2011年4月12日の記事、『
福島原発からの汚染水の大量放出がもたらす「加害」 』という記事で、放射性物質で汚染された大量の汚染水を太平洋に流したことを憂えました。この件には、被害が世界中に広がる結果につながる措置をこっそりと決めて詳しい説明を拒む政府と東京電力の不誠実ぶりと不透明ぶりがよくあらわれていますので、繰り返し取り上げます。
東京電力の発表と経済産業省原子力安全・不安院の評を「ただそのまま」伝えるだけの次のような「報道」によると、その放射性物質の「影響」は一般人の許容量を下回るそうです。
●時事ドットコム 海に放出1500億ベクレル=「低濃度」汚染水1万トン-福島第1http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041500770 2011/04/15-22:14 福島第1原発事故で、東京電力は15日、高濃度汚染水の回収先を確保するため海に放出した比較的低濃度の汚染水の総量は1万393トンで、含まれる放射能は1500億ベクレルだったとの報告をまとめ、経済産業省原子力安全・保安院に提出した。当初計画の1万1500トン、1700億ベクレルを下回った。 報告によると、今月4日から10日までの放出で、沿岸や沖合の海水に含まれる放射性物質濃度に顕著な変動はなかった。大人が近隣の魚や海藻などを毎日食べても年間被ばく量は0.6ミリシーベルトで、一般人の許容量1ミリシーベルトを下回る。 放出量の内訳は集中廃棄物処理施設が9070トン、5・6号機の地下水排水設備が1323トン。放射能濃度は放射性ヨウ素131の場合で1立方センチ当たり20ベクレル(国の限度の500倍)が最高だった。 保安院は報告を妥当と評価。調査地点を増やして影響評価を継続し、周辺海域の魚介類の放射線量や食べた場合の評価を発表するよう指示した。 一方、2号機の取水口付近では、2日に高濃度汚染水が海に直接流出しているのが見つかり、流出は6日まで続いた。2日に採取した流出水の放射能はヨウ素131だけで同540万ベクレルと極めて高かった。低濃度汚染水の総放射能量1500億ベクレルを、この540万ベクレルで割ると、わずか28リットルとなる。 しかし、記者会見した保安院の西山英彦審議官は、高濃度汚染水がいつから、どれぐらい流出したか分からない上、意図した放出ではないとして、東電に詳細な報告を求める考えはないと述べた。 東電は15日、全国漁業協同組合連合会や福島、茨城両県の漁協に報告内容を説明。東電によると、漁協側からは「二度とやってほしくない」などの意見が出たという。 (2011/04/15-22:14)
(転載ここまで)
同じ原子力ムラの中での報告と評であるため、どこまで真剣にその悪影響を評価しようとしたか、また、本当に意図した放出ではなかったのかなど、どう判断するかは保留にするしかありません。政府や東京電力の態度を見ていたら、素直に信じろというのには無理があります。
しかし、確かに言えることはあります。それは、汚染水を海洋投棄した理由やいきさつを東京電力側も政府側も、解明も発表もしようとしていないことです。東京電力の記者会見を追っている木野龍逸(きのりゅういち)さんのブログではこのところその点を継続的に追及しており、お東京電力様とお政府様のあいまいな情報出し惜しみを批判しています。
以下、引用して記録します。記憶のために。
●キノリュウが行く ■なぜ放射性物質を含んだ水を急いで海に捨てたのか?さっぱりわかない件http://kinoryu.cocolog-nifty.com/go_kinoryu/2011/04/44-f177.html 2011年4月 6日 (水) (前略) 問題なのは、どのレベルの放射性廃液を捨てられるかは、東電や国が勝手に決められることだ。データの提出義務も何もない。当事者同士が密室で決めることができるといえる。 一方で東電は4月に入ってから、「再検証のため」として海水の核種分析結果を公表していない。過去の分も再検証としている。さらに、放出する水の量、放射線レベル等のデータは、東電しか持っていない。 つまり、今回の排出による影響を、第三者が検証する手段がなにもないのである。 