解釈いたしました。ただし、この考え方には、幾つか問題点があると思うので私の考えを述べたいと思います。

その1、まず、前提となる罪を本当に犯したのか?我々歴史修正主義者は、正にこの点に疑問を抱いているのであって、この点さえ納得できる材料をいただければ、「潔く」謝罪することに何らためらいはありません。

もちろん、その材料とは、本人のお涙頂戴的な証言などあやふやなものではなく、「20万人もの女性を性奴隷として扱った」という確たる証拠のみを与えていただければ結構なのです。

その2、村野瀬さんは、誠実に謝ればそれ以上追及される事はないとお考えのようですが、同じ日本人ならいざ知らず外国には通用しません。日本人は「潔く誠実に謝れば相手にその気持ちが伝わる」社会通念の中で生活しているので外国にも日本式の謝罪が通用すると勘違いしているのです。

一般的に罪を償うと言う事は、性奴隷として扱った日本人を、特定し、かつ自らの法廷で裁き処罰する(仮に死んでいたとしても特定し犯罪者として発表する事はできるはず)ことのはず。

実際の責任者や下手人を裁きもせず、とにかく首相が謝罪会見や犠牲者を前に土下座(←日本式の謝罪)すれば済むものではないでしょう。

ましてや、左翼の方々が行なっている活動は、内外問わず、日本軍の悪行を宣伝するだけではないですか。こんな行為は、いわば女房の悪口を壁に向かって言っているようなもので、謝罪や反省とは呼びません。

その3、仮にご自分が、日本軍と同様の立場で裁かれるとしたら、村野瀬さんはあやふやな「証言」のみで素直に罪をお認めになりますか?「もちろん認めますよ」と仰るなら私は何も文句はありません。他者に対して取る姿勢を、自分にも同様に当てはめる一貫した姿勢だと思いますので。

しかしながら、「いや、私は証言だけでは納得できない。確たる証拠なしに罪を認めるつもりはない」と仰るなら、自分では従うつもりがないくせに、他者には平気で強要するという正にダブルスタンダード態度であって、偽善者と言われてもしょうがないのではないでしょうか?

自分が日本軍と同じような立場に立たされると想像してみてください。果たして逃げずに自他ともに一貫した行動が取れる左翼の方々がいるのでしょうかね?私は大いに疑問ですが。
  • 2007-11-29
  • 投稿者 : 一知半解男
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[C1742]

村瀬さん。
はじめて書き込みます。横レスですみませんが、一知半解男さんのコメントでちょっと「言葉遊び」をさせてください。

>仮にご自分が、日本軍と同様の立場で裁かれるとしたら、村野瀬さんはあやふやな「証言」のみで素直に罪をお認めになりますか?「もちろん認めますよ」と仰るなら私は何も文句はありません。他者に対して取る姿勢を、自分にも同様に当てはめる一貫した姿勢だと思いますので。

仮にご自分が(あなたの娘でも妻でも恋人でも母親でも良いのですが)、従軍「慰安婦」と同様立場になったら、一知半解男さんは加害者側の「自分達に責任はない」という言い分だけで素直に相手の責任の追及をやめますか?「もちろんやめますよ」と仰るなら私は何も文句はありません。他者に対して取る姿勢を、自分にも同様に当てはめる一貫した姿勢だと思いますので。

>しかしながら、「いや、私は証言だけでは納得できない。確たる証拠なしに罪を認めるつもりはない」と仰るなら、自分では従うつもりがないくせに、他者には平気で強要するという正にダブルスタンダード態度であって、偽善者と言われてもしょうがないのではないでしょうか?

