
2012年12月16日の衆議院議員選挙の結果と、その分析についてのメモです。
選挙の結果は選挙の直後にだけ話題にしておしまいにすべきものではなくて、選挙は国家と日本の住民の未来に重大な意味を持つのですから、常に話題にし分析し考察し語り継いでいくべきものだと思います。...この話題を今頃遅れて持ち出すということの言い訳っぽいというツッコミは受け付けません。笑
来たる今年2013年夏の参議院選も日本と日本国民の未来にとってたいへんにたいへんにたいへんに重要であるのですから、日本の将来を心配する人にとっては、2012年12月の衆院選の結果について、参院選までのこれから半年間忘れずに、危機感を持ち続けながら振り返り続け、
参院選のための種蒔きをすることもたいへんにたいへんにたいへんに大切であると思います。まだ選挙権のない子どもたちのためにも、大人が無気力、無関心であることは絶対に許されないと思います。
さて、2012年12月衆院選の結果について、何を情報源や資料や分析のお手本として、何を基準として世論を読み、何に注目して読むべきか、ポイントをいくつかピックアップしました。今回の記事の中でこれらのポイントをすべて扱うという意味ではありませんが...。
(1)投票率
日本の有権者の政治的意思表明の意欲のバロメーターとして第一に注目すべきものでしょう。まず、地域別に言うなら、次の5つの地域が特に注目の対象です。
全国の投票率。
地震、津波、原発被害を特に受けた東北地方の福島県、岩手県、宮城県、茨城県。
その隣接県あるいは周辺の山形県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都など。
英語名日本王政復古の会(自称日本維新の会)を「生み出した」大阪府。
米軍基地問題で常に本土に振り回され蹂躙(じゅうりん)されている沖縄県。
そして、年齢層別の投票率も政治参加意識の表れとして注目すべき点です。
(2)当選者
もちろん、誰が当選したかということも重要です。特に、自民党、英語名日本王政復古の会(自称日本維新の会)、みんなの党の当選者がどのような人物であるかということは、日本の政治家の質を直接決定するわけですから、この当選者たちの資質が低ければ日本の政治の質も即低くなると見なければなりません。
(3)落選者
誰が落選したかということも重要です。民主党、未来(生活)などの所属者、出身者でどのような候補が落選したか。その候補がどのような政治活動を展開しどのような主張を持っていたかによって、有権者が政治のどのような部分に制裁を加えようとしたかを見ることができます。
それとは別に、今回の選挙での象徴的な落選者がいました。大勝した自民党の中で落選したリベラル色のあるたぶん最後の大物、加藤紘一氏です。民主が壊滅的敗北を喫したとか共産が伸びなかったとかいうこと以上の衝撃かもしれません。
(4)民主が減らした票はどこに行ったのか?
(5)各派得票数や得票率の過去との比較
注目すべきところとして、比例区。そして、英語名日本王政復古の会(自称日本維新の会)の本拠地である大阪小選挙区。また、共産党得票率と得票数(過去との比較も合わせて)があげられると思います。
ほかにも適宜補っていくべきですが、とりあえずこんなところを優先的にあげておきます。
さて、選挙結果の情報源として。
●総務省2012年(平成24年)12月16日執行 衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査 速報結果
衆議院議員総選挙
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/shugiin46/index.html定量的、計量政治学な選挙結果分析を以下にいくつか。
●平和への結集ブログ2012衆院選――結果分析
http://kaze.fm/wordpress/?p=435●上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場■小選挙区選挙は廃止しかない(その1:民意切り捨て・・・56%の死票)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51703932.html2012年12月18日15:34
■小選挙区選挙は廃止しかない(その2:民意の歪曲・・・比例代表制なら自民党294議席は133議席程度)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51704042.html2012年12月21日11:32
■小選挙区選挙は廃止しかない(その3:小選挙区選挙は政権選択選挙にも適しているとは言い難く違憲だ!)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51704000.html2012年12月23日17:30
■小選挙区選挙は廃止しかない(その4:完全比例代表制がベストだ)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51704249.html2012年12月24日21:23
●早稲田大学・水島朝穂のホームページ■もう一つの「一票の軽さ」――総選挙終わる 2012年12月17日
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2012/1217.html■政治の劣化と選挙制度――2012年総選挙 2012年12月24日
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2012/1224.html全党派得票率についての短いコメント。
http://p.twipple.jp/3AS2Kこれを書いた渡辺輝人弁護士は、選挙制度に詳しい人です。別に独立した記事として目立つように取り上げるべきですが、とりあえず、以下のツイートをメモです。
以下は、もう少し一般的で全体的な分析記事。
●Everyone says I love you !自民が比例27%の得票率で小選挙区79%が取れる小選挙区制の弊害と、戦後最低の投票率の衝撃
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/9eae3895f12d02764ca02c6d9abbd1172012年12月18日
●kojitakenの日記2000年と2012年の総選挙を比較すれば、日本の「右傾化」は明白だ
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20121223/13562346222012-12-23
●SKY NOTE■今回の選挙結果の感想 2012.12.17
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20121217/13556751782012-12-17
■今回の選挙結果の失敗の総括(2012年12月18日)
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20121218/13558071792012-12-18
●あそぶログ日本はどこへ行こうとしているのか?
