在特会4/11蕨デモへのカウンター行動 （「エクストラレポート・ルーム」から）

　

埼玉県蕨市のカルデロンのり子さんの両親の強制帰国措置からもう一年がたったのですね。日本に残ったのり子さんとフィリピンに帰国させられたご両親の幸福を祈らずにはいられません。（一家への支援はこちらを参照のうえ。）

あのときカルデロン一家を言葉または物理的暴力あるいはその両方で攻撃した「陣営」の動きに対して、工夫をこらした抗議の計画があります。4月11日、日曜日、埼玉県蕨市でです。「エクストラレポート・ルーム」さんからご案内しておきます。

●エクストラレポート・ルーム
2010年04月06日
■【緊急告知】4月11日、蕨市に集まって下さい
http://blog.livedoor.jp/baisemoi_bullet/archives/65323267.html

　罪と冒助K（あるいは自涜）の会こと「在日特権を許さない市民の会」
　奴らは、去年の4月11日にカルデロンのり子さんへの嫌がらせデモを行った埼玉県蕨市で、今年の同じ日にその一周年を記念し、同じ愉悦を味わう為だけに再び集結します。
（中略）
　普通に暮らしている外国人家族や、法の決定の下に家族と離れ、残って暮らしている少女を、漠然と「外国勢力」と名付けられた架空の巨悪の尖兵に見立てて攻撃する事で満たされる、浅ましいにも程がある「正義感」
　そして、加虐と嘲笑の愉悦の中で共有される「マジョリティの夢」。彼らが傍目に見てマジョリティですらない「キチガイ集団」であろうと、真のマジョリティの意識の鏡像であろうと、その両方であろうと見る夢とその下劣さに関係はない。
　そして、彼らがどれだけ脅かされ悲しもうと、連中にとっては「血沸き肉躍る」「あのコーフン」でしかない。
（中略）
　私はただ、4月11日の昼にそれぞれの思いや考えで可能な限り蕨市に集まって頂き、それぞれのやり方で奴らに対して行動してほしい。
　まずはそれを呼び掛けたいだけです。

■2010年04月07日
【在特会4/11蕨デモ:カウンター関連情報】
http://blog.livedoor.jp/baisemoi_bullet/archives/65323669.html

現在、カウンター関連の意見で多く聞かれる話。

「物理的な妨害は論外として、やり返しでしかない罵声も避けるべき」
「デモ隊そのものには近付かない方がいい」
「在特会にではなく、周りの人達に向ける言葉を」
「日常的な言葉で……“レイシスト”や“共生”も、多くの人には“活動家の言葉”にしか聞こえない」

　そして、カウンター方法として、肉声やマイクなどの音声を使わず、プラカードやボード、スケッチブックなどのビジュアルを用いて行われる「サイレントカウンター」が提案され、注目されてもいます。

■2010年04月08日
【在特会4/11蕨デモ:カウンター関連情報】「サイレントカウンター」について他
http://blog.livedoor.jp/baisemoi_bullet/archives/65324202.html

　だけど、ボードやプラカードを身体に括りつけている、あるいは服そのものにメッセージが直書きしてある状態で背中を向けたなら、これは「ただ立っているだけ」ですから任意の場所ですぐに始められる。

　背中に在特会への抗議を載せるのもいいかもしれませんが、逆に前の通行人向けにメッセージがあるというのも面白そうです。在特会側からは聞こえないどころか見えない、「ステルスカウンター」www

　そして、実際に在特会に向けてサイレントカウンターが行われた事例が報告されています。
　去年の7月に福岡で行われた「排外主義によくきく表現行動！」がそれです。
　昨日は名前だけ紹介しましたが、ちょっとその具体的な模様を。
（後略...ぜひリンク先をどうぞ）

■2010年04月09日
【在特会4/11蕨デモ:カウンター関連情報】【わらパレ2010】蕨市に排外主義は似合わないパレード
http://blog.livedoor.jp/baisemoi_bullet/archives/65324494.html

■2010年04月10日
【在特会4/11蕨デモ:カウンター情報】　気をつけて頂きたい事など
http://blog.livedoor.jp/baisemoi_bullet/archives/65324782.html

　そして、改札を出てから再び改札内に入るまで、絶えず周囲に誰がいるのか確認する事を心がけて下さい。
　特に、警察官と、挙動不審な者、日の丸や日章旗などのアイテムを身に着けている者、こちらに近付いて来る者。その速さや表情はどうか。警察の助けを呼べる位置関係にあるか。
　そして、すぐにでも駆け出せる様に。そしてどこへ逃げ込めばいいか常に意識しておくこと。

