神戸市西区・選挙ポスター不当逮捕事件

　

政治活動への明らかに不当な弾圧、異様な警察力の行使がされています。

このような事例が発生すると日本は国連人権規約委員会から「人権後進国」であるときびしい非難を受けますが、日本のお政府様もお警察様もお検察様も一向に改めようとしません。あ、お法務省様もこういう国連人権規約委員会からのまっとうな非難にこたえようとしませんね。これでは「法無省」です。

（「法無省」というのは、イラン人難民、ジャマル・サーベリさんの素晴らしいセンスのシャレです。）

そのような日本は、まだ人権が進歩しそうな余地のありそうな「人権後進国」ですらなく、「人権後退国」であると断言してかまわないというしかありません。残念ですけど...。

●どこへ行く、日本。（政治に無関心な国民は愚かな政治家に支配される）
■＜これはヒドイ！＞街頭宣伝で選挙運動用ポスターを掲示したら即逮捕!!
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10589649614.html
2010-07-13 19:15:30

街頭で一時的に掲示したポスターを違反だとして、即逮捕という暴挙をおこなった警察署がある。それが神戸市西警察署である。

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＜これはヒドイ！＞街頭宣伝で選挙運動用ポスターを掲示したら即逮捕!!

　　神戸市西区の住宅街で

　参議院選挙最終盤の7月9日（金）早朝、神戸市西区桜が丘の住宅街で、街頭宣伝のために公職選挙法で定められた選挙運動用ポスターを信号柱と道路標識柱に掲示したとして公選法違反容疑で神戸西警察署が男性を逮捕するという事件が起きました。

　みなさん！　男性は交通を妨害したわけでもなく、違法なポスターを貼ったわけではありません。

　選挙の街頭宣伝の間、有権者に何党の宣伝かわかるように、ポスターやのぼり旗を掲げることは、どこの政党でもやっていることです。

　ポスターをベタベタ貼りまわったのならともかく、短時間の宣伝の間だけ、倒れたり風で飛んだりしないように仮止めしただけで、なぜ「犯罪」になるのでしょう。

　　逮捕の仕方が異常

　神戸西署の私服警官は、ポスターを仮止めする前から男性を見張っていました。そして仮止めし終わるのをまってからパトカー3台と制服警官多数を呼び「これは違反だ」と言ってきました。注意された男性がポスターをはずそうとすると、逆に「取ってはいけない」と妨害し、９人の制服警官で男性をむりやりパトカーに押し込んで逮捕したのです。

　もしその私服警官が「ポスターを掲示してはいけない」と思うのであれば、掲示し始めた時点で「もしもし、ここはやめてください」と言えばすむことです。

　実際、他県のある政党関係者は「以前、信号に大型ポスターをひもで結わえて掲示したら、信号を注視しにくいと県警に言われたから撤去した。なんのとがめもなかった。これがあたり前で、この事件は異常だと思う」と語っています。

　警察法２条１項は「犯罪の予防」を警察の責務に挙げています。私たちは男性の行為を「犯罪」とも「選挙違反」とも思いませんが、百歩ゆずってこれが「犯罪」だったとするなら、西署の警察官は「犯罪」を予防するのではなく、「犯罪」をつくりあげて成績をあげているのかと問いたいところです。

　こうした警察官の行為の方が「公務員の職権濫用による選挙の自由妨害罪（公選法第226条…最高禁錮四年）」　にあたる犯罪行為です。

　　拘留中の男性にご支援を！

　いま市民は政治や日本の社会のことを真剣に考えています。こんな言論抑圧を許していたら、みんな自由にものが言えなくなってしまいます。

　男性はいまも身柄を勾留されています。多くの市民が男性を支援し、警察に抗議しています。みなさんのご支援を呼びかけます。

【抗議先】　 〒651－2273　神戸市西区椛台5-12-12
　　　　　　　　　　　　　 神戸西警察署　三浦彰弘署長　殿
【激励先・発行元】〒650－OO22 神戸市中央区元町通6-6-12
　　 日本国民救援会兵庫県本部
　　　　 TEL O78－351－0677　FAX O78－371－7376
　
　法律でも正当な行為　公選法145条は国や公共団体の工作物や投票所に選挙のポスターを貼ることを禁じるもの。しかし、電柱や橋、公営住宅など、選挙の公正を害さない物への掲示は適用除外としています。そうしなければ西区のような住宅街では事実上、ポスターや立て看板の掲示がほとんどできなくなります。憲法や国連の人権条約も、言論表現の自由と市民の知る権利を保障しています。選挙の時こそ言論の自由が大切です。（選挙運動用のポスターは屋外広告物条例でも適用除外される社会的に大切な物です）

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現在、逮捕された男性は、神戸西署の代用監獄（留置場）に収容され、黙秘を続けている。弁護士接見で全国から支援が寄せられていることで励まされ、「黙秘で頑張る」と元気で話している。