>しかしながら、「いや、私は加害者側の言い分だけでは納得できない。確たる証拠なしに相手がえん罪だったと認めるつもりはない」と仰るなら、自分では従うつもりがないくせに、他者には平気で強要するという正にダブルスタンダード態度であって、

>自分が日本軍と同じような立場に立たされると想像してみてください。

自分が(あるいは自分の娘、妻、恋人、母親が)従軍「慰安婦」と同じような立場に立たされると想像してみてください。

 あまり言葉を変える必要のないことにちょっと驚きました。

 また従軍「慰安婦」問題は「証言」だけで論じられているわけではありません。
 一方で、おそらく「慰安婦」たちの中には、就学の機会もなく(奪われ)、読み書きができない,不得意だという人が多くいると思います。
 そして監禁され性暴力を受け、戦後も苦しい生活を続けてきた彼女らは、当然「公的で」「信頼性があって」「歴史的な価値がある」(それらはだいたい物証、文書の形をとります)〈証拠〉を残すことから疎外されてきました。このようなものを残すにはある程度の「権力」が必要なのです。そして彼女らはまさしくその「権力」(日本軍を含む)によって暴力を受けてきました。
 そのような自らの口以外に何もない(すでに殺された「慰安婦」にはそれすらない)彼女らの「証言」を「証拠」として信用できないという歴史学は、その歴史学の手法こそ間違っていると思います。
 「物的証拠」を残せない彼女らの存在、声をどのように位置づけていくかこそ、これからの歴史学に求められていると思います(と言うかもう実践されはじめていますけど)

長文失礼しました。
  • 2007-11-30
  • 投稿者 : shira
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[C1759] >shiraさん

shiraさん、いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。

「あまり言葉を変える必要がない」、まさにそうなのです。歴史修正主義者たちの「主張」は、自分たち自身の主張そのものによって簡単に切り返されてしまうほど底が浅いのです。

また、被害者自身の「証言」「だけ」で論じられているわけではない、というのもその通りで、それ以外にも史料はたくさんあるのです。歴史修正主義者たちはそのことに本当に気付いていないのか気付かないふりをしているのか、いずれにしても、彼らは思考能力が限られているか、誠実さが足りないかのどちらかだと思わざるをえません。その一つの例として、私が

>* 当時の「国」としての責任と、戦時中の軍部の自然人としての責任者(指令を出した者、実行した者、黙認した者、加担した者)と、当時の「国」とは断絶しているはずの現在の「国」と、戦時中の責任者ではない現在(戦後)の日本人とを区別しようとしない。
>* 同様に、刑法上の罪や責任と、道義上の罪や責任とを混同している。
>* 戦時中の日本政府や日本軍や関係者が関与し実行した蛮行の責任と罪(法的、道義的両方)と、その蛮行を現在の日本政府が断罪できない責任と罪(道義的)とを区別しようとしない。

とはっきりと指摘していることすらも理解できないのですよね、歴史修正主義者たちは...。
  • 2007-12-01
  • 投稿者 : 村野瀬玲奈
  • URL
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[C1771] shiraさん、コメントありがとうございます。ご質問にお答えいたします。

shiraさん、私のコメントに答えてくださり、ありがとうございます。
さて、ご質問いただいたので、お答えします。

まず第一にはっきりさせておきたいのが、日本軍の立場に置かれることと、慰安婦の立場に置かれることは前提が決定的に違うという事です。

・日本軍の立場と言うのは、「曖昧な証言ひとつ」で裁かれ、「反対の事実」は一切無視され抗弁が許されない非常に不利な被告の立場です。

・慰安婦の立場と言うのは、「曖昧な証言ひとつ」で被告を訴えることが出来、証拠も一切提示する必要のない非常に有利な原告の立場です。

弁明の機会も与えられず、アリバイはことごとく無視されるという前提の上で、日本軍の立場に立たれたら、左翼の方々は従いますか?と質問したつもりです。

慰安婦の立場に立ってみてはどうか、とのご指摘ですが、慰安婦の立場に立つということは、相手が抗弁できないという極めて有利な立場に立つということになります。

つまり、加害者側は「自分達に責任はない」と抗弁することすら出来ない脆弱な立場なわけです。片や有利で片や不利な立場ですから、前提が違うという意味がこれでお分かりいただけたでしょうか?

こうした慰安婦の立場と、日本軍の立場を単に交換して同じ事じゃないかと言われましても、前提条件を無視した言葉遊びに過ぎないのではないかと思いますので何ともお答えできかねます。

>そのような自らの口以外に何もない(すでに殺された「慰安婦」にはそれすらない)彼女らの「証言」を「証拠」として信用できないという歴史学は、その歴史学の手法こそ間違っていると思います。<

証言にも信頼できるものから全くの捏造まであることはご理解いただけますよね。
山本七平は、戦場における証言を次のように分けています。

1)多少の誤差はあっても、確実に事実であること。
2)伝聞と体験が混同しているもの。
3)伝聞(戦場の伝聞は非常に怪しい)を事実の如くに記しているもの。
4)政治的意図もしくは売名や自己顕示、また時流に媚びるための完全なデッチあげであるもの。

こうした検証を行なわずに、「かわいそうだ」とか「日本も悪かったんだから」という理由だけで、その証言をやすやすと認めて日本国民の理解が得られますか?

