裁判員制度よりも「政治員制度」の方がよくない？

　

前にもどこかでちょっと書いた気がしますが、「政治員制度」というのを提案してみたいと思います。私の所属するサイバー政治団体（笑）「世界愛人主義同盟」が政権に参加したら、ぜひ議員立法で国会審議にかけてみたいのです。笑

みなさんのアイデアを歓迎します。

衆議院議員、参議院議員を廃止あるいは大幅に縮小して、代わりに政治員を両院に入れるのです。定数は、今の衆議院、参議院の議員の数よりもかなり多くします。両院での委員会の構成や本会議のやり方は今の制度と同じとします。

政治員の選び方は、裁判員とほぼ同じ。有権者全体から平等に選びます。欠員が出たときのために、補充政治員も選びます。ただし、参加したくない人を無理に参加させることはありません。裁判員制度にある、参加しない場合の過料や罰則のようなものもありません。また、裁判員制度では「死刑制度についての意見」を尋ねていますが、そういう予備的な思想調査も排除します。ただし、政治員として参加することに同意した人には、日本国憲法や日本国が批准している国際的条約、たとえば世界人権宣言や子どもの権利条約（児童の権利に関する条約）などをあらかじめ十分に学ぶことを義務付けます。たとえば、条文を暗唱する、講義を聴いて基礎的な内容を理解してもらう、といったことです。ただし、そのように「学ぶこと」は義務付けますが、議院や委員会の審議に参加するときには、それらを学んだ後の個々人の良心にもとづいておこなってもらいます。

政治員の任期は1年。つまり、そんなに長くしません。

政治員の報酬は、日本の住民全員の所得の平均値、もしくは中央値、あるいは最頻値プラス交通費などの経費とします。（これは議論の余地があると思いますが、要するに、高くはしないけど、政治員の報酬だけで生活できるくらいの額、ということです。無職の人も参加できるように、ということです。また、職を持っている人が参加する場合は本職を休職してもらいます。任期をあまり長くしないのは、本職に復帰できるようにするためです。）

審議は、選挙で選ばれた衆議院議員、参議院議員と政治員の合議とします。審議は毎日すべて公開し、政府のホームページにリアルタイムで内容を詳しく載せます。発言者の名前は、議員については載せますが、政治員については番号化するなどして匿名化します。

審議に必要な資料や情報は政府から惜しまずに公開させます。議員や政治員から請求があったら、政府は情報を隠してはいけない、とします。

採決は、過半数で可決ではなくて、全員一致になるまで審議をして法案を練ります。あるいは、4分の3とか5分の4とか、可決ラインをかなり高くします。

また、採決された議案が合憲かどうか、国際的条約に適合するかどうか、フランスの憲法評議会やドイツの連邦憲法裁判所にあたる第三者機関をつくって、そこに必ず審査させるプロセスを入れます。

（アイデアここまで）

隙だらけのアイデアをおおざっぱに書きましたが、ご意見やこの「政治員制度」にのっかった新しいアイデアを歓迎します。ただし、条件があります。問題点があると思う方は、なぜ問題かその根拠を書いた上でベターな改善案を必ず添えること。こういうアイデアにどこまで肉付けや改良が可能かどうか考えてみたいので、単なる批判や全否定の意見は採用しません。基本は、ブレインストーミングのやり方にならってください。

◆ブレインストーミングの4原則　（ウィキペディアより）

◇判断・結論を出さない（結論厳禁）
自由なアイデア抽出を制限するような、判断・結論は慎む。判断・結論は、ブレインストーミングの次の段階にゆずる。ただし可能性を広く抽出するための質問や意見ならば、その場で自由にぶつけ合う。たとえば「予算が足りない」と否定するのはこの段階では正しくないが、「予算が足りないがどう対応するのか」と可能性を広げる発言は歓迎される。

◇粗野な考えを歓迎する（自由奔放）
誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明はたいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそを重視すること。

◇量を重視する（質より量）
様々な角度から、多くのアイデアを出す。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまであらゆる提案を歓迎する。

◇アイディアを結合し発展させる（結合改善）
別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。

（転載ここまで）

私の意見に賛同することの多い面白がり屋のみなさん、よろしくお願いします。^^

私は、この「政治員制度」は、少なくとも、特定業界などと結びついた利権と議員自身の利害関係にまみれているうえに政局バトルばかりに明け暮れていて停滞した今の政治よりもずっとずっと、日本の政治を良いものにすると期待するのですけど...。



↑『たかしズム「ネトウヨ、バカウヨ、ネット右翼、恥さらし、売国奴、日本の恥」を語るための、たかしのブログ』さん作。税制についての当秘書課の記事は、「カテゴリ : 税制、税金、財政」から。

築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守りたい。
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イシハラ都政の暴走、築地移転予算差止め監査請求に昨日時点で888人！今日は公金返還訴訟裁判です
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