今回の放出について東電は会見で、「緊急性がある」としているが、2号機タービン建屋の地下の水は今さっき溜まったわけではない。いずれ出てくると予想されていた放射性排水の行き先となる仮設タンクは、遅くとも3月24日の時点で我々が指摘していたにもかかわらず、「検討中」という回答が繰り返されていた。そうした対応遅れの可能性もある中で実施された放射性物質を含む水の放出には、違和感を感じざるをえない。 さらに東電は、放出時期について、会見開始時は「明日(5日)以降」としていたが、会見途中にメモが入り「準備ができ次第」に変更。この準備が何を意味するのか、明確な定義はなかった。 そのため、ある新聞社記者が「準備の中には説明責任が入るのではないか」と指摘。すると広報担当者は「持ち帰る」と、いつもの回答。以前、原子炉格納容器内の放射性ガスを放出する際、事前予告なしで放出したことがあるため、今回もまたやるのではないかという思いが、会見室に広がっていた。(この説明責任に関しては、2日後の今も、為されていない) さらに別の記者から「この後で(いくつかの疑問点を)説明するまでは放出しないということでいいか」と念押し。東電側は広報担当松本氏と栗田氏が少し顔を見合わせてから「はい」と。本来、そんなことは確認の必要もないほど当たり前の話だが、それをしないといけないほど、東電の対応には不信感がある。 そもそも、どうしてこの時期になったのかが不明瞭だった。2号機の地下に高い放射線量の水が溜まっていた時点で、これが海へ流出する可能性は予見できたのだ。海への流出が視認され、公表されたのは4月2日だが、実際にはもっと前に確認し、今回の措置を検討していたのだろうか。 実はこの時、海への流出をもっと早い時期に認識していたとしたら、これを海外に伝え、対処方法を協議し、それより低い放射能レベルの水を海に流すという手段の合意に、少し時間がかかったのかもしれないという思いがよぎった。けれどもこの後に、韓国、ロシアなどには放出の事前通告がなかったことが明らかになった。 さらにいえば近隣漁協にも連絡はなく、後日(6日)に全漁連から抗議文が手渡されている。こうしたことを見ると、どうやら本当に、ドタバタの中で放出を決めてしまったような印象を受ける。ドタバタの中で64条を適用し、放射性廃棄物を海に投棄するという、暴挙といえることを東電と国は実行したのだろうか。 が、個人的にはそんな事情などどうでもいい。ハラが立つのは、こうした事態が完全に密室で処理され、後から検証の方法がないことだ。もともとだが、日本は、政府・企業が結託するとやりたい放題になることがある。 この放出以降、なんども責任者の説明を求めているが、6日夕方の会見時点で東電側は応じていない。広報担当者は「預かる」という言葉のみで、期限を切った対応には言葉を濁す。 そして今回の決定を、現場はどこまで知っていたのだろうか。もし知らなかったとしたら、これまでの中途半端な対応の理由もなんとなくわかる。対策本部からの指示で、妙な措置を取らされていた可能性もある。だとしたら、対策本部や統合本部、国や東電は、現場作業員すべての努力を裏切っていることになる。現場取材ができないため確証があるわけではないが、東電の対応を見ていると、こうした疑念が払拭できない。 ■放射性物質を含んだ汚染水の海洋投棄理由を明確に説明できない東電http://kinoryu.cocolog-nifty.com/go_kinoryu/2011/04/post-3b4d.html 2011年4月 8日 (金) 4月4日午後7時過ぎ。東京電力は、放射性物質を含んだ汚水を海に放出し始めた。日本では初の決定を最終的に下したのは経産省。放出の根拠は「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」、通称「原子力等規制法」の第64条1項だった。 同法64条1項には、「原子力事業者等(中略)は、その所持する核燃料物質若しくは核燃料物質によつて汚染された物又は原子炉に関し、地震、火災その他の災害が起こつたことにより、核燃料物質若しくは核燃料物質によつて汚染された物又は原子炉による災害が発生するおそれがあり、又は発生した場合においては、直ちに、主務省令(注:今回の場合は経産省)で定めるところにより、応急の措置を講じなければならない」とある。 