裁判員制度初の未成年事件での死刑判決について (1) (石巻3人殺傷事件)
- 2010/12/02
- 18:00


裁判員制度初の死刑判決に続いて、裁判員裁判制度初の、未成年が起こした殺人事件での死刑判決という事態になりました。
思うところを書く前に、今回は報道の記録から。
考えるべきポイントは裁判員制度初の死刑判決のときと一部重複しますので、共通する点は共通する点として扱ってここでは述べないとにして、裁判員裁判という枠組みのことを除くと、被告が未成年(少年)であるという事情を加味すると次のような点を考えることになるでしょう。
順番は必ずしも重要性の順ではありませんし、部分的に重なり合う問いでもありますが、列挙します。
第一に、この事件での死刑判決そのものについて。
第二に、この被害者遺族への今後の支援について。
第三に、この被告の今後の更生と贖罪について。
第四に、次世代育成についての社会全体が持つべき考え方について。
今まで死刑制度をめぐって私が書いてきた記事を見れば、私が何を言うか予想できる人も多いかもしれませんけど...。
では、報道記事をどうぞ。中心となるのは、地元の地方紙、河北新報の連続記事です。
(転載ここまで)●河北新報 東北のニュース
■石巻3人殺傷 元解体工少年の審理開始 仙台地裁
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101115t13039.htm
2010年11月15日月曜日
宮城県石巻市の民家で2月に起きた3人殺傷事件で、殺人、殺人未遂、未成年者略取誘拐、傷害などの罪に問われた石巻市の元解体工少年(19)の裁判員裁判の審理が15日午後、仙台地裁で始まった。少年は起訴内容を大筋で認めており、少年を少年院送致などの保護処分相当とするか、刑事処分にするかが争点となる。15日午前に地裁で裁判員を選ぶ手続きが行われ、裁判員6人と補充裁判員2人が選ばれた。少年を対象にした裁判員裁判は東北で初めて。
2人が死亡し、1人が大けがをした事件の裁判で、裁判員らは少年の保護や結果の重大性などを考え、少年の処遇を決めなければならず、難しい判断が求められる。
起訴状によると、元解体工少年は2月10日朝、殺人・殺人未遂のほう助罪で起訴された東松島市の無職少年(18)と民家の2階寝室に押し入り、元交際相手でこの家の次女(18)の左脚を刃物で切り付けた上、長女の南部美沙さん=当時(20)=と、次女の友人で石巻市の高校3年大森実可子さん=当時(18)=を刺殺。同市の会社員男性(20)の胸も刺して大けがをさせ、次女を連れ去ったとされる。
2月4~5日には、東松島市の知人宅で、次女を模造刀などで数十回殴り、額にたばこの火を押しつけ、全身打撲ややけどをさせたとされる。
午後からの公判の罪状認否で、少年側は、連れ去ったことの故意や次女の脚や額への傷害を否認する見通し。
裁判は15日から19日まで連日開廷し、25日夕に判決を言い渡す予定。
(転載ここまで)
■裁判員に重い負担 石巻3人殺傷初公判
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101116t13028.htm
2010年11月16日火曜日
【解説】仙台地裁で15日に始まった石巻市の元解体工少年の裁判員裁判は、少年事件について検討が不十分なまま導入された裁判員制度に多くの課題を突き付けている。裁判員らは公判を通じて、対立要素もある少年法と裁判員裁判の理念の均衡を図りながら、適切な処遇判断を迫られる。
少年法は少年の健全育成を理念に掲げる。成育歴や交友関係、知能検査など家裁による多角的な調査で事件を起こした背景を科学的に分析、立ち直りの可能性を考慮し、最適な処遇を見いだすことが目的となる。
一方、裁判員裁判は「見て聞いて分かる裁判」を目指す。法廷での供述や直接のやりとりを重視する直接主義・口頭主義の立場を取り、書面での証拠は基本的に簡略化される傾向がある。直接・口頭主義は少年のプライバシーをさらす危険性もはらむ。15日の公判では冒頭の人定質問を口頭で行わないなど配慮の面が見られた。
少年事件で、家裁が詳細な調査に基づいて作成する膨大な「社会記録」は今回、極めて簡略化された内容で証拠提出されている。審理の迅速化にはつながる半面、裁判員らが知り得る少年の人柄や育ってきた環境などの情報は限定される。
社会記録は少年の処遇判断に重視されてきたが、裁判員裁判の導入に当たり、最高裁の司法研修所は「(裁判で)必要な場合でも基本的に家裁調査官の意見で足りる」として、詳細な調査内容を示す必要はないとの見方を示した。学識経験者や日弁連は「重要、不可欠な情報が切り捨てられる」と反発している。
裁判員制度が始まって1年半。少年事件の具体的な取り扱いは、法曹三者でまだ実務上の合意ができておらず、裁判の在り方を模索している。
事件の重大性から厳しい求刑も予想される今回の裁判では、少年法と裁判員制度の理念を踏まえつつ、処遇や量刑を判断する重い負担が裁判員にのしかかる。少年法と制度の整合性を図る試金石にもなる。(報道部・勅使河原奨治)
(転載ここまで)
■石巻・3人殺傷 計画的、強固な殺意 共犯少年が証言
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t13021.htm
2010年11月17日水曜日
宮城県石巻市で2月に起きた3人殺傷事件で、殺人と殺人未遂などの罪に問われた石巻市の元解体工少年(19)の裁判員裁判第2回公判が16日、仙台地裁であった。
共犯とされ、殺人・殺人未遂のほう助罪で起訴された東松島市の無職少年(18)らが証人として出廷し、元解体工少年が元交際相手の姉の南部美沙さん=当時(20)=らの殺害を事前に計画し、強固な殺意があったとする検察側主張に沿う証言をした。
無職少年は「前日の夜、被告から『刃物を万引して、おまえが刺せ。革手袋をすれば指紋が付かないから完全犯罪だ』と命令された。『刃を上にして斜めに突き刺すと人体に刺さる』とも指示された」と語った。
その上で「殺害を拒むと、被告は『おれがやる』と言い、わたしの指紋を刃物に付けさせ、ダウンジャケットを奪って着た。『返り血を浴びても、おまえの犯行になる』と話した」と、無職少年に罪を着せようとしたことなどを供述した。
美沙さんらを殺傷した後の言動にも触れ、「被告は(実母への暴力で)家裁で審判を受けた経験があり、『泣いたり、父親がいない家庭事情を話すと、裁判官の同情が買える』と話していた」と証言した。
大けがをした石巻市の会社員男性(20)も出廷し、「被告は『全員殺す』と言い、次々に刺していった」と述べた。
元解体工少年は美沙さんら2人の殺害と会社員男性への殺人未遂の起訴内容を認めているが、弁護側は「殺意は美沙さんの自宅で突発的に生じた」と主張し、殺意の発生時期や程度が争点の一つとなっている。
起訴状によると、2月10日朝、石巻市の民家に押し入り、交際していたこの家の次女の左脚を刃物で切り付けた上、美沙さんと、次女の友人で石巻市の高校3年大森実可子さん=当時(18)=を刺殺。会社員男性の胸を刺して大けがをさせ、次女を連れ去ったなどとされる。
◎口頭主義、負担大きく
終始冷静に裁判に臨んでいた元解体工少年(19)が、法廷で初めて顔を紅潮させ、動揺した表情を見せた。
「被告は自分勝手、小心者、ひきょう、ナルシシスト」。殺人・殺人未遂のほう助罪で起訴された東松島市の無職少年(18)=12月13日初公判=が、証言の最後に元解体工少年の人物評を語ったときだった。
無職少年は検察官に聞かれるまま、被告への悪口をまくし立て、「被告と一緒にいた時が、人生で一番つらい時期だった」と締めくくった。
裁判員裁判は、法廷で語られた内容を重視する直接・口頭主義の徹底を目指している。供述調書が不同意になれば、法廷に証人を呼び、取り調べることになる。
少年事件の裁判員裁判では、精神的に未熟な被告に、厳しい言葉が直接ぶつけられれば、健全育成を阻害しかねない懸念が生じる。
一方、証人として出廷するのは大人にとっても大きな負担だ。少年が証言する場合は、さらに負担への配慮が必要かも知れない。
この日、証言台はついたてで傍聴席や被告人席から遮られたものの、無職少年は当初、緊張のせいか声が小さく早口になったり、口ごもったりする場面もあった。
今回、検察側証人として出廷した無職少年は、来月13日に始まる自身の裁判員裁判で、被告として検察側から追及される立場になる。
無職少年の弁護士は「接見しているときと同じ内容の話をしていた。負担はそれほどなかったようだ」と話す一方で、一般的には「裁判員裁判で共犯者の少年に証言させる場合の配慮に、検討の余地があるのかもしれない」と語った。(報道部・勅使河原奨治)
(転載ここまで)
■少年の社会記録調べ、わずか30分 石巻3人殺傷・裁判員裁判
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101118t13015.htm
2010年11月18日木曜日
