「誰もが運命のいたずらで仕事や住居を失って明日ホームレスになるかもしれないという思いのもとに」(4) (貧困と闘う、フランスのある社会運動)
- 2007/03/11
- 22:59
食糧を配給することから始まった「心のレストラン」の運動ですが、現場で参加者が必要に応じて知恵を出し、工夫して運動に取り組んでいくうちに、食糧を配給すること以外の貧困者援助の運動が自発的に生まれてきました。そのうちのいくつかの紹介を。
『心の連絡役』(Les Relais du Cœur)(仮訳です)
1988年、RMI(社会復帰のための最低収入額)という制度が作られました。社会復帰をする上で最低の収入を行政が保証するという制度です。これでみんな最低限の生活はできるようになり、「心のレストラン」は必要なくなる…というわけには残念ながらいきませんでした。なぜなら、「最低額収入」だけでは生活するのに十分でないからです。社会から排除されている人々にとっては、最低額収入を得るための申請がすでにややこしいのです。当然の権利を得るためのハードルがたくさんあるのです。行政の「ジャングル」の中で情報を求め、書類をそろえ、申請窓口を探す、被援助者がこれらをやり遂げるのを助けるのがこの活動です。
この活動のノウハウをみがくこと、それを別の援助者に教えていくこと、それらのコツも運動の実践の中で積み上げられていきました。そこにいる人々、そこにあるものでなんとか切り抜けていくDo-it-yourselfの精神。それを、売り物になるくらいの熱意で彼らはやり遂げていきました。
『赤ちゃんリレー』(Les Relais Bébés)(仮訳です)
「心のレストラン」に援助食糧を取りに来る若い母親が連れてくる赤ん坊が食べやすいように食糧を小分けにすること、赤ん坊のためのバランスのよい食品を用意することから始まり、家庭に眠っている赤ちゃん服や育児用品を融通しあう活動に広がりました。それはまた、母親たちの出会いの場となり、情報交換、心配事相談、育児相談の場ともなって、年長の女性から若い貧しい孤独な母親へと経験が受け継がれ、人の輪が広がっていくことになりました。1988年以降、「心のレストラン」はミルクやおむつまで支給するようになったそうです。
『心の屋根』(Les Toits du Cœur)(仮訳です)
社会から排除されるということは悪循環そのものです。しっかりした住所、住居がなければ安定した仕事を見つけることもできず、安定した仕事が見つからなければきちんとした住居も見つからない、こういう困難から不安定な一時的雇用にいる人たちを救い出さなければいけないのです。
「心のレストラン」はまず、「心のレストラン」という団体として住居を借りて入居契約をし、それを被援助者にまた貸しすることからはじめましたが、入居者が正式な賃借人と同一人ではないため、住居保険、電気、電話などの契約をするうえで問題が出ました。その次に、「心のレストラン」が団体として賃借人の保証人になるという方法もとりましたが、家賃の未払いがたくさん出てしまいました。試行錯誤の末、「スライド式賃借契約」という方式に落ち着きました。賃借人が定期的に家賃を払えることを証明できるまで、「心のレストラン」という団体が賃借の責任を引き受け、賃借人が家賃を払えるようになったら契約の当事者を入居者に変更するという、正式な住居賃貸借契約です。
このような住居援助のほかに、「心の屋根」という援助も立ち上がりました。社会から排除されるか社会復帰できるかその瀬戸際にいる大都市のホームレスの人たちが、独身、カップル、家族を問わず数ヶ月の間宿泊できる家です。ボランティア援助者と専門家が駐在していて、そこでは人生の再出発ができ、自律的な普通の生活ができる状態になるまで援助を受けるのです。ここでも熱心なボランティア援助者が粘り強く取り組んでいるようです。
『心の川舟』(La Péniche du Cœur)
パリのオーステルリッツ駅(訳者注:パリ南東部、セーヌ川沿いにある鉄道のターミナル駅で、南方に行く列車の一部が発着する)近くのセーヌ川の船着場に1995年に用意された、70の寝台を擁する船。街中を放浪している人たち、町から町へと放浪している人たちが14日のあいだ一時宿泊ができ、3ヶ月ごとに更新ができるという宿として使われています。荷物を置き、シャワーを浴びることができ、路上生活者からは「クラブ・メッド」(訳者注:「地中海クラブ」という高級休暇村)と愛称で呼ばれているそうです。ここではボランティアの医師と社会福祉司が宿泊者の相談にのっています。
