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イラクと日本の対米態度の違いにため息。



次の二つの記事を読み比べましょう。イラクと日本それぞれの対米態度の違いにため息をつくしかありません。

●壊れる前に…
イラク内閣が米軍地位協定を承認
http://eunheui.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-0d2d.html

イラクのマリキ内閣が米軍地位協定を受諾しました。2011年末までに米軍が完全に撤退することを明記したほか、町や村への米軍の展開を2009年半ばには終了し、基地に撤収することを定めています。今まで米軍が自由に行なってきた捜索や逮捕には、イラクの司法的な許可が必要とされるようになりました。

以前にちょっとうらやましく感じると書いた、イラクを他国攻撃の拠点にしないという条項も盛り込まれているようです(マクラチー新聞社 "Iraqi cabinet approves accord setting U.S. troop withdrawal" の箇条書きの部分)。アメリカ兵や民間傭兵が基地の外で公務外で犯罪を起こした場合の裁判権はイラクにあることも明記されているようです(クリスチャン・サイエンス・モニター紙の記事 "Iraqi cabinet votes to keep US troops" の終わり近く)。

この協定が占領を追認するものだとして反対する声も多いと伝えられていますが、マリキ内閣がこれらの条項をアメリカから勝ち取ったことは、十分注目に値するように思えます。

(引用ここまで)

●天木直人のブログ
なぜ日本はここまで対米従属なのか
http://www.amakiblog.com/archives/2008/11/25/#001255

(前略)
  日本人は米国が好きなのだ、という理由は頷けるが、しかし米国への憧憬を抱く国民はなにも日本人だけではない。そのような国民は世界中に広く存在する。

  しかし、同時にまた、それらの国民は、米国の不当な政策に対しては激しくデモや抗議をする。米国が何をやっても「仕方がない」とあきらめる従順な国民は、世界ひろしといえど日本人くらいだ。

  結局は米国の占領政策が日本で大成功したという事ではないのか。

  この事についてはCIAの対日工作がつとに有名だ。自民党に政治資金を渡したり、読売テレビを動かしたり、A級戦犯を無罪釈放して総理に就けたりした、周知の工作である。

  しかし、また一つ米国の対日工作の史実が明らかにされた。

  11月17日の朝日新聞がその書評欄で「戦後日本におけるアメリカのソフトパワー」(岩波書店)という本を取り上げていた。

  松田武大阪大学教授の手によるその本は、1951年に「講和使節団」の一員として来日したロックフェラー3世が、東大を頂点とする日本の高等教育機関の序列化を図り、研究助成金をばら撒くことによって日本の指導的知識人たちが日米摩擦について口を閉ざすように仕向けて行った事を、明らかにしている、という。
(後略)

(引用ここまで)

60年以上も日本人が国をあげて自主的に対米従属に走り続け、「アメリカが日本を守ってくれているから、アメリカにさからえない」という自らの根拠の薄い思い込みを冷静に見直すことすらできないのです。

イラクに学びましょうよ。


ほかの参考記事
●花・髪切と思考の浮游空間
同じ地位協定なのだが− イラクと日本
http://blog.goo.ne.jp/longicorn/e/dd7ad79872ebdeacef05210ebe9fe931



築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守ろうと情報を伝えるRolling Beanさんへの応援よろしくお願いします。
●Like a rolling bean (new) 出来事録
■2008-10-29 【重要】 豊洲新市場の地質調査捏造の証拠(東京都自身の「平成18年地盤解析報告書」から)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10157581149.html

■2008-11-17 農中・イシハラファンド・ゴールドマンサックスと築地「廃止」(参院財政金融委での大塚耕平議員質問)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10165676041.html

■2008-11-24 土壌汚染対策法「改正」案へのパブコメ募集中(12/13まで)・東京都の構想の連動あり
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10168856322.html