宮城・石巻3人殺傷事件で殺人などの罪に問われた元解体工少年(19)の裁判員裁判で17日、検察側、弁護側双方が証拠申請した少年調査票(通称・社会記録)の一部が取り調べられた。少年の更生可能性などを探り、処遇を判断するために家裁が作成する少年事件特有の証拠だが、公判で調べに費やした時間は約30分にすぎず、物足りなさを感じた。
検察側は、すべての社会調査の結果を基に家裁調査官が作った調査官意見書を取り上げた。弁護側は、少年鑑別所が少年の資質などを調べた鑑別結果報告書の総合所見を読み上げた。
A4判、緑色ファイルにとじられた社会記録は検察側、弁護側とも謄写が許されないため、双方が交代で原本を読んだ。傍聴席から、ファイルは厚さ5センチぐらいに見えたが、検察側が読んだ部分はペーパー3枚、弁護側は4枚だった。
調査官意見書は、少年を「社会性を学ぶ児童期に家庭が崩壊した。甘えが満たされない飢餓感で、思いやりの気持ちが育っていない」などと分析し、刑事処分が相当と結論づけた。
鑑別結果報告書は、暴力を身近に見てきた成育環境から、暴力に肯定的な価値観が芽生えたことなどを挙げつつ、「年齢が若く、可塑性がある。矯正には相当の時間がかかる」と締めくくっている。
調査官意見書も鑑別結果報告書も、少年の立ち直りを支えるプロたちが作っただけに説得力はある。ただ、その根拠になるさまざまな調査資料は提示されなかった。
刑事訴訟規則は少年事件の審理に関し、「事案の真相を明らかにするため、家裁の取り調べた証拠は、努めてこれを取り調べるようにしなければならない」と規定する。
裁判員らが元解体工少年の処遇を決める際、少年の可塑性、更生可能性は重大な要素になりうる。裁判員裁判で、少年の人権を左右する重要証拠がないがしろにされる懸念が、現実となったように思えた。(報道部・勅使河原奨治)
(転載ここまで)
■石巻3人殺傷公判で次女証言 「今もそこにいるだけで怖い」
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101118t13020.htm
2010年11月18日木曜日
宮城県石巻市の民家で2月に起きた3人殺傷事件で、殺人と殺人未遂などの罪に問われた石巻市の元解体工少年(19)の裁判員裁判第3回公判が17日、仙台地裁であった。少年の元交際相手で民家の次女(18)が検察側証人として出廷。傍聴席や被告人席から、ついたてで遮られた証言台で、少年から日常的に受けた暴力や、姉の南部美沙さん=当時(20)=らが殺害された後の少年の言動などについて語った。
次女は「理由なく殴られたり、たばこの火を押し当てられたりした。腫れた顔を笑いながら撮影された」と供述。「暴力を隠すため、わたしのブログで被告のことが好きだと書かされた。わたしを『灰皿』『おもちゃ』と呼び、人間として見ていなかった」と語った。
美沙さんらが殺害された後、「被告は『おれは有言実行だからさ』と話していた。泣いていたわたしを見て、『何で泣いているの』と聞いてきた。普段と変わらない様子だった」と証言。声を震わせて「今もそこにいるというだけで怖い。極刑を望みます」と話した。
公判は少年の処遇が争点で、検察側は「少年に更生の可能性はなく、重い刑事罰が相当」と主張。次女の証人尋問は、少年の更生可能性の見極めが最大の焦点となった。
更生の可能性があるとして、保護処分を求める弁護側は「少年の成育環境による資質の問題は深刻。矯正する可能性はあるが、相当の時間がかかる」と結論づけた鑑別結果報告書を読み上げた。
起訴状によると、少年は2月10日朝、殺人・殺人未遂ほう助罪で起訴された東松島市の無職少年(18)と石巻市の民家に押し入り、次女の左脚を刃物で切り付けた上、美沙さんと、次女の友人で石巻市の高校3年大森実可子さん=当時(18)=を刺殺。同市の会社員男性(20)の胸を刺して大けがをさせ、次女を連れ去ったなどとされる。
(転載ここまで)
■石巻・3人殺傷 少年に死刑求刑 裁判員裁判で全国初
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101119t11045.htm
2010年11月19日金曜日
宮城県石巻市の民家で2月に起きた3人殺傷事件で、殺人と殺人未遂などの罪に問われた石巻市の元解体工少年(19)の裁判員裁判は19日、仙台地裁で論告求刑公判があり、検察側は「犯情は悪質で結果も重大。被告人の更生の可能性は皆無」と述べ、死刑を求刑した。裁判員裁判で少年に対する死刑求刑は全国で初めて。
弁護側は「少年の人格に矯正の可能性がある」などとして、保護処分が相当と訴えている。裁判員は、少年の健全育成を目的とする少年法の理念を踏まえながら、難しい判断を迫られる。判決は25日に言い渡される予定。
起訴状によると、元解体工少年は2月10日朝、共犯とされる無職少年(18)=東松島市、殺人・殺人未遂のほう助罪で起訴=と民家の2階寝室に押し入り、交際していた民家の次女の左脚を刃物で切り付けた上、長女の南部美沙さん=当時(20)=と、次女の友人で石巻市の高校3年大森実可子さん=当時(18)=を刺殺。同市の会社員男性(21)の胸を刺して大けがをさせ、次女を連れ去ったなどとされる。
(転載ここまで)
■更生の可能性を否定 供述の信用性疑問視 石巻・3人殺傷
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101120t13025.htm
2010年11月20日土曜日
【解説】宮城県石巻市の元解体工少年(19)の裁判員裁判で、検察側は死刑を求刑した。背景には、死刑適用の基準とされる「永山基準」を満たすとの判断に加え、少年事件で重視される更生可能性への極めて厳しい評価がある。
公判で検察側は、少年が共犯者の前で「鑑別所で泣いたり、家庭環境が悪いと言ったりして同情を買えばいい」と言っていたという証言や、母親への暴力で保護観察中だったことなどを何度も強調した。
侵入した民家の合鍵の入手方法や、共犯者のジャンパーを着て事件を起こした理由などをめぐり、被害者や共犯者の証言と食い違う被告の法廷供述の信用性に疑問を投げ掛け、事件後の反省が不十分だと評価した。
検察側は事件前に鑑別所に入ったことや赤ちゃんの誕生など、更生の機会があったにもかかわらず、生活を立て直さなかったことも重視。更生可能性はないとみなした。
結果の重大性について、検察側は「3人皆殺しを狙った犯行」と断定し、一命を取り留めた会社員男性(21)への強い殺意の立証にも力を入れた。仙台地検では初めてとなる複数の胸部コンピューター断層撮影(CT)画像を重ねて立体化した画像を作り、刺し傷の深さや殺傷部位の危険性を視覚的に示した。
少年であることが死刑回避の決定的理由にはならないと判断した山口県光市母子殺害事件の最高裁判決も、死刑求刑の支えになった。
少年に死刑が求刑された主な事件=表=では、被害者が2人の殺人事件では死刑と無期懲役に判決が分かれる。
検察内部には、裁判員裁判で「検察が刑の上限を決めるべきではない」と考える流れもある。今回の裁判員裁判は今後、重大な少年事件で「究極の刑罰」を検討すべきかどうかについて重要な基準を示すことになりそうだ。(報道部・勅使河原奨治)
<今後の判断基準になる/藤本哲也中央大教授(刑法)の話>
事件当時18歳なので、少年であっても死刑適用があり得るケース。過去には連続4人射殺の永山事件や山口県光市の母子殺害事件の例があり、これらと比較して裁判員が今回の事件をどう考えるか。遺族の処罰感情も厳しい。矯正可能性をどうみるかが、量刑判断のポイントだろう。今後の裁判員裁判で、少年事件に死刑を科すべきかどうかの判断基準になり得る、注目すべき裁判だ。
(転載ここまで)
■更生可能性どう評価 石巻3人殺傷あす判決
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101124t13016.htm
2010年11月24日水曜日
宮城県石巻市の民家で2月に起きた3人殺傷事件で、殺人、殺人未遂、未成年者略取などの罪に問われた石巻市の元解体工少年(19)の判決公判が25日、仙台地裁(鈴木信行裁判長)で開かれる。少年事件の裁判員裁判では全国で初めて死刑が求刑された。少年の更生可能性をどうみるかが判決に大きく影響するとみられ、裁判員らは極めて難しい判断を迫られている。
■ ■
少年事件の裁判では一般に、犯罪の事実や動機だけでなく、成人の場合以上に被告の人格や成育環境などを考慮し、より広い視野で更生が可能かどうかを見極める必要があるとされる。
検察側は「結果が重大で被告に更生の可能性はない」として死刑を求刑。弁護側は更生は可能だと訴え、死刑回避と保護処分を求めて結審した。
死刑適用の基準として最高裁が1983年の判決で示した「永山基準」に沿った検察側、弁護側双方の主張は表の通り。
検察側は3人への殺傷行為を全員の殺害を狙った冷酷極まりない犯行と指摘。弁護側は「1人を刺した後はパニック状態で執拗(しつよう)に襲うつもりはなかった」と説明した。
更生可能性の評価では、検察側は少年が母親への傷害事件で保護観察中だったことや、元交際相手に暴力を繰り返していたことに加え、共犯者に「鑑別所で泣き、家庭環境が悪いと同情を買えばいい」と話したとの証言などから、更生可能性を否定した。