http://d.hatena.ne.jp/asobitarian/20121217/13557333432012-12-17
ここから、選挙区や有権者の現場を記録した貴重なコメントと記事を少し。
まず、共産党の市議会議員さんの選挙運動現場での感想。
●医療現場から市政に挑戦!向川まさひで
■選挙結果についての所感
http://muka-jcptakada.seesaa.net/article/308766758.html
2012年12月17日
(前略)
私が選挙戦に取り組んだ大和高田市においては、選挙区得票数は前回並みで、率においては前進しましたが、比例代表得票は前回衆議院選・参議院選を数・率ともに大きく下回る深刻な後退となりました。いくつかの支部と話をしましたが、どこの支部においても、「反応は前回より良かったのに」「票読みは良い方だったのに」という感想が聞かれなぜかを真剣に考えなければ、という声が出ていました。私が取り組んだ中でも、党の政策に対する共感、理解はかつてなく広がっており、私自身としても、前回参議院選の時に感じたような違和感なく戦うことができました。しかし、それを共産党への積極的支持、投票行動へと推し進める「何か」が我々には決定的に不足していた、それが全国的な得票率の重大な後退の背景であると思います。(比例区の押し出しが弱かったのでは、という点ももちろん検証の要がありますが)(後略)
■『非自民・非共産』の呪縛
http://muka-jcptakada.seesaa.net/article/308781405.html
2012年12月20日
(引用ここまで)
そして、次の東京新聞の記事は、民主党政治の象徴であり、民主党政治の幕引きを自らの手で行なった野田佳彦前首相の選挙区のある千葉県のいくつかの選挙区の現場を取材した、意味ある報道だと思いました。ネット上から消えたら困る記事ですので、転載させていただきます。
●東京新聞 千葉(TOKYO Web)
■衆院選 ちばの民意(上) 民主なぜ負けた(5区の場合) 無党派票 維新、みんなへ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20121219/CK2012121902000133.html
2012年12月19日
5区のJR新浦安駅前であった野田首相の街頭演説。人は集まったが熱気は、いまひとつだった=2日、浦安市で
衆院解散直後の先月二十一日、民主党の岡田克也副総理が来県した。千葉5区(浦安市、市川市南部)の主要駅JR本八幡駅前の街頭演説は、多くの市民が足を止めた。だが「約束を守れ」などとヤジも飛んだ。民主前職の村越祐民氏の陣営幹部は「こんなことは初めて」とため息をついた。
選挙結果も、村越氏は自民党元職の薗浦健太郎氏に三万票余りの差で敗れた。
共同通信の出口調査でみると、村越氏は民主支持層の88%を固めた。4区の野田佳彦首相の97%には及ばないが、決して低いわけではない。だが、得票は前回の十二万七千五百八十八票から、七万六千票余りも減らした。投票率低下があったとはいえ、大量の目減りは頼みの無党派層をつかめなかったからだ。
支持政党なしの無党派層で、村越氏に投票したのは出口調査で25%にとどまった。この数字は薗浦氏と全く同じだ。無党派票が同じならば、薗浦氏には推薦を受けた公明党票など一定の組織票が上乗せされ、得票差につながる。
前回、村越氏の十二万票超を後押しした無党派層は、どこに流れたのか。出口調査では、日本維新の会とみんなの党にそれぞれ、16%ずつが投票したと答え、日本未来の党も8%だった。
民主の比例代表で復活当選した生方幸夫(6区)、奥野総一郎(9区)、若井康彦(13区)の前職三氏は、無党派層の30~38%を固めていた。いずれも無党派層の争奪でも、自民の相手候補を上回っていた。
民主の中には無党派層の獲得が今回、二割を下回った候補もいる。2区の新人樋口博康氏もその一人で17%。民主支持層も72%しか固め切れず、維新新人に次ぐ三位に終わった。出馬が決まったのは十一月末だった。
同様に、出馬決定が解散後になった7区の新人中沢健氏も、無党派層は11%にとどまり、民主支持層さえ54%しか固められなかった。結果は三位。二人をみると、出遅れも敗北の要因に挙げられそうだ。
◇