■2008-11-27 イシハラ都政の横暴に萎縮する区政の態度を正面から質す、中央区議小坂さんの一般質問(築地関係抜粋)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10170179552.html

■2008-11-29 伊藤ハムがシアン汚染で返上した食品安全認定と行政の責任転嫁(「豊洲」だともっと露骨に)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10170507554.html



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16件のコメント

[C5460] 愛国心

イラクに置ける米軍地位協定の交渉経過はずーと注目してました。
占領下でも筋を通そうとするイラク政府。
どうやら旧バース党員も登用するみたいですね。[注1]

矜持を守ろうとするイラク政府はまさに愛国の証。かの政府を支持する支持しないは別として尊敬に値します。
対してある国では
 愛国・愛国心
が登録商標になってるみたいで、登録している人たちがネットで徘徊してると噂を聞きます。
どうやらその国では
(1)その国に裁判権が有っても微罪は放棄の密約。
(2)莫大な米国債はおろせない。
(3)その他その他
を指摘すると
 サヨ=>反国家(愛国者ではない)
と罵倒されるみたいですね。これって愛国ではないのかと思うのですが?
彼らの愛国とは何か分かりませんが、登録商標で守られているだけなら説明できます。
<愛国無罪>と中国の反日運動のスローガンをパクっている書き込みには思わず苦笑。
 おいおい共闘してるのか、もしくは心情を共有してるのかと!!

[注1]
優秀な官僚やテクノクラートはフセイン体制ではバース党に入党せざるを得ませんでしたから、彼らを追放すれば国が経営出来ません。(記事の片隅のこの部分に私は注目)
バース党員だからと遮二無二追放しまくった占領国は結局イラクを民主国家へとのスローガンと裏腹に
 世俗国家から宗教国家へ追いやる危機を作るという歴史の皮肉。
まー、アルカイダやフセイン独裁体制を作ったのも占領国ですが・・・

[C5470] 戦後処理

>優秀な官僚やテクノクラートはフセイン体制ではバース党に入党せざるを得ませんでしたから、彼らを追放すれば国が経営出来ません

日本でも同じですが、最近の左翼の方々には
「戦前日本の戦争責任を取っていない旧支配者層がのうのうとしている」
という文脈で非難されることが多いように思います。
のど元過ぎれば熱さ忘れるというべきなのか、急場は凌げたのだからこれからゆっくり旧支配者層をつるし上げようということなのか・・・。後者だとすれば、イラクにも50年後は血の花が咲くことになるのでしょうね。

速やかに平和を得るには妥協が欠かせませんが、最近の慰安婦決議などを見るに、妥協で納得は得られないように思います。
今和平を結んでも、お互いにちゃらにしようという合意を結んでも、今の日本のように50年100年後に子孫がその罪で必ず裁かれるというのなら、中東のように互いにテロなどの犯罪行為に染まっている地域には永劫に平和など訪れないのではないでしょうか? なぜなら彼らは既に互いに償いきれない罪を犯し合っていて、そのことをよく自覚しているのですから。
  • 2008-12-03
  • 投稿者 : KY
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[C5473] KYさんへ

KYさんへ

言葉足らずだったのか誤解されたようです。
 優秀な官僚やテクノクラート
とは、全てのバース党員を指してません。
優秀な事務官僚や技術官僚はその思想にかかわらずバース党に入党せざるを得なかった。だから彼ら抜きでは・・・・と読み取ってください。

従って誤解に基づく書き込みではないかと思いますよ。
一部だけですが論評すれば

>日本でも同じですが、最近の左翼の方々には
>「戦前日本の戦争責任を取っていない旧支配者層がのうのうとしている」
>という文脈で非難されることが多いように思います。
 岸内閣時代[注1]に似たような指摘が有ったかも知れませんが、最近の左翼[注2]
にこういう文脈で論じるのが多いとは初耳。私が無知かも知れませんが・・・
 まさか数個の特殊な例をさして一般化されたとは思いませんが[注3]。

