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この光市殺人事件の裁判について独自の視点から考察を加えている水葉さんの Tomorrow is another happy で、差し戻し審での被告側の主張が転載され、それをうけての被害者遺族本村洋さんの反応を報じる短い新聞記事を引用し、エントリー本文とコメント欄でコメントをしていますので、まずそちらをご案内します。
光市裁判差し戻し審
http://aqualeafree.blog70.fc2.com/blog-entry-827.html 「万死に値、命で償いを」
http://aqualeafree.blog70.fc2.com/blog-entry-829.html 水葉さんがもとの新聞記事の中から強調文字にしたこの部分。
「法廷では、本村さんの中に作っているモンスターを見てるから、僕自身を見てほしい」 この被告の発言に水葉さんはこう指摘をしています。
「未熟な被告による鋭い指摘ではなかろうか。」
そのうえで、水葉さんの指摘は続きます。
「一審二審の杜撰な取調べは、被告の少年のみならず、本村さんをも傷つけているように思う。」 一審、二審がずさんだったかどうか私は判断をあえて保留しますが、被告の少年と本村さんの両方を傷つけた、と私にも思えました。
さて、
光市母子殺人事件の裁判について私が2007年8月10日に書いた最初のエントリー にたくさんのコメントをいただいており、いつもはコメントにお返事をする時間が少ない(コメントをいただくみなさん、ごめんなさい!)私もそのときは全部ではないながらもできるだけ返事をしました。
(ただし、「本当に普通のオヤジ」さんからはたいへんに長い二度目のコメントをいただきましたが、あまりにも長すぎることと最初のコメントと重複する内容も多かったため承認は見送っております。それだけ長文で伝えたいことであれば、ご自分でブログを開くことをおすすめしたいのですが...)
そのときいただいたコメントの中から、事件に直接の関係があるものをこちらにも転載させていただきます。私の返答コメントも含まれます。
ただ、一つ念のためにおことわりしておきます。各コメントの日付を見ていただければわかるとおり、それらはまだ弁護団の説明や
今枝仁弁護士のブログ が大きく公開される前のものであり、それらをある程度読んだ今となっては各コメント者も私も別の書き方をしていたかもしれません。
ではどうぞ。
(以下、転載)
[C897] 潜在的犯罪者
おはようございます。
>第三に、報道の役割です。一般の人が、被告の悲しさと怒りに寄り添って…
ここは「被告」ではなく「被害者」ではありませんか?でもこの文章のように被告人を自分達と同じ人間として扱う習慣があれば事情は違ってきたのでしょうが…
故意犯であれば被告の立場になって考えにくいのはわかりますが、過失犯、特に業務上過失致傷罪や新設の自動車運転過失致死傷罪であれば、誰もが加害者になり得ます。極端な話、車を使っている人は明日加害者になり一月後には被告人として裁判所で被害者遺族の罵声を浴びていても全くおかしくない訳です。(自動車運転過失致死傷罪も被害者参加の対象になるものと思われます。改正刑事訴訟法316条の33、3号より)
その時もし過失が無く(被害者が飛び出してきたようなケース)それを争おうとした場合でも、弁護士が遺族や社会からの批判を恐れて萎縮してしまい結局有罪になってしまうケースが今後増えるのではないかと心配しています。そうなった場合の責任はまずは当該弁護士以下その事件にかかわった法曹三者が負うべきところですが、そのような風潮を創り上げるのに協力した一般市民も責任を免れるべきではないと思います。刑事裁判のシステムを批判する場合、そのような影響まで考えて批判して欲しいものです。
2007-08-11 投稿者 : trilemma
[C898] コメントありがとうございます
>trilemmaさん
ご指摘ありがとうございます。書き間違いですので、訂正しました。m(__)m
ご意見、おっしゃる通りで、本文でははっきり書きませんでしたが、被害者感情「だけ」が重要なのであれば、極端な話、身内を殺された被害者遺族全員が、殺人の経過や動機が何であれ「死をもって償え」と犯人に命じることができるように、理論的にはなってしまいます。(もちろん、被害者遺族が犯人を憎いと思うのは当然のことであり、その感情自体を持ってはいけないと言うわけではありません。)