県内でも、小選挙区十一勝二敗の自民大勝で終わった衆院選。民主の十一勝二敗だった前回二〇〇九年とは、正反対の結果になった。県内の民意はどう動いたのだろうか。共同通信出口調査の結果などからひも解く。
◇開票結果(右端の数字は得票率) 5区(7)
当 81,772 薗浦健太郎 自元<2>35.30
51,206 村越祐民 民前 22.10
39,653 木村長人 維新 17.12
28,707 渡辺耕士 み新 12.39
14,913 相原史乃 未<前> 6.43
12,583 浅野史子 共新 5.43
2,770 赤塚裕彦 無新 1.19
■衆院選 ちばの民意(中) 自民は勝ったのか(6区の場合) 得票率横ばい、敵失自認
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20121220/CK2012122002000125.html
2012年12月20日
当選者のポスターにバラを付けて祝う松野会長(左)ら自民県連幹部。笑みはこぼれるが…=千葉市で
衆院選から一夜明けた十七日、自民党の松野博一県連会長は、県内小選挙区の圧勝について「前回(衆院選)から票は伸びておらず、与党側の自滅と第三極の乱立で票が分散した結果が大きい」と述べ、敵失が主因と自ら認めた。
3区の議席を奪還した松野氏自身も前回より五千票減らした。6区で返り咲いた自民元職の渡辺博道氏も敗れた前回より二千七百票の減。目減りは投票率低下の影響とばかりいってはいられない。
6区の出口調査では、自民支持層の85%、公明党の支持層の58%が、渡辺氏に投票したと答えた。渡辺氏が所属政党や推薦を受けた友党の支援を手堅く取り付けていたことがうかがえる。
ただ、得票率でみると、渡辺氏は前回33%から今回35%にアップしたが、ほぼ横ばいといってもいい。勝利はしたものの、支持に広がりはみられなかったといえる。
出口調査回答者の二割以上を占めた無党派層でも、渡辺氏に投票したのは24%。比例で復活当選した民主党前職の30%を下回った。
年代別では、七十歳以上の42%を筆頭に、各世代がまんべんなく渡辺氏に投票した。ただ、四十代の投票先は渡辺氏(24%)と民主前職(24%)、日本維新の会元職(23%)が拮抗(きっこう)した。
8区でやはり返り咲いた自民元職の桜田義孝氏も、敗れた前回よりも三千票ほど減らしながら、九万三千八百八十二票で議席を奪還した。自民支持層の87%、公明支持層の56%と、それぞれ支持基盤を固めたのも渡辺氏と同じだ。
渡辺氏と違うのは、無党派層の投票先で、桜田氏が31%と他の候補のうちで、最も割合が高かった点だ。とはいえ、民主前職、日本未来の党とみんなの党の新人二人の計三人に入れたとする回答は合わせれば、倍の61%になる。
得票率も桜田氏は今回41%で、前回37%からやや上積みしたにすぎない。
出口調査の分析からみる限り、同じ圧勝でも自民に二〇〇五年の郵政選挙ほどの勢いはなかった。
◇開票結果(右端の数字は得票率)6区(6)
当 69,689 渡辺博道 自元<5>35.37
《比》 46,331 生方幸夫 民前 23.52
29,956 遠藤宣彦 維元 15.20
24,350 鴈野聡 み新 12.36
13,511 三輪由美 共新 6.85
13,139 白石純子 未新 6.67
■衆院選 ちばの民意(下)埋没した未来(3区の場合) 民主と維新に支持分断
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20121222/CK2012122202000097.html
2012年12月22日
落選が決まり支持者にあいさつする岡島一正氏(中)=市原市で
「第三極の主張が百家争鳴になり、自民党、民主党に対するアンチテーゼになりきれなかった」。日本未来の党前職で県連代表の岡島一正氏は十七日未明、千葉3区(千葉市緑区、市原市)で落選が決まると、支援者三十人を前に深々と頭を下げた。
岡島氏は民主公認だった前回衆院選で、十一万二千三十五票を得て二期目の当選を果たした。だが、今回は八万票も減らし、得票率も55%から17%に大きく落ち込んだ。
「卒原発」を掲げた未来の支持層は出口調査で、岡島氏に92%が投票したと答えた。ただ、同じ調査で3区の未来の支持率は7%。3%だった全国の支持率に比べれば高いが、3区では第二党の民主16%、日本維新の会13%の二分の一にとどまる。3区の未来の比例票も一万五千二百五十票で、維新の三万五千四百八十三票とも差がついた。
