コメント
『“ホロコースト”かまさなきゃ、そこらじゅう人間の“ごみ”だらけさ』と、渋谷区の部長さん。
衣・食・住の三重苦に加えて、“乞食狩り”の襲撃におびえるホームレスにとって、なにがつらいといって、 “ねぐら剥がし”ほどつらいものはない。
町内会の“炊き出し剥がし”もひでえが、住人にはこっそりにぎりめしをくれるおばんも、アルファ米を配り歩くお爺んも隠れているからまだ救われる。
それに食うだけなら、時給６６円をありがたく押しいただき、昼夜分かたずカンコロを集めりゃ１０００円くらいは稼げるし、どうにもならなくなりゃ、スーパーにまぎれ込んで、カップ麺のひとつもくすねればよい。
それが、“ねぐら剥がし”となると、救いもなにもあったもんじゃない。
お情けにすがろうと、泣いてお目こぼしにありつこうと、足もとにひれ伏そうと、思いあまって爆弾を投げつけようと、寝首をかこうと、どうにもなりゃしない。
見ろ！
右を向いても左を向いても、飢餓につけ狙われ、不眠症をこじらせ、腹のまわりらにぼろをかき集め、バキュームカーみたいに鼻のまがりそうな悪臭を蹴立て、オットセイのひょこひょひ歩きをしながら、“断末魔のあえぎ”が、そこらじゅうにあふれているじゃないか。
髪はごわごわ、顔はぺしゃんこ、ひん曲がった手足は蟹、風貌はまさに、できあがるだけできあがった苦悶の相貌だ。
生まれ落ちたときからそうなるさだめだったのか？
雷にあたって？
そんなあほな！
幼児虐待、ＤＶ、毒盛りから首吊し、電気椅子にガタの来た原発の放射能洩れ、ブレーキ制御システムのふぐあいと、人殺しにも色々あるが、ホームレスを蹴散らす“ホロコースト”ほど悪辣非道なものはない。
説明に現れた部長さんたちは、颯爽としていて、やかんみたいにピカピカひかりかがやいていた。
宮下公園でも、上野公園、長居公園、大阪城公園、池袋西口公園……と、あらゆる公園から駆除し、多摩川、隅田川、荒川、入間川、黒目川を追っ払い、さらに、地下道、高架下、海岸っぺりも……隙間という隙間に下剤をかけ、毒饅頭をばらまき、高圧ポンプで吹っ飛ばし、「公園に花を」のパパさんママさん、青少年育成会のおばさんおじさん、ボーイスカウトの少年少女、「人類はみな兄弟」のご満悦面と手を組んで、やつらは何十年も前から、じりじりと、全国津々浦々で、救いの手を差しのべるキリスト野郎をねじ伏せ、向こうっ気の強い尼さんを黙らせ、炊き出し助っ人を蹴散らし、今や、ホームレス殺しの“ホロコースト”へ向かって、鼻歌まじりのご満悦面だ。
（ひどいというなら、熨斗をつけてくれてやるから、おめえらの礼拝堂やお堂に住まわせてやれや！）
居並ぶ部下たちは、蛇口のように口を締め、部長様ともども腹ん中でそうつぶやいてやがる。
区議会が追い出しを決定した昨年の３月が導火線だ。
以来、ふきっさらしの８カ所にひとつまたひとつとシャッターを取りつけ、ひとつまたひとつとガチャンをかけ、じりじりと追いつめ、その日は、３０年のお目こぼしにがっしり錠前をかける“特別記念日”だ。
環境条例から、道交法から、おまわりから、その天下り先のＯＢから、山盛りいっぱいの地方債から、ＮＨＫ、テレ朝、赤旗、朝日……が、率先してやらかすキャンペーン「あたしたち、ホームレスでなくてよかったねえ」の、あうんの呼吸ににんまりしつつ、税金泥棒の公安まで引きつれ、ありとあらゆるインチキを湯水のごとくぶち込んで、「おかみのいいなり通りくたばらない」“不届きもの”を木っ端微塵に吹っ飛ばそうと、二度と往来を歩けないまでにぼろぼろにしようと、あばた面をせり出して、僧侶が来ようと牧師が来ようと、親鸞が来ようとゲバラが来ようと、でくの坊みたいに口をつぐんでおればいいのだ。
最初に襲って来たのは、何ともいいようのないうそ寒さ――ついで、腰の抜けそうな虚脱感だ。
●戟叉の一撃