「1981年9月17日、フランス国民議会、死刑廃止法案の審議における、法務大臣ロベール・バダンテールの演説全文訳」のエントリーをこのブログに載せたとき、「日本では犯罪被害者への経済的補償もなければ精神的支援もなく、せめてもの意趣返しに死刑を望む人が多いように思います」というコメントがついたことがあります。もし本当にそうであるなら、死刑制度があることによってかえって経済的保証や精神的支援を被害者遺族に提供する施策の確立が遅らされているとすら言えるように思います。
2007-08-11 投稿者 : 村野瀬玲奈
[C899]
玲奈さん、書いてくださってありがとう。
>弁護士が被告の弁護を引き受けるという、刑事裁判のイロハにすら敵意を持つ人が少なくないことを憂慮します
書きたいのに書く事ができぬまま、某巨大人気ブログの記事を読んでおりました。被害者感情にのみ自分の気持ちを投影してしまう事・・普段の暮らしの中でもあり得るかと思います。だとしても、マスコミと同じ論調で煽るように書く事にどうしても、強烈に違和感と恐ろしさを覚えております・・
2007-08-11 投稿者 : お玉おばさん
[C900] 弁護士は何から誰を守る存在なのか
トラックバックありがとうございます。
この事件に限らず最近の報道、特に事件報道からは、「国家権力が恐ろしいものだ」という前提が忘れ去られていると感じます。
確かに加害者と被害者だけを見れば、被害者は圧倒的に弱者ですから、殺した側に20人を超える弁護団がつく事は不平等で抑圧的に見える。
けれど、刑罰はあくまでも国家権力が有罪者を罰するものであって、被害者が加害者に復讐する制度ではありません。そして、国家はほうっておけば、自分の都合だけで過剰な制裁や弾圧を与えかねない。
だからこそ、国家が国民に過剰制裁や不当な弾圧を与えないよう、弁護をはじめとする適正手続きが必要であり、推定無罪が重要です。弁護士は被害者から加害者を守っているのではなく、国家権力が被告人=国民の権利・利益を損なわないよう守っている存在だということが、あまりにも理解されていないのではないでしょうか。
慎重な量刑判断や充分な弁護活動は、「国家」から「(被告人とされた)国民」を守るためのシステムである事を、再認識する必要があるように思います。
2007-08-11 投稿者 : sasakichi
[C902]
こんにちは。私の記事を紹介していただきましてありがとうございます。
また、トラックバックありがとうございました。
テレビの報道では、この事件は少年法や死刑の是非などが問題とされていますが、週刊ポストの記事中の精神科医の見解からしますと、犯行は計画的とは思えないこと(傷害致死の可能性がある)、被告が死というものが無であることを認識しているか、など重要な論点が他にもあるようです。
どういう判決が出るにしろ、そのような点を冷静に客観的に考えることが必要だと思います。そのためにもマスコミの使命は大きいと思いますが、現状では自らその使命を放棄しているようで残念です。
2007-08-11 投稿者 : もそもそ
[C906] 復讐のくだりですが
ここでは、どうも復讐劇に方向が向いているようですね。でも、「犯人の犯した犯罪への反省がなければ、たとえ判決が死刑になってもこの裁判は意味がない。」ような本村さんの表現がテレビ報道されていたと思います。一般人には、先に判決での無期懲役とは、もう一生でられないような印象がありますが、これは、犯人側も、数年ででられるし、とようなことが報道されていました。私個人としては、とても個人の復讐にはみえないのですが。
2007-08-11 投稿者 : さば
[C907] 無期懲役刑は長期化する傾向にある
さばさま、いらっしゃいませ。
無期懲役が数年で出られるし、というようなことが報道されていたとのことですが、そのような番組は取材不足か誤解か、下手したらプロパガンダのようなものみたいです。私が資料として示した「A tree at ease」の記事の中にさらに別記事へのリンクがあり、そこで説明されています。下の二つの記事です。よろしければごらんください。
http://luxemburg.exblog.jp/4292241/ http://www.jca.apc.org/cpr/2002/kaido-muki.html 一般に流布している誤解とは逆に、無期懲役刑は長期化する傾向にある、ということを正確に取材できないマスメディアも含めて私はこの記事で問題にしたつもりなのです。
2007-08-12 投稿者 : 村野瀬玲奈
[C912] 手続や原則を下支えする精神の公平性
光市で起こった不幸な事件を発端とする一連の騒動を見ていて、つくづく思うのは「精神の公平性」の大切さです。件の青年は
>犯人の犯した犯罪への反省がなければ、たとえ判決が死刑になってもこの裁判は意味がない
という旨の発言をし、これが支持されていますが、これほど不公平な発言はない。犯人が刑に服した中で反省するのではなく、反省した上で刑(しかも死刑!)に服するというのは、犯人の為した反省の価値を全く省みないものです。