ましてや、証拠とされる代表的な慰安婦の証言はコロコロ変わっているような状況なのですよ。
証言一つでコロコロ変わるような歴史学のほうこそ、おかしいとおもいませんか?
  • 2007-12-01
  • 投稿者 : 一知半解男
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村野瀬 玲奈

Author:村野瀬 玲奈
日本の民主主義化運動のため、国会議員、行政機関、マスメディアに主権者、納税者、生活者の声を届けるお手伝いをするサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書。護憲派アマゾネス軍団労働組合所属(笑)。派遣秘書としてこちらにもときどき勤務(笑)。
この秘書課広報室備え付けの国会議員の政党別・委員会別・都道府県別などの名簿の一覧と使い方はこちら。たとえば、非正規労働を正規化せよと民主党幹部に要望の投書をするなど、ご活用ください。名簿の最終更新日は2008年1月23日。
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憲法は、国から国民への命令書でも「日本の伝統」の定義文書でもありません。

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「壊れる前に...」のうにさんのアイデアをもとに「Gazing at the Celestial Blue」の碧猫さんが作製。一方、国民主権や基本的人権を制約することをめざす自民党新憲法草案全文(2005年10月28日発表)はこちら。(1946年現憲法との比較付き。) 自民党新憲法草案(2005年10月28日発表)と現憲法(1946年憲法)とを読み比べするシリーズ記事はこちら。 ジャッカルさんによる自民党新憲法草案全文(2005年10月28日発表)徹底検証はこちら。 護憲派アマゾネス軍団で遊びたい方は、まずこちらの案内をお読みの上、こちらこちらでお待ちしています。

Save our world-famous Tsukiji

Like a rolling bean-Tsukiji_SOS_logo4_small
(↑Please read this link, so that the world-famous Tsukiji fish market should not be relocated to an old gas works site at Toyosu, highly polluted with multiple contaminants.)

Think of these children in Gaza

children_of_gaza_by_shady111

(from deviantART "Gaza")

「世界愛人主義同盟」(笑)は死刑に反対です

『司法の現実の中では、死刑とは何でしょうか。12人の男女の陪審員。2日間の審問。事件にまつわることがらの奥底まで触れることは不可能。そして、数十分、時には数分で罪悪性についての非常にむずかしい問題に断定的に判断をくだす。それ以上に、ほかの人の生死を決定するという恐ろしい権利もしくは義務。12人の人が、ある民主主義国で、次のようなことを言う権利があるというわけです。「こいつは生きていてよい、こいつは死ななければならない!」と。私ははっきり申します。この司法の構想は、自由の国のそれではありえません。』

1981年9月17日、フランス国民議会、死刑廃止法案の審議における、法務大臣ロベール・バダンテール Robert Badinter の演説から引用)
死刑についての当秘書課広報室の記事はこちら
死刑廃止論FAQはここをクリック。

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世界人権宣言を読もう...

『第十九条 すべて人は、意見及び表現の自由に対する権利を有する。この権利は、干渉を受けることなく自己の意見をもつ自由並びにあらゆる手段により、また、国境を越えると否とにかかわりなく、情報及び思想を求め、受け、及び伝える自由を含む。』

...ベルギー憲法も。

『第11条 ベルギー国民に認められた権利と自由の享受は、差別なく保証されなければならない。その目的のために、法律及びデクレをもって、特にイデオロギー的及び思想的少数者の権利および自由を保障する。』