このような一時宿泊所を「心のレストラン」ではフランス各地にいくつか持っているそうです。
『ヴォーグ・ラ・ギャレール』(Vogue la Galère)
南仏、マルセイユ近くのオバーニュという村に、「ヴォーグ・ラ・ギャレール」という施設があり、ホームレスの生活の場になっています。(後述)
『心の畑、心のアトリエ』(Les Jardins et les Ateliers du Cœur)
職業復帰の準備として、労働、生活のリズムを取り戻させるための活動です。いったん社会のサイクルから排除されてしまうと、そこに戻るのには一種の社会的リハビリが必要です。農作業や手作業に少しずつ取り組むことによって、長期失業者や路上生活者は社会復帰のための準備をします。もちろん、ボランティア援助者がいて、各人の事情やリズムに合わせて職業・生活の指導、援助をしています。
『支援コンサート』
毎年冬に、人気歌手だけでなく、コメディアン、俳優、年によってはスーパーモデル(カーラ・ブルーニ、カレン・マルダー、レティシア・キャスタ)やスポーツ選手(エリック・カントナ、クリスチャン・カランブー、リリアン・テュラム、ファビアン・バルテズ、ジネディン・ジダンといったサッカー選手や、柔道チャンピオンのダヴィッド・ドゥイエなど)なども出演して大規模なコンサートが行われ、テレビでも放映されます。出演者は無料で出演し、コンサートのチケットの売り上げと、そこで収録されるCDやDVDの売り上げからの収益はもちろん「心のレストラン」の活動のために使われます。コンサートは毎年たいへんな盛り上がりをみせ、音楽によるお祭り状態で、テレビ放映の視聴率も高く、社会的連帯感を国全体に広げる役割も果たしているようです。ステージに掲げられたコリューシュの大きな写真は「社会的連帯」という国の国旗であり、観客が合唱する「心のレストラン」の主題歌は「社会的連帯」という国の国歌なのかもしれません。こういう国旗や国歌なら処分をふりかざして強制するまでもないのですね。いいなあ…。
そうそう、コリューシュ亡き後しばらく会長を務めたヴェロニク・コリュチさんが「心のレストラン」について語っているインタビュー、こちらで日本語で読めます。
http://www.alc.co.jp/kaigai/world/chikyujin/0206/1.html
http://www.alc.co.jp/kaigai/world/chikyujin/0206/2.html
http://www.alc.co.jp/kaigai/world/chikyujin/0206/3.html
運動の中から生まれたエピソードをまたいくつか。
『ギャレールの15年』(訳者注:ギャレールとはここでは場所の名前だが、ギャレールgalèreという言葉には「苦闘」という意味もあり、「15年の苦闘」という意味とかけている)
ユーグ(仮名)
1985年、私はすでに、オバーニュ(訳者注:南仏の町)の近くのラ・ルーヴにいました。ラ・ルーヴとは、生活が寛大な扱いをしなかった子どもたちの教育施設です。私たちは、田舎の真ん中、15ヘクタールの敷地で子どもたちと一緒に生活していました。私たち3人の指導員は、ギィ、エルヴェと私です。その年、ギィはガンと闘っており、その闘病に敗れつつあったのです…。化学療法中に、ギィはラジオを聴いていました。こうして彼は「心のレストラン」の創立をヨーロッパ1ラジオ局の生放送で知り、そのニュースをフォローすることになりました。ある日、彼はコリューシュがSOSを発するのを聞きました。マルセイユの高等商業学校が心のレストランの地方本拠となることを断り、ブーシュ・デュ・ローヌ県(訳者注:マルセイユ、オバーニュが属する県名)で心のレストランの運営を担当するところがどこにもないというのです。ギィは私たちに言いました。
「僕たちの15ヘクタールの土地と、このぼろの建物があって、食料品をストックしておく場所もここにはある。この計画にぜひ乗り出そうじゃないか。」
私は、コリューシュというのはどうも好みではありませんでした。しかし、ギィは強く主張しました。彼は言いました。
「コリューシュの提案は、慈善じゃない。連帯なんだ。やってみる価値はある。」