いくら反省してもしても償いきれない罪がある、という反論はあるでしょう。しかし、問題はそういうところにあるのではありません。反省を強要した上で死刑にした(しようとしている)人間は、自分たちは反省しなくてよいと暗黙のうちに考えてしまっている点に不公平性があるのです。
かけがえのない者を奪われた遺族がそうした考えに陥ってしまうのは、致し方のないことかもしれません。しかし、公平性を旨とすべきメディアが、精神の公平性を放棄して、被害者の心情に寄り添ってしまったのは非常に危ないことです。公平性を担保する自らへの反省の姿勢を放棄してしまったからです。
2007-08-12 投稿者 : 愚樵
[C914] 無期懲役刑についての情報
また失礼します。無期懲役刑の実態が誤解されて伝わっていることは、かねてから私も問題だと思っておりました。こちらのHPが詳細なデータを載せておられます。
→無期懲役刑に関する誤解の蔓延を防止するためのホームページ(
http://www.geocities.jp/y_20_06/index.html )
「下手したらプロパガンダ」とのことですが、私などはこれは純然たるプロパガンダだと思っています。「無期懲役」でのgoogle検索のTOP5のうち四つが無期懲役と仮釈放の問題を述べており、wikipediaでもこの問題を取り上げているような状況ですから、「これは気が付きませんで…」が通用する状況ではありません。そもそも真面目なジャーナリストなら「矯正統計年報」くらいは見るでしょうから。
ただそれを指摘しても、彼らは「嘘は言ってない」と突っぱねるでしょう。10年(刑法28条)ないし7年(少年法58条1項)で無期刑の仮釈放が「法律上」可能なのは事実だ、と言うことで。
2007-08-12 投稿者 : trilemma
[C922] 事実を知りたい
テレビの報道番組でしかこの事件に関しては知りませんし、ブログもあまり読まず偶然この記事を読ませて頂き、少し釈然としないモヤモヤ感から書かせてもらいます。
それは、真実が良く分かっていないのに、メディアや訴訟手続き等の批判が原告への批判になってしまっている様に思えるという事です。
つまり、前提として手続き、審理は適正に行われたとして、被害者遺族もその審理に基づき判断したとして、
被害者遺族の立場で考えれば、どの様な手段を選ぼうと復讐(判断に基づいた刑)をしたいという思いは当然であり、その行動を積極的にとる事に対して批判を加えることはできないなと。
被告に弁護士がいるのと同じ様に、被害者の代理人(厳密には死者の代理人はありえませんが)として考えれば当然ではないでしょうか。私にはそう思えるのです。
この行動に対して、メディアが偏った報道をしようがそれは遺族に向ける批判ではなく、メディアに向けるべきだし、司法が影響されるなら、どの様に影響されるのか見てみたいです。
加害者の行動を考えた場合、殺人を一旦認めておきながら、再審でそれを覆すのは訴訟手続き上は被告側が非難されるべきところ、それよりも訴訟手続き上の疑い(審理が公正に行われたかの疑問)を元に被告の擁護になってしまっており、手続きを重視するのであれば被告弁護人に批判も加える必要があるのではないでしょうか。
真実を被告本人に喋らせ、その真実(罪)に妥当する罰を受けさせるという弁護士本来の職務(勝手に私が思ってるだけですが)から考えれば、弁護人が変更されようが、殺人が傷害致死になりえるはずがなく、
現在の弁護人の主張が正しいのなら、批判されるのは前の弁護人であり、国家権力を批判するのは方向が違う様に思えます。(複雑に絡まってるかも知れませんが、一義的に弁護人が批判の対象と思います)
弁護人は罪を逃れさせるのが職務になってしまい弁護人の評価基準になっているのではないかという事が論点であり、訴訟手続きの問題でしょうか?例え、死刑になるかもしれなくても、真実を喋らせ、それに妥当する罰を受ける事を権力から保障してあげるという弁護人の本来の姿勢を考えるべきではないでしょうか。
長々と書き込んでしまい申し訳ありません。
もともとモヤモヤしている事を書いたので内容もまとまりがなく、すみません。
要は、原告側も被告側も現在許される(手続き上の)範囲で行動しているのであり、
それに対し、制度の問題点を彼らに向けるのは釈然としないと言う事です。
そして、事実が法廷の場に提出され、それに対して審議を尽くすべきというご意見に異論はありません。
ただ、死に関しての認識も疑われるほど幼稚な人間に更生の概念があるのでしょうか?少なくともその様な人間の近くには住みたくないし、その様な人間から家族をどの様に守ったら良いのでしょう?妥当な罰はあるのでしょうか?