火の雫
いいとも、けっこうさ
もう一度
探しだそう
永遠を
それはきらめく太陽と海
待ちわびた魂よ
ともにつぶやこう
空しい夜と
烈火の昼の
せつない思いを！●
（アルチュール・ランボー）
あの子は、どこへ行ったやら？
魔法使いのねーちゃんたちは……？
ひょんなことからここに転がり込んで、ずるのおとんに顔面足蹴りを食らって、間一髪ひょいとかわしたが――あとで思い出してぞっとしたもんだが――それよりも何よりも、「あたし、八百屋になりたいわ。“さあ、いらはい、いらはい。このりんご、青森から直送や、うまいで。ほっぺた落ちても知らんで”と呼び込む売り子になりたいの」といっていた１６歳の、かわいい娘っ子のことが一挙によみがえってきた。
あれはいつだったか。
多摩川の帰りは新宿中央公園で野宿したから、信濃町で騒いだ帰りだったか。
よくおぼえていないが、とにかく、ひょこひょこ宮下公園を歩いていたら、大きなシートハウスのそばで、七輪の火で夕餉の仕度をしている真っ黒な野暮らしがいた。
守りの固そうな、とっつきにくい爺さんだ。
野宿したいけどね、と声をかけたら、「ここは追い出しを食っていて、ちょっとまずい。児童会館の公園なら、のじれんがねぐらを世話してくれるぜ」と、こっそり耳打ちしてくれた。
宮下公園と目と鼻の先にあるそこは、噴水と喫煙場所と共同トイレのある小さな公園だ。
うまい具合に炊き出しがあるらしく、ホームレスたちが三々五々集まって来た。
野宿できるところはないか、聞いてまわっても、みんな、「今さらなにをいっている！」とあきれ顔だ。
ねぐらにはだれもかれもが、一日一日と追いつめられているのだ。
それでも、めげずに声をかけていたら、あいつに聞いてみなと、池袋から来たおとんが顎をしゃくった。その、“あいつ”に訪ねると、ここで寝ても、寝られなくはないが、「もっとましなところがあるから、炊き出しが終わったら、いっしょに来いや」と誘ってくれるではないか。
「『ショバ代よこせ』はいやだぜ」
「そんなもん、いらねえ」
「嘘つけ」
「どうしてもというなら、発泡酒の半ダースもよこせや」
もさっとしていて、人懐っこそうで、親切で、ごくありふれた普通のホームレスのように見えるが、どっこい、油断禁物だ。
ホームレスの世界も娑婆と同じだ。
相手を見誤ると、ひとつしかない命を失いかねない。
そりやもちろん、この世の地獄を渡っていくからにゃだれだって、ずるくて、卑劣で、悪賢くって、場合によっては、思いきって首根っこを掻き切るくらいのそいつを、伝家の宝刀を、こっそり忍ばせておかなきゃならん。
やっこさんの場合、使い道が逆さまだ。
強いと見ればとことん尻尾を振るし、弱いと見れば後ろから跳び蹴りを食らわす手合いだ。（実際、危ないところで殺られるところだったのだ。）
ぼくは、ちっちゃくて、かわいい娘っ子のすぐそばにダンボールを敷いた。
ほんとうかどうかわからんが、とーちゃんが死に、かーちゃんが下の兄弟を連れて嫁ぎ先に行ってしまった１１の頃から５年の間、ここで寝起きをしているのだという。
あたりには鬱のにーちゃんもいれば、よいよいも、鶏のガラみたいな魔法使いのねーちゃんも、それから、だるまみたいなおばんも、ひっきりなしに持ちあがるいがみ合いをさばくいかすおとんも、ねちねち搾りあげられている小柄なおとんも、ねちねち搾りあげているがたいのでかいあんちゃんもいた。
ぼくが知っている最高のねぐらは、“満員御礼コロコロ島”と呼ばれる入間川の豊水橋だ。
驚いたことに、そこと同じシマが、やっぱり、渋谷にもあったのだ。
シマの“掟”は、いずこも同じだ。
●他人の持ち物に手を出すな。てめえの胃袋は、てめえで養え。●
●車椅子やつんぼ、ひきこもりをないがしろにするやつは、うんもすんもなくぶちのめしてもかまわんぜ。●
●くたばるまで自分をしっかり尊敬しろ。●