私たちは少し迷いました。そして、結局それをやってみることにしたのです。ラ・ルーヴを運営する施設から、空の建物を「心のレストラン」のための倉庫として使う許可を得ました。私たちには何もありませんでした。タイプライターさえもなかったのです!最初にすべきことは、あちこちの自治体の役所に問い合わせて、配給所を受け入れられる場所を探すことでした。それはその地方の四つの県を焼き尽くす炎のようでした。たった一ヶ月の後に、20以上の自治体が私たちに協力してくれることになっていたのです!私たちはまた、マルセイユの慈善団体と社会運動センターに、この件で一緒に取り組むように提案しました。それらの団体は食糧配給のネットワークと施設を持っており、私たちは食糧を供給する、ということです…。
最初の食糧はラ・ルーヴに12月21日の1、2週間前に配達されました。私たちの施設の子どもたちが何トンものジャガイモ、油、砂糖を荷下ろしするのを手伝ってくれました。私たちは楽しく働き、みんなこの運動の価値を信じていました。私たちは向こう見ずな人間のように冗談を飛ばしながらスタートしました。少しずつ、ボランティア援助者が私たちに加わりました。私たちは、自分たちが始めたことについて全然アイデアがありませんでした。地方新聞が私たちのことを最初に記事にしたときのことを思い出します。その記事は私たちが一日に1000食を提供すると予告していました。冷や汗ものです。1000食というのは、私たちにとってとてつもない数字でした!結局、そのキャンペーンを私たちは一日12000食の配給をして終えました…。誰にもそうなるとは予想がつきませんでした。ちょっとした幸福を味わいながら進めたのです。
1986年末、コリューシュが私たちに会いに来ました。マリニャンヌ(訳者注:マルセイユの近くの町)の、オーナーが何席かのテーブルをホームレスのために提供しているある本物のレストランで私たちは会いました。私は、コリューシュがいつもの調子のおふざけをやりにくるのかと恐れていました。その日私が見たのは、暖かく、誠実で、物惜しみしない一人の男でした。それは非常に真剣なワーキングランチでした。私たちは心のレストランの物流、組織、方針について話しました。彼の言うことを聞きながら、私は何が起こっているのか本当に理解したのです。彼は社団界を一新しているところだったのです。ギィはその時、本当に病状が悪かったのですが、絶対その場にいたいと言い張っていました。昼食の後、私たちはエクス(訳者注:ブーシュ・デュ・ローヌ県の町)にデザートをとりに行き、路上生活をしている人々と生活しているユベール神父に会いに行きました。ギィは救急車でそこに合流しました。私たちはエクスの路上でコリューシュと食べたこのデザートを忘れることはできません。それは現実離れした経験でした。
その午後の終わり、私たちは当時のマルセイユ市長、ガストン・ドゥフェールとマルセイユで記者会見をセットしていました。記者会見場に入る直前、コリューシュは私たちに尋ねました。
「なあ、みんな、あなたたちには何が必要だ?」
「すべて!だけど、特に運送用のトラックと、多額の補助金が必要です。」
「わかった。」
ドゥフェールとコリューシュの会見は忘れられないものでした。私たちは笑いに笑いました。そのため、どんな発言があったかは思い出すことはできません。しかし、会見が終わって部屋を出るとき、市長はトラック数台と多額の補助金をいつの間にか約束していました。
その二日後、ギィは亡くなりました。
「心のレストラン」の運動は続いています…。何時間働いたか、どのくらい汗をかいたか、私たちは数えたわけではありません。年を追うごとに、私は路上の生活を知ることになりました。私たちは信じられないようなお祭り騒ぎをしたものです…。いくつもの荷の山を動かしました!船いっぱいの荷を空にしました!何トンもの冷凍食品、レンズ豆…。ある年などは、ブーシュ・デュ・ローヌ県の牧畜業者組合が私たちに400頭の生きた羊を寄付してくれました!屠殺場や肉屋や冷蔵庫を手配しなければなりませんでした…。
今日、マルセイユでは住民10人のうち2人が貧困ライン以下の生活をしています。私たちは一日18000食の食糧を配給しているのですが、実際は50000食必要なのです。つまり、18000人の最も貧しい人たちをよりわけなければならないのです…。こんなことが許されるのでしょうか?