再審で死刑判決が出た場合に、被告が、”いつ 生まれ変わらせてもらえる?”と述べた場合、
私も上告を支持したい。
2007-08-12 投稿者 : 本当に普通のオヤジ
[C923]
被告は反省の色を見せていないですし、反省していない人間に更生の可能性は無いでしょう。最高裁でも前審の経過からでは死刑回避は不十分とみています。被告は高校を卒業し社会人と働いていることから、さほど責任を取れないほど幼いともいえません。
保護されるべき幼児を殺害し、強姦目的でその母親を殺害したとなると、このままでは、死刑は妥当といえます。
2007-08-12 投稿者 : wester
[C926]
初めまして、書かれている内容を読ませていただきました、その上で私の感じた事を少し書かせてもらいたいと思います。
刑罰に関しては国民の応報感情を考慮せざる得ないと思います。普通の一般国民を対象とするものですから。
又、現在の刑事裁判で下される判決での刑罰の量刑ではもはや刑法の一般予防の機能は働きにくくなっていると思っています。
刑事司法も社会状況の変化によって変遷するものだと感じています。
そして、今回の事件に関しては、被告側の弁護士の多さに多少の違和感を感じているとおもに、主任の弁護士なのかどうか解りませんが記者会見に臨んでいる弁護士(有名な方みたいですが)の言葉を聴いていると説得力に欠け苦しいなと感じてしまいます、普通一般的にですが。
何れにしても、裁判所の下す判決が所謂真実なのですから、裁判所の認める真実を見てみたいと思います。
無期懲役か死刑か、この差は天と地との差に等しいとおもいますね。二十年の有期懲役はありえないと思います。
私も捜査から逮捕そして取り調べが暗闇の中で行われている事への批判と改善の必要性は感じています更には代用監獄の弊害も感じています。
2007-08-13 投稿者 : ealinngu2000
[C931] >本当に普通のオヤジさま
本当に普通のオヤジさま、コメントありがとうございます。
「もともとモヤモヤしている事を書いたので内容もまとまりがなく、すみません」とありますので、誤読または誤解があると思われるところにまずお返事します。
「真実が良く分かっていないのに、メディアや訴訟手続き等の批判が原告への批判になってしまっている様に思える」とのことですが、私があげた5点には被害者遺族への批判は含まれていません。私が被害者遺族への批判を意図していないことはもう一度強調させていただきます。
真実がよくわかっていないからこそ審理は公正になされるべきであり、メディアの姿勢や訴訟手続が公正でなければならない、また、被害者でも加害者でもない第三者は冷静に判断することが強く求められる、ということが私の言いたいことなのです。私の記事の中で、メディアのかたよった報道への批判を被害者に向けているつもりはありません。
繰り返しになりますが、本村さんの心情も理解はできますが、だからといって審理やメディア報道がゆがめられてはいけない、と思うのです。
おっしゃる通り、前任の被告側弁護士の仕事がおざなりだったのかもしれません。そうだとしたら、今からでもそれを修正して公正な審理となるようにしてほしいと思います。
>真実を被告本人に喋らせ、その真実(罪)に妥当する罰を受けさせるという弁護士本来の職務(勝手に私が思ってるだけですが)
ここには誤解があると思います。弁護士のお二人のブログ、「情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士」と「Because It's There」をもう一度熟読することをどうかお願いします。弁護士の職務は「(罪)に妥当する罰を受けさせる」ことではありません。判決(罰)を言い渡すのは、検察側と弁護側のそれぞれの主張や各種の証拠や証言を裁判で検討した裁判官の役割です。それが裁判です。
手軽にウィキペディアで「弁護士」をひくと、「法的手続において当事者の代理人、被告人の弁護人として法廷で主張・弁護等を行う」と書いてあります。
「事実が法廷の場に提出され、それに対して審議を尽くすべきというご意見に異論はありません」ということですので、私からの補足説明はだいたい以上です。
「死に関しての認識も疑われるほど幼稚な人間に更生の概念があるのでしょうか?」という疑問ですが、これは人間観に属する問いだと思います。それぞれの人が人間性について、犯罪について、教育についてそれぞれの経験からそれぞれの信条を持っているのだと思いますので、複数の人の間でどうしても合意に達することができないことはあるでしょう。私の信条は、資料として紹介しておいたロベール・バダンテールの死刑廃止演説の中にある次の言葉に連なっています。
『死刑廃止とは一つの根源的な選択であり、人間と司法についてのある一つの構想なのです。人を殺す司法を望む人々は、二重の信念に動かされています。一つは、完全に有罪の人間、つまり自分の行為に完全に責任のある人間が存在するという信念。もう一つは、こいつは生きてよい、こいつは死ななければならないと言いうるほどにその無過誤を確信した司法が存在する可能性があるという信念です。私はこの歳になって、この二つの断言はどちらも等しく間違っていると思います。彼らの行為がどれだけ恐ろしくどれだけ憎むべきものであろうとも、完全な有罪性を持っていて永遠に完全な絶望の対象にならなければならない人間はこの地上にはおりません。』
(この一節は最後から三分の一くらいのところにあります。長いですが一度全文に目を通していただければうれしいです。)
更生に関してですが、「完全な有罪性を持っていて永遠に完全な絶望の対象にならなければならない人間はこの地上にはおりません」という言葉のとおり、私はすべての人間(犯罪者)が更生可能であると信じます。「この人間は更生可能である、この人間は更生不可能である」ということを神ならぬ人間が誤り無く断言できるのでしょうか?私にはそうは思えません。実際に更生がむずかしい人間がいるとしても、司法関係者(検察、弁護士、裁判官)、刑務関係者(刑務施設、教護施設職員)はすべての人間(犯罪者)が更生可能であるという前提で職務をおこなうべきだと思っています。(この信念は非道徳的でも反社会的でもないですよね?)
