村野瀬玲奈の秘書課広報室
社員一人のサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書課勤務の村野瀬です。消費税収入は社会保障に使われずに法人税減税に回っただけって知ってました?まるで国民から大企業への利益の直接補てんですね。有権者と政治の距離を縮めるため、国会議員名簿の活用を!
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「年越し派遣村」への「批判」がインターネット上で目立ちます。新聞にもそういう投書が多く来ているらしいです。そのような「批判」が目立つほど多いことは日本社会にとってたいへんにまずい現象ではないか、そう思ってこの記事を書きます。
そのことに触れたブログ記事はすでにたくさんあります。いろいろな立場からのいろいろな記事をあげてみます。
(引用ここまで)●みんななかよく
「派遣村」批判の心理
http://ameblo.jp/kandanoumare/entry-10188952060.html
求職は自己責任という議論も、保守的な政治信条の人がより多く主張するとは思いますが、個別ケースを離れて一般論をいいたがる性向は、政治的立場に関わらずあります。
(中略)
批判コメントが、「厚労省に講堂使用を申し込んだ」というニュースだけに反応して、全体のことをあまり考慮していない点です。前提をどこまで押さえているのかはっきりしません。
(引用ここまで)●クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
派遣村への誤解や無知の頻出と、その背景(2)
http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20090107/p1
坂本発言問題のキモは「実態をよく把握しないまま」でしょう。
そういう脊髄反射発言さんに、政務官を務めるだけの資質があるのか疑問です。
上記ブクマ氏と坂本氏に共通する現象、それは「貧困問題に関して、思考を経ずに発言してしまう症候群」といえるでしょう。思考のための情報を入手しない。既に知っている知識を参照しない。結果、脊髄反射のような発言をしてしまう。
「貧困問題」の特質があるのかもしれません。恐怖や不安や優越感や妬みなどのバイアスが働くのでしょうか。
しかし、もはや「思考」なしに語れる状況なのでしょうか。
問題はそれだけにとどまりません。思考の道具立て、が問われるように思います。
アルファブロガーでおられる池田信夫氏の、以下のような発言を読むと、「思考の道具立てが貧しい」という言葉を想起してしまいます。
(引用ここまで)●Munchener Brucke
坂本哲志擁護 派遣村バッシングの不毛
http://d.hatena.ne.jp/kechack/20090107/p1
坂本政務官「学生運動の時の手法と似ている」という発言に対しても、60年代、70年代から一貫して保守の立場であった熟年や、なんとなくプロ市民的なのが嫌いという右傾化した若者の心を捉えたみたいですね。
確かに「反貧困ネット」や「もやい」はサヨクかも知れませんが、ただそれは裏を返せば右派の怠慢だと思います。戦後右派は体制迎合、経営側と懇ろになり、労働側を敵視してきました。共産主義の呪縛から放たれてもいまだに右派の体質が変わらない。別に貧困問題はサヨクの専売特許ではなく、ウヨクが反貧困運動をしたっていいはず。
環境問題だってそう。右派は公害問題で企業擁護側に回り、環境保護運動を敵視してきた。本来は日本の伝統を守ることと日本の美しい自然を守ることは地続きであるはずなのに、彼らは怠慢でそれを放棄してきたのです。それで環境問題がサヨクの専売特許になってしまった。
右派は特定アジアを敵視することで、貧困層の若者の鬱憤晴らしの場を提供はしてくれますが、具体的な貧困問題の解決は何もしてくれません。貧困層の若者がそんな右派に見切りをつけて、具体的な支援をしてくれるサヨクにすがるのは致し方ないでしょう。雨宮処凛が右翼に見切りをつけたのも結局そういう理由でしょう。
(引用ここまで)●狂童日報
yahoo!ニュースのコメント欄がひどい
http://d.hatena.ne.jp/qushanxin/20090106
yahoo!ニュースのコメント欄が深刻なのは、その文体はきわめて率直であるだけではなく、書きんでいる人にも、比較的「まともな社会人」が多いと想像できるからである。選挙に毎回足を運んだり、職場や地域社会で発言力を持っている人たちの中に、こうした感情が巣食っているとしたら、それは恐ろしいことである。
そこに共通しているにのは、「俺たちが今の世の中で一番苦労させられている」という、おそらく正社員でありつつ低賃金長時間労働を強いられ、社会保険や税金も「きちんと払っている」という意識の強い中間層の被害者感情である。
(中略)
こんなわかりやすいほどわかりやすい話題ですら、失業者のための社会保障制度の整備という国民的な合意が成り立たないようでは、なんかもう絶望的である。今のところ、日本が将来的に「貧困国」なるシナリオしか描けないというか、Yahoo!ニュースのコメント欄はそのことを望んでいるとしか思えない。
(引用ここまで)●玄倉川の岸辺
「派遣村」叩きに日本の国民性を思う
http://blog.goo.ne.jp/kurokuragawa/e/04549e7f7cf7672ef21e3b1599f8a8c5
素直に社会心理学の調査結果を受け入れれば「派遣村」叩き・失業者批判はそのまま理解できる。
「たいていの元派遣労働者(失業者)は信用できない」
「元派遣はスキがあれば自分たちを利用しようとしている」
「元派遣は他人の役にたとうとするつもりなどない」
という不信感が判断の基盤であれば冷酷な批判が生まれないわけがない。
(引用ここまで)●労働組合ってなにするところ?