福島第一原発の場合に置き換えて簡潔に言えば、地震や津波などの災害によて原子力発電所の原子炉や貯蔵している燃料、放射性廃棄物が二次災害の危険を及ぼしたり、及ぼしている場合に、電力会社は経産省の省令による対応をしなければならない、ということ。 午後3時に東電の武藤副社長は経産省原子力安全・保安院に、現状報告とともに放出の必要性を連絡し、20分後に保安院が決定を下したと、東電は発表している。これにより東電は、4日夜から放射性廃棄物の海への放出を開始した。 64条を適用する理由について東電は、「緊急に対応する必要があった」としている。ところがこの「緊急性」の理由を、東電は明確に説明できないでいる。 今回の放出は、廃棄物集中管理施設に貯蔵している放射性廃棄物(放射性物質を含む汚染水)と、5/6号機原子炉建屋に付属している「サブドレン」という水抜き設備に溜まっている汚染水。どちらも、東電曰く「低レベルの放射能を含む」という水だ。 今回の放出要因のひとつが、現在、福島第一原発が抱え込んでいる多量の汚染水のうち、最高濃度を示している2号機タービン建屋に溜まっている水。現地で持っている線量計の上限1000mSv/hを振り切る放射線を放っている。とても人間が作業できる環境ではない。この水が、ほぼそのままの放射線量を保ちながら、海に流出している。 東電はこの水を、当初は同じく2号機タービン建屋内外にあるいくつかのタンクに貯めようとしていた。しかし作業現場の放射線量が高いなどで作業が進まない。次の手段として、発電所内の放射能汚染物を処理する廃棄物集中処理施設のタンクに入れることを検討。ところがここには、もともと貯蔵していた汚染物質が入っている。 そこで、すでに水に浸かっている4号機タービン建屋地下に、廃棄物集中処理施設内の汚染水を移送することを検討し、実行したと、東電は説明している。すると、隣接する3号機タービン建屋地下に溜まっている水の水位が上昇したため、両者の境界が抜けていると判断。移送を中止。 一方で2号機の水は緊急に移送の必要があるため、廃棄物集中処理施設の汚染水を海洋投棄することにした。これが東電の説明だった。 ところが詳細を聞いてみると、疑問が多い。 まず、4号機地下は行方不明者の遺体捜索で排水を進めていたのに、その時点で3号機地下の水位が下がったという報告がないのはなぜか。また3号機タービン建屋地下は以前、750mSv/hという高い線量が記録されている所だが、筒抜けのはずの4号機地下の線量がそれより2ケタ低いのはなぜか。 緊急性に関しては、2号機タービン建屋地下から廃棄物集中処理施設に移送するための経路が確保されておらず、また実施見込み時期も不明な段階で、なぜ昨日の放出(投棄)になったのか。放出後に時間がかかるのであれば、その間に他の手段を取ることはできなかったのか。できないとすれば、なぜか。 5号機、6号機に関してはさらに不思議なことが多い。 どちらも、放出したのはサブドレンという水抜き設備に溜まっている水。本来は地下水なので、放射線は検出されないが、現在は、10の1乗レベルのヨウ素131が検出されたという。これも、10の6乗レベルの2号機に比べれば“低レベル”なので、海に捨てることにしたとのこと。 ただし、やはり緊急性は疑問。投棄の理由は、5号機、6号機建屋地下の発電機などの設備が水に浸かりそうだから、というもの。けれども現状を確認できるものはなにもない。東電は写真を撮っていないし、どのていどのスピードで水位が上がっていたのかも明確になっていない。 単に、「発電機などを周囲にある敷居(少し高くなっている部分)の上まで水がきているので、緊急に出す必要があった」という説明に留まる。サブドレンとの関係については「サブドレン内の水位が、建屋地下の水位より高いため」という。 けれども、実際にどこから、どの程度の水が入っているかという質問には「確認する」と繰り返すだけで、説明できない。ようやく出てきたのは、「鉛筆くらいの太さの水が、1分に2リットル程度出ているのを視認した」というもの。 では東電は、鉛筆ほどの太さの水が出ていることで、史上初の64条適用による放射性廃液の海洋投棄を実施したということなのだろうか? この点を聞くと、「そうではなく、全体の水位を見て判断した」と。