●ばかにされたら、ためらわずやれ。●
娘っ子は、代々木公園の、さっぱり売れない屋台で所場代３０００円払って雀の涙ほどのおこぼれにありついているという話だったが、けなげにも八百屋さんになる“夢”をあたためていた。
「追い出されたらどうするんじゃ？」
聞くとはなしに、そう聞いたのがいけなかった。
「ヘイチャラさ！ぜんぜん、ヘイチャラだぜ！最後は身投げして、“天国”へ行きゃいいんだもん！」
しばらく強がっていたが、１６歳といえばやはり少女だ。
やがて大粒の涙をぽたぽた垂らし、濡れ鼠みたいにくしゃくしゃになった。
下手になぐさめれば噛みつかれるし、泣く子はおまわりよりも苦手だ。
途方に暮れていると、魔法使いのねーちゃんがやって来て、彼女の茶髪をポンと叩いた。
「ばかねえ。ねーちゃんがいること、忘れちゃだめ。今まで何年もここにいさせてもらったことを感謝して、もっといいとこ探そうね。うかうかしていたらなくなってしまうもの」
「でも、福祉に行くのは、絶対いやよ」
「ねーちゃんだって、いやよ」
「そんなこといっても、ここみたいにくつろげるねぐらなんて、世界中探してもないぜ」
「なくても、探せばきっとあるの。いい子だから、これから毎日毎日、ねーちゃんといっしょに死ぬ気で探そうよ、ね」
魔法がきいたのか、濡れ鼠みたいだった娘っ子は、リスみたいにくりくりと、かわいくなった。
その、地下駐車場は、まるで潮の引いた海岸べりみたいにあっけらかんとしたがらんどうをさらし、ねーちゃんたちのかけらはおろか、シケモクひとつ、ぬくもりひとつ見あたらない。
町内会の“炊き出し剥がし”もひでえが、住人にはこっそりにぎりめしをくれるおばんも、アルファ米を配り歩くお爺んも隠れているからまだ救われる。
それに食うだけなら、時給６６円をありがたく押しいただき、昼夜分かたずカンコロを集めりゃ１０００円くらいは稼げるし、どうにもならなくなりゃ、スーパーにまぎれ込んで、カップ麺のひとつもくすねればよい。
それが、“ねぐら剥がし”となると、救いもなにもあったもんじゃない。
お情けにすがろうと、泣いてお目こぼしにありつこうと、足もとにひれ伏そうと、思いあまって爆弾を投げつけようと、寝首をかこうと、どうにもなりゃしない。
見ろ！
右を向いても左を向いても、飢餓につけ狙われ、不眠症をこじらせ、腹のまわりらにぼろをかき集め、バキュームカーみたいに鼻のまがりそうな悪臭を蹴立て、オットセイのひょこひょひ歩きをしながら、“断末魔のあえぎ”が、そこらじゅうにあふれているじゃないか。
髪はごわごわ、顔はぺしゃんこ、ひん曲がった手足は蟹、風貌はまさに、できあがるだけできあがった苦悶の相貌だ。
生まれ落ちたときからそうなるさだめだったのか？
雷にあたって？
そんなあほな！
幼児虐待、ＤＶ、毒盛りから首吊し、電気椅子にガタの来た原発の放射能洩れ、ブレーキ制御システムのふぐあいと、人殺しにも色々あるが、ホームレスを蹴散らす“ホロコースト”ほど悪辣非道なものはない。
説明に現れた部長さんたちは、颯爽としていて、やかんみたいにピカピカひかりかがやいていた。
宮下公園でも、上野公園、長居公園、大阪城公園、池袋西口公園……と、あらゆる公園から駆除し、多摩川、隅田川、荒川、入間川、黒目川を追っ払い、さらに、地下道、高架下、海岸っぺりも……隙間という隙間に下剤をかけ、毒饅頭をばらまき、高圧ポンプで吹っ飛ばし、「公園に花を」のパパさんママさん、青少年育成会のおばさんおじさん、ボーイスカウトの少年少女、「人類はみな兄弟」のご満悦面と手を組んで、やつらは何十年も前から、じりじりと、全国津々浦々で、救いの手を差しのべるキリスト野郎をねじ伏せ、向こうっ気の強い尼さんを黙らせ、炊き出し助っ人を蹴散らし、今や、ホームレス殺しの“ホロコースト”へ向かって、鼻歌まじりのご満悦面だ。