[注1]国民が選んだ内閣ですから。これは岸さんへの非難でなく。選挙民各位ちゃんと考えてよの発信。
[注2]左翼とは何か?
[注3]山本七平さんがこの手のがお得意なんですが・・・

>のど元過ぎれば熱さ忘れるというべきなのか、急場は凌げたのだからこれからゆっくり>旧支配者層をつるし上げようということなのか・・・。
 つるし上げするにも当人は全て引退またはあの世の方ですよね。物理的に不可能です。

>後者だとすれば、イラクにも50年後は血の花が咲くことになるのでしょうね。
 つるし上げとは血の花の世界ですか?
 つまり、日本もこれから血の花(?)
 結論が、飛びすぎてます。
 以下は論評しません。

質問でーす。
(1)その国に裁判権が有っても微罪は放棄の密約。
(2)莫大な米国債はおろせない。
(3)その他その他
は、あなたはどう思ってますか???
つまり現安保体制の愛国者なら見過ごせない部分に論評を!!!

              では

[C5474] 現安保体制

1)その国に裁判権が有っても微罪は放棄の密約。

国際関係は力によって決定されます。イラクは米軍相手に大した抗戦もせずに降伏しました。国内にはまだ武装勢力が跋扈しており未だに戦闘を続ける意思と能力があるからこそ、暴力でもって米国との不平等条約を覆すことができる可能性があるのです。

日本が米軍と比肩するほど、そこまで行かなくてもNATO並みの国力相応の軍事力を持って行動すれば、米軍基地や地位協定の見直しも可能でしょう。
軍隊がお嫌いなのでしたら、イラク並みに日本国内でテロ活動を起こせば米国の不平等密約を俎上に挙げることもできるかもしれませんね。

まあ今のところ軍拡もテロも日本人の支持を集めていませんから、米国との関係も今までと同じであるしかないでしょう。不本意ですが仕方有りません。


2)莫大な米国債はおろせない。

国債は預金とは違います。「国債をおろす」というのは現金化する、つまり国債を売り払うという意味であろうと思いますが、日本の「莫大な米国債」を売りに出した場合、米国債および米ドルの価値は大暴落するでしょう。

日本は製品を米国に輸出し、米国債を買うことで彼らに日本の製品を買う金を貸し付けてきました。米国債が暴落して米ドルが紙くずになれば、日本製品を輸出した代金の支払いもまた紙くずになるということを意味します。
また米ドルの暴落は国際経済のさらなる大混乱を招くでしょう。
米国債放出は輸出代金を取る道を断ち切って貿易立国である日本国をただ破滅させるだけでなく、世界経済をも破綻させて日本国の国際的信用を失墜させる犯罪的な行為となるでしょう。

米国債は米国の命令で保持しているのではなく、経済合理性のために保持せざるを得ないのです。


3)その他その他

何のために日米安保が存在するのか、それはまず米国の安全保障のためです。つまり日本にはろくな軍隊が居ない、だから米軍が代わりに配備されなければ太平洋の安全は確保されない。そういう理屈です。

日本に信頼に足るだけの軍備があって安全保障を自前でできると米国が認めるならば、喜んで米軍は撤退するでしょう。(韓国のように)

しかし米第七艦隊と同じ規模の機動部隊を日本が準備するには、整備等のローテーションを考えると3隻は空母が要ります。
米軍は世界中でローテーションを組んでいるから佐世保に置く空母は一隻で済みますが、日本単独でそれを維持するのは大変なことです。となれば米軍に多少「思いやり予算」を払って空母を一隻貸してもらうほうがよほど「お得」なのです。

軍事マニアとして個人的には日本自前の空母は是非見たいところですけれど、韓国のように自前の軍隊をひいひい言って維持するより多少の無理を聞いてでも米軍を置いてもらうほうがはるかに安上がりなのは否定できない事実です。