弁護側は、少年が不遇な生い立ちから「暴力に肯定的な価値観を持つようになった」と強調。鑑別所が更生の可能性があると判断したことなどからも、立ち直りは可能だとして、少年院送致などの保護処分を求めた。
■ ■
少年の反省の度合いでも検察側、弁護側の意見は対立している。検察側は少年が事件当時、共犯者のジャンパーを着た理由などで、共犯者の証言と食い違う供述をしていることなどから「反省が不十分」と主張。弁護側は「被害者に深い謝罪の気持ちを抱き、反省している。一部否認は本当に身に覚えがないためだ」と訴えた。
判決は裁判員6人と裁判官3人の多数決で決まる。検察、弁護側双方の主張が真っ向から対立する中、裁判員らは更生可能性を見極め、極刑を含む広い選択肢から判決を決めなければならない。市民参加の法廷が、どんな判断を示すか注目される。
公判は15日に始まり19日まで連日開廷した。22日に始まった評議は24、25の両日も行われ、25日夕に判決を言い渡す。
[石巻3人殺傷事件] 起訴状によると、元解体工少年は2月10日朝、共犯とされる無職少年(18)=東松島市、殺人・殺人未遂のほう助罪で起訴=と民家に押し入り、交際していた次女(18)の左脚を切りつけた上、長女の南部美沙さん=当時(20)=と、次女の友人で石巻市の高校3年大森実可子さん=当時(18)=を刺殺。同市の会社員男性(21)にも大けがをさせ、次女を連れ去ったとされる。
このほか2月4~5日には、東松島市の祖母宅で、次女を模造刀などで数十回殴り、額にたばこの火を押し付け、全身打撲ややけどをさせたとされる。
(転載ここまで)
■石巻3人殺傷裁判員裁判、少年に死刑判決 全国で初
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101125t13029.htm
2010年11月25日木曜日
宮城県石巻市の民家で2月に起きた3人殺傷事件で、殺人、殺人未遂、未成年者略取などの罪に問われた石巻市の元解体工少年(19)の裁判員裁判で、仙台地裁(鈴木信行裁判長)は25日、求刑通り死刑の判決を言い渡した。裁判員裁判の死刑判決は2例目で、少年の被告に対しては全国で初めて。
検察側は「犯情は悪質で結果も重大。被告に更生の可能性はない」と死刑を求刑。弁護側は最終弁論で「更生の可能性がある。死刑がやむを得ない場合とはいえない」と主張していた。
起訴状によると、元解体工少年は2月10日朝、共犯とされる無職少年(18)=東松島市、殺人・殺人未遂のほう助罪で起訴=と民家に押し入り、交際していた次女(18)の左脚を切りつけた上、長女の南部美沙さん=当時(20)=と、次女の友人で石巻市の高校3年大森実可子さん=当時(18)=を刺殺。同市の会社員男性(21)にも大けがをさせ、次女を連れ去ったとされる。
2月4~5日には東松島市の祖母宅で、次女を模造刀などで数十回殴り、額にたばこの火を押し付け、全身打撲ややけどをさせたとされる。
(転載ここまで)
■裁判員初、少年に死刑 石巻3人殺傷・仙台地裁判決
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101126t13017.htm
2010年11月26日金曜日
石巻市の民家で2月に起きた3人殺傷事件で、殺人、殺人未遂、未成年者略取などの罪に問われた石巻市の元解体工少年(19)の裁判員裁判で、仙台地裁は25日、「罪責は重大で、少年であることが極刑を回避すべき決定的な事情とは言えない」として、求刑通り死刑の判決を言い渡した。裁判員裁判の死刑判決は2例目で、少年の被告に対しては初めて。
少年に対する死刑判決は、1999年4月に起きた山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審(2008年、上告中)以来となる。
判決後に接見した弁護側によると、少年は「判決を受け入れたい」と話した。弁護側は控訴を勧める方針。
起訴内容に大きな争いはなく、少年の更生可能性の評価と、少年への死刑適用の可否が焦点となっていた。
鈴木信行裁判長は少年を証言台に座らせ、主文を後回しにして、判決理由から読み上げた。
判決は事件の重大性から「保護処分を相当と認める余地はない。死刑か無期懲役かが問われる」として、最高裁が1983年に示した「永山基準」に沿い、どちらを選択するか検討した。
犯行の態様は「無抵抗な被害者をためらわずに殺傷し、執拗(しつよう)かつ冷酷で、残忍さが際立つ」と指摘。事件の結果も「2人の命を奪い、1人の生命を危険にさらした。被害者に落ち度はなく、重大かつ深刻」と述べた。
犯行当時18歳7カ月だった年齢は「死刑回避の決定的な事情とは言えない」とした上で、更生の可能性については傷害事件で保護観察中で、共犯者を身代わりにしようとしたことなどを重視。「事件の重大性を認識していない。反省に深みはなく、更生可能性は著しく低い」と判断した。
弁護側は「不遇な生い立ちから暴力に肯定的な価値観を持つようになった」と主張したが、「残虐な結果の重大性からすれば、量刑上、考慮することは相当でない」として退けた。
判決によると、元解体工少年は2月10日朝、共犯とされる無職少年(18)=東松島市、殺人・殺人未遂のほう助罪で起訴=と民家に押し入り、交際していた次女(18)の左脚を切りつけた上、長女の南部美沙さん=当時(20)=と、次女の友人で石巻市の高校3年大森実可子さん=当時(18)=を刺殺。同市の会社員男性(21)にも大けがをさせ、次女を連れ去った。
2月4~5日には東松島市の祖母宅で、次女を模造刀などで数十回殴り、額にたばこの火を押し付け、全身打撲ややけどをさせた。
裁判員は30代会社員男性ら男女各3人の6人が務めた。
[永山基準(死刑適用基準)]連続4人射殺事件の永山則夫元死刑囚(事件当時19歳、1997年8月執行)の第1次上告審判決(83年7月)で、最高裁が無期懲役の二審判決を破棄した際に示した。(1)犯罪の性質(2)犯行動機(3)犯行態様、特に殺害方法の執拗(しつよう)さ、残虐さ(4)結果の重大さ、特に殺害された被害者数(5)遺族の被害感情(6)社会的影響(7)犯行時の年齢(8)前科(9)犯行後の情状―をそれぞれ考察し、その刑事責任が極めて重大で、罪と刑罰の均衡や犯罪予防の観点からもやむを得ない場合に死刑選択が許されるとした。
◎少年法より被害重視
【解説】2人が死亡し1人が大けがをした石巻3人殺傷事件で、裁判員らは元解体工少年に死刑を選択した。凶悪事件を起こした少年が、少年法で守られることに対する国民の疑問の一端が表れたと言える。判決は今後の裁判員裁判で新たな死刑判断の基準になる可能性がある半面、少年事件を裁判員が裁くことの難しさに配慮を求める声も強まりそうだ。
判決後、記者会見した30代の男性裁判員は「少年だからといって罪が軽くなる法律がおかしい。重大事件なら大人と同じ刑が科されるべきだ」と話した。少年の健全育成を目的にする法の理念以上に被害結果を重視する考えを示した。
少年の供述と被害者らの証言が食い違う点について、判決は弁護側の主張をことごとく退けた上で「反省の言葉は表面的」との評価を導いた。少年の未熟さ故の言動だったかどうかの言及はなかった。
少年の更生可能性を探るために家裁が調査、作成した「少年調査票」(社会記録)の調べは、結論部分を読み上げたにすぎない。裁判員制度以前は、裁判官が膨大な社会記録の全資料に目を通したとされ、証拠調べで大きな差が出た。
別の裁判員は「更生の可能性を判断するための証拠は十分だった」と話し、法律家や矯正機関の関係者が懸念していた情報不足を否定した。
最高裁司法研修所が2005年に行ったアンケートでは、少年による殺人事件の量刑について、市民と職業裁判官の意識の差が明確に表れた。職業裁判官の9割が軽くすると答えたのに対し、市民の4人に1人は重くすると回答している。今回の判決にも、こうした市民感覚が反映されたとみることができる。
判決は、最高裁が示した死刑適用の9項目の基準(永山基準)や山口県光市の母子殺害事件の最高裁判決に依拠している。
少年への死刑判断は、職業裁判官でさえ難しいとされる。裁判は結審まで5日間、評議に3日間という限られた日程で判決に至った。裁判員らが少年法の理念を理解し、更生可能性をあらゆる角度から十分に検討した上で、判決を導き出したかどうかは疑問が残る。
少年法の理念が置き去りにされることはなかったか。今回の裁判は裁判員制度の見直しに向け、十分に検証される必要がある。(報道部・勅使河原奨治)
(転載ここまで)
■極刑「受け入れる」 裁判員初、少年に死刑判決
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101126t13016.htm
2010年11月26日金曜日
判決理由の朗読から始まった法廷で、裁判員、裁判官の多くが壇上でうつむいた。石巻3人殺傷事件で殺人罪などに問われた元解体工少年(19)に、仙台地裁は25日、少年が被告の裁判員裁判では全国で初めて、死刑判決を言い渡した。計8日間の公判と評議で、市民6人と裁判官3人が導き出した重い結論。「被告人を死刑に処す」。鈴木信行裁判長の宣告の声が、かすかに震えた。少年は接見した弁護士に「判決を受け入れたい」と語った。