要するに、推察でしかない。この答えで納得するほど、我々はマヌケではないだろう。 64条などというものを適用するなら、徹底的な検証と、代替手段の検討をしなければいけないはずだ。また東電は、一時、サブドレンの水位が上がっているので建屋が不安定になる可能性がある。という説明も持ち出していた。どうもおかしい。 サブドレンは液状化防止のための水抜き穴なので、水があっても不思議ではないし、水位も上下するだろう。その水位が少し上がったから海に捨てるというのでは、今度も、何度も同じことを繰り返す可能性が高い。 そんなこんなで、放射性物質を含む水を海洋投棄した理由が、まったく納得できない。もちろん、この理由を保安院に説明し、保安院が納得したのなら、経産省や国に判断の責任がある。 こうした経緯の説明を、4月4日以来、ずっと東電側に伝えているのだが、「持ち帰る」「検討する」ばかりで前に進まない。抗議に来た全漁連へも詳しい説明はなかったらしい。 (後略) ■聞くときに聞いておかないと、後では確認ができなくなるかもの件http://kinoryu.cocolog-nifty.com/go_kinoryu/2011/04/post-b561.html 2011年4月17日 (日) (前略) 1000mSv/h 超の汚染水が流出していた時、当初から東電は、流出量は不明という回答を繰り返していた。個人的には、影響評価は欠かせないと思っていたし、流出量や流入源がわからなければ、完全には止められないだろうという思いもあった。とはいえその部分を指摘していたのは私やNPJ日隅氏、それに一部大手紙だけで、多くは、同時期の電源復旧工事を注視していた。 その後、2号機トレンチの先にある配電管ピットからのだだ漏れは止まったが、ある記者は「水は必ず逃げ道を探して出てくる」と指摘。今でも漏洩の可能性は否定できないし、16日夕方の会見では2号機取水口付近での放射性物質濃度が一ケタ上がっていることが判明した。 問題なのは、1000mSv/h 超の汚染水の影響が、その後の“低濃度”汚染水の大量投棄によって、不明なままになってしまったことだ。個別の汚染状況が判明したからといって、今さら海洋汚染を止められるわけではない。しかし後の事故調査の際、環境影響評価や流出経路の特定などは絶対に必要な項目であり、その時にこの超高濃度汚染水の一件が遡上に上るのは間違いない。東電にしてみれば、超高濃度汚染水を流出させた責任からは逃れられるわけだ。 1000mSv/h 超の汚染水が全体の中に占める比重がどれほどのものかは明確ではないが、こうした個別案件が積み重なると、決して小さくはない。そしてそれは、今後の補償問題に、重大な影を落とす。もしかしたら昨日の質問は、補償に関連して出てきた疑問だったのかもしれない。 東電からすんなりと出てこない情報の周辺には、出したくない、出すとマズイという認識がどこかに、あるいは誰かにあると考えるのが自然だろう。放射能漏れが止まったわけではなく、今後も放射性物質を含む排水やガスの放出は続いていく。空気中、あるいは海洋中の放射線量は大きく増えてはいないが、大きく減ってもいない。こうした部分を指摘していくのはメディアの大きな役割であり責務だと思えるし、その場で確認しておかないと、後で後悔しても遅いということになりかねない。 ■4月4日の海洋投棄が不要だったと思える理由が、またひとつ出てきたhttp://kinoryu.cocolog-nifty.com/go_kinoryu/2011/04/44-2d33.html 2011年4月19日 (火) (前略) 今日(4月19日)夕方の会見で、松本純一原子力・立地本部長代理は、全体説明の中で、福島第一原発6号機でタービン建屋地下に溜まっている放射性汚染水100トンを、同タービン建屋内の復水器に移送したことを明らかにした。復水器の中にどの程度の余裕があり、今後はどのくらいの量を移送するのかなどは不明だが、松本氏は会見の中で「全体のバランスを見ながら移送」するとしていた。 ところで東電は4月4日に、5号機と6号機のサブドレンに溜まっていた放射能汚染水を自主的に海洋投棄している。