（ひどいというなら、熨斗をつけてくれてやるから、おめえらの礼拝堂やお堂に住まわせてやれや！）
居並ぶ部下たちは、蛇口のように口を締め、部長様ともども腹ん中でそうつぶやいてやがる。
区議会が追い出しを決定した昨年の３月が導火線だ。
以来、ふきっさらしの８カ所にひとつまたひとつとシャッターを取りつけ、ひとつまたひとつとガチャンをかけ、じりじりと追いつめ、その日は、３０年のお目こぼしにがっしり錠前をかける“特別記念日”だ。
環境条例から、道交法から、おまわりから、その天下り先のＯＢから、山盛りいっぱいの地方債から、ＮＨＫ、テレ朝、赤旗、朝日……が、率先してやらかすキャンペーン「あたしたち、ホームレスでなくてよかったねえ」の、あうんの呼吸ににんまりしつつ、税金泥棒の公安まで引きつれ、ありとあらゆるインチキを湯水のごとくぶち込んで、「おかみのいいなり通りくたばらない」“不届きもの”を木っ端微塵に吹っ飛ばそうと、二度と往来を歩けないまでにぼろぼろにしようと、あばた面をせり出して、僧侶が来ようと牧師が来ようと、親鸞が来ようとゲバラが来ようと、でくの坊みたいに口をつぐんでおればいいのだ。
最初に襲って来たのは、何ともいいようのないうそ寒さ――ついで、腰の抜けそうな虚脱感だ。
●戟叉の一撃
火の雫
いいとも、けっこうさ
もう一度
探しだそう
永遠を
それはきらめく太陽と海
待ちわびた魂よ
ともにつぶやこう
空しい夜と
烈火の昼の
せつない思いを！●
（アルチュール・ランボー）
あの子は、どこへ行ったやら？
魔法使いのねーちゃんたちは……？
ひょんなことからここに転がり込んで、ずるのおとんに顔面足蹴りを食らって、間一髪ひょいとかわしたが――あとで思い出してぞっとしたもんだが――それよりも何よりも、「あたし、八百屋になりたいわ。“さあ、いらはい、いらはい。このりんご、青森から直送や、うまいで。ほっぺた落ちても知らんで”と呼び込む売り子になりたいの」といっていた１６歳の、かわいい娘っ子のことが一挙によみがえってきた。
あれはいつだったか。
多摩川の帰りは新宿中央公園で野宿したから、信濃町で騒いだ帰りだったか。
よくおぼえていないが、とにかく、ひょこひょこ宮下公園を歩いていたら、大きなシートハウスのそばで、七輪の火で夕餉の仕度をしている真っ黒な野暮らしがいた。
守りの固そうな、とっつきにくい爺さんだ。
野宿したいけどね、と声をかけたら、「ここは追い出しを食っていて、ちょっとまずい。児童会館の公園なら、のじれんがねぐらを世話してくれるぜ」と、こっそり耳打ちしてくれた。
宮下公園と目と鼻の先にあるそこは、噴水と喫煙場所と共同トイレのある小さな公園だ。
うまい具合に炊き出しがあるらしく、ホームレスたちが三々五々集まって来た。
野宿できるところはないか、聞いてまわっても、みんな、「今さらなにをいっている！」とあきれ顔だ。
ねぐらにはだれもかれもが、一日一日と追いつめられているのだ。
それでも、めげずに声をかけていたら、あいつに聞いてみなと、池袋から来たおとんが顎をしゃくった。その、“あいつ”に訪ねると、ここで寝ても、寝られなくはないが、「もっとましなところがあるから、炊き出しが終わったら、いっしょに来いや」と誘ってくれるではないか。
「『ショバ代よこせ』はいやだぜ」
「そんなもん、いらねえ」
「嘘つけ」
「どうしてもというなら、発泡酒の半ダースもよこせや」
もさっとしていて、人懐っこそうで、親切で、ごくありふれた普通のホームレスのように見えるが、どっこい、油断禁物だ。
ホームレスの世界も娑婆と同じだ。
相手を見誤ると、ひとつしかない命を失いかねない。
そりやもちろん、この世の地獄を渡っていくからにゃだれだって、ずるくて、卑劣で、悪賢くって、場合によっては、思いきって首根っこを掻き切るくらいのそいつを、伝家の宝刀を、こっそり忍ばせておかなきゃならん。
