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どろさんの「護憲的安全保障論」を読む

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しばらく前に、『軍隊の「存在の是非」と「本来あるべき姿」と「逸脱した現実の姿」と、それらをめぐる論議についてのメモ』という記事を書いて、安全保障や軍隊をめぐる改憲論議について整理する試みをしました。

それらを一つ一つ解きほぐして現実の論議を整理し、議論の内容を具体化し、高めていかなければならないのですが、日本の政治や論壇の中にある議論や政策論はなかなかそういう方向になかなか向かっていないように思われます。日本の政治、政治家、マスメディア、論壇、世論について私が物足りなく思うところです。

たしかに、そういう議論の積み上げ方は手間がかかり、根気が必要であり、過去の歴史に学んで論点を整理してゆく知性も必要であり、議論する側にも誠実さと学習が必要です。政局や権力争いの渦の中で議論がぐちゃぐちゃに混乱しないようにする知恵も必要です。

そういう知恵を持ったどろさんの、約10回に及ぶ力作記事を紹介させていただきます。極端な軍事優先主義者あるいは極端な軍事優先思考の人から極端な非武装中立主義者まで、その間のあらゆる立場の人に対して、どろさんのていねいな説明は多くのことを教えてくれます。

ここでは、読者のみなさんの興味に訴えるための部分的な引用だけですが、もちろんリンク先で全文を熟読していただきたいです。ごく一部だけ読んでわかった気になってはいけません。私自身も多くのことを学ばせていただきました。学んだことすべてを自分の中で消化して昇華して、自分自身の考えをもっと高みにもっていきたいと私自身も思います。

では、どうぞ。

●虹の日記(byどろ)
■「護憲的安全保障論」シリーズ (全10回)
http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/searchdiary?of=5&word=%B8%EE%B7%FB%C5%AA%B0%C2%C1%B4%CA%DD%BE%E3%CF%C0


■2010-04-23
護憲的安全保障論 1 憲法第九条1項 その(1)
http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100423

九条が自衛権を否定しているという解釈は、誤っていると言わざるをえないのです。

 この立場にたったときのみ、憲法第九条を正しく解釈できることを、以下に示そうと思います。

「国権の発動たる戦争」とは何か

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

 第一項が否定しているのはふたつです。

1.「国権の発動たる戦争」と

2.「武力による威嚇または武力行使」

 こういうものを、「国際紛争を解決する手段」として使ってはならないというのです。 ではこれがそれぞれ何を意味しているのか、考えましょう。

 「国権の発動たる戦争」とはなんでしょうか。

 「戦争」一般ではなく、

 あえて「国権の発動たる戦争」と条件づけられています。

 これには意味があるはずです。


■2010-04-24
護憲的安全保障論 2 憲法第九条1項 その(2)
http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100424

 国際紛争とは国家間の対立があらわになった状態のことです。

 それが外交で解決できればいいけれど、一方あるいは双方が、自国の意思を相手に強制し、もしくは強制されまいとして武力を行使すれば、武力紛争となります。

 武力による解決というのは、相手を武力で屈服させて、その意思を消滅あるいは撤回させることです。

.

 ベトナム戦争を例に、これを説明しましょう。
(中略)
 北ベトナムは果敢に抵抗し、アメリカの意思に屈服しない意志を表しました。

 ただし国を守っているだけでは、アメリカの国家意思をくじくことができません。

 でも北ベトナムは自分を守るのに精一杯で、アメリカ本国に攻め込んで自分の意思を強制する武力を持っていません。

 アメリカの国家意思を武力で消滅あるいは撤回させる力がない北ベトナムが国際紛争を解決するには、国連外交に訴えたり、世界世論にアメリカの非道性を訴えるなど、非武力的手段に期待するしかありませんでした。

.

 北ベトナムの戦略は成功しました。

 アメリカが北爆を停止したのは北ベトナムの武力に屈したからではありません。

 北ベトナムの国家意思を武力で消滅あるいは撤回させる力がなく、平和世論に抗する道義的理由もないことを悟って、戦いから下りたのです。

 北ベトナムは平和的手段で武力干渉を挫折させたわけです。

 しかし北ベトナムの頑強な軍事的抵抗がなければ、国際世論の勝利もなく、アメリカの意思撤回もなかったに違いありません。

 自衛隊に許されているのは、こういう戦争です。


■2010-04-25
「護憲的安全保障論 3 憲法第九条2項(1)」 「同論 4 憲法第九条2項(2)」
http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100425

 しかし「前項の目的を達するため」とあるのを無視してはいけません。

 第1項と第2項はリンクしているのです。

 ですから第2項を解釈するときは、自衛以外の武力行使を禁じた第1項の目的に沿って読む必要があります。

.

