
原子力発電をやめることになぜか不安を感じるという精神的呪縛からなかなか抜けられない方のための連載記事、「
原子力に代わるエネルギーはすでに実用化されています。」シリーズ、今回は第十一回です。
原子力発電に替わる再生可能なエネルギー、自然エネルギーについて、シートンさんがよくある自然エネルギー批判に答える記事をまとめていますので、お持ち帰りで読ませていただきます。長いですが、読み通す価値は絶対にあります。シートンさん、ありがとうございます。
●シートン俗物記
[雑記][環境論][適正技術]原子力消極的賛成派の方々へ その2
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20110511/1305118325
2011-05-11
前回の続きです。原子力消極的賛成派のよく使うテンプレ意見に応えていきます。
『ビルゲイツは原子力に注目しているぞ』
ビルゲイツが作るんじゃ、Reactor3.1くらいじゃ安心できなくて、ReactorXPかReactor7まで待たないと、というお約束はともかく、注目しているというTWR(Traveling Wave Reactor)自体が、どうにも問題。
このTWRと同じ原理のCANDLE炉というのが日本でも研究されているそうですが、
革新的原子炉CANDLEの研究
http://www.spc.jst.go.jp/hottopics/0905nuclear_e_dev/r0905_sekimoto.html
このタイプの原子炉には大きな問題が4つあります。
1.臨界状態を保つのが困難で、暴走したら止めようがない
この炉は初期の核反応によって生じる高速中性子で、U238→Pu239へ変換。その反応を続ける事で熱エネルギーを取り出すことになっています。しかし、よほど精密に核燃料濃度を制御しないと、U238→Pu239変換量が減少したり増加したり臨界を維持しにくい。減少なら消えていくだけだからいいが、増加するという事は、Pu239生成量が増す→核反応が増加→Pu239がますます増加 だから、暴走といって差し支えない。制御棒が無いから外部から反応を制御する術はない*1。
2.熱拡散から考えてすぐに熔解が始まる
U238をPu239に変換するには減速しない高速中性子が必要だが、減速しない状態で核反応を起こすには高速中性子密度(核反応密度)が高い必要がある。これほど高密度の核反応が起きると、発生した熱の(伝搬)拡散は中性子拡散より遙かに遅いため、熱が反応中心に籠もる事になる。つまり、反応中心から融け始める。融けた場合核燃料濃度の調整が無意味になるため、反応がどうなるかわかりません。
3.熱の取り出しが難しい
原理的に減速しない中性子を反応に使うということは、冷却材として水(軽水、重水)が利用できないということ。液体ナトリウムなど液体金属やヘリウムやアルゴンのような希ガス類を利用するとなれば、漏れが生じた場合手の施しようが無くなる。高速増殖炉なら制御棒を挿入できるが、この場合反応が止められないから(内部で反応するためカドミウムやホウ素を注入しても反応が止まらない)、メルトダウンの可能性が高い。
4.部材の耐久性に問題
この原子炉、一度稼働したら止められない状態なのに、反応は最低で数十年単位です。となると、高速中性子を含む高強度放射線と高熱に部材が曝され続けます。これほど過酷な耐久試験は聞いたことがない。
原理的に多大な損害を与えるものは、多重防護によって何とかなる、と考えない方がいいです。なぜなら、一旦状況が悪化した場合、さらに悪化する方向に働く(ポジティブ・フィードバックが掛かる)。
『核融合は期待できないの?』
これについては、以前書いたけどアップを忘れていた原稿を掲載します。
「史上最大の詐欺 核融合」お楽しみに。
何度と無く繰り返さなくてはならないのにウンザリですが、持続可能性のある社会としたいのなら自然エネルギーへのシフトは必然です。でなければ、エネルギーの無い状態にハードランディングすることになります。
よく、「原発が無いと江戸時代」みたいな脅しを掛ける連中が現れますが、むしろ話は逆です。化石燃料にしろ、原子力にしろ永続性はありません。自然エネルギーへのシフトは必要であり、それが可能なのは化石燃料が利用できる現在だけです。もし、化石燃料にしろ原子力にせよ行き詰まったら*2、シフトする原資すら無くなります。
(参考):自滅する文明と自滅した池田信夫
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20080626/1214469991
『自然エネルギーなんて不安定じゃないか』
風任せ、という言葉が気まぐれ=不安定を指すほどに風というのは“不安定”とされていますが、多数の風車を分散設置し、その出力を足し合わせる事で平均化されるのです。これは、「ならし効果」と呼ばれます。太陽光発電に関しても同じです*3。