無党派層の投票先も、自民前職の33%に対し、岡島氏は23%で、民主新人の20%、維新新人の16%と分け合った。岡島氏が以前所属した民主支持層の投票先は、民主新人に66%(岡島氏は19%)が流れ、得票の落ち込みにつながった。
岡島氏の得票率17%に維新と民主の両新人の得票率を加えると、50%に達し、前回岡島氏が獲得した55%に近づく。当選した自民前職の得票率44%は前回とほぼ横ばいで、岡島氏の敗北は民主と維新に支持が分断し、埋没したといえそうだ。
未来は県内小選挙区に十人を擁立したが、岡島氏ら前回も県内から出馬した五人以外の女性候補はいずれも、これまで群馬や近畿など県外で政治活動し、出馬が決まったのは衆院解散前後だった。
比例代表で未来に投票した人に対し、出口調査で選挙区の投票先を聞いたところ、未来の五人の女性候補に投票した人は4区以外は八割を割り込み、最も低い9区は60%。地域に浸透しきれなかった様子も見て取れる。
脱原発への意識が高まりながら、なぜ未来は比例復活も県内からできなかったのだろうか。党首力が投票の決め手になったかと尋ねたところ、比例で三人が復活当選した維新支持層の65%が「決め手になった」と答えたのに対し、未来支持層は52%にとどまった数字もある。
(この企画は堀場達、小川直人、砂上麻子が担当しました)
◆開票結果(右端の数字は得票率) 3区(6)
当 80,710 松野博一 自<前><5>44.24
31,161 岡島一正 未前 17.08
30,565 小林隆 維新 16.75
28,979 青山明日香 民新 15.88
9,298 石川正 共新 5.09
1,723 井上由紀子 無新 0.94
(転載ここまで)
後は、一般紙の報道をいくつかサンプル抽出的に並べます。これらを特に必読記事として推薦するわけではありません。ただ、一般的な感想ですが、新聞の選挙後の報道や分析などは、深さも足りず、民主主義の大危機であるという切迫感も足りず、おおむねつまらないと私は感じました。上にリンクしたような記事の方が意義が高く、読みごたえもあり、参考になり、民主主義を希求する気持ちが強くあらわれていると私は思います。
●読売新聞 - Yahoo!ニュース
自民の比例得票率、大敗した前回選とほぼ同じ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121217-00000969-yom-pol
読売新聞 2013年12月17日(月)13時30分配信
比例選(定数180)では、自民党の得票率が27・62%で、大敗した前回2009年衆院選の26・73%とほぼ同じだった。 民主党は16%で、大勝した09年の42・41%から大幅に減らした。 自民、民主両党の得票率の合計は43・62%。03年衆院選以降は、両党の得票率の合計は7割程度で推移してきたが、今回は大幅に下がった。 日本維新の会は40議席を獲得し、民主党の30議席を上回り比例選で第2党になった。得票率は20・38%で、全11ブロックで議席を獲得。特に、地盤とする近畿ブロック(定数29)では10議席を得て、自民党など他党を抑えて第1党となった。 みんなの党は8・72%で、09年の4・27%から伸ばした。日本未来の党の得票率は5・69%だった。
最終更新:12月17日(月)13時30分
(転載ここまで)
●朝日新聞デジタル
投票率最低なのに…選挙区の無効票「過去最高」
http://www.asahi.com/politics/update/1218/TKY201212170931.html
2012年12月18日3時3分
【伊木緑】16日に投開票された衆院選の小選挙区で、白票や候補者以外の名前が書かれた「無効票」が約204万票に上ったことが朝日新聞の集計で分かった。今回は投票率も過去最低だが、投票所に足を運んだものの投票先に悩み、白票を投じた有権者の姿が浮かび上がる。
朝日新聞が各都道府県選管の開票資料に基づき、投票者数から候補者への投票数を引いて集計した。204万票は投票者数の3.31%に当たる。計算方法が異なるので単純比較はできないが、総務省の集計では、これまでの無効票率は2000年の2.99%が最高だった。
都道府県別で割合が高かったのは高知県の5.24%、大阪府4.63%、熊本県4.44%、東京都4.20%の順。高知県選管の担当者によると、県全体の無効票約1万7千票のうち半数以上が白票で、候補者以外の名前を記した票も多かったという。