 普通に軍隊という場合は、自国を守るために外国へ侵攻することもある実力組織をいいます。

 陸海空軍以外にも、海兵隊や航空宇宙軍という侵攻部隊がありますし、ときには義勇軍を組織して外国に侵攻する場合もあります。

 憲法は、「陸海空軍その他の戦力」と既定して、どんな名目の組織であっても、外国に侵攻することを許していません。

 そういう行動を許していないだけでなく、そんな組織の存在を許さないと言うのです。

 (現在、自衛隊は海外任務も負っていますが、その装備・補給能力を考慮すればまともな戦闘に耐えられる部隊ではありませんので、憲法違反ギリギリのところに達していると思われます。危ないところへきています。)
(中略)
 しかし自衛隊は軍法会議などの軍隊司法を持たず、憲兵もいません。

 すなわち自律的刑罰権をもたないのです。

 この点では、警察や海上保安庁と同じ、一般行政機関なのです。

 また憲法にその存在を規定されていない点でも、警察や消防組織、もっと言えば農林水産省や文科省などと同様の行政機関であると言えます。

 だから軍隊かどうかといえば、外形的には軍隊ですが、法制的・実質的には軍隊でないと言えるでしょう。

.

自衛隊が軍隊でないといえる理由

.

 いま、法制的にだけではなく、実質的にも軍隊ではないと述べましたが、これは「国際紛争を武力で解決する手段」としての軍隊ではないと言う意味です。

(中略)

 どうして政府はこんなコンニャク問答でごまかそうとするのか。

 なぜ、つぎのようにすっきりと言えないのでしょうか。

.

「憲法は国際紛争を解決するための交戦は否定している。」

「自衛のための交戦は否定してはいない。」

.

 憲法を普通に読めばわかることなのに、政府がわざとひねくれた読み方をするのは、どうしてなのでしょうか。

 それは、事柄をややこしく混乱させることで、あたかも憲法に問題があるかのように装うためだと思います。
(中略)
 こんな姑息極まりない改憲派の答弁と、自衛隊を何とか否定したい非武装中立論の国会議員のタッグによって、まるで憲法が欠陥品であるかのようなイメージが広まってしまいました。

 改憲派は、まともに運用したら国も守れない憲法であるかのように言います。

 非武装中立論者は、自衛隊は憲法違反の組織であると主張することによって、自らの意図に反して、「違憲の存在をなくせもしない無力な憲法」というイメージを作り上げることに貢献してしまいました。

.

 おかげで自衛隊は恐れられたり嫌われたり、バカにされたりと、散々な目にあわされてきました。

 私は入隊したとき、機会あるごとに「君たちは国防という崇高な任務に誇りを持て」と教育されましたが、国内がこんな環境ですから、その言葉が今ひとつ胸に落ちませんでした。

 ところがあるとき、一人の幹部の訓辞を聞いて、すとんと胸に落ちたのです。

 それは横須賀(少年工科学校の所在地)で反戦デモが行われるので、外出禁止が通告されたときのことであったと記憶しています。

 その幹部はこう語りました。

.

「国民の中には自衛隊に反対し、その存在を認めない意見もある。しかし諸君はそういう意見を述べる国民をも、命を懸けて守るのが使命である。諸君の任務は、国民が我々を否定することもできる、自由な社会を防衛することである。ゆえに、我々の任務は重く、崇高なのである。」

.

 自衛隊の任務とはこういうものであると、いまも私は信じています。

 そしていま私は、自衛隊を否定する非武装中立論の方々の存在意義も、認めています。

 意見としては間違っていると思いますが、そのあくなき理想主義によって、改憲派と果敢にたたかって憲法を護ってきた業績を否定できないからです。

 けれどもいずれ改憲派を完膚無きまでに滅ぼした暁には、その間違った意見を改めていただくべく尽力しようと思います(笑


■2010-04-26
護憲的安全保障論 5 抑止力とは何か
http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100426

軍事力の果たす二つの役割

.

 軍事力は侵略の道具にもなりますが、抵抗の道具にもなります。

 しかしその区別さえ、上記のごとく判定が難しいのです。

 まして有用か無用かの二者択一の議論は、軍事力を語るには不適切です。

 要はその用い方であって、危険だからなくしてしまえという議論は乱暴です。
(中略)

平和憲法が防いだのは日本の侵略であって、外国の侵略ではない

.