コメントありがとうございました!146
http://ameblo.jp/sai-mido/entry-10191007946.html
(追記: 一番最後の「労働組合ってなにするところ?」の記事は、コメントへの返事という記事です。その記事そのものの趣旨はここに引用したい内容を持っているのですが、コメントへの返事ということを考えて、記事のそのままの形の引用はやめました。記事の趣旨は、「(コメントには)政治の役割について誤解があると思います」ということです。)
このような「年越し派遣村批判」に日本社会の病理が隠れていると思わずにはいられません。
例の自民党の坂本哲志議員・政務官もそうでしたが、上で紹介したブログ記事を中心に参考にしながら、そのような日本社会の病理を次のように整理してみました。(考えるための下書きのようなものですが。)
「個別ケースを離れて、あまり役に立たない一般論を言いたがる人、あるいはそのような態度。」
「現状を知らずに、思考も経ずに、その結果、我田引水で脊髄反射の決まり文句しか言えない人、あるいはそのような態度。」
「できるだけ正確に現状を調べる認識する習慣、態度ができていない人、あるいはそのような態度。現状認識の誤りを自ら修正できない人、あるいはそのような態度。」
「『サヨク』叩きしかしない、社会問題について怠慢なある種の右派、あるいはそのような態度。」
「税金がどのように使われるべきか、政治の役割が何であるか、社会保障は何のためにあるのか、それらについて理解が足りない人。」
「責任を自己に向けるように仕向けられる社会構造と精神構造。」
「他人に対する不信感。同胞であるはずの者たちへの不信感。」
(哲学者三木清の「人生論ノート」にある『利己主義者は期待しない人間である。従ってまた信用しない人間である。それゆえ彼は常に猜疑心に苦しめられる』という一文を思い出してしまいます。)
「年越し派遣村」への「批判」に垣間見られたこれらの病理を日本人が自ら修正できないなら、これからも日本は崩れ続け、日本人の未来も沈む一方でしょう。この記事の題名に『「年越し派遣村」への「批判」が日本を崩してゆく』とつけたのもそういう理由です。
しかし、この「年越し派遣村」が社会と政治と人々に残した前向きの希望をふくらませることができれば、日本は辛うじて崩壊をまぬがれると思います。「アフガン・イラク・北朝鮮と日本」さんが次の記事でおっしゃるように。
(引用ここまで)●アフガン・イラク・北朝鮮と日本
■自己責任論の呪縛がようやく解けつつある
http://blog.goo.ne.jp/afghan_iraq_nk/e/c7aa8a68020a5ef806dfeb2de9b71286
以前と言ってもそんなに昔ではない、僅か数年前には、世論の動向は、圧倒的に(B)の自己責任論に傾いていたように思います。ところが、ここ数年の間に、世論の動向は、次第に(B)から(A)の主張に、大きくシフトしてきたのではないでしょうか。つまり、以前はネットウヨクが先陣を切って振りまいていた「自己責任論」が、ここ数年で一気にその化けの皮が禿げ始め、世論が次第にその呪縛から解放されつつあるのではないかと思うのです。それが、ここでの一つの問題提起です。
例えば、下記の「年越し派遣村」のニュースにしても、右寄り・政府寄り・スポンサー大資本寄りの産経・読売新聞ですら、一定程度好意的に取り上げざるを得なくなっています。これなども、それより以前の「イラク日本人拉致被害者バッシング」や「光市母子殺害事件容疑者バッシング」、「大阪うつぼ公園・長居公園ホームレス叩き」の状況と比べたら、もう雲泥の差です。
貧困層や失業者への支援を通じて一般の人々が協力し合うことがどれだけ社会と政治を良い方向に動かし、人々に希望をもたらすことができるか、フランスでの実践例を「貧困と闘わずにホームレスと戦う日本と、ホームレスを援助して貧困と闘うフランス。」という記事から始まる一連の記事で書いたことがありますが、これからの日本の社会と政治が立ち直る具体的なきっかけがあるとしたら、その出発点は今回の「年越し派遣村」での実践だと私は予想しています。
最後に、そのほかに読んだ参考エントリーをいくつか紹介しておきます。
●アフガン・イラク・北朝鮮と日本
派遣村バッシングに反論する
http://blog.goo.ne.jp/afghan_iraq_nk/e/9cb3ce2f49dd8fa062d2c9323a59f3e1
●すくらむ