それから、ラ・ルーヴがあります。私は今もそこで働き、生活しています。最初のキャンペーンの時、無宿生活をしていた二、三人と知り合い、彼らが活動を手伝ってくれました。彼らにはここ以外に泊まるところがなかったので、敷地の中のどう使ったらいいかわからない場所の一角に彼らが寝るところをつくりました。キャンペーンの後で出て行けなんて言えませんでしたから!このようにしてすべてが始まりました。ラ・ルーヴはホームレスのための避難所になりました。「心のレストラン」と一緒に、ヴォーグ・ラ・ギャレールという団体を設立して、徐々に態勢を整えていきました。そのアイデアは、居場所を失った人たちに、生きる力を取り戻す時間を与えることでした。それは、二ヶ月になるかもしれないし、六ヶ月になるかもしれないし、数年になるかもしれません…。ボランティア支援者も専門的支援者であっても、彼らを助け、彼らとともに生きるのです。最初はその仕事について大したことも知りませんでした。しかし、人々が私に教えてくれました…。
これが始まって以来、何人の人たちがここを通過したか知りません。成功率の統計はどうでもいいのです。死んでしまった人たちもいるし、どこかに行ってしまった人たちもいるし、実生活にまた足場を固めることができてその後も便りをくれる人たちもいます。多くの人たちが友人になりました。私たちが一緒にすごし、一緒に経験したことからすれば、必然的にそうなるでしょう…。
ヴォーグ・ラ・ギャレールはただの宿泊所ではありません。私たちはそこを生命(生活、人生)の場と呼んでいます。それぞれの人が人生を取り戻す機会を与える場所です。なぜかといえば、社会復帰の第一歩は心の中が良い状態になることだからです。人は心の内面を修復してから、外のことに取り組むことができるようになるものなのです。
『大切な人』
マリーローズ(仮名)
「心のレストラン」に私が行った最初の日、クロクロと知り合いました。彼はそこではボランティアの援助者でいながら、食料をもらって支援を受けてもいました。私と同じです。彼はきゃしゃで小柄で穏やかな人でした。何年も前から路上生活をしていました。クロクロは親切な人でした。午後になると、食糧の配給の後、彼は食料のつまった袋をパリ13区に住む浮浪者仲間のために持っていっていました。私は彼に同行し、私たちは友だちになりました。
彼はその地区の教会の脇で、仲間たちといっしょに寝泊りしていました。私は夜になるとそのあたりをよく一回りして、彼とちょっとおしゃべりをしていたものです。私は彼がいつもテレフォンカードを持っているように気を配っていました。気分が悪くなったとき、彼は私に電話してきたものです。彼は親切できゃしゃだったので、仲間のほかの者たちは酔っ払ったときに彼をよく殴っていました。路上の世界とは厳しいものです…。
私たち、つまり小さなマリー、ドミニク、そして私は3人のボランティアとして、彼を私たちの翼の下に入れて守っているような状態でした。クロクロは「心のレストラン」の本部によく手伝いに来ていました。その本部は、事務所で家事をしてもらうために結局彼を雇うことになったのです。彼ときたら、とってもそのことを誇りにしていました。彼はスーツにネクタイ姿で仕事に来ていたものです。ちょっと不揃いで皺がよっていた服でしたが、いつも威厳ある様子でした。彼は自分の一番よい姿を見せようとしていたのです。私たちのクロクロはとてもチャーミングでしたよ。私たちは結局、ぼろホテルに彼のための小さな部屋を見つけました。路上よりも良いところです。身体を洗うことができましたから。乱暴な仲間たちから離れて、この方が彼にとっては安全だとも思いました。そのホテルの宿泊代は彼の最低賃金のほとんど全額でした。でも、ドミニクはかなりお金を持っていましたから、彼女は彼に何とか暮らしているだけのお金を渡していました。