 平和憲法は日本が外国に攻め入ることを防いできました。

 しかし外国の侵略を防ぐ力はありません。

 外国が日本国憲法を守らねばならぬ道理はないからです。

 外国の侵略を防いできたのは、米軍と自衛隊の武力です。
(中略)
 つまり無抵抗主義は侵略を誘発し、専守防衛は戦争を未然に防ぐのです。

しかし軍隊は両面性を持っています。

 日本を防衛している在日米軍が、他方では侵略的機能を果たしているのが典型的な例です。

 日本から出撃した米軍によって外国が侵略被害に遭っているという事態を、私たちは自らの安全のため背に腹は代えられないと見過ごしてよいものかどうか。

 沖縄の米軍基地は、そういう問題でもあります。

 けれどこれは集団的自衛権のカテゴリーに属し、いま語ろうとしているテーマと一部重なりつつも、同時に語っては論点が錯綜する危険をはらむ問題です。
(中略)
 自衛隊にしても、日本の安全保障だけを考えればより強力な方がいいことになりますが、それは周辺諸国の警戒を呼び起こし、緊張を高めますから、かえって安全を危うくする場合もあり得ます。

 しかし改憲論者は武力の持つこうした本質的危険性に目を閉ざしており、まるで火の危険性を知らないで無邪気に花火を振り回す子どもみたいなものです。

 そんな奴にマッチを持たせるわけにはいかないので、私は批判しているわけです。


■2010-04-27
護憲的安全保障論6 憲法押し付け論について(1)
http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100427

 いま憲法を変えたい理由は、ホンネの所では国民の自由と権利を制限するためです。

 平和主義を変質させるためです。

 だれのために。

 自分たち国政を壟断しようとしている権力者のために、です。

 そんなもくろみに、どうして我々が同意しなければならないことがあるでしょうか。


■2010-04-29
護憲的安全保障論7 憲法押し付け論について(2)
http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100429

押し付け論4 その論理矛盾

.

 改憲派には押し付けを批判する資格などありません。

 憲法が押し付けられたと言う論者は、他方で奇妙に矛盾したことをいっているからです。

 日本は韓国を植民地にしたが、これは押し付けではないと言うのです。

 韓国の同意を得て、条約をむすんで、合法的に併合したのだから、押しつけではないと。

.

 無茶を言ってはいけません。

 そのとき、日本は韓国の軍隊を解散させ、外交権を奪い、韓国を軍事的に占領していたのです。

 韓国を手も足も出ない状態に追い込んでおいて、相手がいやがることを強制しておきながら、「押しつけではない」と、あつかましくも開き直る。

 そのくせ、「憲法は押し付けられた」と泣き言をいう。

 その理由は、「連合軍に占領されていたからだ」、「自主権をうばわれていたではないか」

というものです。

 それならば日本が韓国を併合したときの状況と同じではありませんか。
(中略)
 韓国併合の正当化は、過去の軍事行動を合理化するものです。

 憲法押し付け論は、未来の軍事行動を準備するものです。

 改憲派の主張は矛盾していて論理的には破綻しているのですが、軍事行動の正当化、合理化という目的だけは一貫しています。

 こんな論理の横行は、絶対に許せません。
(中略)
 憲法が現実ばなれしているという理屈ほど憲法をバカにした議論はありません。

 では、日本国憲法の条項はすべて実現しているのか。

 国民の基本的人権も、議会主義政治も、憲法の理想からはなはだしくかけ離れているではありませんか。

 前文冒頭の「日本国民は正当に選挙された国会に於ける代表者を通じて行動し」というのだって怪しいものです。

 正当な選挙なんでしょうかねえ、いまの選挙は。

.

 憲法は現実ばなれしているものなのです。

 憲法前文にあるではないですか。

.

「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」

.

 憲法はいまだ実現されていない「崇高な理想と目的」を掲げているのです。

 だから現時点では現実ばなれしているのが当然なのです。

 いまは理想だが、将来はそれを現実にするぞ、そのために努力することを誓おう、これが憲法の呼びかけなのです。

 この何が間違っていようか。

 むしろ憲法をしっかりと擁護し、その指し示すところの高み目指して努力しようじゃありませんか。

.

 憲法は素晴らしい。

 だからこそ、このすばらしい憲法を擁する日本の独立は大切であり、自衛隊の抑止力が必要とされているのです。

 自衛隊と憲法は矛盾していません。

 私はこう信じています。


■2010-04-30
護憲的安全保障論8 「政府主催/憲法記念日祝賀会」をしない国
http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100430

感謝されない憲法。報われない自衛隊

.

 自衛隊は命令に従うしかない実力部隊です。

 自衛隊を動かすのは政治の側です。

 命令するのは政治家なのです。

 そしてその政治家は自衛官の生命など、虫けらぐらいにしか考えていない。

 それでいて、犠牲者が出ればそれをまた英雄として持ち上げて、憲法改悪の道具にするでしょう。

.

