村野瀬玲奈の秘書課広報室
社員一人のサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書課勤務の村野瀬です。消費税収入は社会保障に使われずに法人税減税に回っただけって知ってました?まるで国民から大企業への利益の直接補てんですね。有権者と政治の距離を縮めるため、国会議員名簿の活用を!
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「軍備増強での安全確保を唱える人は、どこまで増強したら完璧なのか、誰一人として具体的に私たちを安心させてくれない」というタイトルで二度記事を書きました。
一度目は
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-282.html
二度目は
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-301.html
です。
その時コメント欄でいくつか意見をいただいたのですが、私の三つの公理を変えなければいけない気になったものはありませんでした。
もう一度その公理を。
*どんなに軍備をふやしてもリスクをゼロにすることはできない。しかし、双方の軍備が多いときよりも、双方の軍備が少ないときのほうがはるかに安全である。
*軍備を増やすことで安全を確保しようと主張する人は、どこまで軍備を増やしたら安心できるのか、誰一人として具体的な話をしてくれない。したがって、軍備をどんなに増やしても誰も決して安心できないままだし、安全も確保されない。
*軍備を増やして安心できないなら、双方軍備を減らす努力をすることによってしか、軍事的リスクは減らすことができない。
私の疑問を解消してくれる軍事優先主義者の方があらわれるまで、これらの公理を何度でも唱えていきます。
今回は、このタイトルの記事を私に思いつかせたひとさまのブログ記事(というか、その記事にまつわるコメントや別ブログからの批判など)を題材に私の三公理に別の角度から光を当ててみようと思います。
題材は、今となっては少し古いけど、生徒から慕われているであろう美人教師ブロガー美爾依さんの「カナダde日本語」の二つのエントリーです。
JSFさんの反論への答え
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-355.html
日本がMD費に巨額をつぎ込む理由って?
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-356.html
この二つの記事を読むと、軍事や武器の知識が豊富なブロガーの方々が軍事の専門家というわけではない美爾依さんに細かく軍備や武器についての知識を駆使して美爾依さんをやりこめようとしているように見えました。確かに、軍事についての知識については、軍事知識が豊富なブロガー側が美爾依さんより上なのでしょう。(美爾依さん、ごめんなさい!m(__)m)っていうか、私もそんな軍備や武器の知識はないです。「護憲派のための軍事入門」って本は買ったけど、まだ全部読んでません。(^^;;
ただ、それらの方々が軍備の細かい知識はすごいことはわかるけど、軍備を増やすことによって安全保障を確保して一般の人々を安心させるという論になっていないのです。「相手国」の軍備がいかに恐ろしいかというような話ばかりで、恐怖や不安だけの印象が残ります。
相手はこういう武器を持っている、だからこちらはその武器に対抗するためにこういう武器を持たなければならない。こういう話の繰り返しのようなのです。相手が別の武器を持てばまたこちらもその武器に対抗するためにまた別の武器を持たなければならない。エンドレス。しかも、こちらが持つ武器が本当に100パーセント有効か、安心させてくれないのです。しかも、あらゆる軍事侵略の可能性に備えよと言う方々もときどき現われて、ますますエンドレス。軍備的に備えれば備えるほど不安になるってどういうこと?
別の言葉で言います。軍事や武器に詳しい方々は、軍備こそが(軍備だけが、と言いたい人もいると思うので、そう書きたいけど、軍備と外交努力、経済交流努力その他すべてが重要だと思う人もいると思うので、それに配慮した書き方です)国民を守ると言うのなら一般国民を安心させる論を展開してほしいのだけど、それができている人は私の知る限り全くといっていいほどいないように思います。
軍備の知識が豊富な方々、なぜあなたがたはせっかくの豊富な知識を使って安全保障について具体的に私たちを安心させてくれないのでしょうか?