海洋投棄の理由については、5号機および6号機のタービン建屋地下に水が進入し、非常用ディーゼル発電機を使用不能にする恐れが出たため、水の進入元と思われるサブドレンに溜まっている放射能汚染水を海に放出した、と説明している。 サブドレンの水が地下に漏れ出ていると推測した根拠は、1分に2リットル程度の水が壁から出ていることを目視したことと、サブドレンの水位がタービン建屋地下の床面より上にあったことの2点。つまり確実な原因としては、東電が「鉛筆くらいの太さの水が出ていた」という水の漏洩だけだった。 この理由も薄弱だったが、対策として東電は、前述したようにサブドレンの放射性汚染水を海洋投棄することを決定。午後4時過ぎの発表から5時間後の午後9時に海への放出を開始した。この間の経緯については「Asahi Judiciary」の記事に詳しく記されている。 「福島第一原発、汚水を太平洋に意図的に放出「応急措置」 」http://astand.asahi.com/magazine/judiciary/articles/2011040500009.html ここで疑問なのは、サブドレンの汚染水、あるいはタービン建屋地下に溜まっていた水を、海洋投棄する代わりに復水器に移送することはできなかったか?という点だ。4月4日の時点では、サブドレン、タービン建屋地下のいずれの水についても、復水器に移送するという話は出ていなかった。 こうした疑問点を今日の会見時に質問すると、松本氏は、「移送は4月4日からやっていた。復水器にすべてを移送しなかったのは、緊急時に余裕を残しておきたかったことなど、全体のバランスを考えてのこと」だったと回答した。この言葉をそのまま受け取れば、放射能汚染水の海洋投棄より、全体のバランスの方が重要であったということになる。 ではどんなバランスなのかについて、明確な説明はなかった。また、全てを復水器に移送せずに海洋投棄した理由も、詳細には説明しなかった。これまでと同様、緊急の対応だったというに留まっている。 5号機、6号機の復水器の容量がどのくらいなのか、正確な数字は出ていないが、仮に2〜4号機と同じだとすれば、各3000m3程度はあることになる。もっとも、最初に書いたようにどのくらいの残水があったのか明確ではないため、入れられる容量を言明することはできない。 とはいえ、1〜3号機の状況説明から推測すると、原子炉が緊急停止した後は、基本的には復水器に多量の水が残っていることはないと思える。先日、2号機タービン建屋地下の汚染水を復水器に移送したさい、700m3程度を移送した段階で、予想外に残水が多いことが判明し、移送を中止したことがあった。 このことから考えると、5号機と6号機の復水器には、かなりの量の水を入れる余地があったのではないだろうか。5/6号機から海洋投棄した汚染水の合計量は約1500m3だったことを思うと、もしかしたら捨てる必要はなかったのではないかという推測も成り立つ。 以上は、あくまでも推測の域を出ない。けれども東電の説明からは、この推測を否定するだけの根拠が出てこない。なぜ海洋投棄を急いだのか、なぜ貯蔵ではなく投棄を選択したのか、疑問は深まるばかりだ。
(転載ここまで)
東京電力や政府によって決定されたこと、行われたことの事後の評価や継続的な監視をしようとしてもできないのです。重大な被害がのちになって発生してもその責任を追及できないのです。
放射能そのものも恐ろしいですが、東京電力と政府のこのような不透明ぶり、責任逃れぶりもたいへんに恐ろしいです。「風評被害」と呼ばれているものよりもずっと恐ろしいです。
ここで思い出しましょう。戦争被害を追及して裁判を起こすと裁判所から決まり文句のように出てくる「戦争被害は国民が等しく受忍するべきもの」という「論理」が出てくることを。この論理を盾にして、裁判所も政府も、国全体に被害が及ぶ失政の責任を一切認めないことがたいへんに多いという事実を。
■久間「原爆しょうがない発言」は、あらゆる分野での政府与党の姿勢そのままです