 無茶な命令を黙々とこなし、報われることもなく、大切にもされず、平和主義者からは目の敵にされ、それでも自衛官は働いています。

 自分たちを死地に送る者たちの安全のために。

 自分たちを非難する人たちが侵略の被害に遭わないように。

 それが法律で定められた自分の任務だからです。

.

 憲法もそうです。

 戦後65年間、一度も大規模な争乱に巻き込まれることも、自ら参加することもなくやってこられたのは、憲法と自衛隊があったからです。

 それなのに政権与党からは欠陥品だとけなされ、記念日に祝賀会ひとつも開いてもらえず、改憲論者からは目の敵にされ、それでも憲法は平和と人権を守って機能しています。

.

 憲法がある今でさえ、航空自衛隊はNATO輸送部隊として、実質的に参戦しました。

 改憲すれば、たちまち自衛隊はアメリカ軍の弾よけにされてしまうのが目に見えています。

 改憲の旗を振る政治家や財界は、自衛官が無駄に戦死しようと、知ったことではないのでしょう。

 国民がどんな目にあおうと、自分たちに危険が及ばなければそれでいいのでしょう。

 むしろ軍事費を湯水のように使えば、自分たちの利益になります。

 そんな連中の屁理屈にだまされてしまえば、いの一番に危険にさらされるのが自衛官です。

 最初の戦死者は、祖国防衛の戦いではなく、どこだか知らないアメリカ軍の戦場で生じることでしょう。

 だから自衛官こそが、最も憲法を大切に護らなくてはならない。


■2010-05-01
護憲的安全保障論9 シビリアンコントロールの限界と国民的監視について
http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100501

好戦的文民に気を付けよう

.

 自衛隊の中に国家主義的思想が台頭する事態は憂慮すべきことです。

 そういうものの台頭に、私たちは常に目を光らせておかなければなりません。

 田母神氏の論文とも言えない駄文をきっかけに、文民統制について騒がれたことは記憶に新しいと思います。

 どなたもすでにご存じでしょうが、文民統制(シビリアンコントロール)は、平和主義を直接的に保障するものではありません。
(中略)
 最高のシビリアン・コントロールは国民による統制です。

 有権者がピースマインドをなくしてしまえば戦争を防ぐ機能は失われます。

 心しなければいけませんね。

.

自衛官にも知る権利を

.

 ところで自衛官も有権者です。

 命令に従う義務はありますが、その命令に疑問を抱く内心の自由はあるのだし、命令を下す政治家を選挙で落とす権利もあるのです。

 その権利が有効に保障されていなければ民主主義は不完全です。

 自衛官にも選択の自由はあるのです。

 選択の権利は、情報統制のない、自由な言論が保障された社会で、はじめて有効に機能するでしょう。

 自衛官にもあらゆる情報が開かれていなければ、主権者として、また有権者として、正しく権利行使できないことになります。

.

 何が言いたいかというと、自衛官にも反戦ビラを読む権利ぐらいあると言いたいのです。

 自衛隊官舎へのビラ入れくらいで逮捕されるような社会では、言論の自由など絵に書いた餅でしかありません。

 ビラ入れが誰の人権をどの程度侵害したから、何ヵ月も勾留されなければならないというのでしょう。

 イラクに行かせたくないというのは国民の声なのですから自衛官に聞いてほしいし、どうしても読みたくなければ捨てればよいだけのこと。

 考えれば考えるほど、立川の自衛隊官舎にビラを入れた活動家に有罪判決を下した最高裁はおかしい。
(中略)
自衛隊を監視することと、自衛官を非難することの区別を

.

 警察官が右翼を取り締まらず、左翼に厳しかったり、自衛隊が市民運動を監視しているのは由々しきことですから、しっかりと批判して改めさせなければならないと思います。

 警察が反国民的存在になれば治安確保がおろそかになるだろうし、自衛隊が本来あるべき安全保障の役割を取り違えて反国民的存在になれば、それはこの国と国民の不幸です。

.

 ですから、自衛隊を監視するのはいいのですが、それは自衛官に理不尽な非難を浴びせることと違うので、区別してほしいと思います。


■2010-05-06
護憲的安全保障論10 最終回 国家に殺人の権利があるのか
http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100506

死刑のない国が戦争しているのはどうしたことか

.