私は彼を金銭的に助けるにはあまり裕福ではなかったのですが、彼は週末によく私の家に過ごしにきていました。そのとき初めて、彼は自分のことを少し語ってくれました。彼は、父母をすでに亡くしていて、それ以外の家族との接点ももうなくなっていると話してくれました。彼はまた、結婚していたことがあるとも言っていました。娘が一人いて、彼女のことをやさしさを込めて話してくれたものです。
私たちには、クロクロがこのホテルの部屋であまり幸福でないことがわかっていました。ですが、ほかにどうしようもなかったのです。私はホテルの女主人に会い、少しでも問題があれば私に電話するように約束させました。彼がすっかり酔っ払って帰ってきたとき、彼女は何度か私に電話をしてきました。私は車を運転して彼のところに来ては、彼が眠り込むまでの間、一時間か二時間、彼のそばにいてあげました。
ある朝のこと、ホテルの女主人が9時ごろ私に電話してきました。
「急いで来てください。急いで来てください。クロードが死にました。」
マリーと私は急いで駆けつけました。私たちは泣き崩れていました。いったい何が起こったのかとホテルの女主人に尋ねると、彼女は答えました。
「昨日の晩、彼が戻ってきたとき、酔っ払っていました。音を立てて、部屋に上がっていったのですが、今朝見たら死んでいたのです。」
彼はベッドの上に横たわっていました。頭に大きな青あざをつけていました。私は彼が転んだと思いました。私たちがホテルから出たとき、正面の建物に住む小柄な男性が来て、こう言いました。
「あの話は嘘ですよ。ああいうふうなことではなかったんです。私は全部見てましたから。彼が昨日の晩帰ってきたとき、一人の男が彼を外の階段の上から突き落としたのです。彼は歩道のあそこの鉄柱にぶつかりました。ホテルの人たちは彼を部屋に運んでいって、鍵をしめたのです。」
どうやら、彼は私を呼んでいたようです。
「マリーローズを呼んでくれ。マリーローズを呼んでくれ。」
彼らは私を呼ぼうとはしませんでした。彼は一人で部屋の中で死んだのです。
捜査が行われ、司法解剖の結果、クロードは、あまりに騒がしく音を立てて、身を守るにはあまりにも弱かったので、殴られて死んだと確認されました。私は彼の家族がこのことで告発できるようにと、彼の家族を探そうとしました。結局彼のお姉さんを見つけることができ、彼女は事務所にやってきました。私は彼女に、このようなことが二度と起こらないように法的手段をとるべきだ、と説明しました。彼女はそれをいやがりました。
「わかるでしょう、警察とごたごたを起こしたくないのですよ。」
彼女を通じてクロクロの両親を見つけることもできましたが、なんと両親は健在だったのです。そこで私たちは彼の本当の物語を知ることになりました。クロクロはドルゥー(訳者注:パリの西方約90kmのところにある町)の近くの農家の家族出身でした。彼が18歳のとき、自転車を盗んだのです。彼の両親はそれを恥に思い、彼を家からたたき出しました。
こうしてクロードはクロクロになりました。パリで路上生活をする浮浪者(訳者注:「浮浪者」はclochardクロシャールという)です。実は彼は結婚していたことは一度もなかったのです。娘だっていませんでした。それは彼が夢みた話だったのです。彼自身の人生があまりにもひどいものだったので、彼が作り出したささやかな美しい話だったのです。
私たちは、彼がやっと30歳になったばかりだったことも知りました。彼はそれより15歳も年上に見えました。
誰も告発をしなかったので、捜査は解決済み扱いになりました。彼の遺体が共同墓地にいかないように、彼をどこに埋葬すべきか彼の両親と一緒に話し合おうとしました。彼の両親は、村の墓地に埋葬することに同意しましたが、そのための費用は一銭たりとも払わないというのが条件でした。