知識は、人々の役に立たなければ、意味が乏しいと思います。
軍備の知識が豊富な方々が安全保障について具体的に私たちを安心させてくれない限り、私は自国と他国双方の軍縮を探る道や、軍備以外の安全保障を求めるでしょう。
軍事の知識が少ない人が軍事の知識が豊富な人と安全保障の議論をするはめになった時に、この三つの公理を重要なポイントとして使って、「私たちを安心させてよ」と迫ってみてはどうでしょう。
*どんなに軍備をふやしてもリスクをゼロにすることはできない。しかし、双方の軍備が多いときよりも、双方の軍備が少ないときのほうがはるかに安全である。
*軍備を増やすことで安全を確保しようと主張する人は、どこまで軍備を増やしたら安心できるのか、誰一人として具体的な話をしてくれない。したがって、軍備をどんなに増やしても誰も決して安心できないままだし、安全も確保されない。
*軍備を増やして安心できないなら、双方軍備を減らす努力をすることによってしか、軍事的リスクは減らすことができない。
さて、今回の記事の最後に、7月8日にコメント欄にいただいた、戦時を知る憂楽嘲(ごまめの翁)さんのお言葉をこちらにも以下に引用させていただきます。(ごまめの翁さん、貴重なお言葉をありがとうございます。)
以下引用
憂楽嘲(ごまめの翁)
件名 : 無抵抗主義
戦時を経験している人間の感想です。
戦争というものは、強大な軍備を持っている国同士がぶつかりあうのが、一番被害は甚大だと思います。
その一つの例が、ドイツが戦ったヨーロッパ戦線。もう一つは、サイパンや硫黄島のように、劣勢でありながら死をとして戦った場合。どちらも戦勝国でありながら大勢の犠牲者が出ます。
戦争では必ず勝ち負けはあります。ですから私は武器のない無抵抗な国家を望みたいのです。
もし何処かの国が日本に攻めてきても、全くの無抵抗でしたら、男ばかりの軍隊が入るのですから、レイプなどが起こると思います。しかし、攻めてくる方も相手が抵抗をしないので、敵対攻撃はほとんどないと思います。
それは昔中国で抵抗のない都市ではお互い被害がなかったのが証明していると思います。
どうなんでしょう。昔と違い現在は,まがりなりにも国連があり、日本が武器を持たないからと簡単に攻めてくるでしょうか。
戦後、一貫して中立な立場をとっていたとすると、日本に攻めて来るのは、国連で拒否権を持っている、米ソ中だろうなと私は勝手にそう思っています。
私の無抵抗主義は夢かも分かりません。しかし、夢を現実化しなければ地球の平和は絶対にきません。
アメリカの様に、原爆投下を正当化する国家がある限り世界の平和は訪れないと悲観論です。
では、選挙に向けて、合言葉を。
政権交代を止めるな。
政権交代は、あらゆる改革につながる本丸。
命落とすな、自公を落とせ。
安倍のカメラ目線が気持ち悪いかどうかを国民に問う選挙です! (c)水葉さん@護憲アマゾネス軍団美人リーダー
13件のコメント
[C777]
- 2007-07-24
- 編集
[C779] 税金で軍備増強しても誰も幸せになれない
- 2007-07-24
- 編集
[C780] 卑屈な平和
・・・・自分の妻子がレイプされても、全体としての被害は少なくなるから抵抗はするな、と?
たしかにそれは平和を維持するためには正しい理屈かもしれませんが、そんな卑屈な平和に何の意味があるのでしょうか?
- 2007-07-24
- 編集
[C782] >KYさん
「侵略」される状況などは想像のうえならいくらでも設定できます。それをもとに議論をしても不毛なのでそれはしません。それよりは双方が軍備を削減する努力をする方が安全保障に近づける、私の考えはそこにあります。
- 2007-07-24
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[C785] 無抵抗主義
私の拙い書き込みを引用していただきありがとうございます。
難しいことを書くのが苦手な老人のTBを受け入れて頂き感謝しています。
今後とも宜敷くお願いいたします。
- 2007-07-25
- 編集
[C786] 無抵抗主義
拙い書き込み引用していただきありがとうございます。
戦争は、武力寛大の競争で被害を被るのは、罪のない庶民です。
戦時を経験して、被害を被った人間は自然に体が戦争を拒否します。しかし戦争を全く知らない人々に、力では絶対に平和はこないことを分かってもらうのは至難なことだと、つくづく思う今日この頃です。
- 2007-07-25
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[C790] どうやって軍縮をするのか?