裁判長が究極の刑罰を宣告しても、少年は予期していたかのように、わずかに肩を揺らしただけだった。これまでの公判と同じ黒いスーツに白いシャツ、青のネクタイ姿。裁判長の判決理由の朗読を、視線を落として聞いた。
緊張したのか、時折「ふうっ」と息を吐いたり、まばたきを繰り返したり。それでも弁護側の主張を次々と退ける判決に、動揺したようなそぶりは見せなかった。
少年が所属していたオートバイサークルのリーダーの男性(31)のもとには24日、少年から手紙が届いていた。男性は文面から少年の「覚悟」を感じたという。
少年は判決を前にした思いを「遺族のお気持ちを考えると、つらいです。判決を受け入れ、命で償うしかないと思っています」「娘とは、もう会えないかもしれません」などと記していた。
男性によると、少年はそれまでの手紙で、遺族や被害者への謝罪と事件を起こしたことへの後悔、娘への愛情をつづっていたが、24日の手紙からは生きる望みが全く感じられなかったという。
19日の第5回公判で、極刑を望む遺族の意見陳述にじっと聞き入った少年。最終意見陳述では「厳しく罰してほしい」と語った。男性は「手紙は19日の公判後に書いたのだろう」と推し量った。
約35分に及んだ判決文の読み上げがすべて終わり、鈴木裁判長が「分かりましたね」と話し掛けると、少年はかすかにうなずいた。
一礼し、よろめくようにいすに腰を下ろした少年。裁判長は一人、席にとどまり、少年が刑務官に囲まれて退廷するまで見守った。
◎遺族、感情抑え目に涙
裁判長が死刑を宣告した瞬間、南部美沙さん=当時(20)=の祖母は、うっすらと涙を浮かべる親類の輪の中で、何度も大きくうなずいた。
胸には、着物姿でほほ笑む美沙さんの写真。成人式で撮影した。判決理由が読み上げられる法廷で時折、写真に目を落としながら、裁判長の声に耳を傾けた。
朗読が、犯行の計画性や殺意、更生可能性の低さに及ぶと、祖母は顔を上げてじっと法壇側を見据え、一つ一つの言葉に小さくうなずいた。
遺族側の意見陳述で厳しい処罰感情を訴えた大森実可子さん=当時(18)=の父は判決の法廷に姿を見せなかった。母は入廷後、手帳を取り出し、判決理由を書き留めようと一心にペンを走らせていた。
遺族は閉廷後、感想を口にすることもなく、裁判所を後にした。
一方、少年の母は足早に法廷を出ると、人のない出口に向かった。記者の問い掛けには「今は…控えさせてください」とだけつぶやき、迎えに来た知人の車に乗り込んだ。
<立証に理解得られた/東弘仙台地検次席検事の話>
検察官の主張と立証に理解が得られたと受け止めている。少年に死刑を科すという極めて重い課題に正面から取り組んだ裁判員の皆さんに敬意を表したい。
<人格への配慮不十分/元解体工少年の弁護を担当した藤田祐子弁護士の話>
主張が認められず残念だ。弁論では、少年であることを重視してほしいと訴えた。人格的に発展途上であることへの配慮が、公判を通じて不十分だったのではないかと思う。少年事件を裁判員裁判で審理することについても、個人的に限界を感じた。今後も、少年の本当の心情が伝わらないまま(裁判が)終わってしまうケースが出てくるのでないか。少年は判決を受け入れると話しているが、少年と話し合い、控訴を勧めていく。
(転載ここまで)
■「少年の心情理解に限界」 石巻3人殺傷・死刑判決
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101126t13024.htm
2010年11月26日金曜日
石巻3人殺傷事件で殺人罪などに問われた元解体工少年(19)の裁判員裁判が25日、仙台地裁で終わった。裁判員裁判で少年の被告に死刑が言い渡されたのは全国で初めて。弁護側は「元解体工少年の本当の心情、人間性が伝わらなかった」と疲労感をにじませ、ほぼ全面的に主張が認められた検察側もわずかに「裁判員に敬意を表したい」とコメントした。
判決後の記者会見で、弁護側は「法廷で話す機会が限られている中、少年がどれほど変化してきたかを(裁判員らに)伝えるのは難しかった」と肩を落とした。
裁判員制度は、法廷でのやりとりや証言を重視し、短時間で分かりやすい裁判を目指す。
専門家の間では、成育環境など複雑で個別的な事情を酌み取り、更生の道を探る少年法の考え方などから「少年事件は裁判員裁判になじまない」との声が根強い。
弁護側は「少年の真の心情が理解されるかどうか、限界を感じる」と問題提起。検察側は「制度にかかわる。コメントできない」とした。
発生直後から関心を集めた事件だけに、地裁には同日、52席の傍聴券を求め、606人が長い列を作った。
抽選会場に並んだ仙台市青葉区の男性会社員(50代)は「重い判断を迫られる裁判員の苦労は人ごとではない。報道を見ながら被害者、被告双方の親の気持ちを考え、やりきれなくなった。結果を見届けたいと思った」と話していた。
(転載ここまで)
■少年に死刑判決/裁きの負担重すぎないか
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2010/11/20101126s01.htm
2010年11月26日金曜日
2人が殺され、さらに1人が重傷を負った。18歳7カ月だった少年が今、被告席にいる。償いは「死」であるべきかどうか。
6人の裁判員が石巻3人殺傷事件でその問いに向き合わされた。評議で導き出し、仙台地裁できのう言い渡された判決の主文は死刑だった。
裁判員裁判の判決が死刑だった前例は、まだたった一つ。少年に死刑が求刑されたのはこれが初めてのケースだった。
死刑を適用する判断基準としては最高裁が九つの留意点を挙げている。しかしそれが、数量的に明確な物差しになるわけではない。加えて、少年法の理念、仕組みを理解した上で更生の可能性も吟味しなければならない。二重の負担である。
市民が初めて体験する場で担う仕事として重すぎないか。裁判員制度を見直す作業の最重点に位置付ける必要がある。
今年2月、交際していた女性(18)の石巻市の家で、姉=当時(20)=と友人の女子高生=当時(18)=を刺殺し、会社員男性(21)にも大けがをさせた。殺人罪などに問われた被告(19)=石巻市、元解体工=は、そんな内容で起訴された。
「死刑は更生の道を完全に閉ざす冷厳な刑罰。適用は極めて慎重でなければならない」。被告の弁護士はこう主張して、死刑の回避を求めていた。反省の深さや更生の可能性を強調して裁判員に理解を促した。
裁判員は起訴内容の確からしさに目を凝らした上で、1983年の最高裁判決が示した死刑の判断基準(「永山基準」)の意味合いを学ばなければならなかったはずだ。
永山基準は被害者の数をはじめ「残虐性」「犯行後の情状」など9項目を挙げる。「被告の年齢」もその一つだ。
きのうの判決はこの基準に沿って、被害の重大性、深刻さや犯行の際立った残忍さを指摘し、「反省に深みがあるとは言えない」「更生の可能性は著しく低い」と認定した。事件当時の年齢についても「死刑を回避すべき決定的事情とは言えない」と判断した。
弁護側は、健全育成という少年法の理念を弁護の立脚点にしてきた。保護処分が原則で、刑事処分は例外的であるべきだという考え方だ。
少年法の仕組みは複雑だと思っている人は多いはずだ。刑事裁判の進め方を刑事訴訟法に沿ってのみ込む作業に加えて、少年法の精神、手続きへの理解も求められるのが、少年犯罪を裁く裁判員の責務になる。
少年犯罪の審理は難しいと感じさせてきたのは、事件の背景分析や矯正処遇の実情についての情報が乏しかったことも影響している。
知らされていないことは難しく映る。突然、理解を求められるのは酷だ。重すぎる負担を軽減する手だてが不可欠だ。
「一生悩み続けるんだなと思った」「自分の考えを誰にも話せず、つらかった」。死刑判決にかかわった後、裁判員はそんな感想を話した。市民の悩み、つらさが市民参加制度の見直しに生かされなければならない。
2010年11月26日金曜日
ここからは、河北新報以外の新聞の、いくつかの報道です。
(転載ここまで)●毎日jp(毎日新聞)
石巻3人殺傷:被告の少年、涙声で謝罪 「一生償いたい」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101119k0000m040088000c.html
2010年11月18日 20時58分(最終更新 11月19日 0時21分)
宮城県石巻市で2月に起きた3人殺傷事件で、殺人や未成年者略取などの罪に問われた同市の元解体作業員の少年(19)は18日、仙台地裁(鈴木信行裁判長)裁判員裁判の被告人質問で「自分のしたことを絶対忘れず、一生償っていきたいです」と涙声で謝罪した。
少年は、元交際相手の女性(18)との復縁に反対する女性の姉らを殺傷したとされる。被害者への気持ちを弁護人に問われ「当時は相手の気持ちを考えず、自分の気持ちだけで行動していた。僕の身勝手な考えで2人の命を奪ってしまい、申し訳ないと思っています」と声を絞り出した。