明治学院大の川上和久教授(政治心理学)は「誰に入れたらいいか分からないが棄権はしたくないと悩んだ結果、白票を選択した有権者が多かったのではないか。今回は政党が乱立したが、政策に共感できる政党があっても、その党の候補者が選挙区にいないケースがあったことも影響した可能性がある」と指摘する。
(転載ここまで)
●東京新聞(TOKYO Web)
自民比例219万票も減 乱立棚ぼた これでも勝てた
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2012121802000139.html
2012年12月18日
衆院選の結果は、自民党の安倍晋三総裁でさえ「自民党に信任が戻ったのではなく、民主党政治の混乱に終止符を打つべきだという国民の判断だった」と“敵失”による勝利だと認めている。実際、過去のデータと比べると自民党は今回の衆院選で胸を張るような得票を得ているわけではないことが分かる。小選挙区、比例代表の選挙結果を分析し、棚ぼた式での自民党勝利となった衆院選を斬った。 (金杉貴雄、関口克己)
(後略)
(引用ここまで)
あと、何人かのブロガーからの、選挙結果についての危機感ある反省的な感想。
●Afternoon Cafe選挙に際して私たちは主権者として「不断の努力」を怠っていないだろうか(追記在り)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-934.html2012.12.17 ( Mon ) 16:00:00
●マガジン9雨宮処凛がゆく!
第251回改めて、選挙結果に思うこと。の巻
http://www.magazine9.jp/karin/121226/2012-12-26
最高裁裁判官の国民審査の結果についての短いコメント。
今回はここまでにして、いったん切ります。
●国会議員への投書のための「議員名簿」→
http://www.eda-jp.com/link/link1.html●マスメディアへの投書のための「News for the people in Japan」マスメディア問い合わせ用リンク集→
http://www.news-pj.net/link/media.html●他の社会系ブログに行くにはうちの「私的リンク集 (適宜更新)」経由で→
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-136.html
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奈良県知事選は「平城宮跡をグランピング施設にする」という話があります。アンドリュー・バルトフェルド自民党好みの自画自賛本と化してゆく日本の教科書が悲しい。No title『自民党好みの自画自賛本と化してゆく日本の教科書が悲しい。』に対する意見
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以下は中学校学習指導要領の解ewkefcノーベル賞学者の平和主義日本のジャーナリストからノーベル平和賞受賞者はなぜ出ないのか。 2021年ノーベル平和賞を受賞したマリア・レッサさんは30年以上ジャーナリストとして活躍してきました。ニュースサイト「ラップラー」の最高経営者・編集長を務めます。19Takeshiアメリカなどによる2003年のイラク攻撃は誤っていた。そのことを認めようとしない #自民党 の日本は、自らの過ちを反省できない重大な欠陥を抱えたまま失敗や破滅に向かって暴走し続けるのか。No title『アメリカなどによる2003年のイラク攻撃は誤っていた。そのことを認めようとしない #自民党 の日本は、自らの過ちを反省できない重大な欠陥を抱えたまま失敗や破滅に向かewkefcコオロギ食、昆虫食はお断りします。日本は外国人観光客に心地よい食事を提供できているか。 私が娘から聞いたところでは,中国人観光客が日本に来て困るのはお湯(白湯)を飲むことができないことだそうです。仕方なくマクドナルドで紅茶のようなものを買うと,テTakeshi沖縄で「職務」中に『土人』暴言を行なった大阪の機動隊員が、レイシスト右翼活動家に自ら名前を呼んで話しかけて談笑していた件「4月1日=Lデー」を忘れてはならない。 1945年4月1日,アメリカ軍兵士18万名が沖縄本島の読谷村と嘉手納の海岸に上陸しました。Lデーは,アメリカの日本侵略開始の日の暗号なであるラヴ・デーのことを言いますTakeshi日本の戦争責任についての神奈川新聞のすぐれた記事本島等長崎市長の発言 1988年12月7日,長崎定例市議会で本島等市長は共産党議員からの質問に答えました。