太陽光発電工学研究センター 環境・エネルギー分野 出力変動と緩和策 「お天気まかせ」でも大丈夫(産総研)
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/output/fluctuation.html
荻本和彦「低炭素エネルギーシステムの将来像」
第9回 太陽光発電の大量導入で電力システムに起こること
http://tinyurl.com/3j4r44t
ちなみに、この日経の環境関連コンテンツはレベルが高い。その中でも荻本氏は長短所併せて取り上げつつ、ビジョンが明確で優れています。
再生エネ引っ張る太陽光・太陽熱と風力 地域の特色を開発に活かせ
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/column/ogimoto/03/06.shtml
考えれば判る事ですが、ドイツやデンマーク、スペインはもちろん、アメリカや中国などでも風力や太陽光は急速導入されてきたわけです。それが可能であったのなら、日本で進まないのは本質的に技術的な問題などではない事の証拠といえるでしょう。
参考:京セラ、太陽電池の中国生産増強 天津工場6倍に
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110121/biz11012116120133-n1.htm
停滞深刻、日本の風力発電 昨年、中国の75分の1 国際団体が調査
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110307/scn11030722380009-n1.htm
Googleが6000MWの洋上風力発電に投資
http://smart-grid.hotcalpis.com/news/633
『そうはいっても、日本には台風もあるし』
中国にも台風は来ますし、アメリカにはハリケーンも台風より気まぐれで危険なトルネード(竜巻)もありますよ。
本当の問題は、日本において「原子力村」*4が「自然エネルギー」をスポイルし続けたことで、日本の風土に適した「太陽光発電」や「風力発電」の研究開発が進んで来なかった、ということです。結果として、風力発電関連メーカーは海外をメインターゲットにし始めます。
MWT62/1.0 風力発電設備 累計受注台数2,000基を突破
米国カリフォルニア州のマウンテンビューIVプロジェクト向け49基を受注
http://www.mhi.co.jp/news/story/1103015038.html
しかし、日本でだって状況は変わりつつあります。
鹿児島向けに1万400kWの大型風力発電設備を受注 ~IHI初の風力発電事業へ参画~
http://www.ihi.co.jp/ihi/press/2003/2003-12-182/index.html
2000kW風力発電システム
http://www.hitachi.co.jp/environment/showcase/solution/energy/wind_velocity.html
スバル風力発電システム
http://www.subaru-windturbine.jp/windturbine/index.html
東レ 風力発電装置向け炭素繊維トレカ
http://www.ecodream.jp/products/nature/html/nat_b016.html
『低周波問題やバードストライクはどうする?』
この問題は決して無視して良い問題ではありませんが、原子力維持に伴う夥しい犠牲を無視したがる“現実的な”方々が強調したがるのはウンザリしますね。
まず、低周波問題ですが、風切り音などはブレードの表面形状制御で低減されます。ゴルフボールのディンプルみたいなものですね。それから、大型風車の方が羽の回転スピードが遅いので相対的に影響は小さくできます。
もう一つ。私はもともと風力発電適地に人が住むような事が問題だと思っています。東伊豆は風力発電に対する反対運動が盛んな地域ですが、彼らの住むような場所は古くからの住民がいる地域ではありません。風光明媚な地域を別荘地として開発し住み始めたものです。この地域に暮らすためにわざわざ電力も水道も引かれましたし、車も必需です。あまり、環境的にいい暮らしとは言い難い。こういうところに暮らしながら風力発電に反対するのは都会人のエゴというやつでしょう。風力発電機は古くからの集落などからは離れています。
バードストライクに関して云えば、天敵である猛禽類の姿や声を流すだけで、近寄らなくなると思いますね。
『太陽光発電は日中しか発電が出来ないじゃないか』
電力需要は日中に偏っています。

電力需要の負荷平準化 より引用
http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/juyou/index.html