母親の証人尋問もあり、男性裁判員が「どういう刑を希望するか」と尋ねると、約30秒間すすり泣き「2人もあやめてしまいましたが、それでも大切な息子です」と答えた。弁護人の問いには「今後、何があっても息子を見捨てません」と述べた。
少年は女性への傷害罪などを否認、被告人質問でも「女性が自分でたばこの火を押し付けた」と述べた。一方で3人殺傷の起訴内容はほぼ認めており、19日の論告求刑では、少年の裁判員裁判で初の死刑求刑の可能性もある。【鈴木一也】
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<裁判の様子>石巻3人殺傷:少年、起訴内容おおむね認める…地裁初公判
<ことば>石巻3人殺傷事件
<裁判を解説>石巻3人殺傷:15日初公判 少年事件初の死刑求刑も
毎日新聞 2010年11月18日 20時58分(最終更新 11月19日 0時21分)
(転載ここまで)●毎日jp(毎日新聞)
石巻3人殺傷:裁判員「一生悩み続ける」 少年に死刑判決
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101126k0000m040091000c.html
毎日新聞 2010年11月25日 21時51分(最終更新 11月26日 0時34分)
悩み抜いた市民の結論は「死刑」だった。宮城県石巻市で起きた3人殺傷事件の裁判員裁判。被告の元解体作業員の少年(19)は、鈴木信行裁判長が主文を言い渡すのをじっと聴き入った。閉廷の瞬間、立ち上がって裁判員に一礼したが、その後は力なく椅子に腰掛け、刑務官からうながされて立ち上がると、うつむいたまま退廷した。一方、裁判員も判決後、「一生悩み続ける」と苦悶(くもん)の表情を浮かべた。【長野宏美、比嘉洋、鈴木一也、垂水友里香】
仙台地裁102号法廷。この日は予定より約20分遅れ午後4時50分に開廷した。少年は初公判からずっと同じ黒いスーツ、青のネクタイ姿で入廷した。
「法廷での供述は信用できない」「他人の痛みや苦しみに対する共感が全く欠けている」。判決は少年側の主張をことごとく退け、3人を殺傷した犯行の執拗(しつよう)さ、残虐さを厳しく非難。少年は時折体を前後に動かし、落ち着かない様子も見せた。
傍聴席の遺族らは約30分間の判決の言い渡しに静かに聴き入った。閉廷後、遺族らは無言で足早に地裁を後にし、マスク姿の女性は「ノーコメントです」とだけ述べた。
閉廷後の午後6時、裁判員2人が会見に応じた。男性裁判員は「正直何とかできなかったのかなあ」と語り、下を向いて涙をこらえた。
◇重圧で押しつぶされそう
閉廷後の午後6時、裁判員2人が会見に応じた。男性裁判員は「正直何とかできなかったのかなあ」と語り、下を向いて涙をこらえた。2人は、裁判や重い判決を振り返り、次のように感想や考えを語っている。(A=30代会社員男性、B=年齢・性別非公表)
--裁判を通じて感じたことは。
A どんな結論を出しても、被告と被害者どちらからもは納得されない。正直怖くて一生悩み続けると思った。
B 死刑にするべきかどうかの論点が大きいと裁判前の報道を見て思った。(裁判が)進むにつれ、どうしたらいいか分からなくなった。
--重い決断を迫る裁判員制度に関して。
A 重いですね。本当に苦しい精神状態。今回参加できたことはよかった。
B やりたくなかった。死刑は本当に重い。
--少年にどんな言葉をかけたいか。
A 求刑する前であれば話したいことがあったが、今は何もない。
B まず反省してと言いたい。なぜこのような判決になったのか考えてほしい。
--一番負担になったことは。
A 被告、被告のお母さん、被害者の方が涙してる姿をかみしめ、どういう結論を出すか思った時が一番つらかった。
B この子に対し何が一番いいか考えるようになった。死刑という言葉が一番重い。休日に悩み苦痛だった。
--山口県光市の事件や永山基準をどれくらい意識したか。
A ある程度の目安。
B 考慮しながら話さざるを得なかった。
--休日は?
B 家族らと一緒にいるのが耐えられなくて図書館に行った。公判の記事や裁判員制度の本を読んだ。自分の中で判断基準がほしかった。
--この経験をどう受け止めるか。
B 毎日気持ちが変わる。昨日は良かったと思い、今は重圧で押しつぶされそうで、何で(裁判員に)当たっちゃったんだろうという気持ちの方が強い。時が解決してくれるんでしょうか。
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毎日新聞 2010年11月25日 21時51分(最終更新 11月26日 0時34分)
次に、河北新報以外の新聞の、いくつかの社説です。
(転載ここまで)●岩手日報
論説
少年事件で死刑判決 「3日で結論」の過酷さ
http://www.iwate-np.co.jp/ronsetu/y2010/m11/r1126.htm
2010.11.26
裁判員裁判で初めて、少年事件で被告に死刑が求刑された宮城県石巻市の3人殺傷事件で、仙台地裁は求刑通り、少年に死刑を言い渡した。
判決は、保護観察を訴える弁護側の主張をことごとく退け、犯行に計画性を認めた。「ためらいなく殺害しており極めて残忍」「年齢は死刑回避の理由にはならない」などと断罪した。
少年法では18歳未満に死刑を選択すべきと判断した場合は無期刑に減刑するとの規定がある。被告の少年は、犯行時18歳7カ月。法的には適用される年齢ではないが、わずか7カ月。保護・矯正という少年法の理念と結果の重大性のはざまで、裁判員らは苦悩を極めたことだろう。
1999年に発生した山口県光市の母子殺害事件(上告中)で、最高裁は「18歳になって間もないことは、死刑を避ける決定的な理由にならない」との判断を示している。少年への死刑判決は、この事件以来。今回の判決でも、犯行の残虐性に照らし、最高裁の解釈が指標となったのは想像に難くない。
「ワルほど謝罪がうまい」とは、捜査の現場で度々耳にする言葉だ。少年のことではない。人間性を見抜くのは、その道のプロでもなかなか難しいことの例えだ。
事件の前、元交際相手の少女や家族は計12回にわたり警察に相談。地元警察は少年に2度警告したが強制捜査はせず、結果的に事件の芽を見逃したことでも社会的な議論を呼んだ事件だ。事後、県警は「最悪の事態を回避できた可能性は否定できない」との検証結果を公表している。
犯行の残虐さと被告の反省の程度。凶行に倒れた被害者や遺族の無念と怒り。一方、ある場面では被告の人生を思い描きつつ、刑の重さを決める裁判員の苦悩は、どう言葉を繕っても言い尽くせるものではあるまい。
ましてや少年事件。死刑から保護処分まで、量刑の選択肢は極めて広い。そこから一つに絞るのに、与えられた評議の時間は判決当日を含めて実質3日間。守秘義務を背負い、この日の決断と生涯をともにする裁判員らにとって、はたして時間と判断材料は十分だったのだろうか。
評議で、自分の考えを余すところなく言えただろうか。結論は、どのように導き出され、それに対し各自どんな思いを抱いているのだろう。
言うまでもなく裁判員はプロではない。「評議の秘密」を守る職業的義務にも一定程度の弾力運用を、もっと前向きに検討すべきだろう。一般国民が、可能な限り「市民感覚」の発露の実際を知り、広く制度改善の議論に参加することは、その成熟に大きく貢献するに違いない。
最高裁は、裁判員経験者の心のケアへ窓口を設置している。そこまでして一般国民を参加させる意義を疑う意見も根強い中で、裁判員の経験と苦悩を社会が共有する方向に道を開くことは、何よりその心の負担を少しでも和らげることになるのではないか。
遠藤泉
(転載ここまで)●中国新聞
裁判員と少年事件 荷が重すぎる極刑判断
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh201011260100.html
2010/11/26
立ち直りの道を断つのは重くてつらい判断だったに違いない。裁判員裁判で初めて少年に死刑が宣告された。
宮城県石巻市の3人殺傷事件をめぐる仙台地裁の判決である。被告である19歳の少年は、元交際相手の少女宅に押し入って少女の姉と友人を刺殺、男性1人に重傷を負わせた。
少年事件であり、被告が更生できるかどうかが焦点だった。少年法では、罰よりも再び過ちを繰り返さないような処分に重きを置いているからだ。
裁判員との評議を踏まえ、裁判長は「反省は表面的で、更生できる可能性は著しく低い」と述べた。さらに、当時18歳だったことは「死刑を回避できる理由にならない」として極刑を言い渡した。
同じ18歳の少年による光市の母子殺害事件で、最高裁が無期判決を破棄した判断に沿った形だ。
少年事件の審理は、少年の人格や生活環境を十分把握して結論を導かねばならない。そのために少年鑑別所の報告書や家裁の少年調査票を読み込む必要がある。
ところが、裁判員裁判は公判前整理手続きで争点を整理し、審理は法廷でのやりとりが中心となる。短期間で裁判員に分かりやすく進めるためである。
今回は公判を5日連続で開いた。検察、弁護側双方が調査票などを証拠申請して読み上げたが、わずかな時間だったとされる。