加害者が「幼稚な人間」だとしたらなおさら更生はできるはずだと私は信じます。
2007-08-13 投稿者 : 村野瀬玲奈
[C934] >wester様
wester様、いらっしゃいませ。
私が記事本文で述べたことと、「本当に普通のオヤジ」さんに返事した内容についてはどう思われますでしょうか?
「被告は反省の色を見せていない」というのは、マスメディアでの報道のゆがみに影響された判断ではないのか。一番最初からの審理の過程で本当に明らかになっていないことがあるのではないか。こう問いかける必要があるというのが私の考えです。
「反省していない人間に更生の可能性は無いでしょう」とおっしゃるなら、私は「完全な有罪性を持っていて永遠に完全な絶望の対象にならなければならない人間はこの地上にはおりません」と確信を持って申し上げます。「この人間は更生可能である、この人間は更生不可能である」ということを神ならぬ人間が誤り無く断言できるとは思えません。実際に更生がむずかしい人間がいるとしても、司法関係者、刑務関係者はすべての人間(犯罪者)が更生可能であるという前提で職務をおこなうべきだと思います。
私は「責任をとらせる」ことは「死刑にする」ことではないとの確信を持っています。死刑にすることによって事件が解決したと事件の当事者でない人が考えることの危険性を私は考えます。
2007-08-14 投稿者 : 村野瀬玲奈
[C935] >ealinngu2000様
お返事遅くなりました。コメントありがとうございました。
>私も捜査から逮捕そして取り調べが暗闇の中で行われている事への批判と改善の必要性は感じています更には代用監獄の弊害も感じています。
まず、文末にお書きのこの点には、私も賛成です。
それに沿って言うなら、こういうことだと思うのです。被告側の弁護士が交代して、裁判書類を精査し、前任の弁護士の弁護の不十分さや事実関係の矛盾とみられる点を見て、事実関係の調査をやり直す。今までの審理で明らかになっていなかった闇の中の事実に光を当てる。そういうことがこの事件の現在の審理には望まれると思うのです。
>刑罰に関しては国民の応報感情を考慮せざる得ないと思います。普通の一般国民を対象とするものですから。
この点については賛成いたしかねます。人類は長い歴史の中で応報的刑罰(制度としてはハムラビ法典が代表です)を少しずつ捨ててきました。その歴史に逆行することに賛成することはできません。
たしかに、人間は感情の動物であり、応報的感情はどうしてもあります。私にもあります。しかし、ealinngu2000様が主張される「国民感情」は第三者です。それを引き合いに出して応報的刑罰に賛成することはできません。
ある殺人事件の被害者遺族が犯人を死刑にしたいと思った時、不特定多数の「国民感情」の合意を多く調達できたら死刑判決を得られる可能性が高まる、って変ではないでしょうか。マスメディアでは報じられない(あるいは小さくしか扱われない)殺人事件もあります。そのような殺人事件の被害者遺族はどうすればいいのでしょうか。不公平ではないでしょうか。
逆に、こんな例はどうでしょう。原田正治さんという方がいます。弟さんを長谷川という人に殺されて、最初は犯人を死刑にしたいほど憎んだが、死刑や死刑制度について考えるうち、犯人を死刑にすることを望まなくなっていった。「犯人を死刑にしないでほしい」という原田さんからの嘆願にもかかわらず最終的にこの犯人は処刑されてしまいました。この原田さんの例は、犯人の死刑を望まない遺族もいる、ということを示すためですが、このように、遺族が死刑を望まなくても、仮に世論が「死刑にせよ」と沸騰したら遺族の意思に反して犯人を死刑にすることが妥当なのか。
「国民感情」を量刑の根拠にすることの矛盾は、「応報的刑罰の否定」という近代刑法の原則以外にも、こんなところにもあると思います。
なお、原田さんの件ですが、「原田正治」でインターネット検索をかければ、参考になる資料がたくさんでてきます。たとえば
http://www.jinken.ne.jp/other/harada/harada2.html http://letterfromthewind3.cocolog-nifty.com/letter_from_the_wind_3/2006/10/post_1181.html このあたりは、ぜひお読みいただきたく、伏してお願いいたします。
>又、現在の刑事裁判で下される判決での刑罰の量刑ではもはや刑法の一般予防の機能は働きにくくなっていると思っています。
刑を重くするだけで犯罪予防になる、という考え方を私自身は強く戒めています。犯罪予防はそれだけではないという理由が一つ。そして、重罰化で犯罪が予防されるという考え方がトータルな犯罪予防の施策をにぶらせる、という危惧が一つです。