金曜日に逮捕された後、男性は身柄送検され、日曜日に10日間の拘留が決定されている。毎日支援者が警察署外からハンドマイクで抗議と激励に訪れ、弁護士によると接見中にも「うるさいくらいによく聞こえ、本人は大変元気づけられている」という。

このまま否認を続けると代用監獄での拘留が「逃亡あるいは罪証隠滅のおそれ」を理由にさらに10日間延長される可能性がある。

国民救援会兵庫県本部には激励のメール・FAX・電話が続々寄せられている。本ブログ冒頭の写真以外にも、信号・道路標識に掲示されたポスター・立て看板の写真が10件以上送られてきている。

今後は「起訴するな！」署名を準備してたたかいの場は検察庁へ移っていく。みなさん、ご支援のほどよろしく。


■神戸市西区「ポスター公選法弾圧」事件／緊急！不起訴を求める団体署名にご協力を！
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10590134956.html
2010-07-14 08:22:10

7月13日、不当逮捕から５日目を迎え、現地では連日、神戸西署抗議と男性激励行動が続いている。神戸市西区「ポスター公選法弾圧」事件対策委員会（日本共産党、弁護団、国民救援会などで構成）は、神戸西警察署に勾留される男性への激励を続けるとともに、神戸地検へ不起訴を求める波状要請をすすめる方針を確認した。

不起訴を求める団体署名はこちら。　⇒　http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/1045.pdf

神戸市西区「ポスター公選法弾圧」事件を取り巻く状況は次のとおり。

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弁護団の準抗告は不当にも却下／19日まで勾留、延長の可能性も大

弁護団は勾留決定に対して不服（準抗告）を申し立てたが、13日朝に神戸地裁は棄却した。勾留期間は10日間だが検察はさらにもう一度だけ10日間勾留延長を請求できる。従って裁判所の勾留決定があった7月10日から起算して19日まで、勾留延長されると男性は29日まで勾留される可能性がある。

今週、来週が勝負！緊急の支援を！

勾留期限が切れるまでに検察官は起訴・不起訴を決定する。一日も早い不起訴・釈放を勝ち取るためには一気に署名を集め、神戸地検に次々要請行動を起こすことが求められる。

団体署名は支部、分会、班も可。住所が個人宅の場合は、検察庁に提出して差し支えない住所で。

届け、うたごえ！ギターも参加／激励の声を男性に、抗議の声を警察に！

県内各地はもとより全国から多数の激励が届いている。おそらく抗議電も多数、西警察署に届いていると思われる。

連日おこなわれている西警察署前の激励・抗議行動では、寄せられた激励・抗議のFAXやメールを読み上げている（個人名を伏せて）。

また7月12日からは、ギターを持った仲間が参加。「不当逮捕は～、するな～！」と、歌声とともに賑やかに市民にも訴えつつ、抗議を続けている。

神戸地検への「波状要請」にご参加を！

20日（火）／23日（金）／26日（月）／28日（水）に不起訴要請の団体署名を提出し、不起訴・釈放の要請をおこなう。

集合：いずれも午前10：45　神戸地検前

神戸地方検察庁／神戸区検察庁のマップは　⇒　こちら。

ＪＲ東海道本線・山陽本線（愛称神戸線）　「神戸駅」から徒歩7分
神戸高速鉄道　「西元町駅」から徒歩4分／「高速神戸駅」から徒歩7分／「花隈駅」から徒歩7分
神戸市営地下鉄　「大倉山駅」から徒歩7分

不起訴要請「電報・FAX」（団体発信）を！

〒650-0016　神戸市中央区橘通1丁目4番1号
神戸地方検察庁　島宣満（のぶみつ）検察官殿
TEL　[phone]　　FAX　[phone]　　

[文例]　「公選法ポスター事件の勾留をやめ直ちに不起訴決定するよう求めます」

不起訴支援闘争資金カンパを

【郵便振替】０１１４０―７―３８６９　日本国民救援会兵庫県本部
　　　＊「神戸ポスター事件」と明記を。

（引用ここまで）

●労働組合ってなにするところ？
神戸市西区ポスター弾圧事件の不起訴要請を！
http://ameblo.jp/sai-mido/entry-10590703403.html
2010年07月14日 22時13分31秒

当組合にも団体署名の協力の依頼がありましたのでご協力しました。要請文をご紹介します。

神戸地方検察庁　　島　宣満　検事　殿

神戸市西区　ポスター公選法弾圧事件

　不起訴要請書

　貴神戸地方検察庁に神戸西警察署から送検されたポスター公職選挙法事件について、逮捕された男性を速やかに釈放し、不起訴を決定されるよう要請いたします。

　本件は、参議院選挙も最終盤の７月９日早朝、神戸市西区桜が丘の住宅街で日本共産党の後援会員が街頭宣伝のために公選法で定められた選挙運動用ポスターを信号柱と道路標識柱に掲示したとして「公職選挙法（１４５条第１項）」違反容疑で神戸西警察署が逮捕した事件です。