中国などと安全保障を結んでしまえば軍隊は要らない、という向きもあるかとは思いますが、今現在日本は米国の陣営に属しているということを忘れてはいけません。米国が中国などと同盟を組んでくれれば日本も安心して武装解除して楽ができるでしょうが、そうでなければそっちと結ぶということは米国と離れるということです。米国に敵対する覚悟は本当にOKですか?私はそこまで日本が強力になっているとは思いませんが。

それに中国と米国が同盟を結んでいないということは、中国の陣営に入れば米軍の代わりに人民解放軍が進駐してくるということを意味します。同盟関係にない相手に備えるのは国防安保の基本です。欧州連合のように周辺国が全部友好同盟関係にあるのなら、誰もそこに軍隊を置こうなどとは考えないでしょうが、日本はいくつかの陣営の境界にあります。境界は防備されなければなりません。日本が自前で十分な軍隊を持たないのならば、誰かがそれを準備するでしょう。

結論としては、日本の誇りを重視するなら応分の防衛費負担を甘受するしかなく、そうでないのなら多少の不名誉は甘受するしかない、と考えます。個人的には消費税が10%になっても自前の軍隊を持ちたいとは思いますけれどね。

それでは
  • 2008-12-04
  • 投稿者 : KY
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[C5485] KYさんへ(2)

KYさんへ(2)

 コメント拝読。真正面からのお答えに多謝。
 KYさんの論旨を私なりに要約しておきます。
(1)(イラクは)暴力でもって米国との不平等条約を覆すことができる
    可能性があるのです。
(2)NATO並みの国力相応の軍事力を持って行動すればもしくは日本国内でテロ活動を
   起こせば米国の不平等密約を俎上。)
(3)軍拡もテロも日本人の支持を集めていませんから、米国との関係も今までと同じ
  であるしかないでしょう。不本意ですが仕方有りません。
  (1)(2)(3)は、
   暴力か軍事力拡大以外は覆せない。
   だから不本意でも仕方がない、
(4)国債の件は後で。
(5)何のために日米安保が存在するのか、それはまず米国の安全保障のためです。
(6)長いので引用抜きで私なりの要約
   軍事力を強化して独自で守るか米中同盟、日米同盟、日中同盟の軍事同盟の
   どれかに入らないと生きる道はない。

 私は、9条命派ですから(5)を除いて全て納得してません。
あえて反論はしませんが、以下のことに注意を喚起しておきます。
(1)は、占領下の選挙で選ばれた政府と、米国間の交渉です。
  従って反米武装勢力と米国間の交渉ではありません。
  そんなこと言うと、武装勢力が勢いを付けるから困るでしょうならしたたか。
  弱者の外交交渉は斯くありたいものです。
    私は矜持があるならイラク政府の主張は当然のことと。
  一寸はずれますが、イラクフセイン政権は降伏してませんよ。消え去っただけ
  アフガンも同じ。
  降伏してるなら米国は法的に楽ですよ。占領下の政権の正当性も問われないし。
  降伏時の条件で占領が進められるのだから・・・・、

(2)日米安保条約を破棄するには交渉はいりません。
  自動継続状態ですから<おいら1抜けた>と言えば1年後に解消。[注1]

[注1]
  その気が無くとも<そんな無茶を言うなら抜けても良いんだぜ>ぐらいの
  したたかさが外交にほしいですよ。はじめから追従では馬鹿にされるだけ。
  実際に日本抜きの例はご存じでしょう。
  米国には何でも日本は言うことを聞くからとの意識があるんでしょうね。

########
 米国債
 最近、小泉さんが国債を換金しない旨の言質を与えて、米国は
 「借り換えで返還しなくても良い」と解釈。
残念ながら、出典が見つかりません。
但し、橋本さんが、「米国債があるから」との発言に
米国高官か議員が
 反逆だと怒ったのは
出所は当時の朝日新聞の片隅です。
馬鹿にしてると思いませんか???