>そして、今回の事件に関しては、被告側の弁護士の多さに多少の違和感を感じている
被告側の弁護士が少人数であることが望ましい、ということはないと思います。弁護士の役割については、記事本文でも書いたとおりですし、私がその中で引用した「Because it's There」(春霞さん)やヤメ蚊さんのブログでも説明されている通りです。
いずれにしても、母子殺人事件の被告に不十分な審理のままで死刑判決を下すこと、犯人を更生させようとする努力無しで処刑することに私はどうしても賛成できず、私自身がそれを後押しする「国民感情」の一部になることも望んでいないのです。
2007-08-14 投稿者 : 村野瀬玲奈
[C948] 紹介とTBありがとうございます
遅くなって申し訳ないですが、エントリーでの紹介とTBありがとうございます。
>裁判や報道のあり方について五つの点を述べました
的確に集約させていて、大変参考になりました。ありがとうございます。
>弁護士が被告の弁護を引き受けるという、刑事裁判のイロハにすら敵意を持つ人が少なくないことを憂慮します
多くの問題があるなかで、この点が一番問題であると感じています。「刑事裁判のイロハ」を知らないままでは、およそ裁判員制度は機能しないからです。
日本の市民は、「刑事裁判のイロハ」について、学んだことがないということなのでしょうが、自ら調べ学ぶという意欲がないのかとさえ思ってしまいます。ネットで検索さえすれば、「刑事裁判のイロハ」であってもだいたい正しい内容が分かるのですから。
驚いたのは、報道を見聞きしただけで、弁護人を脅迫し、懲戒請求をする者が数百件もあったことです。多くの人が、自分と異なる見解を受け入れるだけの度量を失っていると感じるとともに、「そんなにも暇な人が多いのか……」とも思いました(汗)。
2007-08-16 投稿者 : 春霞
[C1137] 性善説は結構ですが。
池田小事件やコンクリ殺人連続幼女誘拐殺人など全く反省せず、再犯を犯したり死刑にしろと本人が死刑を希望した例もありますが、どう思われますか?
私は罪を償う気の無い凶悪犯罪者は死を与える事が救いだと思います。
2007-09-18 投稿者 : 岡ちゃん
[C1138] >岡ちゃん様
コメントありがとうございます。判断の基本となる人間観が別々であれば結論も別々になると思いますが、岡ちゃん様のコメントに答える形で(光市母子殺人事件からは離れて)一般的な私の判断の基本になる考えをまとめるなら、次のようなものになると思います。
「全く反省せず、再犯を犯したり死刑にしろと本人が死刑を希望した例」だからこそ、社会はそのような人に対しても反省を促す辛抱強いトータルなはたらきかけを続けることが必要だと思います。社会にそのような姿勢や努力があることは犯罪を減らすことの前提だと思いますので。たとえ反省することが難しそうな犯罪者がいるとしても、社会が犯罪者を更正させる努力を放棄するべきではないと思っております。
「彼らの行為がどれだけ恐ろしくどれだけ憎むべきものであろうとも、完全な有罪性を持っていて永遠に完全な絶望の対象にならなければならない人間はこの地上にはおりません。」(ロベール・バダンテール)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-398.html (もしまだお読みでなければ↑一度お読みいただけるとうれしいです。)
この言葉は性善説を前提にしていると思いますが、それと同時に、どうすれば社会が犯罪を沈静できるかを示唆する言葉でもあると思います。
2007-09-18 投稿者 : 村野瀬玲奈
[C1149] うーん
仰るような口実の元に被害者感情を法廷で無視してきたツケここに来て表面化しているだけでしょう。
死刑相当だという主張に「感情論」というレッテルを貼りたい本音も透けて見えます。
弁護人に対する批判を刑事司法制度への脅威だと決めつけている意見が目につきますが。アレは弁護人たちが「世間」に説明できない主張を刑事法廷でやっているからでしょうね。
イニシエーションだのどーなの、あんな主張をしていたら常識が疑われます。そして、司法改革で「常識を持った」裁判員が刑事司法に参加する事が予定されている今日。非常識な法廷での主張に厳しい批判が浴びせられるのは時代の流れです。
それを「感情論」で片づけたいのでしょうけれどね・・・・。
2007-09-20 投稿者 : なるほど
[C1154] 質問
光市事件に関しての関連記事で絞殺方法について解図が掲載されてるけど、遺族の方の感情は考えて無いようですね。なぜ?