派遣村バッシングの背景にある根強い自己責任論 - 人の生存より市場原理優先の新自由主義は退場を
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-10188891885.html
●虎哲徒然日記
「派遣村」をめぐる議論に思う
http://blog.livedoor.jp/ktu2003/archives/51533909.html
●土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。
■[時事][政治]だいたい右翼がこの雇用問題についてなにをやったんだ?
http://d.hatena.ne.jp/Prodigal_Son/20090109/1231513013
■[ネットヲチ][政治]よい政治利用悪い政治利用フツーの政治利用
http://d.hatena.ne.jp/Prodigal_Son/20090110/1231572026
●Afternoon Cafe
ネットに見る年越し派遣村バッシング
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-190.html
●Munchener Brucke
■2009-01-08 派遣社員の顔を見て思い出した。なぜ若者と女性が労働弱者に厳しいか
http://d.hatena.ne.jp/kechack/20090108/p1
■2009-01-09 政治に関心の薄い層に残る自己責任狂
http://d.hatena.ne.jp/kechack/20090109/p1
『「年越し派遣村」への「批判」が日本を崩してゆく (2)』に続きます。
築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守りたい。
●Like a rolling bean (new) 出来事録
2009-01-14 築地で風説が!(「官製地上げ」のための)・そして1年前東京都が責任逃れを明言した資料
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10192250243.html
自公チュー政治に「ノー」を言った後、「その代わりに望む政策をどしどし民主党に伝えよう」ミニキャンペーン中で、人気blogランキング(政治部門)(←よかったら押してね)に参加中の、そこに存在する転がるひよこ豆を食べてクリーム入りの午後のコーヒーを飲みながら、多世代交流のブログ広場の中にある世界の片隅で税制についてのニュースを読み、労働組合ってなにするところかとか、どうしたらみんななかよく多文化・多民族・多国籍社会で「人として」情報流通を促進できるかとか言ノ葉工房の浮游空間で思考して、消費税と社会保障と国家予算についての知られざる真実を大脇道場で学んで、フランス語の練習帳や「ユニオン」と「労働ニュース」のアーカイブに日本民主化の思いを書き綴りながら、とりあえずアブナイ日本で保坂展人さんや志位和夫さんや糸数けいこさんや戸倉多香子さんたちの活躍を祈る、一寸の虫にも五分の魂のサイバー政治団体秘書です。
国会議員やマスメディアに意見を届けるために下記を自由にご活用ください。引用、転載、転送、歓迎。
■各種国会議員名簿のポータルページ
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-86.html
■官庁への意見送付先について
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-51.html
■新聞(全国紙、地方紙)、雑誌 読者の意見を伝える窓口(まだ整理しきれていませんが)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-49.html
■テレビ報道番組のご意見窓口リスト(「わんばらんす」さんからの転載)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-50.html
●News for the people in Japan マス・メディア 問い合わせ用 リンク集
http://www.news-pj.net/link/media.html
19件のコメント
[C5867] 悪い予感がしつつ読んだ記事でやはり
- 2009-01-15
- 編集
[C5872] 「派遣村」批判者に告ぐ! 『ソマリア派遣』を批判しなさい!