検察官が取り上げたのは家裁調査官の意見書。「児童期に家庭が崩壊。思いやりの気持ちが育っていない」として刑事処分が相当と結論づけた部分だった。一方、弁護側は鑑別結果報告書の「年齢が若く、可塑性がある」という部分を読んだ。
いずれも結論を導き出した調査資料までは示さなかった。裁判員たちがどこまで少年の心にアプローチできたかとの疑問は残る。
実際、判決後に会見した弁護士は「少年の変化や証拠調べを裁判員にどこまで分かってもらえたのか。限界を感じた」と語った。集中的な審理で判断を下す仕組みへの懸念でもある。
少年事件での極刑判断に向き合った6人の裁判員たちの負担も並大抵ではなかったろう。会見に応じた2人は「一生悩み続けると思う」「(判決を出すのが)怖かった」などと打ち明けた。
司法への国民参加をうたった裁判員裁判。死刑判断や少年事件に市民が向き合い、そのあり方も含め問い直すことに意義はあろう。
ただ、精神的なケアだけでは容易に癒やされないような重い荷物を裁判員が背負い込まされるとしたらどうだろう。
審理の公正さがどこまで貫けるか、裁判員に重すぎる負担をかけてはいないか。その両面から裁判員裁判を検証し、対象とする事件の範囲を見直すことも必要ではなかろうか。
気になるのは、今回も評議の内容が明らかにされなかったことだ。国民的な議論を行うためには情報公開が欠かせない。
(転載ここまで)●西日本新聞
少年に死刑判決 市民が裁くには酷すぎる
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/212148
2010年11月26日 10:52
宮城県石巻市で今年2月、元交際相手の少女の姉ら3人を殺傷したとして殺人罪などに問われた少年(19)に対する裁判員裁判の判決で、仙台地裁は求刑通り被告に死刑を言い渡した。
裁判員裁判の死刑判決は先週の横浜地裁に次いで2例目だが、少年被告に対する死刑言い渡しは初めてである。
この裁判では被告が起訴内容を認めており、これまで死刑が求刑された2件の裁判員裁判と同様、検察官の死刑求刑の適否が争点となったが、今回は被告が少年であることを裁判員らがどう判断するかが大きな焦点だった。
死刑を選択するか、回避するかを判断する際に、犯行当時18歳7カ月だった被告の年齢について、裁判員らが「成人と変わらない」とみなすのか、死刑回避への「酌むべき事情」とみるのか。
言い換えれば、少年被告の反省の度合いをどう評価し、死刑を求刑された少年に更生の可能性があるのかどうかについて、市民裁判員が初めて下す判断が注目された裁判だった。
その結果が死刑選択だった。
判決で鈴木信行裁判長は「被告は反省の言葉を述べているが、事件の重大性を十分に認識しておらず、更生の可能性は著しく低い」とし、「事件当時18歳だったことは死刑を回避する理由にはならない」と述べた。
被告が少年であり、犯行後の反省などを考慮しても、動機の身勝手さや犯行態様の残虐性、結果の重大性などからみて、評議でも「死刑回避の特段の事情」は見いだせなかったということだろう。
今回の事件は、最高裁がかつて死刑適用の基準として示した「永山基準」や、その後の裁判例や被告が少年であることなどからみて、死刑と無期懲役の境界線上にあるとみる専門家が多かった。
とりわけ少年の重大事件では、被告を「成人と変わらない」人格とみるか、少年ゆえに「更生の可能性がある」とみるかによって、死刑、無期から有期刑、保護処分まで司法の判断も分かれる。
最高裁の司法研修所などの調査では、最近は一般の国民は裁判官と異なり、被告が少年だから刑を軽くする必要はないという意識が強まっているという。
そうしたなかで、3人殺傷という事実に照らして、少年被告に対し「死刑か否か」の決断を迫られた今回の裁判員の苦悩は、察するにあまりある。
判決後に記者会見に応じた裁判員経験者が「判決を出すのが怖かった」「結論に対しては一生悩み続けることになるでしょう」と述べるのがやっとだったことが、精神的負担の大きさと心の痛みの深さを物語る。
この判決は今後、少年事件の量刑動向に影響を与えることになろうが、更生に重きを置く視点が求められることを忘れてはなるまい。18歳成年に向けた民法改正議論とともに、死刑制度を含め少年と刑罰の在り方を考える契機にしたい。
=2010/11/26付 西日本新聞朝刊=
(転載ここまで)●東京新聞(TOKYO Web)
少年に初の死刑 究極の判断だったが
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2010112602000069.html
2010年11月26日
少年に裁判員裁判で初となる死刑判決が出た。宮城の三人殺傷事件は、立ち直る可能性より、犯行の残虐さ、重大さを厳しくとらえた結果となった。少年事件に短期の審理で臨む難しさも浮かんだ。
成人が被告の刑事裁判は、人格が完成しているという前提がある。発達途上にある少年の場合は、未成熟であることを踏まえたうえ、責任判断をせねばならない。少年事件の難しさの所以(ゆえん)だ。
ましてや死刑か否かの究極の選択を迫られた場合、プロの裁判官でも悩み、下級審と上級審で判断が異なることがしばしばある。少年法では「十八歳に満たない者に対しては、死刑をもって処断すべきときは、無期刑を科する」との定めもある。元少年への死刑判決が確定したのは、四人を射殺した永山事件以降、千葉県の一家四人殺害事件だけだ。
宮城県石巻市で女性二人を刺殺し、男性に重傷を負わせた少年は、犯行時十八歳七カ月だった。無期懲役もあり得る“境界線上”だったといえる。
だが、仙台地裁は「更生可能性は著しく低い」として、極刑を言い渡した。「犯罪性向は根深い。他人の痛みや苦しみに対する共感が全く欠けている」とも述べた。残酷な方法で若い二人の命を奪った結果を重くとらえた判断といえる。悩みに悩み抜いた、市民の結論と受け止めねばならない。
浮かび上がった課題もある。五日間の公判で、少年の成育歴について、三十分程度の読み上げに終わったことだ。どのような家庭環境で育ったかなどを理解するために、家庭裁判所が作成する調査票で、成育歴が心理学的、社会学的な視点で記載されている。社会記録と呼ばれる。今回の裁判では、その一部分が、法廷で取り調べられたにすぎない。
これは短期審理で、わかりやすさを求める裁判員制度導入時から指摘されていた問題でもある。
高度なプライバシー情報を含んでいるだけに、確かに法廷での取り扱いは難しい。だが、未成熟な少年ゆえ、成育歴などの情報提供が丁寧になされないと、少年を扱う裁判の根幹が揺らぐ危惧(きぐ)を抱く。
裁判員らにモニターで詳しい活字情報を読んでもらったり、法廷を非公開にして、家裁の調査官に証言してもらうなどの方法も考えられよう。悔いを残さぬため、少年の背負った事情を深く掘り下げるよう、裁判の工夫も要するのではないか。
(転載ここまで)●北海道新聞[社説]
裁判員裁判 少年事件はなじむのか
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/262011.html
2010年11月27日
裁判員裁判で2例目となる死刑判決が仙台地裁で出された。今度は少年事件であり、被告は犯行当時18歳7カ月だった。
判決は「犯罪性向が根深く、更生の可能性は著しく低い」と厳しく指摘。少年であっても「死刑を回避する決定的な事情とまではいえない」と結論づけた。
弁護側は、更生の可能性について「どれだけ考慮されたかは疑問」と強く反発している。
20歳未満の犯罪を対象とする少年法は、罰を与えるよりも更生や健全育成を理念としている。
少年法の精神がどの程度裁判員に理解されて審理が進み、極刑の結論が導かれたのだろう。評議内容が明らかになっていないため、今回もその経過は一切見えてこない。
クジで選ばれた市民が、少年法とどう向き合い、どんな評議をしたのか。今後同様の立場におかれる裁判員のためにも、評議内容はやはり一定程度明らかにすべきだ。
被告の少年は元交際相手の少女宅に押し入って姉など2人を殺害、1人に重傷を負わせた。
裁判員は遺族感情などを踏まえ、悩みに悩んで極刑を選択をしたのだろう。心中は察するにあまりある。
少年事件を扱う裁判は、プロの裁判官でも神経を使う。成人事件以上に丁寧な審理が求められるからだ。
少年事件では、家庭裁判所がその生い立ちや家庭の事情などを克明に調べた「社会記録」を作成する。これが重要な証拠となる。
裁判員裁判では、裁判員の負担軽減を重視して、短期間で集中的な日程が組まれる。これでは膨大な証拠を吟味するのは困難だ。
いきおい、裁判員は法廷内での被告の発言や態度から反省の程度を考慮することになりがちだ。しかし、自己表現が未熟で、自分の行動をうまく説明できない少年もいる。
今回の審理は5日間で、評議は3日間だった。
「迅速さとわかりやすさ」が優先される裁判員裁判に、少年事件はなじむのだろうか。制度から除外すべきだとの指摘は前からある。
記者会見した裁判員の一人は、少年法の理念は理解したとした上で、「14歳だろうが、15歳だろうが、悪いことをした場合は大人と同様の判断をすべきだ」と述べた。最近の厳罰化の流れに沿った考え方だ。
一方、「一般の人に少年法の精神がどこまでわかってもらえるか」という専門家の懸念も重く受け止めなければならない。