2007-09-21 投稿者 : 日常の通行人
(転載ここまで)
これ以外にも別のエントリーでこの事件と裁判についてのコメントをいただいておりますが、今ここでは含めませんでした。
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しかし自らの非を棚に上げ排外主義を煽り立てることによりまんまと功を報しています。
いま自民党政権、その補完勢力とマ閉口自民党無くして杉田水脈「議員」無し。だから、#杉田水脈の議員辞職を求めます 。そして、それなら同時に #自民党の与党辞退を求めます 。#自民党が滅びなければ日本が滅ぶ付け加えると杉田水脈は筋金入りの差別主義者です。
人種差別主義、女性差別主義などなど自民党思想そのものでしょう。
だから日本軍国主義者「安倍晋三」のお気に入りでしたし自民党の閉口「インボイス制度の中止を求める税理士の会」メモ (インボイス制度反対の理由、輸出大企業の還付金の件など) #インボイス増税反対 #私もインボイス増税に反対します #STOPインボイス 運動を続ける (19)#私もインボイス増税に反対します消費税は弱者に負担が重くのしかかる悪しき税制です。
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閉口性暴力についてのメモ女性型社会は権威主義的,好戦的な父権制社会への歯止めになる。 性暴力とは少し外れてしまいますが,御容赦ください。
フォントヴローは西ヨーロッパ最大の領地を抱える修道院群でした。フォントヴローはアンジュ―,トゥレーヌ,パTakeshi自衛隊内の性暴力との五ノ井里奈さんの裁判闘争は続いている。被告人が五ノ井さんはウソをついていると裁判で証言 被告人が五ノ井さんはウソついていると思うと,裁判で証言したそうです。ウソで告発すれば誣告罪に問われるはず。そんな危険なことをするはずがありません。言うに事欠いTakeshi反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。ニーメラー>R2さん
>意義あるのか
マルティン・ニーメラーを知っていますか?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8B%E津木野宇佐儀反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。No title少子化と大学の二極化のなせる業でしょうか
「愛知大学」はかつては「地元ではそれなりの大学、でも全国レベルでは大した偏差値ではなかった」が今はそうじゃない、だから津木野宇佐儀反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。日本の軍国化はしょせん疑似問題内田樹氏の理解ある言葉
今政府は「戦争ができる国」に国家改造しているわけですけれど、これは「ほんとうに戦争をする気がある」からそうしているわけじゃなくて、「そR2反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。Re: 意義あるのか記事の趣旨とははずれていますが、軍事優先主義的な考え方とはどのようなものか端的にわかる実例のようなコメントをありがとうございます。
>そもそも日本が戦争が出来村野瀬 玲奈軍事力強化をしないと攻撃されるかもしれないと心配の皆さん。攻撃的軍事力保有が日本を安全にしない理由を簡単に説明します。Re: No title>北朝鮮が怖いのはミサイルとテロぐらいで正攻法で
来られて怖いなんて誰も言ってない。
「正攻法」って具体的に何かよくわかりませんが、ミサイルが怖いなら怖いんじゃ村野瀬 玲奈反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。意義あるのか反戦デモっつっても日本が他国の軍事的脅威に
なると思っているのかな。
そもそも日本が戦争が出来ると思っている者が
いるのが驚く。
まず間違いないのが日本が他国に戦R2軍事力強化をしないと攻撃されるかもしれないと心配の皆さん。攻撃的軍事力保有が日本を安全にしない理由を簡単に説明します。No title北朝鮮が怖いのはミサイルとテロぐらいで正攻法で
来られて怖いなんて誰も言ってない。
そんな長者番付よりも信用ならないデータだけ
では事実が見えない。