↓
【本当に、日本がアブナイ!
本日(15日)も、日本がアブナイのmew さんが書いてくださっていますが(http://mewrun7.exblog.jp/9415288)、日本は本当に酷いことになっています。
『日本が何ができるか、なにもしないわけにはいかない』なんて真面目に考えていたらとんだ目に遭います。
チンピラ首相がアメリカと読売新聞に脅かされての『ソマリア出兵』です 】。
- 2009-01-15
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[C5873] 困った人を助ける事すらバッシング???
- 2009-01-15
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[C5874] 水を差すようで申し訳ないんですが……
年越し派遣村批判について論じていただくのはとってもうれしいんですが……ちょっと事情がありまして、当ブログではコメントへのお返事の記事については基本的に転載をお断りすることになりました。そのことを表明するよりも先に今回の玲奈さまの記事は書かれていますので問題ありませんが、今後はコメントへのお返事以外の記事からの引用をお願いします。
派遣村批判については心身ともに疲れきってしまい、いっそブログを閉じようかとも思いました。実際に苦しんでいる人達についての想像力がまったく働いていない批判ばかりなんですから! でも、そう思った直後に肯定的なコメントをいただいて、かろうじて踏みとどまったのですが。
批判に負けない強さがほしいです。
- 2009-01-15
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[C5879] 時代の変化を判れ
昔からある勤勉思想も失業者を苦しめる要素では。
それが染み付いているからこそ脊髄反射で叩く連中も出るわけです。
新自由主義を攻撃する論理として勤勉思想に沿って語る向きもありますが、
それだけで片付けられない現状を理解しないと、
後ろから鉄砲を撃つ事態を招くことになります。
- 2009-01-15
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[C5880] 拙文ご紹介いただき有難うございます
私も早速、村野瀬さんの発言を、拙ブログのコメント欄で、ネットウヨク撃退用に引用させてもらいました。普段は滅多にネットウヨクの相手なぞしないのですが、今回は偶々「サンプル」が飛び込んで来ましたので。
- 2009-01-15
- 編集
[C5882] 差別化したい心理
そうした批判がたとえば、大企業の経営陣か大口の投資家から出るものであるならば、ある意味、救われるんですがね。
「(日本は固定化された階級社会になったのだから)この先、私や私の子孫が間違っても“派遣社員階級”などに落ちるはずはないので、彼等に比べたら、はるかに優秀である私が稼いで納税した金を、彼等の福祉などに使ってもらいたくはない。(彼等を使うことによって得た利益は当然、私のものだが)」とでも言ってくれれば、いっそスガスガしいというものです。
でも、おそらくそこまでお金持ちではない、傍から見れば、本人やその家族だって、いつ“派遣社員階級”かそれ以下の境遇になるかわからないような人たちまでが(もちろん一部のですが)、悲しいことにこの国では似たようなこと言う。ひょっとすると、いつ自分もそうなるかもしれないという恐怖心が何処かにあるから、余計に「あの人たちと自分とは違うのだ」と「差別化」しておきたい心理も働くのかもしれません。でもそんなことを言っている限りは、その人たちにとっても、今現在の状況が悪くなればと言って、良くなりなどはしないと思うのですが。
「花・髪切りと思考の浮遊空間」のこれお・ぷてらさんのこのエントリーでhttp://blog.goo.ne.jp/longicorn/e/cd1cc2f648c8ee83bfef1f1ea1a6e100の後半で、東京管理職ユニオン書記次長の千葉さんという方が新聞に投稿された文章を取り上げておられました。
「弱い者同士がいがみ合う構造から抜け出すことの重要さ」はこの国のゆくえを決める大事な要素だと思います。
- 2009-01-15
- 編集
[C5883] 既に崩壊
本心なら恐ろしいやら、バッシングマニア達が本気で戦闘開始の行動にでたら、イスラエルの仕掛けた戦争みたいになる恐れあり、前半戦は善意と愛と支援団体と無償のボランティア精神が突破口を開いたかに見えましたが、この国に巣くう、泥どろとした言葉で表現出来ない何かがうごめいて要るようで、胸騒ぎを覚えます
此迄人間崩壊させた日本の政治と政治屋さんと我々国民の怠慢傲慢と人間の原罪?