「戦後四十三年たって,あの戦争が何であったかという反省は十分できたというふうTakeshiカルロス・ゴーン氏の逮捕、勾留と、日本の人質司法日本の司法制度改革を求める。 日本の司法制度改革を次のように求めます。
・ 政府から独立した人権委員会の設置が必要である。
・ 裁判員裁判で死刑の決定を下すには,裁判員多数決によらず全Takeshi片方のチームの反則選手にレッドカードを出さない審判や当の反則選手を自ら批判せず、相手チームを「手詰まり」と評しているような不甲斐ない時事ドットコム @jijicom #マスメディアへの不信 #マスメディアへの不満No title『片方のチームの反則選手にレッドカードを出さない審判や当の反則選手を自ら批判せず、相手チームを「手詰まり」と評しているような不甲斐ない時事ドットコム @jijicom #ewkefc袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。鑑定不正 本人訴訟で裁判を経験してみると、判事がトンデモだとすぐ分かる。
私は民事で原告だけど、捏罪された。
よって刑事裁判では冤罪が多数ある。
風間博子さん、林眞須美檜原転石なんで性暴力の被害者を批判する弁護士が偉そうにするかな。女の子のトイレを覗いていた元加害者としての自分を恥じるべきではないのかな。ゴロツキ弁護士 徳永信一は極右弁護士ですが、例えば右翼弁護士(木原功仁哉・南出喜久治)が反「ワクチン」訴訟などをやっていて、「ワクチン」打て打てキャンペーンのメディア及び挙国檜原転石袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。袴田事件は冤罪そのもの「疑わしきは被告人の利益に」が近代司法の原則ですが、日本では疑わしきは罰せられます。
検察の起訴した事件の有罪率が99%、本当に99%が有罪なのか?
そんなことは閉口日中国交正常化50年に寄せて中国とホンジュラスの国交樹立を歓迎するアメリカの裏庭といわれた中南米のホンジュラスが3月26日アメリカの圧力、妨害をはねのけ新中国との国交樹立を発表しました。
心より歓迎したいと思います。
アメリカの閉口孤独の中で援助もなく死産した技能実習生のベトナム人女性は何も罪を犯していない。リンさんへの逆転無罪判決を歓迎2023年3月24日,最高裁は死体遺棄罪に問われていたレー・ティ・トゥイ・リンさんに逆転無罪判決を下しました。これでリンさんの無罪が確定しました。たまには最高裁もまとTakeshi袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。冤罪と死刑 過去にトンデモ発言をした萱野稔人・津田塾大学教授ですが,死刑についてはまともな議論をしていると思います。「死刑 その哲学的考察」(萱野稔人/ちくま新書)から一Takeshi差別主義経営者のいるホテルチェーンと日本サッカー連盟との不適切なナショナルチームパートナー契約他人を出汁にする人間前コメントの未来さんのおっしゃる様に、誰かを嫌な気持ちにさせてやりたい攻撃性がある人ばかりが、目立ちます。
最近、そうなったのか、あるいは以前からそうだったのかK.Minaイギリスでは嘘の答弁をしたら議員失職になる可能性があるそうです。日本の自民党政府も、そうあるべきです。自民党議員が半分そんな事が日本でも適用されたら、自民党議員は半分になってしまいますね(爆笑)
忘れてました…維新もです(爆笑)