ドミニクがその費用を全部ポケットマネーで払いました。
パリ13区の教会で埋葬のミサを行うことに決めました。彼が仲間たちと暮らしていた場所の近くです。結局、そこが彼の居場所でしたから。
私は彼が信仰を持っていたことと、彼は花が好きだったことを知っていました。私たちは、皆が彼のことを好きだった事務所で寄付を募り、花束のために十分なお金を集めました。
私が教会に立ち入らなくなってかなりの年月がたっていましたが、クロクロのために教会に行きました。教会はすみからすみまで花で埋まり、人でいっぱいになっていました。「心のレストラン」の本部で働いていた人たち全員、彼を知っていたボランティア支援者全員、そして、食糧の配給を受けていた人たちも大勢いました。
その地区担当の神父はちょうど指名されたばかりでした。彼は自分の教会が人でいっぱいになり花があふれんばかりに飾られているのを見てとても驚いていました。
「だれか重要人物の埋葬かと思いましたよ。」
儀式のあと、彼は私たちにそう言いました。
そうです、クロクロは大切な人でした。彼は18歳で自転車を一台盗み、12年間の路上生活でその過ちの代償を払って、そして亡くなったのです。
しかし、この話はそこで終わりませんでした。この話は彼の両親の村の村長の心を動かしました。村長は彼の存在を埋葬のときまで知らなかったのです。しばらくして、彼は「心のレストラン」に地区の土地区画一つを託しました。今では、そこは素晴らしい「心の庭園」となり、クロクロのようなほかの人たちが存在の中に再び根を下ろすことになったのです。
この記事、(5)に続きます。
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岸田はこの愚行で何を守ろうとしてるんですかね…津木野宇佐儀(「月乃兎」改め)石垣島への陸上自衛隊配備について住民投票を求める規定数以上の署名を集めたのに住民投票実施を行政からも司法からも却下された異常事態沖縄は今も本土の捨て石にされている。 沖縄は大東亜戦争で日本本土の捨て石にされ,莫大な民間人犠牲者を出しました。戦後も裕仁天皇の越権行為により,米軍基地が半永久的に配備されました。選挙で民意を示しTakeshi政権政党に有利に作られている、選挙の高額供託金という参入障壁制度No title 日本において高すぎる供託金が立候補の妨げとなり、結果として新しい候補や政治勢力の台頭を阻んでいます。先進民主主義国家と言われる国の中では非常識に高い供託金は、クテシフォン少女時代(소녀시대、Girl's Generation) 「다시 만난 세계」 (Into The New World、また巡り逢えた世界) (不定期連載、「気まぐれK-POPプレイリスト」)これらの曲もいいと思います。 ポーランド・ロックのシンガーソングライターであるKaśka Sochacka(カシカ・ソハッカ)のCiche Dni(静かな日々)とSpaleni Słońcem(太陽に灼かれて)
もいい曲だと思いますTakeshi政権政党に有利に作られている、選挙の高額供託金という参入障壁制度 選挙供託金制度は1920年代に普通選挙が導入された際、無産政党の参入を阻止するために制定されました。
これとセットになっているのが無産政党の活動を制限する治安維左の人日本に人道主義を導入して定着させよう。自民党政府の非人道性を見過ごせない。 #入管法改悪反対人権を嫌悪する者が付和雷同し、嫌がらせの言節を放っているのに食傷。 こんばんは。私も村野瀬さんも十数年にわたってSNSの言論の場に身を置いていますが、特に近年、「物事を丁寧に書き示す」より「対象物を手っ取り早くぶん殴れる」言節が伊東 勉広島サミットについての批判的メモサミットとは?そもそもサミットとは?