これを見れば、太陽光発電で全需要を賄おうというのでない限り、日中しか発電できないというのは欠点に成り得ない事が判ります。
曇りや雨に関して云えば、風力発電でも紹介した「ならし効果」で平準化できます。
ちなみに引用したグラフからは火力発電に需給調整の負担が掛かっていることが判ります*5。火力も定常運転が望ましいですから、原子力が出力調整の出来ないツケが廻っているんですね。原子力比率を下げ、太陽光発電を拡大していくことで、火力発電も効率的運用が可能になります。
『太陽光発電はエネルギー密度が低くて大面積が必要だ』
何度も述べてますが、面積が必要なことは欠点にはなりません。建築物各戸の日照を受ける部分に設置すれば良く、そこは大概デッドスペースです。光が差し込んで欲しい場合には次のようなものもあります。
シースルータイプ(カネカ太陽光創電システム)
http://www.a-sic.kaneka.co.jp/j/lineup/index.html
原子力がエネルギー密度が高い、というのは、燃料棒になった場合の話です。ウラン鉱山から採掘し、精錬し、濃縮する部分が見えないだけです。そうして出来た高エネルギー密度のものを利用して発電するより、遍在する太陽光を利用して分散的なエネルギー利用する方が優れていると思いますよ。
規模拡大や効率向上に関しては、また別個に紹介します。
『自然エネルギーを導入すると電力網に負担が掛かる』
風力や太陽光発電を導入した場合の不安定性は「ならし効果」によって平準化出来る、というのを説明しました。むしろ導入量が少ないことが不安定を招いています。こうした変動する供給と需要調整のための手段が「スマートグリッド」です。
自然エネルギーもですが、日本では企業生産現場での自家発電があまり進んでいない。これは、大口需要に対する電力会社のダンピングもありますが、余った電力を売ることが出来なかった事も効いています。企業も定常運転の方が効率が高いので、需要の少ない時は外部に電力を売りたいわけです。現在は、一応は電力自由化が進められましたが、電力会社が送電網をガッチリと押さえているため、自由な売買にはほど遠い。このため、企業が自家発電を行うにはメリットが薄く、リスクが大きかった。
参考:電力自由化FAQ
http://www.shikoku.meti.go.jp/soshiki/skh_d6/9_info/top/e-faq.htm
これが送電分離されれば、企業による自家発電が進むでしょう。規模に合わせたLNGガスタービンでコージェネによる熱電利用も可能となる。事業所単位ぐらいだと、弾さんも紹介していた発電効率の高いSOFC(固体酸化物型燃料電池)が利用できるし、太陽光だってそれなりに活用できます。
電力会社に全部独占させておくから問題が生じるのです。運用上の制約を取り払えるかどうかは技術上の問題ではありません。
『自然エネルギーなんて補助金漬けじゃないか』
補助金がどうたら云うと、原子力はどうなの?という話になりますが、それはともかく、既に述べてきたように日本では「自然エネルギー」をキチンと伸ばす体制が整っていません。うわべを取り繕うために進めたことが、良くないと思いますね。
ちなみに、ドイツでは「自然エネルギー」関連産業の伸長によって雇用創出までされています。
2010年、独の再生可能エネルギーの割合は17%へ、雇用は37万人へ増加(日刊 温暖化新聞)
http://daily-ondanka.com/news/2011/20110322_1.html
雇用創出に悩む日本にとって、自然エネルギーへのコミットは好影響だと思いますがね。せっかく基礎技術では競争力があるのですから。
『ドイツは原子力大国フランスの電気を買っているじゃないか』
これもよく見る意見ですね。我々が着目しているのは自然エネルギー導入の伸び率です。ただ、それ以外にも「ドイツはフランスの電気に頼っている」という話には問題があるのです。
オーストリアには原発がありません。過去に進められた原発は国民投票によって廃止が決定。
原発ゼロ、オーストリアの選択
http://webronza.asahi.com/global/2011032900001.html
そのオーストリアに対しても、「フランスから電力を買っている」という批判があります。
参考:オーストリアの電気事情
http://itokeisyu.blog119.fc2.com/blog-entry-315.html
イタリアも同じ。
イタリア、原発再開計画1年間停止へ
同国では、1986年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故後、国民投票で当時の原発関連法を廃止。すべての原発が廃止され、建設計画も凍結された。
http://www.asahi.com/international/update/0323/TKY201103230115.html