どちらも大将から嘘つきですから。K.Mina日本国と日本人が大日本帝国軍性奴隷制度(従軍慰安婦制度)という蛮行の史実を記憶して二度と繰り返さないために反省しないなら、日本人以外の人々がかつての日本の蛮行を記憶する。カッセル大学で「平和の少女像」が撤去された。ドイツ中部の州立大学、カッセル大のキャンパスにあった「平和の少女像」が2023年3月9日,突然撤去されました。旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像は昨年7月,同大学Takeshi袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。冤罪による処刑阻止のために死刑廃止が絶対に必要。「冤罪袴田事件 検察庁は再審開始を認めた東京高裁決定に対して特別抗告をしないでください」のアクションに賛同した私は,電子署名を行いました。先日,弁護団の戸舘圭之Takeshi袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。No title今回の袴田さんの再審決定の件を、メディア(特にTV)がWBCで過剰に騒いでかき消しているように見えてならないです。
冤罪を生み続ける警察・検察を徹底的に批判して、今後月乃兎袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。No title>検察を起訴し検察を有罪にすべきだとすら思います。
全く同感です。yoshi袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。No title『袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。』に対する意見
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blogewkefc自民党の城内実・衆議院議員から国連人権弁務官への攻撃発言がひどすぎるNo title杉田水脈を総務政務官に任命したのも絶句でしたが、よりによってこいつにLGBT特命委員会事務局長をやらせる岸田文雄の思考法が全く理解できない
自民党LGBT特命委員会事務名乗るほど者ではありませんが差別主義経営者のいるホテルチェーンと日本サッカー連盟との不適切なナショナルチームパートナー契約日本は永遠に「差別主義者が幅を利かす国」なんだろうな。これはWBCでの一幕なのですが、旭日旗を振り回して悦に入る日本人……
旭日旗がどのようなものなのか理解していればこんなことには、とも以前は思っていたのですが、どうも最未来バイデン米大統領は「未来永劫謝罪する義務を未来の世代に課してはならない」とは言わずに、今年も第二次大戦中の日系アメリカ人強制収用と公民権剥奪について反省と謝罪を新たにした。 #国家としての謝罪決して謝罪しないアメリカが謝罪した希少例ヒトラー・ナチスの手本は、米国の黒人差別法と先住民の強制収容所だった。
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1123.html
優生学の親玉アメリカ問題は、それを巨大檜原転石ヘイト批判記事を書いた神奈川新聞の石橋学記者を「名誉棄損」として一部敗訴させた横浜地裁判決はおかしい。石橋記者の話を聞きます石橋記者を講師にオンライン講演会をします。
詳しくは
https://jcjkikansh.exblog.jp/32922330/ywatari4障害者自立支援法訴訟、和解へ重度の障がいを持って生まれた子の養子縁組 NPO法人みぎわは,障がいを持って生まれてくる赤ちゃんの特別養子縁組をあっせんする日本で唯一の施設です。中絶は年間20万件ほどあるそうです。協力病院の産婦人科医師Takeshi死刑FAQ (適宜更新)袴田巌さんの一刻も早い無罪を切望する。 2023年3月13日, 東京高裁は「無実の死刑囚・袴田巌さん」の再審開始を決定しました。決定で注目すべきは、決定理由中に,「捜査機関が証拠を捏造した可能性が極めて高いTakeshi自民党政府の作る行政文書は、自民党幹部世耕弘成氏によれば、真正・真実であるとは限らないらしい #自民党に投票するからこうなる#自民党に投票するからこうなる安倍チルドレンの高市氏は、総務大臣だった当時「行政指導に従わない放送局は電波停止にする」という恫喝発言で大炎上を巻き起こしました。
今回の文書の内容はこの恫喝発閉口強制ではなく任意であるはずの #マイナンバーカードの義務化に反対します #保険証廃止はありえない #保険証廃止の閣議決定に抗議します (2)自民党の十八番自民党の十八番
当初は任意であるといっておきながらいざ決定となると強制にしてしまうのが自民党のやり方です。
思い出されるのは1999年に成立した国旗国歌法、大日本閉口