裁判員法は再来年に制度見直しを含めた検討を求めているが、いまからでも議論を進めてもらいたい。少年事件をその対象に考えたい。
(転載ここまで)●新潟日報社 netpark
少年に死刑判決 「迅速審理」に危うさ残る
http://www.niigata-nippo.co.jp/editorial/20101127.html
2010年11月27日
以前交際していた少女の姉ら2人を殺害、1人に重傷を負わせた19歳の少年に対して、仙台地裁が死刑を言い渡した。昨年8月に始まった裁判員裁判で、少年への死刑判決は初めてだ。
普通の市民が死刑の決断を迫られる裁判員裁判の問題点については、横浜地裁判決の際に指摘したとおりだ。今回は、その上に「少年事件」という要因が加わった。より慎重な審理が望まれたことはいうまでもない。
被告の少年は犯行当時18歳7カ月で、少年法が死刑回避の年齢と定める「18歳未満」には該当しない。その意味では、極刑はあり得べき判断の一つだったことは間違いない。
少年事案で最も考慮しなくてはいけないのは、更生の可能性があるかどうかだ。判決は、「犯罪性向が根深く、反省には深みがない」と断じて、その可能性は極めて低いと述べた。
この裁判の評議は3日間行われただけだ。これほどの短時日でどこまで少年の内面に踏み込み、更生の可能性を見極められたのか疑問が残る。
事件が起きたのは今年の2月だ。多くの時間が捜査や取り調べに費やされたことは疑いない。一方、判決までの間に、どれほどの調査や鑑定が行われたのか。その量と質が問われる。
少年法は、本人や保護者、関係者の行状、経歴、素質、環境などについて医学、心理学、教育学などの専門的知識を総動員して審理するよう求めている。それは尽くされたのか。
更生可能性が重視されるのは、少年が未熟だからにほかならない。数年程度の観察期間を経てから処断しても、決して遅くはない。
裁判員裁判では、裁判員の負担軽減のため迅速審理が要請されている。成育環境や人格の見極めが大切な少年事件裁判で、同じようにスピード審理をするのは無理があるのではないか。
どういうケースが死刑になるかは、1983年に最高裁が示した「永山基準」に基づいて判断されるのが通例だ。犯行の罪質や犠牲者の人数など九つの要素が示されている。犯人の年齢はそのうちの一つである。
今回の判決は、事件当時18歳7カ月だったことは「ことさら重視できない」と切り捨てているが、より精緻(せいち)な論理が必要だろう。
判決後、記者会見に応じた裁判員の1人が「何歳だろうが、重いことをした場合は大人と同様の判断をすべきだ」と語ったのが気に掛かる。これでは少年法はいらないことになる。
少年が未熟であり、将来に可能性を秘めている点などを考慮して、刑罰より保護を優先しているのが少年法の精神である。刑の軽重を決める以前に、その点についての論議を尽くしたい。
新潟日報2010年11月27日
(転載ここまで)●信濃毎日新聞[信毎web]
少年に死刑 重い判決で見えた課題
http://www.shinmai.co.jp/news/20101127/KT101126ETI090009000022.htm
2010年11月27日(土)
国民から選ばれる裁判員が、重い判断を迫られる公判が続く。
仙台地裁が、2人を殺害し、1人に重傷を負わせた19歳の少年に死刑を言い渡した。
裁判員裁判での死刑判決は2例目。被告が少年のケースは今回が初めてだった。
裁判員を務めた人たちは真摯(しんし)に審理、評決に向き合ったのだろう。「一生悩み続ける」「判決を出すのが怖かった」と、苦しんだ胸の内を明かしている。
公判は、裁判員制度が抱える課題を示している。
被告の少年は今年2月、宮城県石巻市の民家に押し入り、元交際相手の姉と友人を刺殺した。判決文によると、命ごいを無視し、何度も突き刺したという。
評決では、少年の更生が可能かどうかが論点になった。
裁判長は、少年が犯行時、別の事件で保護観察処分を受けていたこともあり、罪を犯す傾向が「根深い」と述べた。他人の痛みや苦しみへの共感を欠き、反省に深みがないとも指摘。「更生可能性は著しく低い」と断じている。
少年が当時、18歳7カ月だったことも死刑回避の決定的事情にはならない、とした。
弁護側は、少年の成育歴などの記録の証拠請求を断念している。判決も、少年の生い立ちにはほとんど言及していない。
更生の可能性がどんな証拠に基づいて検討されたのか、十分に見えないのがはがゆい。成育歴は大きな手掛かりになったはずだ。
裁判所が裁判員の負担軽減のため、こうした記録の証拠採用や精神科医らの証人採用を拒むケースが出ている、との指摘がある。だとすれば看過できない。
膨大な証拠の検証には時間がかかる。今回の裁判は審理に5日、評決に3日の日程だった。
「迅速」をうたう裁判員裁判だけれど、いかにも短い印象を受ける。より丁寧な審理が求められる少年事件がこの制度にふさわしいのか、議論が要る。
弁護側は控訴を検討している。これまでの控訴審は裁判員裁判の判決を支持する傾向が強い。一審で足りなかった観点を補う審理を期待したい。
裁判員制度は、始まって1年半である。課題は順次改善していって当然だ。そのためにも情報公開を求めたい。
裁判員らの議論の内容は秘密にされている。一つ一つの公判でどんな意見が交わされたのか、概要だけでも明らかにしなければ検証はおぼつかない。
(転載ここまで)●中山研一の刑法学ブログ
少年に対する死刑判決
http://knakayam.exblog.jp/15528542/
2010-11-28 20:15
裁判員裁判は、2009年5月から施行されていますが、対象事件には「死刑または無期懲役に当たる事件」が含まれていますので、殺人や強盗致死などの「重大犯罪」で死刑が求刑されたとき、裁判員がどのように対応するのかという点が、かつてから注目されていました。そして遂に、今年の11月になって、死刑判決が相次いで2件言い渡されました。しかも2件目は、少年に対する死刑判決であったことも衝撃的な出来事でした。
ただし、わが国にはいまだ死刑制度が存在しますので、従来の職業裁判官による死刑判決に対する再検討という動きがない以上は、裁判員裁判になっても、同様の基準によって死刑判決が科されることはむしろ予想された結果だという評価もあり得るでしょう。
しかし、一般市民である裁判員が「死刑」(司法的殺人)の評議や言い渡しに直接関与することは、初めての経験であり、その受け止め方や心理的な負担を無視することはできず、それが今後も広がることが予測されます。それは、裁判員の負担軽減という当局者の意思にもそぐわない「重い負担」になることは必定です。
そこで、これを避けるためには、考えられるいくつかの選択肢があります。①少なくとも少年には死刑は科さない(少年法の理念の尊重)。②少年事件を裁判員制度から外す(対象事件の見直し)③死刑判決は全員一致を条件とする(米国の陪審制で死刑のある州ではほとんど全員一致制)、④死刑選択の「永山基準」を見直す(山口県光事件判決に対する批判)、⑤死刑存廃問題を立法課題にする(市民が直接かかわることの自覚)、⑥裁判員制度を全体として見直す(選択制の導入、保釈の拡大、証拠の全面開示、守秘義務の緩和など)、⑥死刑廃止の国際的動向と経験から学ぶ(とくに韓国の長期停止)。
少なくとも、今回の前例から、裁判員裁判が少年を含む死刑判決を容認する方向に安易に流れることを避けるために、より慎重な「歯止め」の工夫を幾重にも模索すべきでしょう。
あと、ヤフーニュースにはこの事件についてのカテゴリーも設けられています。
■宮城3人殺傷事件 - Yahoo!ニュース
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/miyagi_ishinomaki_murder/
転載が長くなりましたが、記録と記憶のために大切だと思うのでご容赦ください。
これだけではなんなので、秋原葉月さんの記事をご案内します。
●Afternoon Cafe
少年を見捨てる社会
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-507.html
2010-11-20
この記事の続き、私の考えは、また別の記事で。
追記。
●街の弁護士日記 SINCE1992
裁判員裁判で少年に対する死刑判決
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2010/11/post-6875.html
2010年11月28日 (日)

↑『たかしズム「ネトウヨ、バカウヨ、ネット右翼、恥さらし、売国奴、日本の恥」を語るための、たかしのブログ』さん作。税制についての当秘書課の記事は、「カテゴリ : 税制、税金、財政」から。
築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守りたい。
●Like a rolling bean (new) 出来事録
■2010-11-25
テレ朝「報道発ドキュメンタリ宣言」の水中取材で豊洲新市場予定地の地下水が海に流出を確認!