国家に人を殺す権利があるのかと問われれば、そんな権利はないと答えたいです。

自国民を殺す権利もないし、他国民を殺す権利もありません。

それは日本だけではなくて、どの国もそうです。

私たちに他国民の基本的人権を奪ったり、生命を奪う権利はないはずです。

他国の国家権力が日本国民の基本的人権を奪ったり、生命を奪う権利も、ないはずです。
(中略)
国家は自国民を保護する義務があります。

そのためには国家が存続せねばなりません。

国家の存続を脅かすほどの敵があるとすればその力は強大なものであり、平和的に取り締まることが出来ないでしょう。

そこでやむを得ず、我が存立を脅かせば生命の危険という究極の代償を支払う必要があることを示して、わが国への侵害を諦めさせるほかない。

こういう論理です。

.

刑罰を含めて国家の権利行使としての殺人は認めないが、緊急避難的な殺人を容認することで我が方に対する侵略の決断を抑止し、結果的に殺人の機会を極小化する。

私は、これまで述べてきたとおり、やむを得ずこの論理を認めるものです。

そしてこの論理しか認めません。

自国の生存のための緊急避難的な武力行使だけが、憲法の許す範囲です。

自国の生存のためであっても、政策選択としての敵国侵攻は認めません。

まして自国の生存が脅かされてもいないのに他国に侵攻するなど、もってのほかです。
(中略)
誇り高い主権者と、その頼もしい仲間

私は自衛隊で「兵は凶器である」と教わりました。

だからシビリアンコントロールに従わなければならないと。

自衛隊がシビリアンコントロールに服する義務に忠実であろうとしても、シビル(平服組=官僚・政治家)が好戦的であっては、なんにもならないと既に書きました。

シビルをコントロールするのは国民です。

いえ、国民こそが本来的な意味でのシビル(=市民)なのです。

ですから自衛隊が「兵は凶器である」という自覚を持ち、国民に服従する組織であるためには、国民自身が主権者として高い自覚をもたねばなりません。

市民がその自覚を失ったとき、自衛隊は国民に敵対的な存在になりえるでしょう。

このことはあまたの歴史が悲劇的に証明しています。

軍とはじつに危険な存在です。

.

こんな危険な集団に私たちが自分の生存を預けるのは、じつに背理と言わざるを得ません。

しかし権益を巡って相争う世界にあって自らの生存を守ろうとすれば、この背理を飲み込むしかありません。

そして軍の本来的な危険性を、除去すべく努めるしかありません。

そのためには、軍の自立的な運動を不可能にしたり、自己肥大化を抑制したりというシステムを構築し、これを強固に守って軍を規制する必要があります。

法的にも、組織構造的にも、社会的にも、個人の意識のレベルでも、常に軍に対する警戒が必要です。

そのためには、軍を反社会的あるいは非社会的な存在にしてはなりません。

ですから、矛盾したことを言うようですが、軍を市民社会と親和的な存在にして、軍の構成員を市民社会に包含することで、軍が市民社会と敵対関係に陥らないようにしなければならないと考えます。

これを日本の場合でいえば、つぎのようになります。

自衛隊という組織が本来的に危険なものであるという認識を市民と自衛官が共有する。

自衛官は市民社会の一員として、市民社会の価値観を共有する。

自衛官は自分の任務が国家防衛を通じて「自由で民主主義的な市民社会」という価値観を守ることだという自覚を持つ。

つづめていえば、自衛隊の民主化です。

.

上意下達社会の自衛隊を民主化するには、市民の応援が欠かせません。

その市民が非民主的な社会を受容していては、自衛隊の改革などおぼつかないことです。

ですから、私たち一人一人の国民が自分の主権者意識をしっかりと持ち、非民主的な社会の改革者とならねばならないと思います。

不公正な既得権を守護する権力と対峙できる存在とならねばなりません。

また一人一人が互いの権利を大切にする、個人になりましょう。

そうして国民が民主主義をしっかりと保てば、自衛隊はその社会を守る頼もしい仲間として成長してくれることでしょう。

社会が自衛隊を疎外すれば、自衛隊は自分の生存のために市民を見捨てるような「政府軍」になるかも知れませんが、自衛隊がデモクラシーの価値観を共有する市民社会の一員であり、自衛官もまた市民それ自身であれば、それは「市民軍」ですから、自分自身を見捨てることはないと期待できます。

いつかそんな自衛隊になればいいなあと、これが私の護憲的安全保障論の結論です。

(引用ここまで)

どろさん、これからもよろしくお願いいたします。


築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守りたい。
●Like a rolling bean (new) 出来事録
■2010-04-30 イシハラ都政による「土壌汚染除去実験」の目茶苦茶さ<3>(科学誌Natureの指摘にどう反応?)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10521559325.html

■2010-05-02 イシハラ都政による「土壌汚染除去実験」の目茶苦茶さ<4>(汚染処理実験へのNature記事仮訳)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10523297412.html