   では

追記
 私も結構<軍事お宅>かな。
古い戦争などの軍の配置とか戦術とか、暇なとき見てしまう方で<流し読み>・・・・

[C5518] 交渉の裏付け

<そんな無茶を言うなら抜けても良いんだぜ>

米欧サイドから抜けて中国なりロシアなりの衛星国になる、という選択肢に何かメリットがありますか?
それとも日本単独で米欧なり中露なりと並び立つだけの国力が日本にあると? 米欧向けの貿易で成り立つ日本に?

裏付けの無いハッタリは失笑を買うだけです。かつて身の丈に合わない「矜持」のために大日本帝国は破滅したのです。これでは「九条平和」も「大東亜共栄圏」を笑えませんね。


>反逆だと怒ったのは

米国債を放出する、ということは今の世界経済体制を崩壊させるということに他なりません。それは米欧主導の経済体制を崩壊させるということです。そんな行動は同盟への裏切り以外の何だというのでしょう?

日本ほどの大きい経済を持つ国家が自国の都合だけで勝手に振る舞えばそれは世界の大迷惑なわけで、そこに強調を求められるのは仕方ない話だと思います。
  • 2008-12-08
  • 投稿者 : KY
  • URL
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[C5524] KYさんへ(3)

KYさんへ(3)

 私は9条命派と明言してますよ。
従ってあなたの言う
>米欧サイドから抜けて中国なりロシアなりの衛星国になる。
 との選択肢を「私が選べ」としてないことは明白です。

 KYさんは冷戦時代にまだ生きてるのですか?
冷戦時代ですら、第3の道を真剣に考えた<ネール・周恩来・スカルノに代表される>
勢力も有ったことを付言します。冷戦後ならなお可能です。

あなたの選択肢を要約します。
(1)日本単独(多分軍事的だと勝手に想像)
(2)米との軍事同盟
  (さすが衛星国とはおっしゃてない。不本意でも仕方がないと言葉の綾 )
(3)中露との軍事同盟(衛星国だそうで)
しか無い。

 9条命派<少なくとも私は>は、全ての国と友好と信頼を高めることで軍縮を進め戦争のない世界、武器のない世界を目指す「歴史を進歩させる力」の一部だと秘かに自負してます。だからその3つしか選択肢がないとは思いません。

>裏付けの無いハッタリは失笑を買うだけです。
お互いに主張すべきを主張し合意に達する態度でなければ「友好と信頼を高める」ことにはなりません。
「不本意だが致し方ない」で言うべき事も言ないのは馬鹿にされるだけ。
実際馬鹿にされてますよね。日本抜きの頭越しで決定。
 お店の交渉だって、「もっと安くしなければ買わない」ぐらいは言いますよ。

>かつて身の丈に合わない「矜持」のために大日本帝国は破滅したのです。
 昭和10年代の歴史をちゃんと読んでください。[注1]
あれは、勝手な思いこみで行動して、相手が想定外の態度だったので
「新しいスローガン」を作って更に拡大して、またまた相手が想定外の態度
の繰り返し。「スローガン」がその都度拡大し変化してます。
大日本帝国の矜持ではなく。
指導者の<勝手な希望的観測>での行動と失敗したときは自己のメンツのみ守る責任感の欠如もしくは勇気の無さが破滅に追い込んだと理解してますが・・・・

>これでは「九条平和」も「大東亜共栄圏」を笑えませんね。
 論理が飛躍してますよ。
味噌も糞も一緒にしないでください。
「大東亜共栄圏」のスローガンは、戦線を拡大したあげく後付理屈。
最初からのスローガンでは有りません。
10年代の戦線の拡大事に、日本のスローガンがどう変化したか丹念に追えば分かりますよ。最初は軽い気持ちで行動してズルズルと深みに。

>米国債
 お優しいことで!!