これに対しても、「フランスから電力を買っている」という批判があります。
イタリアの電力事情
http://lavita.ciao.mepage.jp/eguide/it/beans/it_beans18.html
調べてみると、イタリア、オーストリア、ドイツ、デンマーク、オランダ、ベルギー、スペインに関して同じ事情がありました。フランスから電力を買っている、という話です。周辺国全てに電力を売りつつ、でも、フランスの電力供給で原子力は8割。
つまり、話が逆なのです。「フランスから電力を買っている」というより、「フランスが電力を売らざるを得ない」状況なのです。電力需要の伸びを見込んで発電所を造りすぎたため 原子力は構想から数十年単位掛かりますから 過剰供給になってしまった。原子力の欠点、出力調整が難しい事により、他国に売らなくては成り立たなくなった訳です。自然エネルギーが伸びて困るのは、むしろフランスの方でしょう。
実は、日本でも同じ状況がありました。90年代の電力需要は現在の6割である事を以前示しましたが、原子力発電所の増設が進められました。そうなれば、需給ギャップが問題になる。その解決手段が原発の「出力調整」でした。ちょっと前にいしだ壱成さんのブログが話題になりました。
今だからみんなで考えたいこと。(いしだ壱成オフィシャルブログ)
http://ameblo.jp/isseiishida/entry-10819818986.html
この時出力調整実験が行われたのが伊方原発。多大な反対があった中で強行されたにもかかわらず、その後出力調整が他で行われることはありませんでした。
手間が掛かる割には効果の少ない出力調整よりも、夜間電力需要を伸ばすことにしたのです。それがつまり「オール電化」*6。もともとヒートポンプシステムを利用しようとも60℃程度の温水を電気で作る自体がエネルギーの無駄遣いというものです。
日本のエネルギー(=電力)政策には色々と問題があります。その源泉を探れば、原子力問題に帰着する事が珍しくありません。
電力需要がかつてより増加している一方で、家電などの電力消費は確実に減っています。家庭における電力需要はエアコン、冷蔵庫(と給湯)が大きな割合を占めていますが、どれも90年代よりも効率が向上して消費電力は減っています。家庭の電力需要が伸びているのは、「オール電化」策による影響が大きいでしょう。
しかし、大きなウェイトを占めるエアコン(特に暖房)と給湯は、かつて助成制度のあった「太陽熱」が利用できます。であれば、電力供給に不安があるのなら、太陽熱利用に再び補助制度を復活させる事も効果があるはずです。
というよりも、現在の電化製品には必ずしも「電化」の必要があるのかどうか。ちょっと前に話題になった「非電化工房」というのがあります。電化に頼らず、ほどほどに便利な生活をおくる事は可能だと主張しています。
Atelier Non-Electric 非電化工房
http://www.hidenka.net/
その各々の主張が妥当かどうかはともかく、我々の生活において必要な家電を選択してもいいのでは無いでしょうか。
『原発を止めて電力供給が滞ったら、(経済)弱者が死ぬる!』
今までだって、経済弱者は死地に置かれてきた(置かれてきている)のですが、こう云う時だけ弱者の味方、ですか?もし、弱者が死ぬ可能性があるとしたら、それは「原発を止めることによる電力供給不足」などではなく、「社会における福祉制度運用」の問題でしょう。
だいたい、この夏に電力供給が滞るのは原子力政策に邁進してきた結果以外の何物でもないのですけどね。極めて資本主義的な対応策だってあります。電力料金を使用量に応じて累進的に課金すればいいのです。現在はむしろ大電力需要者が有利な料金体系になっています。
企業が「電力問題に耐えかねて」海外に出て行ってしまう?バカ云っちゃいけません。企業の「出ていく出ていく」詐欺は毎度の事ですが、彼らが出ていくぞ、と主張する国の多くが電力供給が安定していない国です。
税金の話もそうですが、そんな単純なレベルで海外移転する企業はありません。市場としての魅力や成長性の問題なら、脱原子力による新産業振興と雇用創出の方が期待できるというものです。
『原発を止めると江戸時代になる!』
そもそも相手にする話でもありませんが、私自身は「江戸時代に戻ってもいいじゃない」と思っています。が、それ以前に江戸時代とは知識レベルで問題になりませんから、江戸時代とは条件が違います。例えば、江戸時代の死因の多くには感染症がありましたが、感染症予防に必要な知識が欠けていました。今ではエネルギーが無くてもある程度の感染症予防が可能です。
というより、江戸時代に回帰するほどの資源不足なら、電力しか作れない原子力があっても無駄というものでしょう。むしろ、持続可能性のあるエネルギーへのシフトが必至、という結論になってしまうのでは?