■2010-05-07 イシハラ都政による「土壌汚染除去実験」の目茶苦茶さ<5>(微生物浄化実験の怪)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10518826475.html


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8件のコメント

[C10363] 愛国なら護憲でしょ

こんにちは。いいエントリですね。すばらしい言説のご紹介、ありがとうございました。

純一郎クンが自衛隊派遣を決めたとき、自衛隊員出身の作家浅田次郎は、敢然と反対を表明した。自衛隊は国の護りである。日本の領土から一歩たりとも出してはならぬト。

旧稿ですが、「愛国なら護憲でしょ」TBさせていただきます。
  • 2010-05-10
  • 投稿者 : BLOG BLUES
  • URL
  • 編集

[C10364] 田母神発言の頃

前にURLにリンクを貼ったエントリーでこんなことを言いました。

>日本を守ってくれるのが自衛隊の皆さんなんだから、自衛隊の人にはオランダ軍やアメリカ軍やイタリア軍と共通の感覚、共通の世界認識をもってもらう自衛隊員教育をしたっていいわけでしょ。

 >だいたいさ。「過去の日本の戦争は侵略戦争で間違っていた。日本は戦後、新しくよみがえったのだ。われわれは、この自由で豊かで発展した日本社会を守るのだ。日本国憲法万歳」って自衛隊員がいたらいけないの?

 >てか、他の国ならそのほうが当たり前なんじゃない?
 
 わかりやすい話だと自分では思っているんですが。

[C10365] 感動しました。

いままでROMってばかりおりました。
こちらで大変勉強させていただいております。
このたびはまさに目からウロコが落ちました。
素晴らしい意見を読ませていただきお礼申し上げます。
もちろん村野瀬さんご本人の意見も、毎回開眼させられてひたすら同感です。
これからも応援しています。
  • 2010-05-10
  • 投稿者 : みわの
  • URL
  • 編集

[C10368] ?

一言、壮大な屁理屈、だと言っておきます。

或いは、自衛隊を支持しない人間も自衛隊員は守らなければならない、という話には、全く虫酸が走る思い。
要らんお世話や! という事です。
そういった気色の悪いナルシズムが「純粋な」軍人の思考の根底には存在するのでしょう。

大体、日本に於いて「脅威」などというものは存在しません。中国や北朝鮮は、日米欧の産軍複合体が、日本人から半永久的に搾取する為に「脅迫」する目的で設置されている事が、明らかになっています。

何の埋蔵資源も無い日本に攻めいってくる国などありません。
逆に、かつて、金銀の世界的産地だった日本が何故、他国に侵攻されなかったのか? 当時の政治が優れた外交をしていたからじゃないのか?

効率的な人殺しをする訓練所=軍隊に神の地位を与えるが如くの思考を持つ人達は、安全保障は、暴力によって為されるものではない事を知るべきです。
人殺しの道具で人は護れない。
コレが真実です。
せいぜい、海上保安庁を拡充したり沿岸警備隊を創設すれば十分。

自衛隊は非武装とし、災害救助隊に改変すべきなのですよ。
  • 2010-05-11
  • 投稿者 : aiu
  • URL
  • 編集

[C10369] 自衛官の立場の護憲論

自衛官OBであるどろ氏が自衛官の立場から、自衛官も同じ市民。憲法で守られている基本的人権のある市民で市民社会を担う存在と言うブログは新鮮な感動があった。
 自衛官の立場から見た護憲論は従来の自衛隊は違憲という論調から出てこない護憲論だった。
 自衛隊を認めた上で軍として暴走しない。田母神のように過激な言動から出てこないこの護憲論はもっと賛成・反対問わず論議すべきだろう。
  • 2010-05-11
  • 投稿者 : ぶじこれきにん
  • URL
  • 編集

[C10371]

え〜、どうも。どろです・・・。
 すっごいエントリーを立てていただいて、なんか有り難いやらこっ恥ずかしいやら(^^;)
 近頃は田母神みたいなのが出るし、ネットでは極右が大活躍だし、書店へ行けば産経みたいな論調の本が平積みになっているし、若い隊員はそういうのに影響されていないかと心配なんですが、もちろん私なんかより皆さんの方が何倍も心配しておられることと思います。同期会で現役に尋ねると、田母神は「馬鹿」「変人」ということでしたので少し安心しましたが。
 ここで皆さまにあまりなじみのない週刊紙「朝雲」新聞の名物コラムを紹介します。
 「朝雲」はもともと警察予備隊→保安隊→自衛隊の機関紙でした。
 現在は民間会社が発行する自衛隊・安保・軍事専門紙という位置づけですが、準機関紙のようなもので、隊内食堂で売られていますし、自衛隊でよく読まれている新聞です。
↓↓以下引用↓↓