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-299.html ■「戦争被害は国民が等しく受忍するべきもの」という「論理」を認めると何が起きるか。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1118.html ■「戦争被害は国民が等しく受忍するべきもの」という「論理」を認めると何が起きるか。 (2)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1920.html 今これらの記事を自分自身読み返してみると、政府の責任逃れという文脈で言うなら、第二次世界大戦の時とほとんど同じことがこの福島原発危機でも進行していると思わずにはいられませんでした。
政府や東京電力の情報隠しや無責任ぶりを恐ろしいと思う感覚を多くの人に持ち続けてほしいと思います。それしか、現在進行中の失敗を修正し、将来の被害をあらかじめ食い止めたり最小限にしたりする手段がないと思うのです。 築地市場の豊洲移転に反対 して食の安全を守りたい。●Like a rolling bean (new) 出来事録 ■2011-04-11 復興と独立で闘うべき相手は「明らかに間違ったことに反論しても事態が変わらないという諦め」http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10858196110.html ■2011-04-15 築地東卸組合理事長選で強引な有志総代会(無効)。イシハラ都知事の「総仕上げ」を今後も絶対阻止!http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10861960847.html
↑『がけっぷち社長 』さん作。また、税制についての当秘書課の記事は、「カテゴリ : 税制、税金、財政 」から。
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入管と検察の間では回クテシフォン経済的合理性、法的整合性、科学的妥当性、倫理的正当性、地球環境汚染への罪悪感が東電核発電所からの汚染水放出には欠けている。最後のツイートに火消しのコミュニティノートがついてるのがわかりやすいですね。原発信者の主張が新しかった試しはないのに。
東電の動きの遅さを思えば2018年すら最近でoh suchロシアによるウクライナ侵攻は悪である。すべての軍事侵略は悪である。大日本帝国によるアジア軍事侵攻も悪である。 #あらゆる戦争に反対しますルガンスク出身の少女、ファイナ・サベンコワさん(14)の叫びを聞こう事実を言うとウクライナのネオナチ政権のミロトヴォレツ「殺害リスト」に載る社会。
ちなみにカナダの記者エヴァ・バートレッもそのリストに載っている。英国の記者ヴァネ檜原転石「インボイス制度の中止を求める税理士の会」メモ (インボイス制度反対の理由、輸出大企業の還付金の件など) #インボイス増税反対 #私もインボイス増税に反対します #STOPインボイス 運動を続ける (19)本当に呆れます署名を受け取り拒否したということで、「恥知らず」、「辞めてしまえ」だけでは済まないことです。
真摯さを踏みにじるのは政治家だけでなく、ロクに報道しない業者連中にアンドリュー・バルトフェルド維新・鈴木篤志市議候補について (メモ)誕生日祝いに個人献金をねだる政治家 維新の会の音喜多駿は日本全国民にこうお願いしました。
【個人献金のお願い】 誕生日メッセージで「おめでとう、何が欲しい?」と聞かれると「こ、個人献金!」と答えTakeshi言い続ける。 #汚染水を海に流すな #汚染水の海洋投棄に反対します #汚染水の海洋放出に反対します #汚染水の海洋放出を直ちに中止せよ#汚染水の海洋放出を直ちに中止せよ汚染水の海洋放出という蛮行を行った自民党政権。
しかし自らの非を棚に上げ排外主義を煽り立てることによりまんまと功を報しています。
いま自民党政権、その補完勢力とマ閉口自民党無くして杉田水脈「議員」無し。だから、#杉田水脈の議員辞職を求めます 。そして、それなら同時に #自民党の与党辞退を求めます 。#自民党が滅びなければ日本が滅ぶ付け加えると杉田水脈は筋金入りの差別主義者です。
人種差別主義、女性差別主義などなど自民党思想そのものでしょう。