というわけで、一応応えておきました。まあ、別に原子力消極的賛成派が納得する事を期待しているわけではありません。脱原発にコミットしないための言い訳を探しているのだ、と考えていますから。ただ、原子力に限らず、現実を変えよう、という動きに対して困難さを説いてシニカルな態度を取るのは現実的態度というより勇気の無さを示すだけです。ハッキリ云ってみっともないだけ。
では。
5/13 追記
バードストライクに噛みつく人が多くて驚きました。皆様、それほど鳥類保護に関心があったとは。
はっきり云っておきます。本文中にあるように、無視すべきでは無いと思ってはいても、もともと低周波問題もバードストライク問題も大した障害とは考えておりません。
日本野鳥の会は、風力発電に関するバードストライク問題についてこう述べています。
風力発電は、地球温暖化対策のための有力な自然エネルギー源として世界各国で導入が進められており、日本でも政府による推進策がとられていますが、調和のとれた風力発電の導入を図ることが世界的な課題となっています。
当会は、できるだけ早急に地球温暖化対策を施さなければ、将来的には多くの生物の命を危険に晒し、広範に生物多様性が失われてしまうと考えています。そのため、現状では広く導入可能な技術である風力発電を、国内でも受容可能な範囲で導入していくことには賛成しています。ただし、風力発電の導入にあたり、野鳥など野生生物の生息に悪影響を及ぼすようなことがあれば、自然保護の観点からみると本末転倒です。そのため、科学的視点から野鳥に悪影響があると考えられる風力発電の導入については、当会としては設置反対の姿勢をとっています。
欧米の先進諸国とは異なり、わが国では風力発電事業は目下、環境影響評価法の対象外であり、ガイドラインによって自主的に行われる環境影響評価も事業者の自主努力に負う部分が大きく、中には十分機能しているとは言えない例もみられます。事故発生のメカニズムの研究や回避方法の研究も緒に就いたばかりという状態です。
そのため当会は、日本でも風力発電による自然環境や鳥類への環境影響を評価し、悪影響を回避、最小化するための制度と方法論を確立することを目指し、2001年以来、活動してきました。
日本野鳥の会 風力発電施設建設問題
http://www.wbsj.org/nature/hogo/others/fuuryoku/
日本では、風力発電を本格導入するのではなく、RPS(電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置)制度に伴う、いわばアリバイ的に進められてきました。ですから、環境アセスメントなどが蔑ろにされてきたわけです。ですから、日本でも風力発電計画を本格導入するなら、環境アセスメントは必需であるべきです。その一方で日本では環境アセスメントが骨抜きというかアリバイ工作的に使われてきました。風車のバードストライクに詳しいらしい方々はこうした話を知ってます?
高尾山天狗裁判
http://www.takaosan.info/kendou25.htm
「高尾山天狗裁判」とは、東京都下では、初めて行なわれる「自然の権利」訴訟です。
自然人(私たち人間)1060名(1次提訴分)と、高尾山をフィールドとする6つの自然保護団体、そしてオオタカ、ムササビ、ブナ、高尾山そのもの、八王子城跡の5つの自然物が原告となって「高尾山にトンネルは掘らないで…」と国・道路公団に訴えたのです。
別に圏央道に限りません。我が静岡県では第二東名の建設で山間部が切り開かれていますし、静岡空港建設ではオオタカ生息地が失われました。「(オオタカなど)追っ払ってしまえばいい」と発言した県議もいましたし、実際、空港建設後オオタカはいなくなりました。日本全国、野生動物は開発に伴う環境破壊で生息地を逐われましたが*7、「風力発電はバードストライクがあるからダメ!ゼッタイ!!」と云う人が、その状況にどれほど注意を払ってきたか。まったく注意など払ったとは思えませんね。原発被災後でさえ、「経済のために原発やむなし」と云う人たちが、野生動物保護のための環境保護(開発放棄)を認めるとも思えませんから。
ですから、バードストライク問題は“ためにする難癖”に過ぎない。低周波問題も同じです。それほど近隣住民の健康問題が気になるなら、鉄道、道路、空港、工場周辺住民はどうなのよ?という事になる。
この問題に関しては(原子力消極的賛成派に対し)まともに取り合う気などありません。本当に、バードストライクや健康問題を本当に気にする人なら、原子力に賛意を示す、なんて事はありえませんから。
*1:高速中性子で核反応を起こす場合、ドップラー効果による反応減少は影響を受けにくい
*2:すでに行き詰まっているともいえるが、資源を使い果たした場合を指す