朝雲寸言2006/7/20付

 戦争を止めさせるには、制裁、報復といった心理的、物理的強制か、または利益誘導という手段がある。北朝鮮をめぐって国際社会はここ数年、制裁か利益誘導かで議論してきた。今回の国連安保理決議は、「次は制裁」という一種の脅しを含んだ強い警告となったが、北朝鮮は、直ちにその受け入れを拒否した。まして、「戦争」が長い歴史的怨念に基づくものであれば、多少の脅しや利益誘導で片づくものではない。
 小泉総理が中東訪問時に示した「平和と繁栄の回廊」構想は、日本を仲介に当事者の話し合いによる和平と経済復興の道筋を探る「利益誘導」型の和平プランだ。だが、総理がイスラエルを訪問している最中に、同国によるレバノンへの攻撃が始まった。これを日本外交の甘さとか失敗というのはたやすいが、戦いであれ和平であれ、成功するには理性とタイミングが要る。タイミングが悪くとも、和平を訴え続けることは無駄ではない。
 サミットでも、世界のリーダーがこぞって中東、北朝鮮への懸念と自制を訴えた。だが、理性はしょせん、局外者の理性であって、怨念に凝り固まった当事者には通じない。
「義理がすたればこの世は闇」というが、理性が沈黙すれば世界が闇となる。
 理性の声は明白だ。ミサイルによって利益は受られない、テロが勝利することはない、 そして、テロに「戦争」をもってこたえるだけではテロはなくせない。
↑↑引用終わり↑↑

>理性が沈黙すれば世界が闇となる。
>理性の声は明白だ。ミサイルによって利益は受られない、テロが勝利することはない。
>そして、テロに「戦争」をもってこたえるだけではテロはなくせない。

 このとおりだと思います。
 竹島で韓国が海洋調査を行い、右翼政治家やネット右翼が大騒ぎしたときも「朝雲」はこう書いていました。
↓↓以下、引用↓↓
(海洋調査を行う)韓国の調査船「ヘヤン」2500トンに対して、海上保安庁は3000トンの巡視船「大山」を出して牽制する。
 韓国海洋警察は、4月のように多数の警備艦を派遣せず、1〜2隻の警備艦を随伴させると見られている。
 日韓のコースト・ガードは、互いに事態を紛糾させないよう細心の注意を払おうとしている。どちらも力づくの紛争にはしたくないのだ。
 実力組織は「政治の道具」でありつつも、政治の行き過ぎに巻き込まれまいとする。
 片や政治家は海を挟んで声高に相手を非難し、現場はリスクを背負って苦労する。
“勇ましい政治”が紛争の解決に役立たないことは歴史が教えている。
(以上引用おわり)

 自衛隊や海保がこのように戦争を避け緊張を高めないことを第一義的に追及しているのならば、ましてや政治の側はお互いに緊張を緩和し、相互理解を進め、敵愾心をあおらないようにするのが一番の役割だろうということを述べるために、軍事筋の意見を紹介してみたものです。

 このところ、その役割が逆転しているんではなかろうか。
 「軍人」の方がよほど冷静で理性的であるように見えるのは、戦争というものをリアルに見つめているからでしょうか。このところ唱えられている「抑止力論」などの意見には、リアリティが根底的に欠如していますからね。
 軍事を知らず、戦争を知らない、その恐ろしさを深く考えもせずにアジテートしたり、浅薄な軍事論に乗せられるのはとても危険だと思います。
  • 2010-05-11
  • 投稿者 : どろ
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[C10378] んー

> しかし「前項の目的を達するため」とあるのを無視してはいけません。

 憲法草案では 「前項の目的を達するため」は入って無くて審議の過程で追加された文言だと記憶しています。
つまり自衛のための戦力は持てると解釈できる余地を与えた知恵者がいたわけです。
<10368のaiuさんの立場であることを明言しておきます>
この解釈だと第2項が死文化してしまいますよ。
大体戦争は自衛を口実にするわけですから!
更に、最近のイラク派兵等は自衛のための派兵と考えるのは無理筋ですよね。