　これは難しいかもしれませんが、罵声とは別に、「すぐ大声を出せる」様にしておいてほしいとも考えます。
　これは、ドスを効かせたり口汚くする必要はありません。まず、腹から出す「何をしているんだ！」「何だお前達！」「何者だ！」と警察官や警備員や生徒指導の教師が怒る様な声です。これはちゃんと出せれば、どんな相手でも一瞬は動きを止めます。
　そして次には「来て下さい！　万引きです！（痴漢です！）　助けて下さい！」あるいは「事故だ、火だ」と言って周囲の人に騒ぎを注目させる。
　ここで相手の暴力性を（襲われる、殴られた、殺されるなど）口にしてしまうと周囲の人は逃げてしまいます。
　注目させた所で、脇目も振らずに駆け出して下さい。「みっともない」とか考える必要はありません。

（引用ここまで）

カルデロン一家を言葉または物理的暴力あるいはその両方で攻撃した人々の思考にとって、国旗・国歌・（カギカッコ付き）『愛国心』・国家意識、そしてそれに結びついた「他者苛め」はまさに、快感を誘う麻薬のようにはたらいていることがわかります。

「国家意識麻薬論」について、関連記事
■国旗国歌を「推進」する人はこういう非道を平気でやるのかとびっくり。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-671.html

■国旗・国歌・国家意識・愛国心とかけて、麻薬と解く。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1456.html

「麻薬」のようにはたらく国旗・国歌・（カギカッコ付き）『愛国心』・国家意識は危険です。本物の麻薬と同じようにきびしく取り締まるべきではないでしょうか。笑

ただし、麻薬に関する犯罪を死刑にする中国にならって国旗・国歌・（カギカッコ付き）『愛国心』・国家意識を用いる者を死刑にしろと私は言いませんので、念のため。私は、中国の死刑制度、中国のあらゆる死刑執行に反対ですから。

でも、国旗中毒、国家中毒、愛国心中毒、国家意識中毒は、本人にとっても周囲にとっても危険です。

国旗中毒、国家中毒、愛国心中毒、国家意識中毒は、麻薬中毒が危険であることと同じように広く知られてほしいと思います。


関連記事を追記。

●ブログ旗旗
■2010 年 4 月 8 日
投稿】4/7 夜、在特会ら30名が警官目前で戸田を執拗に襲撃！ケガはないがメガネ失う被害に！
http://bund.jp/md/wordpress/?p=5247

■2010 年 4 月 9 日
「在特会」についての当面のまとめ
http://bund.jp/md/wordpress/?p=5270

●黙然日記
2010-04-10(Sat) 0408-0410　だいたい晴れ続き。
[watch]産経記者、現場を取材する。
http://d.hatena.ne.jp/pr3/20100410/1270911723

築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守りたい。
●Like a rolling bean (new) 出来事録
■2010-04-02　160億円損害賠償請求の要旨：「豊洲新市場予定地購入についての損害賠償を求める住民監査請求」
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10497505688.html

■2010-04-08　4月 9日に即座に築地再整備説明をNGと片付けるつもり満々のイシハラ（「たちくらみ日本」命名）都政
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10502899835.html

■2010-04-09　今後の流れと意味：イシハラ都知事らの住民監査請求（豊洲新市場予定地購入での160億円の損害賠償）
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10503739798.html

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そこに存在する美しい人生と生命と生活を守る切実な要望を民主党に聞かせるために、アブナイ日本が壊れる前にとりあえず何かしたいけどどうしたらいいかkimeraれない人の役に少しでもたちたくて、イル・サンジェルマンの散歩道の午後のカフェでクリーム味の革命鍋をいただいて、虹の日記やフランス語の練習帳や「ユニオン」と「労働ニュース」のアーカイブや世界の片隅で税制についてのニュースを読んで、消費税と社会保障と国家予算についての『知られざる真実』を大脇道場と言ノ葉工房とスーパー小論文ハイスクールとアジア連帯講座で1947年教育基本法の理念に賛同して超左翼おじさんやカナダの日本語の先生から学んだ後で、労働組合ってなにするところだろうとか、どうしたら戸倉多香子さんや保坂展人さんのためにみんななかよくスクラムを組んで多文化・多民族・多国籍社会で「人として」情報流通を促進できるかとか、雪裏の梅花や古い寺を多く見て生活の中で感じた疑問や思いをあれこれめぐらせて日常で思った事、感じた事をつらつら好き勝手に書く、一寸の虫にも五分の魂で転がるひよこ豆のように国会議員定数削減・比例削減に反対してきまぐれな日々を過ごすサイバー政治団体秘書のおしごと日誌。
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■テレビ報道番組のご意見窓口（「わんばらんす」から）　http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-50.html
●News for the people in Japan　マスメディア問い合わせ用リンク集　http://www.news-pj.net/link/media.html