[注1]お気に召さないだろうけど、以下の文献をお勧めします
  昭和史の教訓 保坂正康 朝日新書028

[C5534] 無防備万作

軍隊のない戦争のない平和な世界、というのは言うは易く行うは難しで、最初に実行する国家はそれこそ我々は非武装ではあるが決して軍隊になど屈しない、という覚悟を示す必要があるでしょう。日本人にそこまでの覚悟があるのか、と言うより、人類が皆が皆そんな覚悟を決めることができるのか?私は疑問に思います。

非武装不服従で侵略に抵抗する、というのは、市民一人一人が征服者の銃口に楯突くということでしょう。つまり、たとえ一人二人殺されても動じず、隊列を乱さずに不服従を貫くということだと思うのです。
しかし恥ずかしながら私にはそんな覚悟はありません。銃口を突きつけられればみっともなく取り乱して命乞いを始めるでしょう。そして人間なんてそんなものだと思うのです。
正直に言えば、侵略者に立ち向かうなどというしんどい仕事はプロである軍隊に任せてのほほんと暮らしたいのです。平和の為なら命を捨てる覚悟を決めるなどという、健康になるためなら死んでも良いのと同じような決然とした覚悟を決めなくてはならないのならば、別に軍隊があって多少紛争があっても良いのではないかとさえ思います。

あなたは決然と人類の進歩に殉じる覚悟を決められたのでしょうから、それでも良いのでしょうが、私は無理です。そして多くの人にとってそれは無理だろうと、私は思うのです。
まあ、人類が覚悟完了して武器を捨て、命を賭けて平和を守ることができるのかどうかは、これからの歴史が証明するでしょうね。
  • 2008-12-10
  • 投稿者 : KY
  • URL
  • 編集

[C5549] 歴史はなんとなくできていくものじゃない。

未来の世界ならなおさらだ。
未来に丸投げしたって、何も応えちゃくれないよ。

KYさんは自分じゃ何もする気がないんだね。

[C5552] KYさんへ(4)

KYさんへ

 KYさんの 「無防備万作」拝読。
私なりにKYさんの主張の真意は理解したつもりです。

 多くの庶民にとって戦争はいやですよね。自ら戦うこともいやです。
 9条[注1]を巡る論議は、国の安全つまり戦争に巻き込まれない為にどうするかの1点であってそれ以上でも以下でもないはずです。[注2]
 軍拡は、軍拡競争を呼びお互いの不信感を増長し更には庶民の暮らしに影響を与えます。
近隣諸国と信頼感を高めて軍事による脅威を減少する事が国の安全を守るだけでなく庶民の暮らしを守ると思います。そのためには脅し合いではなくお互い主張すべき事はちゃんと主張し、妥協すべきは妥協することが大切では・・・・
 戦争のない、武器のない世界が何年何十年何百年後かは分かりませんが、少なくともそれを追い求めることは、歴史の進歩[注3]を希求することであり、非難されることでは無いと私は思いますよ。
 冷戦後の一国超大国体制から多極体制へと変化しつつあります。つまり我が国は改めて世界の平和と繁栄にどのように寄与するかは、冷戦時代・一国超大国時代とは異なる独自の思考が求められていると思うのです。[注4]

議論が同じ土俵で出来る段階になったと思いますが、
 <<テーマは「イラクと日本の対米態度の違いにため息」>>
ですので、別の機会があれば意見の交換をお願いします。

             では

[注1]ご存じだと思いますが
 第一項 交戦権
  は、パリ不戦条約を受けた物で(我が国も批准)
  1931年 スペイン憲法
  1935年 フィリピン憲法
  現行憲法では、ドイツ・イタリア・韓国・オーストリアその他で規定されて居る
  言わば、普遍的な原則です。(それでも戦争が無くならない)
 第2項 戦力
  は、中南米の何処かの国が完全放棄して且つ実行して居ますが何処だったか??
 現行憲法の成り立ちについては、国会図書館の史料が公開されています。
 <日本国憲法>で検索して下さい。是非お読みください。

[注2]水と自由と安全はただではないとか普通の国云々とか雑音が多すぎます。
 ただで何処が悪いの、特別な国の何が悪いのとつっこみを入れたくなりませんか?