[C10450] トラックバック

承認遅れてすみませんでした。見落としてました。

全部読めなかったですが、説得力ある文ですね。
うちはどちらかというと改憲もあり?と思うんですが、暴投じゃなく某党は特にうちと正反対の内容ぽぃみたいです。

 国民主権(国民の権利国の義務・権限の歯止め)
基本的人権
平和
この理念は守ってほしいです。でなく守るのは義務でしょう。
99条で守る義務がありこれを薄める案を言い出すのはマナー違反どころじゃないとおもうんですが・・。
  • 2010-05-22
  • 投稿者 : あゆ
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日本の民主主義化運動のため、国会議員、行政機関、マスメディアに主権者、納税者、生活者の声を届けるお手伝いをするサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書。公約はこちら(笑)。護憲派アマゾネス軍団労働組合所属(笑)。
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1981年9月17日、フランス国民議会、死刑廃止法案の審議における、法務大臣ロベール・バダンテール Robert Badinter の演説から引用)
死刑についての当秘書課広報室の記事はこちら
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憲法は国の誤りと暴走から国民を守る基本法

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『第十九条 すべて人は、意見及び表現の自由に対する権利を有する。この権利は、干渉を受けることなく自己の意見をもつ自由並びにあらゆる手段により、また、国境を越えると否とにかかわりなく、情報及び思想を求め、受け、及び伝える自由を含む。』
世界人権宣言

(世界人権宣言全文はこちらの記事の中に。)

...ベルギー憲法も。

『第11条 ベルギー国民に認められた権利と自由の享受は、差別なく保証されなければならない。その目的のために、法律及びデクレをもって、特にイデオロギー的及び思想的少数者の権利および自由を保障する。』

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マガジン9

「改憲による体制変革」反対署名

Think of these children in Gaza

children_of_gaza_by_shady111

(from deviantART "Gaza")

未来を予見する最良の方法は自ら作ること

●未来を予見する最良の方法はひよこ豆のようにころがることである。
●未来を予見する最良の方法はお花畑めざして歩くことである。
●未来を予見する最良の方法は老人党の知恵を借りることである。
●未来を予見する最良の方法はさらに老人党の知恵を借りることである。
●未来を予見する最良の方法は情報流通を促進することである。
●未来を予見する最良の方法は労働組合ってなにするところか学ぶことである。
●未来を予見する最良の方法は大脇道場に入門することである。
●未来を予見する最良の方法は広島瀬戸内新聞を購読することである。
●未来を予見する最良の方法は世界の片隅でニュースを読むことである。
●未来を予見する最良の方法は午後のコーヒーをいただくことである。
●未来を予見する最良の方法はブログで 情報交換することである。
●未来を予見する最良の方法は「私にも一言、言わせて!」と吼えることである。
●未来を予見する最良の方法は「私にもまだもう一言、言わせて!」とさらに再び吼えることである。
●未来を予見する最良の方法は「私にもまだまだもう一言、言わせて!」ともう一度さらに再び吼えることである。
●未来を予見する最良の方法は医療制度および障害者雇用制度を改善することである。
●未来を予見する最良の方法は医療制度改革と社会保障を憲法を通じて見つめることである。
●未来を予見する最良の方法はクリームな日々を過ごすことである。
●未来を予見する最良の方法は反戦な家をつくることである。
●未来を予見する最良の方法は超左翼おじさんの挑戦を受けることである。
●未来を予見する最良の方法は超左翼おじさんの挑戦をもう一度受けることである。
●未来を予見する最良の方法はふじふじのフィルターで社会を見ることである。
●未来を予見する最良の方法はラ・ターシュに魅せられることである。
●未来を予見する最良の方法は「人生は美しい」と言うことである。
●未来を予見する最良の方法は何人かの友人同士が日常で思った事、感じた事をつらつら好き勝手に書くことである。
●未来を予見する最良の方法は何人かの友人同士が日常で思った事、感じた事をもっとつらつら好き勝手に書くことである。
●未来を予見する最良の方法は生活の中で感じた疑問や思いをあれこれ深めることである。
●未来を予見する最良の方法はきまぐれに手記を書くことである。
●未来を予見する最良の方法はきまぐれに古い寺を多く見ることである。
●未来を予見する最良の方法は教育基本法の再改正を求めることである。
●未来を予見する最良の方法はわたしの心のものさしで社会を見ることである。
●未来を予見する最良の方法は身近な一歩で社会を変えることである。
●未来を予見する最良の方法は生まれてきて良かったと感じられる社会を作ることである。
●未来を予見する最良の方法はリベラル21を読むことである。
●未来を予見する最良の方法は灰色の歩行者になることである。
●未来を予見する最良の方法は灰色のベンチに座ることである。
●未来を予見する最良の方法は政治評論家森田実さんの意見を聞くことである。
●未来を予見する最良の方法は鈴木邦男さんをぶっとばす(?)ことである。
●未来を予見する最良の方法はミネソタ大学人権図書館に国際憲章、国際条約を読みに行くことである。
●未来を予見する最良の方法は権力に奪われた言葉を奪い返すことである。
●未来を予見する最良の方法は「誰に投票する?」と考えることである。

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