ところで、軍縮をすることで安全保障をする、それはいいとしてどうやってそれを実現するのでしょうか?
村野瀬さんが『軍拡で平和になるということを納得させる人がいない』と言われるのと同じように、私にとっては『軍縮平和を説く人で具体的な対策を示してくれる人がいない』のです。
- 2007-07-25
- 編集
[C792]
軍事に少しでも精通していてなおかつ性格が細かい人であれば、まずタイトルの「軍備増強での安全確保を唱える人は、どこまで増強したら完璧なのか」という部分に突っ込みをいれると思います。
なぜなら「軍事は総じて相対的」で絶対的なものではないため、「完璧」というものはありえないからです。
1つ目の公理。
*どんなに軍備をふやしてもリスクをゼロにすることはできない。しかし、双方の軍備が多いときよりも、双方の軍備が少ないときのほうがはるかに安全である。
「リスク」「安全」の意味が不明瞭です。
戦争が起こる危険性か、戦争が起こったときの被害か、それとも・・・
そこら辺がわからないので、なんともいえません。
次に2つ目の公理。
*軍備を増やすことで安全を確保しようと主張する人は、どこまで軍備を増やしたら安心できるのか、誰一人として具体的な話をしてくれない。したがって、軍備をどんなに増やしても誰も決して安心できないままだし、安全も確保されない。
そして3つ目の公理。
*軍備を増やして安心できないなら、双方軍備を減らす努力をすることによってしか、軍事的リスクは減らすことができない。
先に述べましたが軍事というのは相対的なものです。
そして戦争は双方の軍事バランスがどちらかに崩れたときに起こりやすくなります。
抑止論が働かなくなってしまうためですね。
つまり戦争を起こしたくないのであれば、状況にもよりますが、軍事バランスを維持するというのも一つの手段になります。
(相手側の軍事力が増大しているならば、こちらも増やして抑止力を保ち続けないといけないということです。冷戦がいい例です。このとき下手に軍縮などを行うとバランスが崩れ、戦争のつながっていく恐れもあります。)
ただ軍事バランスが崩れたから即戦争、というわけではありません。
戦争には排出するリスクに見合う目的が必要です。
目的もなくただ軍拡するというのであれば、それはお金や人材の無駄で周辺国家に誤解される要因にもなります。
現在お隣の中国は軍拡を進めていますが、国際社会に非難されるというリスク以上の目的があるから軍拡しているのです。(問題はその目的がはっきりしていないということですが。)
「戦争とは他の手段をもってする政治の継続である」とは、クラウゼヴィッツのしばしば引用される有名な言葉ですが、軍事とは政治的目的を達成するためにあります。
軍事は政治の一手段であるため、その目的までも政治に従属します。では政治目的は何かというと、国家の場合、国益の保護・拡大になります。
日本の場合、国益の保護を目的にして自衛隊が立ち上げられました。そしてその存在目的は今も変わりません。
相手を抑止できるだけの力があればそれで十分で、それ以上は目的を持たない軍拡なので、先ほど述べたとおり人・金の無(以下略 ということになります。
一般論としては目的を達成できる以上の過剰な軍事力はいらないということになります。
ブログ主は『「日本を攻めるメリットより多くの損害を与えられるようになるまで」、なるほどなるほど。でも、そう判断できる説得的な基準はあるでしょうか。かなり軍備をふやしても、「まだまだ不十分だ」と考える人は常にいるものです。日本は北朝鮮の数百倍を軍事予算にあてていますが、それでも不十分だと考えている人は少なくないようです。それに、自分が増やせば相手も増やす。際限がないと思うのですが、どこまでいけばいいのか、leftyさんのコメントを読んでも私の疑問は晴れないままです。』
としていますのでleftyさんではありませんが回答しておきます。
軍事規模が十分かどうかを判断するのは国家で、民主主義国家であれば国民にもなります。