*3:日照条件を不安定の根拠に挙げる人がいるが、気象予報を見れば判るが、日照状態は地域ごとにばらついており、平均化することは可能
*4:こういう言い方は好きではないが、政産官学が共依存した原発推進システムを巧く表している言葉だと思う
*5:全体の変動率と火力の変動率を比較のこと
*6:「揚水発電」も進めている
*7:実は野生動物が最も多種で豊かなのは里山環境で、それが郊外開発で失われてきた
(転載ここまで)
たしかに、「原発を止めて電力供給が滞ったら、(経済)弱者が死ぬ!」と言い募る人たちは、医療削減や社会保障削減や弱者に厳しい税制や雇用法制について、どれだけ経済弱者の立場にたった考えを持っているのでしょうか。そもそも、原発を止めても電力供給は大丈夫、ということも
過去記事で説明したわけです。
さらには、健康問題や騒音問題やバードストライク問題が自然エネルギーを全否定するのに本当に有効な論拠になるとするなら、沖縄の人たちはなぜ米軍の訓練の騒音に悩まされ続け、米兵が起こした犯罪を日本の国内法で裁くことができない状態で苦しめられ続け、ジュゴンの生息地を米軍基地施設建設によって荒らされることを甘受しなければならないのでしょうね?
バードストライクなど解決可能な軽微な問題と、原発事故で漏れた大量の放射能による問題など解決困難な重大な問題の軽重の評価を誤ってはなりません。
築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守りたい。
●Like a rolling bean (new) 出来事録
■2011-05-07
権力による生体実験としての原発問題や公害と対峙する時のために:リスクの考え方を模式図にしました
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10880966248.html
■2011-05-23
環境新聞4/27の記事「液状化で土壌汚染拡散懸念」
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10900280415.html

↑『がけっぷち社長』さん作。また、税制についての当秘書課の記事は、「カテゴリ : 税制、税金、財政」から。
虹とモンスーンの下の
弱い文明の
きまぐれな日々では
身近な一歩が社会を変えるのだからと、
イルコモンズのふたの下の
フォーラム自由幻想の
そこに存在する良き人生と生活への切実な望みを
民主党にわからせるために、
低気温のエクスタシーの中の
アブナイ日本が
壊れる前に、
生まれてきて良かったと感じられる社会にしたいけど
とりあえずどうすべきか
kimeraれない
情報の海の漂流者と一緒に、
イル・サンジェルマンの散歩道の
くろすろーどにある
アダージォな
午後のカフェの
窓辺でお茶に
クリーム入れて
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)で
みんななかよく鍋パーティーして、
世界の片隅で税制についてのニュースや
ルンペン放浪記や
ペガサス・ブログ版や
転成仁語や
イラク・ホープ・ダイアリーや
広島瀬戸内新聞や
虹の日記や
vanacoralの日記や
黙然日記や
フランス語の練習帳や
「ユニオン」と「労働ニュース」のアーカイブや
社会科学者の時評や
琉球新報や
沖縄タイムスや
辺野古浜通信や
高江の現状を読んで、
沖縄問題と北アイルランド問題を同じように考えてみようと思って、
消費税と社会保障と国家予算についてのマスコミに載らない海外記事を
1947年教育基本法の理念の今日行く審議会と
スーパー小論文ハイスクールと
アジア連帯講座と
内田樹の研究室で
超左翼おじさんと見て、
大脇道場と
言ノ葉工房と
内田樹の研究室と
アフガン・イラク・北朝鮮と日本と
山口県上関町の祝島と
地元紙で識るオキナワと
海鳴りの島と
知られざる晴天の
カナダで
虹のカヤック隊も一緒に
沖縄・辺野古海上基地の問題を中心にはげしく学び、はげしく遊んだところで、「
どこへ行く、日本。」とか、
労働組合ってなにするところだろうとか、どうしたら
さとうしゅういち(佐藤周一)さんや
湯浅誠さんや
戸倉多香子さんや
保坂展人さんや
テルヤ寛徳(照屋寛徳)さんのために
レイバーネットの
団結は力で
すくらむ組んで
多世代交流のブログ広場の
多文化・多民族・多国籍社会で「人として」日本ジャーナリスト会議で
転がるひよこ豆のように情報流通を促進できるかとか思いながら、
明日も晴れの
空と風と、月と、星のもとで
白砂青松の
雪裏の梅花や
ブーゲンビリアや
梨の木や
薔薇、または陽だまりの猫や
古い寺を多く見て日常で思った事、感じた事をつらつら好き勝手に書きながら国会議員定数削減・比例削減に反対するInternet Zoneのサイバー