欧米列強&欧米列強の悪い部分ばかりマネしてそのおこぼれにあずかろうとしている日本が、これまで作り上げた国際秩序と自らの覇権を確保するため閉口首相公邸で遊ぶ岸田文雄一族。前近代的な日本の姿自民党は前近代的な世襲政治家が多い政党です。
岸田文雄も世襲政治家です。
首相公邸で遊ぶ岸田文雄一族。
まるで封建時代の絶対王政の国そのものです。
こういった政治家閉口日本に人道主義を導入して定着させよう。自民党政府の非人道性を見過ごせない。 #入管法改悪反対入管法改悪法案の廃案と帰国できない事情のある仮放免者に在留資格を付与することを求めます!入管法で改正が必要なのは、今の杜撰すぎる難民認定審査のあり方です。
日本は難民として認定すべき人を難民として認定していません。
それを改正するどころか改悪して難民閉口不祥事で議員辞職する維新議員はほとんどいない。こんな政党を支持・容認したり批判せずにいたりすることは維新の不祥事を支持するようなものだ。 #維新は最悪の選択肢 いわゆる「身体検査」が機能していないのでしょうね。日本共産党や公明党は選挙資金は党が負担するのが大前提です。大切な党のお金を使うのですから、候補者の選定基準も左の人袴田巌さんの完全無罪を勝ち取り、無罪の者を無理に有罪にして真犯人を逃がした検察の過ちと暴力を解明すべき。検察の指向性と日本政府の無謬性主義はパラレル 泉田裕彦に裏金を要求した星野伊佐夫元新潟県議が不起訴になりました。女性に強制性交すべく女性に受傷させたプロ野球選手は,不起訴の可能性が高いとも言われています。Takeshi差別主義経営者のいるホテルチェーンと日本サッカー連盟との不適切なナショナルチームパートナー契約郵便局の窓口でアパホテルカレーを販売中郵便局に行ったら,窓口にアパホテルの元谷芙美子社長の写真が載ったアパホテルカレーが390円で販売されていました。買いませんでした。アパホテルは自民党に要望し,自民Takeshi#奪マスク #脱マスク を他人に強制しようとするな。徹底的に抵抗する。>ewkefcさん>自動車事故に遭わないため、遭わせないためには自動車を運転しないことなのね。
「生きているといろいろな問題があって大変です。だから、それらの問題を避けるためには村野瀬 玲奈#奪マスク #脱マスク を他人に強制しようとするな。徹底的に抵抗する。No title『#奪マスク #脱マスク を他人に強制しようとするな。徹底的に抵抗する。』に対する意見
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-9123.html
>コロナウィルスに感ewkefc#奪マスク #脱マスク を他人に強制しようとするな。徹底的に抵抗する。 マスクの効果は偉大ですよ。私のようなブサイクでもマスクをつければ堂々と人混みを歩けます。堂々と女性と会話することもできます(笑)。目の前でふんぞり返っている市左の人自民党のおかげで日本のGDPはG7最下位になった。 もっともっと貧しくなるでしょうね。
新自由主義をやめないからです。何でもかんでも非効率だとこの30年間国内の産業を空洞化させてきました。曰くこれからは金融だエ左の人の死刑FAQ (適宜更新)この世はダブル・スタンダードにあふれている。 差別はいけないと多くの人が言います。ところが自分の息子や娘が死刑囚の子と結婚するとなったら猛反対して必ず結婚をつぶすでしょう。「お前が結婚するということは,殺Takeshi#はだしのゲン を隠そうと大日本帝国主義勢力が広島はじめ各地で裏で動いていることが、この戦争漫画が戦争推進者の本質を突いていると証明している。 #はだしのゲンを無くすことに抗議します教育行政の犯罪・不当行為(広島県) 2003年3月に広島県尾道市立高須小学校で就任1年の民間人校長の慶徳和宏さん(56)が校舎正面1階の壁面に体をさらして自殺しました。2年半後,遺族の請求に対し,地方公務Takeshi大阪府 #堺市長選挙 では、維新の利益よりも市民全体の利益が重要。維新の利益は市民の利益を削ったところで生まれる。だから維新現職から野村ともあき氏へと #堺市長を変えよう 維新=犯罪組織「あなたが維新も自民も支持しないとしても、維新首長はどんどん落選させるべきです。そうでないとつけあがりますから。」