だから日本軍国主義者「安倍晋三」のお気に入りでしたし自民党の閉口「インボイス制度の中止を求める税理士の会」メモ (インボイス制度反対の理由、輸出大企業の還付金の件など) #インボイス増税反対 #私もインボイス増税に反対します #STOPインボイス 運動を続ける (19)#私もインボイス増税に反対します消費税は弱者に負担が重くのしかかる悪しき税制です。
インボイス税制とはその消費税の増税です。
世の中のことは一番弱い人を基準に考えなくてはいけないのが鉄則です。
閉口性暴力についてのメモ女性型社会は権威主義的,好戦的な父権制社会への歯止めになる。 性暴力とは少し外れてしまいますが,御容赦ください。
フォントヴローは西ヨーロッパ最大の領地を抱える修道院群でした。フォントヴローはアンジュ―,トゥレーヌ,パTakeshi自衛隊内の性暴力との五ノ井里奈さんの裁判闘争は続いている。被告人が五ノ井さんはウソをついていると裁判で証言 被告人が五ノ井さんはウソついていると思うと,裁判で証言したそうです。ウソで告発すれば誣告罪に問われるはず。そんな危険なことをするはずがありません。言うに事欠いTakeshi反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。ニーメラー>R2さん
>意義あるのか
マルティン・ニーメラーを知っていますか?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8B%E津木野宇佐儀反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。No title少子化と大学の二極化のなせる業でしょうか
「愛知大学」はかつては「地元ではそれなりの大学、でも全国レベルでは大した偏差値ではなかった」が今はそうじゃない、だから津木野宇佐儀反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。日本の軍国化はしょせん疑似問題内田樹氏の理解ある言葉
今政府は「戦争ができる国」に国家改造しているわけですけれど、これは「ほんとうに戦争をする気がある」からそうしているわけじゃなくて、「そR2反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。Re: 意義あるのか記事の趣旨とははずれていますが、軍事優先主義的な考え方とはどのようなものか端的にわかる実例のようなコメントをありがとうございます。
>そもそも日本が戦争が出来村野瀬 玲奈軍事力強化をしないと攻撃されるかもしれないと心配の皆さん。攻撃的軍事力保有が日本を安全にしない理由を簡単に説明します。Re: No title>北朝鮮が怖いのはミサイルとテロぐらいで正攻法で
来られて怖いなんて誰も言ってない。
「正攻法」って具体的に何かよくわかりませんが、ミサイルが怖いなら怖いんじゃ村野瀬 玲奈反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。意義あるのか反戦デモっつっても日本が他国の軍事的脅威に
なると思っているのかな。
そもそも日本が戦争が出来ると思っている者が
いるのが驚く。
まず間違いないのが日本が他国に戦R2軍事力強化をしないと攻撃されるかもしれないと心配の皆さん。攻撃的軍事力保有が日本を安全にしない理由を簡単に説明します。No title北朝鮮が怖いのはミサイルとテロぐらいで正攻法で
来られて怖いなんて誰も言ってない。
そんな長者番付よりも信用ならないデータだけ
では事実が見えない。
自衛隊は多くR2自民党無くして杉田水脈「議員」無し。だから、#杉田水脈の議員辞職を求めます 。そして、それなら同時に #自民党の与党辞退を求めます 。#自民党が滅びなければ日本が滅ぶ杉田水脈「女性はいくらでもうそをつけますから」★1970年代前半の時期に米国のニューヨーク市で、性犯罪分析特別班を設置し、女性の警察官を被害者の面接に当たらせたところ、同市における強姦罪の虚偽告発率は2%であり、檜原転石反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。白バラの祈り>Takeshiさん