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未来を予見する最良の方法は自ら作ること

●未来を予見する最良の方法はひよこ豆のようにころがることである。
●未来を予見する最良の方法は情報流通を促進することである。
●未来を予見する最良の方法は労働組合って何するところか学ぶことである。
●未来を予見する最良の方法は大脇道場に入門することである。
●未来を予見する最良の方法は広島瀬戸内新聞を購読することである。
●未来を予見する最良の方法は世界の片隅でニュースを読むことである。
●未来を予見する最良の方法は午後のコーヒーをいただくことである。
●未来を予見する最良の方法はブログで 情報交換することである。
●未来を予見する最良の方法は「私にも一言、言わせて!」と吼えることである。
●未来を予見する最良の方法は「私にももう一言、言わせて!」とさらに吼えることである。
●未来を予見する最良の方法は「私にもまだもう一言、言わせて!」とさらに再び吼えることである。
●未来を予見する最良の方法は「私にもまだまだもう一言、言わせて!」ともう一度さらに再び吼えることである。
●未来を予見する最良の方法は医療制度および障害者雇用制度を改善することである。
●未来を予見する最良の方法は医療制度改革と社会保障を憲法を通じて見つめることである。
●未来を予見する最良の方法はクリームな日々を過ごすことである。
●未来を予見する最良の方法は反戦な家をつくることである。
●未来を予見する最良の方法は超左翼おじさんの挑戦を受けることである。
●未来を予見する最良の方法は超左翼おじさんの挑戦をもう一度受けることである。
●未来を予見する最良の方法はふじふじのフィルターで社会を見ることである。
●未来を予見する最良の方法はラ・ターシュに魅せられることである。
●未来を予見する最良の方法は何人かの友人同士が日常で思った事、感じた事をつらつら好き勝手に書くことである。
●未来を予見する最良の方法は生活の中で感じた疑問や思いをあれこれ深めることである。
●未来を予見する最良の方法は「人生は美しい」と言うことである。
●未来を予見する最良の方法はきまぐれに手記を書くことである。
●未来を予見する最良の方法は教育基本法の再改正を求めることである。
●未来を予見する最良の方法はわたしの心のものさしで社会を見ることである。
●未来を予見する最良の方法は身近な一歩で社会を変えることである。
●未来を予見する最良の方法は白鳥の一声を聞くことである。
●未来を予見する最良の方法は競馬に勝つことである。
●未来を予見する最良の方法は古い寺を多く見ることである。
●未来を予見する最良の方法は灰色の歩行者になることである。
●未来を予見する最良の方法は灰色のベンチに座ることである。
●未来を予見する最良の方法は植草一秀さんから『知られざる真実』を聞くことである。
●未来を予見する最良の方法は政治学者五十嵐仁さんの意見を聞くことである。
●未来を予見する最良の方法は政治評論家森田実さんの意見を聞くことである。
●未来を予見する最良の方法は鈴木邦男さんをぶっとばす(?)ことである。
●未来を予見する最良の方法はミネソタ大学人権図書館に国際憲章、国際条約を読みに行くことである。
●未来を予見する最良の方法は権力に奪われた言葉を奪い返すことである。
●未来を予見する最良の方法は「誰に投票する?」と考えることである。
●未来を予見する最良の方法は世の中の「そもそも」にこだわることである。
●未来を予見する最良の方法は現政権にノーを言うことである。

労働問題、貧困・格差問題リンク

●労働組合ってなにするところ?
●全国労働基準監督署の所在案内(厚労省サイト)
●都道府県労働局の所在案内(厚労省サイト)
●日本労働弁護団
●全国労働組合総連合(全労連)
●コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク
●なんぶユニオン
●NPO法人 POSSE 〜労働相談やイベント通じて一緒に「働く」を考えましょう〜
●労働相談 女性ユニオン東京
●女性と貧困ネットワーク
●一人でも入れる労働組合 なかまユニオン
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●ガテン系連帯☆ブログ
●インターネット労働組合ジャパンユニオン
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●臨床心理士ユニオンのホームページ
●全国一般労働組合東京東部労働組合
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●「ユニオン」と「労働ニュース」アーカイブ
●労働問題中心、ブログ
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●自立生活サポートセンター もやい
●東洋経済オンライン:「貧困層をより貧しくする日本の歪んだ所得再配分」

「日本人の日本」だけが「世の中」じゃない

●愛国心はあるさ。ありますとも。あるからより良い国になってほしいのだーだから外国と存分に比べさせてもらいまーす!
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