野村氏の言うとおり。
入管による「殺人」の被害boof同意の無い性行為を性的暴行として処罰するスペインの法改正性暴力を受けた苦しみは一生続く。yaping20 野田正彰さんは,海南島リー族の元従軍慰安婦の精神鑑定を求められ,現地に赴いたそうです。
〇〇さん(79歳)は14歳のとき,村に押し入った日本兵に拉致され,駐屯地Takeshi「東電の電気を使っている人は原発を支持していることになる」という勘違いああいえばこう言うの典型ですね「反体制も無謬性を訴えている訳ではありませんが、何か?」とこのツィに言い返しても問題はありませんよ。
こんなのを聞いていたら、自分が間違えた時に引き返せなくて周アンドリュー・バルトフェルド自民党のおかげで日本のGDPはG7最下位になった。No title『自民党のおかげで日本のGDPはG7最下位になった。』に対する意見
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-9120.html
>自民党は日本を経済的に貧しくすることにewkefc軍拡(防衛)財源確保特措法案が通ると、日本を完全な戦争国家に固定してしまい、国民生活への良い影響は一つもないと予測される。永山則夫死刑囚の予言は的中するのか。 永山則夫死刑囚は,ノート8(1970.5.25~6.27)の中で次のように述べています。
一言的に表現すれば,帝国主義国家であるかぎり,人間精神は五十歩百歩で進歩しないTakeshi軍拡(防衛)財源確保特措法案が通ると、日本を完全な戦争国家に固定してしまい、国民生活への良い影響は一つもないと予測される。No title『軍拡(防衛)財源確保特措法案が通ると、日本を完全な戦争国家に固定してしまい、国民生活への良い影響は一つもないと予測される。』に対する意見
http://muranoserena.bewkefc広島サミットについての批判的メモ閉口させられるG7の姿勢核抑止として自国の核兵器は許し、それでいて自国の気に入らない国の核兵器は非難する(こんなふざけた暴論がまかり通るはずはありません)。
広島ビジョンはあらゆる核の閉口死刑FAQ (適宜更新)若い刑務官に気遣いを見せた死刑囚2005年12月25日に死刑を執行された藤波芳夫死刑囚(75)は敬虔なキリスト教徒でした。処刑日には車椅子で笑顔を浮かべながら礼拝所に入ってきたそうです。歩行不能の病人で高Takeshi死刑FAQ (適宜更新)永山則夫「無知の涙」 永山則夫死刑囚が起こした事件は「動機なき,理由なき殺人」と一般に言われています。本人はノート5(1969.12.12~1970.3.4)の中で「この事件は一種の自殺法なのです。Takeshi広島サミットについての批判的メモ岸田が本気で核兵器廃絶をG7として取りまとめる気があるのであれば、半日以上かけて本館の展示をじっくり見るべきでした。もちろん、バイデンもスナクも同様です。黙して語左の人維新の「身を切る改革」とは、「維新だけが得をする改革」のこと。 #維新に騙されるなNo titleいまだに日本はTV「水戸黄門」を視て溜飲を下げている、そんな感じですかね…(この方面では日本は最先端!…(溜息)
現実では「英雄」はいらない、害悪かと思うのですが。月乃兎1980年5月18日の韓国・光州事件での民主化運動弾圧の最高責任者の全斗煥大統領(当時)の孫が祖父の「重罪」について被害者遺族の前で謝罪No title光州事件もそうですが済州島・4.3事件など「韓国現代史のタブー」に対して韓国は、民主化後に政治だけでなく映画等の芸術・文化面でも歴史の現実に向き合ってきたという月乃兎