自分達だけが苦しい思いしてるんじゃ無、自己責任論、そねみひがみ妬み嫉妬が‥
今ネット上だけの現象ですが
ドイツのようなナチ親衛隊のような組織団体が現れそうで、考え過ぎでしょうか、
- 2009-01-15
- 編集
[C5884] 憂慮すべき状況
フランスでは労働者が貧困と闘っているのに対して、日本では労働者が貧困と闘わずにお互い足を引っ張り合っています。
郵政民営化によってますます過酷となった郵政労働者の労働条件、しかし、彼らよりさらに過酷な労働条件化に置かれている民間宅配業に従事する労働者からは、「まだ甘い」といった批判の対象になっています。自らの労働条件の改善を求めて、経営者と闘うどころか、同じ労働者同士が、相手が自分より少しでも恵まれた環境にあることを「妬んで」「僻んで」「羨んで」お互い足を引っ張り合う。こんな状況では、ますますお互い自らの条件を悪化させるばかりですし、心も殺伐としてしまいます。
悲しいかな、心が殺伐となってしまった人間は、他人が不幸になった時に、「それみたことか」「ざまみあがれ」と自らの満足を感じる。あるいは、自分より困難に置かれている人を見たとき自分の幸せを感じるといいます。
貧困と闘わないでホームレスと闘ってしまうというのも無理はありません。ホームレス襲撃事件の犯人も弱者であることが多いのを見ても明らかでです。
こんな状況が続けば、日本はますます殺伐とした空気に包まれ、そして崩れていくばかりです。
- 2009-01-15
- 編集
[C5885] >みどりさん
ご要望を理解して、とりあえずリンクと要旨一言にとどめ、引用文は削除しました。派遣村についての記事でもありますので、ほかの記事をもって替えるのが難しくて。これでもご要望に添えない場合はもう一度おっしゃってください。
>派遣村批判については心身ともに疲れきってしまい、いっそブログを閉じようかとも思いました。実際に苦しんでいる人達についての想像力がまったく働いていない批判ばかりなんですから! でも、そう思った直後に肯定的なコメントをいただいて、かろうじて踏みとどまったのですが。
>
> 批判に負けない強さがほしいです。
そのような批判があったとしても、取り越し派遣村やそれに似た社会活動に参加したり援助することは別に非合法でもないし、社会全体のために必要なことであるし、現場でそのような活動で次のステップに進める人が現実にいるわけだし、他国でのそのような活動は成果をあげていて社会の中の連帯感をはぐくむ役割をしていることを私は知っている(このブログの中でも書いているフランスなどの事例ですね)し、淡々とそのような「批判」にこたえながら自分でできることをやってゆくだけです。たしかに「批判」はありましたが、それ以上に運動そのものや共感の和も確実に広がったという実感があります。
私も強い人間ではありませんが、ブログを書きながらだんだん鍛えられている気がしています。笑
みどりさんは私にとって目標とするブロガーの一人です。粘着と負けず嫌いで批判を粉砕しましょう。爆
- 2009-01-16
- 編集
[C5886] “右派”の嫉みです
他人のために一生懸命に頑張っているボランティアの人々を揶揄する意見を吐く輩は、品性に欠ける人であり、また頑張っている人に嫉妬しているのです。
自らは何もしないで、外野で他人を誹謗中傷することほど卑劣なことはありません。
Yahooニュースにリンクが張られていた“2チャンネル的”な誹謗中傷は、多くの人々の意見と言うよりは、組織された少数の輩による『くり返し』カキコだと思います。
論調の基本が全く同じでしたから。
そういう意見に惑わされずに(無視して)湯浅誠さんたちの運動を支援すればよいと思います。
ところで、誹謗中傷に出てくる「プロ市民」ってどういう意味でつかっているんでしょうかねぇ?