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10717451111.html
■2010-12-01
任期迫るイシハラ都知事は豊洲移転に全力と表明・今日は第12回築地市場を考える勉強会です
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10723238009.html


身近な一歩が社会を変えるきまぐれな日々の中でそこに存在する良き人生と生活への切実な望みを民主党にわからせるために、低気温のエクスタシーの中のアブナイ日本が壊れる前に、生まれてきて良かったと感じられる社会にしたいけどとりあえずどうしたらいいかkimeraれない人の役にたちたくて、イル・サンジェルマンの散歩道のくろすろーどにあるアダージォな午後のカフェの窓辺でお茶にクリーム入れながら世界の片隅で税制についてのニュースや広島瀬戸内新聞やマスコミに載らない海外記事や虹の日記やフランス語の練習帳や「ユニオン」と「労働ニュース」のアーカイブを読んで、消費税と社会保障と国家予算についての『知られざる真実』を1947年教育基本法の理念の今日行く審議会とスーパー小論文ハイスクールとアジア連帯講座と内田樹の研究室で超左翼おじさんに学んで、大脇道場と言ノ葉工房と内田樹の研究室とカナダde日本語を学んだ後で、労働組合ってなにするところだろうとか、どうしたら戸倉多香子さんや保坂展人さんのためにみんななかよく団結は力ですくらむ組んで多世代交流のブログ広場の多文化・多民族・多国籍社会で「人として」転がるひよこ豆のように情報流通を促進できるかとか、明日も晴れの空と風と、月と、星のもとで白砂青松の雪裏の梅花やブーゲンビリアや古い寺を多く見て日常で思った事、感じた事をつらつら好き勝手に書きながら国会議員定数削減・比例削減に反対するInternet Zoneのサイバー政治団体秘書がはげしく学び はげしく遊ぶおしごと日誌。
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2年ほど前、私の住む街の上空を、オスプレイが2度(3度も?)飛津木野宇佐儀死刑FAQ (適宜更新)Re: ノルウェー政府庁舎爆発及びウトヤ島での銃乱射事件Takeshiさん、いつもコメントありがとうございます。当時のことを思い出すために、ここに私の当時のメモを記録します。
テロの犠牲になった悲しみのノルウェーの民主社会村野瀬 玲奈首相公邸で遊ぶ岸田文雄一族。岸田翔太郎が首相秘書官を辞職 岸田翔太郎が2023年6月1日付けで辞職するとのこと。6月1日付けというのは,ボーナスを全額もらうためでしょうか。岸田首相自分自身は責任をとらないのでしょうか。馬鹿息Takeshi死刑FAQ (適宜更新)戦争と死刑の間にあるもの 人は人を殺してはいけない。
個人が故意をもって他の個人を殺害すれば違法であり,死刑に処せられるというのが過去から現在に至るまでの世界的なルールです。現在は死Takeshi首相公邸で遊ぶ岸田文雄一族。岸田翔太郎はどこまでウダイに近づくのか。 独裁者の馬鹿息子としてウダイ・サッダーム・フセイン(1964.6.18~2003.7.22)が有名です。サッダームの長男として生まれてから、両親に甘やかされて育てられたと言われTakeshi死刑FAQ (適宜更新)ノルウェー政府庁舎爆発及びウトヤ島での銃乱射事件2011年7月22日,アンネシュ・ブレイビクは,、オスロ中心地にある政府庁舎を爆破し8人の命を奪った後,ウトヤ島で労働党の青年部の関係者69人を銃で殺害しました。単独犯行Takeshi立法根拠が無い #入管法改悪反対 。No title事実上難民を受け入れないのは条約違反=憲法98条違反なんですが
岸田はこの愚行で何を守ろうとしてるんですかね…津木野宇佐儀(「月乃兎」改め)石垣島への陸上自衛隊配備について住民投票を求める規定数以上の署名を集めたのに住民投票実施を行政からも司法からも却下された異常事態沖縄は今も本土の捨て石にされている。 沖縄は大東亜戦争で日本本土の捨て石にされ,莫大な民間人犠牲者を出しました。戦後も裕仁天皇の越権行為により,米軍基地が半永久的に配備されました。選挙で民意を示しTakeshi政権政党に有利に作られている、選挙の高額供託金という参入障壁制度No title 日本において高すぎる供託金が立候補の妨げとなり、結果として新しい候補や政治勢力の台頭を阻んでいます。先進民主主義国家と言われる国の中では非常識に高い供託金は、クテシフォン少女時代(소녀시대、Girl's Generation) 「다시 만난 세계」 (Into The New World、また巡り逢えた世界) (不定期連載、「気まぐれK-POPプレイリスト」)これらの曲もいいと思います。 ポーランド・ロックのシンガーソングライターであるKaśka Sochacka(カシカ・ソハッカ)のCiche Dni(静かな日々)とSpaleni Słońcem(太陽に灼かれて)
もいい曲だと思いますTakeshi政権政党に有利に作られている、選挙の高額供託金という参入障壁制度 選挙供託金制度は1920年代に普通選挙が導入された際、無産政党の参入を阻止するために制定されました。
これとセットになっているのが無産政党の活動を制限する治安維左の人日本に人道主義を導入して定着させよう。自民党政府の非人道性を見過ごせない。 #入管法改悪反対人権を嫌悪する者が付和雷同し、嫌がらせの言節を放っているのに食傷。 こんばんは。私も村野瀬さんも十数年にわたってSNSの言論の場に身を置いていますが、特に近年、「物事を丁寧に書き示す」より「対象物を手っ取り早くぶん殴れる」言節が伊東 勉広島サミットについての批判的メモサミットとは?そもそもサミットとは?
欧米列強&欧米列強の悪い部分ばかりマネしてそのおこぼれにあずかろうとしている日本が、これまで作り上げた国際秩序と自らの覇権を確保するため閉口首相公邸で遊ぶ岸田文雄一族。前近代的な日本の姿自民党は前近代的な世襲政治家が多い政党です。
岸田文雄も世襲政治家です。
首相公邸で遊ぶ岸田文雄一族。
まるで封建時代の絶対王政の国そのものです。
こういった政治家閉口日本に人道主義を導入して定着させよう。自民党政府の非人道性を見過ごせない。 #入管法改悪反対入管法改悪法案の廃案と帰国できない事情のある仮放免者に在留資格を付与することを求めます!入管法で改正が必要なのは、今の杜撰すぎる難民認定審査のあり方です。
日本は難民として認定すべき人を難民として認定していません。
それを改正するどころか改悪して難民閉口不祥事で議員辞職する維新議員はほとんどいない。こんな政党を支持・容認したり批判せずにいたりすることは維新の不祥事を支持するようなものだ。 #維新は最悪の選択肢 いわゆる「身体検査」が機能していないのでしょうね。日本共産党や公明党は選挙資金は党が負担するのが大前提です。大切な党のお金を使うのですから、候補者の選定基準も左の人袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。検察の指向性と日本政府の無謬性主義はパラレル 泉田裕彦に裏金を要求した星野伊佐夫元新潟県議が不起訴になりました。女性に強制性交すべく女性に受傷させたプロ野球選手は,不起訴の可能性が高いとも言われています。Takeshi差別主義経営者のいるホテルチェーンと日本サッカー連盟との不適切なナショナルチームパートナー契約郵便局の窓口でアパホテルカレーを販売中郵便局に行ったら,窓口にアパホテルの元谷芙美子社長の写真が載ったアパホテルカレーが390円で販売されていました。買いませんでした。アパホテルは自民党に要望し,自民Takeshi#奪マスク #脱マスク を他人に強制しようとするな。徹底的に抵抗する。>ewkefcさん>自動車事故に遭わないため、遭わせないためには自動車を運転しないことなのね。
「生きているといろいろな問題があって大変です。だから、それらの問題を避けるためには村野瀬 玲奈#奪マスク #脱マスク を他人に強制しようとするな。徹底的に抵抗する。No title『#奪マスク #脱マスク を他人に強制しようとするな。徹底的に抵抗する。』に対する意見
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-9123.html
>コロナウィルスに感ewkefc#奪マスク #脱マスク を他人に強制しようとするな。徹底的に抵抗する。 マスクの効果は偉大ですよ。私のようなブサイクでもマスクをつければ堂々と人混みを歩けます。堂々と女性と会話することもできます(笑)。目の前でふんぞり返っている市左の人自民党のおかげで日本のGDPはG7最下位になった。 もっともっと貧しくなるでしょうね。
新自由主義をやめないからです。何でもかんでも非効率だとこの30年間国内の産業を空洞化させてきました。曰くこれからは金融だエ左の人の死刑FAQ (適宜更新)この世はダブル・スタンダードにあふれている。 差別はいけないと多くの人が言います。ところが自分の息子や娘が死刑囚の子と結婚するとなったら猛反対して必ず結婚をつぶすでしょう。「お前が結婚するということは,殺Takeshi#はだしのゲン を隠そうと大日本帝国主義勢力が広島はじめ各地で裏で動いていることが、この戦争漫画が戦争推進者の本質を突いていると証明している。 #はだしのゲンを無くすことに抗議します教育行政の犯罪・不当行為(広島県) 2003年3月に広島県尾道市立高須小学校で就任1年の民間人校長の慶徳和宏さん(56)が校舎正面1階の壁面に体をさらして自殺しました。2年半後,遺族の請求に対し,地方公務Takeshi大阪府 #堺市長選挙 では、維新の利益よりも市民全体の利益が重要。維新の利益は市民の利益を削ったところで生まれる。だから維新現職から野村ともあき氏へと #堺市長を変えよう 維新=犯罪組織「あなたが維新も自民も支持しないとしても、維新首長はどんどん落選させるべきです。そうでないとつけあがりますから。」
野村氏の言うとおり。
入管による「殺人」の被害boof同意の無い性行為を性的暴行として処罰するスペインの法改正性暴力を受けた苦しみは一生続く。yaping20 野田正彰さんは,海南島リー族の元従軍慰安婦の精神鑑定を求められ,現地に赴いたそうです。
〇〇さん(79歳)は14歳のとき,村に押し入った日本兵に拉致され,駐屯地Takeshi「東電の電気を使っている人は原発を支持していることになる」という勘違いああいえばこう言うの典型ですね「反体制も無謬性を訴えている訳ではありませんが、何か?」とこのツィに言い返しても問題はありませんよ。
こんなのを聞いていたら、自分が間違えた時に引き返せなくて周アンドリュー・バルトフェルド自民党のおかげで日本のGDPはG7最下位になった。No title『自民党のおかげで日本のGDPはG7最下位になった。』に対する意見
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-9120.html
>自民党は日本を経済的に貧しくすることにewkefc軍拡(防衛)財源確保特措法案が通ると、日本を完全な戦争国家に固定してしまい、国民生活への良い影響は一つもないと予測される。永山則夫死刑囚の予言は的中するのか。 永山則夫死刑囚は,ノート8(1970.5.25~6.27)の中で次のように述べています。
一言的に表現すれば,帝国主義国家であるかぎり,人間精神は五十歩百歩で進歩しないTakeshi