　選挙の街頭宣伝の間、有権者に何党の宣伝かわかるように、ポスターやのぼり旗を掲げることは、どこの政党でもやっていることです。短時間の宣伝の間、ポスターが倒れたり風で飛んだりしないように仮止めして、なぜ「犯罪」なのでしょうか。

　しかも私服の警官は、ポスターを仮止めする前から男性を見張っていました。そして、仮止めし終えるのを待ってから、パトカー３台と制服警官多数をよび、「これは違反だ」と言ってきました。そして、多数の警官で男性をむりやりパトカーに押し込んで逮捕したのです。もし、その私服警官が「男性の行為は公選法に違反する」と思うのであてば、男性が作業をはじめた時点で、「ここへの掲示はやめてください」と言えばすむことです。

　警察法２条１項は「犯罪の予防」を警察の責務に挙げています。私たちは男性の行為を「犯罪」とは思いませんが、百歩ゆずってこれが「犯罪」であったとするならば、目撃した警察官と神戸西署の警察官は「犯罪」を予防するのではなく、「犯罪」をつくりあげているのかと問いたいところです。

　こうした警察官の行為の方が、公務員の職権濫用による選挙の自由妨害罪（公職選挙法第２２６条）にあたる可能性があり、憲法そして国際人権規約からいっても不当なものです。一昨年、国際人権規約委員会は、日本国政府に対して、「政治的意見表明の権利やその他の活動を不当に制限している法律は撤廃すべきである」と具体的な是正「勧告」を行っています。まさに公職選挙法にあるビラやポスター、戸別訪問などの制限規定は、国際的に異常なものだと考えます。

　いま市民の暮らしはたいへんです。切実な願いを実現するために政治のことを真剣に考えています。市民の真面目な選挙運動を逮捕するというのは許せません。

　神戸地方検察庁が速やかに逮捕された男性を釈放と不起訴を決定され、再びこのような事件が起こされることのないよう要請いたします。

２０１０年　　　　月　　　日

団体名
住所

（引用ここまで）

この事件は次のようなブログでも紹介、転載、コメントされています。

●“希”動力－袖番号96、伊東勉のページ。
百七十二の巻　『潰される異議申し立て』シリーズ・神戸で起きた弾圧事件に関して。
http://plaza.rakuten.co.jp/benitoh/diary/201007140000/

●大脇道場！
NO.1813 神戸市西区「ポスター公選法弾圧」事件／緊急！不起訴を求める団体署名にご協力を！ （転載）
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-1845.html




↑『たかしズム「ネトウヨ、バカウヨ、ネット右翼、恥さらし、売国奴、日本の恥」を語るための、たかしのブログ』さん作

築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守りたい。
●Like a rolling bean (new) 出来事録
■2010-07-07
築地移転反対の軸である鮮魚仲卸組合「東卸」のありえない強制破綻事件（第9回勉強会から）
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10583673633.html

■2010-07-12
今日、築地移転反対の旗振り役「東卸」特定調停の記者発表。報道が移転不可避論を喧伝することに大警戒
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10589152955.html

■2010-07-13
御用報道に警戒！築地市場移転反対の東卸組合「破綻」の発表が今日行われます
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10589240804.html

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身近な一歩が社会を変えるきまぐれな日々の中でそこに存在する良き人生と生活への切実な望みを民主党にわからせるために、低気温のエクスタシーの中のアブナイ日本が壊れる前に、生まれてきて良かったと感じられる社会にしたいけどとりあえずどうしたらいいかkimeraれない人の役にたちたくて、イル・サンジェルマンの散歩道の午後のカフェの窓辺でお茶にクリーム入れながら世界の片隅で税制についてのニュースや広島瀬戸内新聞や虹の日記やフランス語の練習帳や「ユニオン」と「労働ニュース」のアーカイブを読んで、消費税と社会保障と国家予算についての『知られざる真実』を1947年教育基本法の理念の今日行く審議会とスーパー小論文ハイスクールとアジア連帯講座と内田樹の研究室で超左翼おじさんに学んで、大脇道場と言ノ葉工房と内田樹の研究室とカナダde日本語を学んだ後で、労働組合ってなにするところだろうとか、どうしたら戸倉多香子さんや保坂展人さんのためにみんななかよく団結は力ですくらむ組んで多世代交流のブログ広場の多文化・多民族・多国籍社会で「人として」転がるひよこ豆のように情報流通を促進できるかとか、明日も晴れの空と風と、月と、星のもとで白砂青松の雪裏の梅花やブーゲンビリアや古い寺を多く見て日常で思った事、感じた事をつらつら好き勝手に書きながら国会議員定数削減・比例削減に反対するInternet Zoneのサイバー政治団体秘書がはげしく学び　はげしく遊ぶおしごと日誌。
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