さて、「年越し派遣村」は全国のまた全世界の心ある人々に、「派遣切り」の実態を解り易くプレゼンしたという意味では大きな成果を得たと思います。
一方で、日比谷公園に集まった499人以外にも、日本中で数万人もの流浪の人々が出ていることも忘れてはなりません。
緊急処置としては政府や自治体の支援策は重要ですが、本来はトヨタやキャノンやいすゞなどメーカーの責任でこの問題は解決するべき課題だと考えます。
- 2009-01-16
- 編集
[C5887] >観潮楼さん
そうかもしれませんね。そういう勤勉観を少しでも解体したくて
『怠けなさい もしくは乳飲み子へのアドバイス』 (教育の機微も社会の実情もわかってない教育再生会議を笑おう)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-193.html
という記事を書いたこともあるのですけど。(^^;;
- 2009-01-16
- 編集
[C5889] 護憲リベラル連中は与党の意識になれ
「派遣村批判は絶対悪」を主張するならば、「自分たちに都合の良い改革」批判を「絶対悪」とした、「コイズミ・竹中平蔵・経団連(奥田・御手洗)・御用教授(八代国際基督教大学教養学部教授)・政商(オリックス宮内会長)」たちと同じです。
適度な、派遣村批判は大いに結構ではないですか。どうしてヒステリーになるのでしょうか?
批判を絶対悪にしてしまうと、応援しているつもりが大きく足を引っ張っていますよ。
市場原理主義の「トンデモ連中」が派遣ムラ批判(バッシング)をすれば、逆に一般有権者の支持は集まるでしょう。まず誰がバッシングをしているか見抜くことが大切でしょう。
そして、真面目な批判には丁寧に耳を傾ける事も必要。そんな人たちを馬鹿にすれば、ますます護憲リベラルの票が減ります。右の「トンデモ」連中を喜ばせてしまいますよ。
真面目な批判にまで、駄目と言ってしまってはマイナス。ヒトラーや小泉さんと同じになってしまいます。
「派遣ムラ」を、自分たちに都合よく利用して「ソマリア」とか「憲法9条」まで進むと、一般有権者の批判を浴びても当然でしょうね。
せっかく純粋に「貧困を何とかしたい」という想いの人の気持ちを、「民度が高く高度な知性を持った護憲リベラル平和ボケの人」たちが自分たちに都合よく利用して、台無しにしてしまいます。
あとネット上の世論と一般有権者の世論には、大きくズレがあるということは認識しておく必要はあるでしょう。
単なるバカ騒ぎのバッシングなのか?
真面目な批判なのか?
それを見抜くことだと思います。真面目な批判や意見は丁寧に聞く事も必要だと思います。
と保守系抵抗勢力のぼやきでした。
- 2009-01-16
- 編集
[C5890] 観潮楼さん
観潮楼さんがおっしゃるのは、たとえば「派遣労働者は『一生懸命汗水たらして働いて』いるのに」
「大企業の役員は・・・」とか「投資家は・・・」という言い方ですかね?