次に判断基準ですが、北朝鮮を例に出しているのでこちらもそれに倣いましょう。
北朝鮮の通常戦力に対してはこれ以上増強する必要はないでしょう。現在のままで十分です。
しかし北朝鮮は弾道ミサイルを保有しており、ABC兵器といった大量破壊兵器を保有している疑いがあります。
弾道ミサイルに対しては、科学技術の進歩により迎撃することができるようになりつつあります。そして実際に迎撃ミサイルも開発されております。
この迎撃ミサイルを導入するのが有効な手段です。
また、弾道ミサイル基地を破壊するための巡航ミサイルや、航空機からの地上攻撃はより有効な手段です。都市爆撃といった大規模な爆撃ではないのでそこまでの量は必要ありません。
これらを実現するには、現在の予算規模では不可能ではありませんが、かなりの時間がかかってしまいます。時間をかけたくないのであれば予算を増やすしかありません。といっても1.5倍とか2倍に膨らむわけではないですが。
あと『日本は北朝鮮の数百倍を軍事予算』こういう表現は良くないと思いますね。人件費やら物価やら全く違いますから。
中国に対しても書きたいのですが、これ以上長くなるのは嫌なのでまた後日にします。
3つの公理に対しては以上が答えです。
ブログ主の理性的な返答を望みます。
最近はブログ主の非理性的な返答が原因でのブログの炎上が激しいですから。
P.S
上では軍拡競争については話題にしませんでした。なぜざら公理では直接話題にされていないためです。
軍拡競争というチキンゲームをしたくないのであれば、外交などの他の政治手段をもってするしかないでしょう。それこそ冷戦がいい例です。
- 2007-07-25
- 編集
[C793]
なぜなら知識を持っていなければ国家の政策に対しての批判は正確性を欠いたものになりますし、国会議員も国民のひとりです。
明らかに間違った政策に対して正しいという判断をしてしまったり、
妥当な政策に対して間違った批判をしてしまうこともあります。
このように政治においてある分野の国民の知識薄かったりすると、明らかに間違った政策でも熱狂的に支持され、実行されてしまうことがあります。
熱狂した国民に支持され、破滅する・・・・60年前のどこかの国とそっくりであります。
それを避けるには・・・知識を持つことです。
国民のレベルが上がれば引きずられて政治家のレベルも上がり、政策も妥当なものへとなっていきます。
だから民主主義国家にとって教育は重要なのです。
そして、忘れてはいけません、安全保障が確保された上で初めて安定した国が存在できるのです。
つまり軍事は経済などと同様に、国の重要な柱なのです。
現在のところ、大学教育の課程でも軍事学は勉強することはできず、独学しか手段はありません。
このままではいずれ、また60年前と同じ道を歩むことになるでしょう。
知識をもたない国民の支持を得て。
- 2007-07-25
- 編集
[C797] >とらんすさん
長く議論してもお互いの考えの間に不一致は残ると思いますので、きりの良いところで議論に区切りはつけようと思っておりますが、とらんすさんのお答えの中には興味深い内容も含まれていますので、後日(たぶん選挙後)回答させていただきます。
KYさんにも後日回答させていただきます。
- 2007-07-26
- 編集
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>に対抗するためにこういう武器を持たなければならない。
>こういう話の繰り返しのようなのです。相手が別の武器を
>持てばまたこちらもその武器に対抗するためにまた別の
>武器を持たなければならない。エンドレス。
ウルトラセブンの「超兵器R1号」っていう話で上記のような
ことを「それは血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ」
って言ってたのを思い出します。