政治団体秘書が
シジフォスにも負けずに
ウェブにはびこるネトウヨどもを滅多切りして「
Apes! Not Monkeys! 本館」と「
Apes! Not Monkeys! はてな別館」に立ち寄りながら、「
なんくるないさぁ~やってみれ~♪」と
CLick for Anti War 最新メモを
読む・考える・書くおしごと日誌。
国会議員やマスメディアに意見を届けるために下記を自由にご活用ください。引用、転載、転送、歓迎。
■各種国会議員名簿のポータルページ
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「わんばらんす」から)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-50.html●News for the people in Japan マスメディア問い合わせ用リンク集
http://www.news-pj.net/link/media.html
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「戦後四十三年たって,あの戦争が何であったかという反省は十分できたというふうTakeshiカルロス・ゴーン氏の逮捕、勾留と、日本の人質司法日本の司法制度改革を求める。 日本の司法制度改革を次のように求めます。
・ 政府から独立した人権委員会の設置が必要である。
・ 裁判員裁判で死刑の決定を下すには,裁判員多数決によらず全Takeshi片方のチームの反則選手にレッドカードを出さない審判や当の反則選手を自ら批判せず、相手チームを「手詰まり」と評しているような不甲斐ない時事ドットコム @jijicom #マスメディアへの不信 #マスメディアへの不満No title『片方のチームの反則選手にレッドカードを出さない審判や当の反則選手を自ら批判せず、相手チームを「手詰まり」と評しているような不甲斐ない時事ドットコム @jijicom #ewkefc袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。鑑定不正 本人訴訟で裁判を経験してみると、判事がトンデモだとすぐ分かる。
私は民事で原告だけど、捏罪された。
よって刑事裁判では冤罪が多数ある。
風間博子さん、林眞須美檜原転石なんで性暴力の被害者を批判する弁護士が偉そうにするかな。女の子のトイレを覗いていた元加害者としての自分を恥じるべきではないのかな。ゴロツキ弁護士 徳永信一は極右弁護士ですが、例えば右翼弁護士(木原功仁哉・南出喜久治)が反「ワクチン」訴訟などをやっていて、「ワクチン」打て打てキャンペーンのメディア及び挙国檜原転石袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。袴田事件は冤罪そのもの「疑わしきは被告人の利益に」が近代司法の原則ですが、日本では疑わしきは罰せられます。
検察の起訴した事件の有罪率が99%、本当に99%が有罪なのか?
そんなことは閉口日中国交正常化50年に寄せて中国とホンジュラスの国交樹立を歓迎するアメリカの裏庭といわれた中南米のホンジュラスが3月26日アメリカの圧力、妨害をはねのけ新中国との国交樹立を発表しました。
心より歓迎したいと思います。
アメリカの閉口孤独の中で援助もなく死産した技能実習生のベトナム人女性は何も罪を犯していない。リンさんへの逆転無罪判決を歓迎2023年3月24日,最高裁は死体遺棄罪に問われていたレー・ティ・トゥイ・リンさんに逆転無罪判決を下しました。これでリンさんの無罪が確定しました。たまには最高裁もまとTakeshi袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。冤罪と死刑 過去にトンデモ発言をした萱野稔人・津田塾大学教授ですが,死刑についてはまともな議論をしていると思います。「死刑 その哲学的考察」(萱野稔人/ちくま新書)から一Takeshi差別主義経営者のいるホテルチェーンと日本サッカー連盟との不適切なナショナルチームパートナー契約他人を出汁にする人間前コメントの未来さんのおっしゃる様に、誰かを嫌な気持ちにさせてやりたい攻撃性がある人ばかりが、目立ちます。
最近、そうなったのか、あるいは以前からそうだったのかK.Minaイギリスでは嘘の答弁をしたら議員失職になる可能性があるそうです。日本の自民党政府も、そうあるべきです。自民党議員が半分そんな事が日本でも適用されたら、自民党議員は半分になってしまいますね(爆笑)
忘れてました…維新もです(爆笑)