そういう表現は私も違和感を持っていますし、運動の分断にもつながると思います。
気持ちはもちろんわかるのですが、「派遣」が正社員やら役員やらに比べて
「一生懸命努力していない」なんて言い方があたらないように、逆もまた、そうだと思います。
「派遣」は「社員」「役員」より努力しているか?頑張っているか?が問題じゃない。
今広がる貧困はそんな問題ではないということ。それを訴えるとともに、
誰かの『努力』や『一生懸命』を、他人が人と比べて評価して差別する、それが
社会的に受け入れられる
ということの誤りを指摘していかないといけないですね。
一時の勢いはなくなりましたが、まだまだ『頑張る人のために成果主義賃金を導入』
・・・なんて企業が後を絶たないです。
努力の価値は、あくまで個々人の宝物であって、他人とくらべられるものではないと思います。
- 2009-01-16
- 編集
[C5891] あの「騒ぎ」を思い出してみました
つい、「人権擁護法案」や「鳥取県人権侵害救済推進及び手続きに関する条例」(成立しているが別の条例で効力停止中)における騒ぎを思い出してしまいます。と言いますのも…
派遣村やその支援者へのバッシングには「昔に比べればマシ」「○○(他の外国)に比べれば恵まれているのだから」と言って「それを思って耐えろ。文句を言うな」と責めるような論調も少なくありません。
それでいて前述の法案や条例には「権利が侵害される!」と騒ぐ者もいます。
もちろん私は人権擁護名目でも不当な法律などには反対ですが、こんなことも考えてしまいます。
「どうせあんたらだって、私が『昔はもっとヒドイ人権侵害があった』『○○国では…』『それを思って法案などくらいで文句を言うな』なんて言えば猛反発するくせに…」
と……
時々「あの騒ぎは何だったの?」と、やりきれない思いを抱くこともあります。もちろん、すべての反対派に該当するわけではありませんが。
- 2009-01-16
- 編集
[C5898]
これから先何万と言う失業と同時に、
住む所を出なければならない人が増えてしまうと思います。
こう言う急激な事に対して、政治は余りにも脆弱なのではないでしょうか。
法律に皆縛られ過ぎる余り、何もできないでいるのだと思います。
田舎やどこか身を寄せる事を期待して、何も手を打たないと言うのは、政治家や経営者の甘えだと思います。
やはり、ここは人の移動が大きくならない様に、
仕事がないなら空き部屋なので、仕事がなくても暫くのあいだ、
部屋に居られる様な方法を考えても貰いたいとも思います。
派遣村 政務官発言に思う事
http://pub.ne.jp/phrasemonsters/?entry_id=1886754
- 2009-01-16
- 編集
[C5900] >にこいさん
汗水流して働くことを見直そう。」という論理が
新自由主義攻撃のネタとして出ていることです。
しかし一歩間違うと「まじめに働いているのに非正規社員は!」と
なりかねない危うさを含んでいると言いたかったのです。
だから、
>努力の価値は、あくまで個々人の宝物であって、他人とくらべられるものではないと思います。
という意見は妥当なものではないでしょうか。
- 2009-01-16
- 編集
[C5903] 批判ではなくて、『批判』
で、ブログ主様や本記事中で紹介されている様々なブログで言及されているのは批判ではなく『批判』であり、あるいはバッシングである。
これは、記事執筆者の方々が前述の例のうち後者を念頭においていることが考えられます。
- 2009-01-16
- 編集
[C5904] 大変参考になり記事にしました
記事にして紹介させて頂きました。
みどりさんにも激励のコメントを書きました。
今後とも宜しくお願いします
- 2009-01-17
- 編集
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[T12984] 派遣村バッシングに反論する
- 2009-01-15
- 発信元 : アフガン・イラク・北朝鮮と日本
[T12983] 木曜日 憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次
- 2009-01-15
- 発信元 : 護憲+グループ・ごまめのブログ
[T12981] 年越し派遣村へのバッシング(続き)・生活保護を受けるのは彼らにとっては正当な権利です。
- 2009-01-15
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[T12980] 朝日新聞ー派遣切り、限界集落…そこに「共産党」―ルポにっぽんー
- 2009-01-15
- 発信元 : 未来を信じ、未来に生きる。
[T12978] 「派遣村」をなぜ支援するか。
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[T12975] 智恵遅れは素晴らしい。
- 2009-01-15
- 発信元 : 政治
[T12974] NO.885 景気対策、雇用対策・・・同じ資本主義でもこう違う。
- 2009-01-15
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[T12973] 信仰 あるいは左翼批判
- 2009-01-15
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[T12972] 記者の目:派遣村で「住所不定」の過酷さ思う=東海林智 【毎日新聞】
- 2009-01-15
- 発信元 : 「ユニオン」と「労働ニュース」アーカイブ
[T12971] 今日も空転!明日も空転!だから解散しろ!
- 2009-01-15
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[T12969] 築地で風説が!(「官製地上げ」のための)・そして1年前東京都が責任逃れを明言した資料
- 2009-01-15
- 発信元 : Like a rolling bean (new) 出来事録
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こちらの↓、「強烈な自己責任論 おためごかしソースを添えて」も、あまりになんというか著しい典型パターンです。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090106/122485/