やっこさんの場合、使い道が逆さまだ。
強いと見ればとことん尻尾を振るし、弱いと見れば後ろから跳び蹴りを食らわす手合いだ。（実際、危ないところで殺られるところだったのだ。）
ぼくは、ちっちゃくて、かわいい娘っ子のすぐそばにダンボールを敷いた。
ほんとうかどうかわからんが、とーちゃんが死に、かーちゃんが下の兄弟を連れて嫁ぎ先に行ってしまった１１の頃から５年の間、ここで寝起きをしているのだという。
あたりには鬱のにーちゃんもいれば、よいよいも、鶏のガラみたいな魔法使いのねーちゃんも、それから、だるまみたいなおばんも、ひっきりなしに持ちあがるいがみ合いをさばくいかすおとんも、ねちねち搾りあげられている小柄なおとんも、ねちねち搾りあげているがたいのでかいあんちゃんもいた。
ぼくが知っている最高のねぐらは、“満員御礼コロコロ島”と呼ばれる入間川の豊水橋だ。
驚いたことに、そこと同じシマが、やっぱり、渋谷にもあったのだ。
シマの“掟”は、いずこも同じだ。
●他人の持ち物に手を出すな。てめえの胃袋は、てめえで養え。●
●車椅子やつんぼ、ひきこもりをないがしろにするやつは、うんもすんもなくぶちのめしてもかまわんぜ。●
●くたばるまで自分をしっかり尊敬しろ。●
●ばかにされたら、ためらわずやれ。●
娘っ子は、代々木公園の、さっぱり売れない屋台で所場代３０００円払って雀の涙ほどのおこぼれにありついているという話だったが、けなげにも八百屋さんになる“夢”をあたためていた。
「追い出されたらどうするんじゃ？」
聞くとはなしに、そう聞いたのがいけなかった。
「ヘイチャラさ！ぜんぜん、ヘイチャラだぜ！最後は身投げして、“天国”へ行きゃいいんだもん！」
しばらく強がっていたが、１６歳といえばやはり少女だ。
やがて大粒の涙をぽたぽた垂らし、濡れ鼠みたいにくしゃくしゃになった。
下手になぐさめれば噛みつかれるし、泣く子はおまわりよりも苦手だ。
途方に暮れていると、魔法使いのねーちゃんがやって来て、彼女の茶髪をポンと叩いた。
「ばかねえ。ねーちゃんがいること、忘れちゃだめ。今まで何年もここにいさせてもらったことを感謝して、もっといいとこ探そうね。うかうかしていたらなくなってしまうもの」
「でも、福祉に行くのは、絶対いやよ」
「ねーちゃんだって、いやよ」
「そんなこといっても、ここみたいにくつろげるねぐらなんて、世界中探してもないぜ」
「なくても、探せばきっとあるの。いい子だから、これから毎日毎日、ねーちゃんといっしょに死ぬ気で探そうよ、ね」
魔法がきいたのか、濡れ鼠みたいだった娘っ子は、リスみたいにくりくりと、かわいくなった。
その、地下駐車場は、まるで潮の引いた海岸べりみたいにあっけらかんとしたがらんどうをさらし、ねーちゃんたちのかけらはおろか、シケモクひとつ、ぬくもりひとつ見あたらない。
ＮＩＫＥ・命名権を行使せず
「宮下公園」の名前がそのまま残ることになりました。
＞http://nike.jp/nikebiz/news/other_101014.html
＞「また、「宮下公園」の名称はこれまで通り「渋谷区立宮下公園となります。」
「デモなんか無力だ」なんて言ってたのはだーれだｗ。
とはいっても、ここから先は更に困難でしょうね。なにしろ「地元の９つすべての懲戒と商店街組合などから、今回の整備工事支援計画に対する強い支持と賛成をいただいている」そうで。これからはナイキ・渋谷区だけでなく、一般市民（の心の中）を相手にしなければなりません。
「キレイなマチ」を求める人の心に、「企業中心でない街づくり」の訴えは届くのか･･･
いずれにせよ、名前がそのままでも、こんな公園は勘弁なんだけど。