自衛隊は多くR2自民党無くして杉田水脈「議員」無し。だから、#杉田水脈の議員辞職を求めます 。そして、それなら同時に #自民党の与党辞退を求めます 。#自民党が滅びなければ日本が滅ぶ杉田水脈「女性はいくらでもうそをつけますから」★1970年代前半の時期に米国のニューヨーク市で、性犯罪分析特別班を設置し、女性の警察官を被害者の面接に当たらせたところ、同市における強姦罪の虚偽告発率は2%であり、檜原転石反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。白バラの祈り>Takeshiさん
戦後、ドイツではショル兄妹を顕彰するために学校の名前に「ショル兄妹記念」と名付けられていたりしますよね。
そして、それが書籍や映画になり、広く語る津木野宇佐儀反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。白バラ事件を思い起こさせる。 ミュンヘン大学でショル兄妹たちは反戦ビラを巻きちらしました。大学の用務員がビラを拾ってナチス当局に届け出ました。ショル兄妹たちは民族裁判所で「国家反逆罪」に問Takeshi言い続ける。 #汚染水を海に流すな #汚染水の海洋投棄に反対します #汚染水の海洋放出に反対します #汚染水の海洋放出を直ちに中止せよソロモン諸島の首相が日本の汚染水海洋投棄を非難 国連総会において,ソロモン諸島のマナセ・ソガバレ首相が日本の汚染水の海洋投棄を非難しました。IAEAの処理水をめぐる報告書についても,不十分だとしたうえで,「原発Takeshi反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。No title 反戦デモに参加したことで学生が懲戒を受けるだけでもすさまじいのに、一番重い退学処分とは・・・。愛知大学は一体何を考えているのか。これが容認されれば萎縮効果は甚クテシフォン維新・鈴木篤志市議候補について (メモ)維新の会の池上卓は公設秘書として2人の市議を採用 維新の会の池上卓議員(大阪10区)は,公設秘書として現職の高塚市議2人を採用していたとのこと。国会議員の秘書に関しては法改正で兼職が禁止され,例外的に兼職届が出Takeshi反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。No titleそのうち「焚書」とか起こりそうで、冗談じゃなく怖いです。
まさに「新しい戦前」…津木野宇佐儀現行の健康保険証の圧勝、マイナ保険証の惨敗。 #現行の健康保険証を残してください #保険証廃止はありえない #サントリー不買運動No title新浪と成田が格差拡大を正当化する対談をプレジデントオンラインでほざいています。
まあ、救いようのないバカばっかりです。アンドリュー・バルトフェルド弁護士ドットコムタイムズに #維新 の橋下徹を登場させるのはおかしいのではないか。No titleいかにもそれっぽい名称を名乗った(所謂弁護士連合会とは無縁の)営利目的の組織じゃないですか。何せ株式会社ですからね。
ここの発するニュースなんかを見ててずーっと別人28号言い続ける。 #汚染水を海に流すな #汚染水の海洋投棄に反対します #汚染水の海洋放出に反対します #汚染水の海洋放出を直ちに中止せよ二重基準の適用問題No. 1919 福島の核廃棄物:ロシアを非難し、日本を承認
投稿日時: 2023年9月20日
Fukushima’s nuclear waste:Stigmatising Russia, approving Japan
by Richard Cullen
h檜原転石日本人集団が起こした残虐な事件の例(メモ)Wer aber vor der Vergangenheit die Augen verschließt, wird blind für die Gegenwart.「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目となる」
何度でも引用されるヴァイツゼッカー元ドイツ大統領の言葉ですが、日本ではもっともっと使われるべき言葉ですよね。
付け足津木野宇佐儀英霊には感謝してはならない。英霊には謝罪しなければならない。英霊は讃えられ,傷痍軍人は侮辱・差別された。 わたしがとても幼いとき,神社で祭があると,神社の階段下に軍帽をかぶり,白い服を着て腕や足のない傷痍軍人が恵みの金を求めている姿を見たことがあります。実際に見たTakeshi日本人集団が起こした残虐な事件の例(メモ)Re: タイトルなしハンドルネームを書けないチキンの方がこんなことを書きこまれました。そのコメントは承認しませんが、こちらに丸ごと引用して、私の感想を書き加えます。
(引用開始)
村野瀬 玲奈