戦後、ドイツではショル兄妹を顕彰するために学校の名前に「ショル兄妹記念」と名付けられていたりしますよね。
そして、それが書籍や映画になり、広く語る津木野宇佐儀反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。白バラ事件を思い起こさせる。 ミュンヘン大学でショル兄妹たちは反戦ビラを巻きちらしました。大学の用務員がビラを拾ってナチス当局に届け出ました。ショル兄妹たちは民族裁判所で「国家反逆罪」に問Takeshi言い続ける。 #汚染水を海に流すな #汚染水の海洋投棄に反対します #汚染水の海洋放出に反対します #汚染水の海洋放出を直ちに中止せよソロモン諸島の首相が日本の汚染水海洋投棄を非難 国連総会において,ソロモン諸島のマナセ・ソガバレ首相が日本の汚染水の海洋投棄を非難しました。IAEAの処理水をめぐる報告書についても,不十分だとしたうえで,「原発Takeshi反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。No title 反戦デモに参加したことで学生が懲戒を受けるだけでもすさまじいのに、一番重い退学処分とは・・・。愛知大学は一体何を考えているのか。これが容認されれば萎縮効果は甚クテシフォン維新・鈴木篤志市議候補について (メモ)維新の会の池上卓は公設秘書として2人の市議を採用 維新の会の池上卓議員(大阪10区)は,公設秘書として現職の高塚市議2人を採用していたとのこと。国会議員の秘書に関しては法改正で兼職が禁止され,例外的に兼職届が出Takeshi反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。No titleそのうち「焚書」とか起こりそうで、冗談じゃなく怖いです。
まさに「新しい戦前」…津木野宇佐儀現行の健康保険証の圧勝、マイナ保険証の惨敗。 #現行の健康保険証を残してください #保険証廃止はありえない #サントリー不買運動No title新浪と成田が格差拡大を正当化する対談をプレジデントオンラインでほざいています。
まあ、救いようのないバカばっかりです。アンドリュー・バルトフェルド弁護士ドットコムタイムズに #維新 の橋下徹を登場させるのはおかしいのではないか。No titleいかにもそれっぽい名称を名乗った(所謂弁護士連合会とは無縁の)営利目的の組織じゃないですか。何せ株式会社ですからね。
ここの発するニュースなんかを見ててずーっと別人28号言い続ける。 #汚染水を海に流すな #汚染水の海洋投棄に反対します #汚染水の海洋放出に反対します #汚染水の海洋放出を直ちに中止せよ二重基準の適用問題No. 1919 福島の核廃棄物:ロシアを非難し、日本を承認
投稿日時: 2023年9月20日
Fukushima’s nuclear waste:Stigmatising Russia, approving Japan
by Richard Cullen
h檜原転石日本人集団が起こした残虐な事件の例(メモ)Wer aber vor der Vergangenheit die Augen verschließt, wird blind für die Gegenwart.「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目となる」
何度でも引用されるヴァイツゼッカー元ドイツ大統領の言葉ですが、日本ではもっともっと使われるべき言葉ですよね。
付け足津木野宇佐儀英霊には感謝してはならない。英霊には謝罪しなければならない。英霊は讃えられ,傷痍軍人は侮辱・差別された。 わたしがとても幼いとき,神社で祭があると,神社の階段下に軍帽をかぶり,白い服を着て腕や足のない傷痍軍人が恵みの金を求めている姿を見たことがあります。実際に見たTakeshi日本人集団が起こした残虐な事件の例(メモ)Re: タイトルなしハンドルネームを書けないチキンの方がこんなことを書きこまれました。そのコメントは承認しませんが、こちらに丸ごと引用して、私の感想を書き加えます。
(引用開始)
村野瀬 玲奈