＞http://2.bp.blogspot.com/_lBJO2JEY1Mc/TLsUoERLMCI/AAAAAAAAAhY/GNHH4RnSQEw/s1600/%E7%94%BB%E5%83%8F+019.jpg
＞http://nike.jp/nikebiz/news/other_101014.html
＞「また、「宮下公園」の名称はこれまで通り「渋谷区立宮下公園となります。」
「デモなんか無力だ」なんて言ってたのはだーれだｗ。
とはいっても、ここから先は更に困難でしょうね。なにしろ「地元の９つすべての懲戒と商店街組合などから、今回の整備工事支援計画に対する強い支持と賛成をいただいている」そうで。これからはナイキ・渋谷区だけでなく、一般市民（の心の中）を相手にしなければなりません。
「キレイなマチ」を求める人の心に、「企業中心でない街づくり」の訴えは届くのか･･･
いずれにせよ、名前がそのままでも、こんな公園は勘弁なんだけど。
＞http://2.bp.blogspot.com/_lBJO2JEY1Mc/TLsUoERLMCI/AAAAAAAAAhY/GNHH4RnSQEw/s1600/%E7%94%BB%E5%83%8F+019.jpg
この部分がスッポリ抜け落ちてる気がします。
この施策で増税されるのは、課税事業ですよね。
今は、免税事業者から仕入れても、月風狼ウィシュマ・サンダマリさん死亡事件について、名古屋地検に起訴処分を求めます #JusticeForWishmaNo title 少なくとも業務上過失致死罪の成立は確実な事案で起訴すらしない検察の態度は理解不能ですが、これは「身内同士のかばいあい」の類のようです。
入管と検察の間では回クテシフォン経済的合理性、法的整合性、科学的妥当性、倫理的正当性、地球環境汚染への罪悪感が東電核発電所からの汚染水放出には欠けている。最後のツイートに火消しのコミュニティノートがついてるのがわかりやすいですね。原発信者の主張が新しかった試しはないのに。
東電の動きの遅さを思えば2018年すら最近でoh suchロシアによるウクライナ侵攻は悪である。すべての軍事侵略は悪である。大日本帝国によるアジア軍事侵攻も悪である。 #あらゆる戦争に反対しますルガンスク出身の少女、ファイナ・サベンコワさん（14）の叫びを聞こう事実を言うとウクライナのネオナチ政権のミロトヴォレツ「殺害リスト」に載る社会。
ちなみにカナダの記者エヴァ・バートレッもそのリストに載っている。英国の記者ヴァネ檜原転石「インボイス制度の中止を求める税理士の会」メモ （インボイス制度反対の理由、輸出大企業の還付金の件など） #インボイス増税反対 #私もインボイス増税に反対します #STOPインボイス 運動を続ける (19)本当に呆れます署名を受け取り拒否したということで、「恥知らず」、「辞めてしまえ」だけでは済まないことです。
真摯さを踏みにじるのは政治家だけでなく、ロクに報道しない業者連中にアンドリュー・バルトフェルド維新・鈴木篤志市議候補について （メモ）誕生日祝いに個人献金をねだる政治家 維新の会の音喜多駿は日本全国民にこうお願いしました。
【個人献金のお願い】 誕生日メッセージで「おめでとう、何が欲しい？」と聞かれると「こ、個人献金！」と答えTakeshi言い続ける。 #汚染水を海に流すな #汚染水の海洋投棄に反対します #汚染水の海洋放出に反対します #汚染水の海洋放出を直ちに中止せよ#汚染水の海洋放出を直ちに中止せよ汚染水の海洋放出という蛮行を行った自民党政権。
しかし自らの非を棚に上げ排外主義を煽り立てることによりまんまと功を報しています。
いま自民党政権、その補完勢力とマ閉口自民党無くして杉田水脈「議員」無し。だから、#杉田水脈の議員辞職を求めます 。そして、それなら同時に #自民党の与党辞退を求めます 。#自民党が滅びなければ日本が滅ぶ付け加えると杉田水脈は筋金入りの差別主義者です。