どちらも大将から嘘つきですから。K.Mina日本国と日本人が大日本帝国軍性奴隷制度(従軍慰安婦制度)という蛮行の史実を記憶して二度と繰り返さないために反省しないなら、日本人以外の人々がかつての日本の蛮行を記憶する。カッセル大学で「平和の少女像」が撤去された。ドイツ中部の州立大学、カッセル大のキャンパスにあった「平和の少女像」が2023年3月9日,突然撤去されました。旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像は昨年7月,同大学Takeshi袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。冤罪による処刑阻止のために死刑廃止が絶対に必要。「冤罪袴田事件 検察庁は再審開始を認めた東京高裁決定に対して特別抗告をしないでください」のアクションに賛同した私は,電子署名を行いました。先日,弁護団の戸舘圭之Takeshi袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。No title今回の袴田さんの再審決定の件を、メディア(特にTV)がWBCで過剰に騒いでかき消しているように見えてならないです。
冤罪を生み続ける警察・検察を徹底的に批判して、今後月乃兎袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。No title>検察を起訴し検察を有罪にすべきだとすら思います。
全く同感です。yoshi袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。No title『袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。』に対する意見
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blogewkefc自民党の城内実・衆議院議員から国連人権弁務官への攻撃発言がひどすぎるNo title杉田水脈を総務政務官に任命したのも絶句でしたが、よりによってこいつにLGBT特命委員会事務局長をやらせる岸田文雄の思考法が全く理解できない
自民党LGBT特命委員会事務名乗るほど者ではありませんが差別主義経営者のいるホテルチェーンと日本サッカー連盟との不適切なナショナルチームパートナー契約日本は永遠に「差別主義者が幅を利かす国」なんだろうな。これはWBCでの一幕なのですが、旭日旗を振り回して悦に入る日本人……
旭日旗がどのようなものなのか理解していればこんなことには、とも以前は思っていたのですが、どうも最未来バイデン米大統領は「未来永劫謝罪する義務を未来の世代に課してはならない」とは言わずに、今年も第二次大戦中の日系アメリカ人強制収用と公民権剥奪について反省と謝罪を新たにした。 #国家としての謝罪決して謝罪しないアメリカが謝罪した希少例ヒトラー・ナチスの手本は、米国の黒人差別法と先住民の強制収容所だった。
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1123.html
優生学の親玉アメリカ問題は、それを巨大檜原転石ヘイト批判記事を書いた神奈川新聞の石橋学記者を「名誉棄損」として一部敗訴させた横浜地裁判決はおかしい。石橋記者の話を聞きます石橋記者を講師にオンライン講演会をします。
詳しくは
https://jcjkikansh.exblog.jp/32922330/ywatari4障害者自立支援法訴訟、和解へ重度の障がいを持って生まれた子の養子縁組 NPO法人みぎわは,障がいを持って生まれてくる赤ちゃんの特別養子縁組をあっせんする日本で唯一の施設です。中絶は年間20万件ほどあるそうです。協力病院の産婦人科医師Takeshi死刑FAQ (適宜更新)袴田巌さんの一刻も早い無罪を切望する。 2023年3月13日, 東京高裁は「無実の死刑囚・袴田巌さん」の再審開始を決定しました。決定で注目すべきは、決定理由中に,「捜査機関が証拠を捏造した可能性が極めて高いTakeshi自民党政府の作る行政文書は、自民党幹部世耕弘成氏によれば、真正・真実であるとは限らないらしい #自民党に投票するからこうなる#自民党に投票するからこうなる安倍チルドレンの高市氏は、総務大臣だった当時「行政指導に従わない放送局は電波停止にする」という恫喝発言で大炎上を巻き起こしました。
今回の文書の内容はこの恫喝発閉口強制ではなく任意であるはずの #マイナンバーカードの義務化に反対します #保険証廃止はありえない #保険証廃止の閣議決定に抗議します (2)自民党の十八番自民党の十八番
当初は任意であるといっておきながらいざ決定となると強制にしてしまうのが自民党のやり方です。
思い出されるのは1999年に成立した国旗国歌法、大日本閉口