人種差別主義、女性差別主義などなど自民党思想そのものでしょう。
だから日本軍国主義者「安倍晋三」のお気に入りでしたし自民党の閉口「インボイス制度の中止を求める税理士の会」メモ （インボイス制度反対の理由、輸出大企業の還付金の件など） #インボイス増税反対 #私もインボイス増税に反対します #STOPインボイス 運動を続ける (19)#私もインボイス増税に反対します消費税は弱者に負担が重くのしかかる悪しき税制です。
インボイス税制とはその消費税の増税です。
世の中のことは一番弱い人を基準に考えなくてはいけないのが鉄則です。
閉口性暴力についてのメモ女性型社会は権威主義的，好戦的な父権制社会への歯止めになる。 性暴力とは少し外れてしまいますが，御容赦ください。
フォントヴローは西ヨーロッパ最大の領地を抱える修道院群でした。フォントヴローはアンジュ―，トゥレーヌ，パTakeshi自衛隊内の性暴力との五ノ井里奈さんの裁判闘争は続いている。被告人が五ノ井さんはウソをついていると裁判で証言 被告人が五ノ井さんはウソついていると思うと，裁判で証言したそうです。ウソで告発すれば誣告罪に問われるはず。そんな危険なことをするはずがありません。言うに事欠いTakeshi反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。ニーメラー＞R2さん
＞意義あるのか
マルティン・ニーメラーを知っていますか？
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8B%E津木野宇佐儀反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。No title少子化と大学の二極化のなせる業でしょうか
「愛知大学」はかつては「地元ではそれなりの大学、でも全国レベルでは大した偏差値ではなかった」が今はそうじゃない、だから津木野宇佐儀反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。日本の軍国化はしょせん疑似問題内田樹氏の理解ある言葉
今政府は「戦争ができる国」に国家改造しているわけですけれど、これは「ほんとうに戦争をする気がある」からそうしているわけじゃなくて、「そR2反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。Re: 意義あるのか記事の趣旨とははずれていますが、軍事優先主義的な考え方とはどのようなものか端的にわかる実例のようなコメントをありがとうございます。
＞そもそも日本が戦争が出来村野瀬 玲奈軍事力強化をしないと攻撃されるかもしれないと心配の皆さん。攻撃的軍事力保有が日本を安全にしない理由を簡単に説明します。Re: No title＞北朝鮮が怖いのはミサイルとテロぐらいで正攻法で
来られて怖いなんて誰も言ってない。
「正攻法」って具体的に何かよくわかりませんが、ミサイルが怖いなら怖いんじゃ村野瀬 玲奈反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。意義あるのか反戦デモっつっても日本が他国の軍事的脅威に
なると思っているのかな。
そもそも日本が戦争が出来ると思っている者が
いるのが驚く。
まず間違いないのが日本が他国に戦R2軍事力強化をしないと攻撃されるかもしれないと心配の皆さん。攻撃的軍事力保有が日本を安全にしない理由を簡単に説明します。No title北朝鮮が怖いのはミサイルとテロぐらいで正攻法で
来られて怖いなんて誰も言ってない。
そんな長者番付よりも信用ならないデータだけ
では事実が見えない。
自衛隊は多くR2自民党無くして杉田水脈「議員」無し。だから、#杉田水脈の議員辞職を求めます 。そして、それなら同時に #自民党の与党辞退を求めます 。#自民党が滅びなければ日本が滅ぶ杉田水脈「女性はいくらでもうそをつけますから」★1970年代前半の時期に米国のニューヨーク市で、性犯罪分析特別班を設置し、女性の警察官を被害者の面接に当たらせたところ、同市における強姦罪の虚偽告発率は2％であり、檜原転石反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。白バラの祈り＞Takeshiさん
戦後、ドイツではショル兄妹を顕彰するために学校の名前に「ショル兄妹記念」と名付けられていたりしますよね。
そして、それが書籍や映画になり、広く語る津木野宇佐儀反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。白バラ事件を思い起こさせる。 ミュンヘン大学でショル兄妹たちは反戦ビラを巻きちらしました。大学の用務員がビラを拾ってナチス当局に届け出ました。ショル兄妹たちは民族裁判所で「国家反逆罪」に問Takeshi言い続ける。 #汚染水を海に流すな #汚染水の海洋投棄に反対します #汚染水の海洋放出に反対します #汚染水の海洋放出を直ちに中止せよソロモン諸島の首相が日本の汚染水海洋投棄を非難 国連総会において，ソロモン諸島のマナセ・ソガバレ首相が日本の汚染水の海洋投棄を非難しました。IAEAの処理水をめぐる報告書についても，不十分だとしたうえで，「原発Takeshi反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。No title 反戦デモに参加したことで学生が懲戒を受けるだけでもすさまじいのに、一番重い退学処分とは・・・。愛知大学は一体何を考えているのか。これが容認されれば萎縮効果は甚クテシフォン維新・鈴木篤志市議候補について （メモ）維新の会の池上卓は公設秘書として２人の市議を採用 維新の会の池上卓議員（大阪10区）は，公設秘書として現職の高塚市議2人を採用していたとのこと。国会議員の秘書に関しては法改正で兼職が禁止され，例外的に兼職届が出Takeshi反戦デモに参加した学生を退学処分にする愛知大学は異常すぎる。No titleそのうち「焚書」とか起こりそうで、冗談じゃなく怖いです。
まさに「新しい戦前」…津木野宇佐儀現行の健康保険証の圧勝、マイナ保険証の惨敗。 #現行の健康保険証を残してください #保険証廃止はありえない #サントリー不買運動No title新浪と成田が格差拡大を正当化する対談をプレジデントオンラインでほざいています。
まあ、救いようのないバカばっかりです。アンドリュー・バルトフェルド弁護士ドットコムタイムズに #維新 の橋下徹を登場させるのはおかしいのではないか。No titleいかにもそれっぽい名称を名乗った（所謂弁護士連合会とは無縁の）営利目的の組織じゃないですか。何せ株式会社ですからね。
ここの発するニュースなんかを見ててずーっと別人28号言い続ける。 #汚染水を海に流すな #汚染水の海洋投棄に反対します #汚染水の海洋放出に反対します #汚染水の海洋放出を直ちに中止せよ二重基準の適用問題No. 1919 福島の核廃棄物：ロシアを非難し、日本を承認
投稿日時: 2023年9月20日
Fukushima’s nuclear waste:Stigmatising Russia, approving Japan
by Richard Cullen
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