[注3]パリ不戦条約以降、戦時法規やいくつかの非核化地帯条約と最近では地雷やクラスタ 爆弾の禁止(福田さんは偉いと褒めておきます)と少しずつ進んでますが
 米ロ中の3国が調印すらしない。(他国で使うからですよね。自国には使えない。日本が自国にクラスター爆弾や地雷を使った後どうするの??米軍が劣化ウラン弾で助けてくれた後は最悪)
 先は長いですね。

[注4]冷戦中は、戦争に巻き込まれたくないと安保支持派もそれなりに抑制された議論を展開してました。当時は中台間の紛争が一番の脅威で「極東の範囲は台湾海峡を含むか否か」が国会で、一国超大国体制では、タガがはずれたのか、マラッカ海峡どころかホルムズ海峡まで、いつの間にか極東の範囲を逸脱してませんか??フシギです。
 イライラ戦争では日本はどちらにも荷担してません。アメリカはフセインさん側というか黒幕。フセインさんをお育てになったわけで・・・・
アルカイダをお育てになったのも彼の国ですよ。

村野瀬様
 お騒がせいたしました。

[C5554] 具体的には?

横レス失礼。Gさんに質問です。

>9条命派<少なくとも私は>は、全ての国と友好と信頼を高めることで軍縮を進め戦争のない世界、武器のない世界を目指す「歴史を進歩させる力」の一部だと秘かに自負してます。だからその3つしか選択肢がないとは思いません。

具体的にどうやってそれを達成するの?
空疎な言葉では何とでも言えるけど、具体的方法論を護憲派の人から聞いたためしがないんですけどね。
教えてもらえれば嬉しいです。


  • 2008-12-12
  • 投稿者 : おじゃごくう
  • URL
  • 編集

[C5566] >おじゃごくうさん

具体的方法論、たとえば、こういうのはどうでしょう。

http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-760.html

ついでに、あなたの具体的方法論もぜひおうかがいしたいです。どうやって達成するのか、現実的なアイデアといっしょに。
  • 2008-12-14
  • 投稿者 : 村野瀬玲奈
  • URL
  • 編集

[C5577] なぞ?

遅ればせながらKYさんに一言。

>別に軍隊があって多少紛争があっても良いのではないかとさえ思います。

どうしてその紛争が自分の頭の上で起こらないという確信があるのかな?
とても不思議だ。
  • 2008-12-15
  • 投稿者 : すぺーすのいど
  • URL
  • 編集

[C5582] おじゃごくうさんへ

具体的方法論

>空疎な言葉では何とでも言えるけど、
>具体的方法論を護憲派の人から聞いたためしがないんですけどね。

 聞く耳を持てば聞けますよ。
 人気ブログ<天木直人のブログ>あたりはどうですか?

 特にお勧めは、
 先週見つけた(まだ一寸しか読んでいない)<超左翼おじさんの挑戦>。
 私なりの解釈ですが超左翼は極左ではなく左翼を超えて右翼にも語りかけるの意か?
 このブログはじっくり読む価値があります。右翼にも左翼にも!

 多分多極化するだろう今後の世界では、冷戦構造や、超大国の一国支配の時代から脱皮した思考法が求められていると私は思います。
個人的な考えですが、9条の精神こそその中心に据えらるのでは・・・と思考中

                 では。
追伸
 以後この件はコメントしません。悪しからず

[C5584] 最後に捕捉

sutehun 様

>KYさんは自分じゃ何もする気がないんだね。

米国の駐留で得られている今現在の軍事バランスをたたき壊してあるべき「平和状態」を実現する、という気がないのは確かです。
平和のために立ち上がる、正義のために立ち上がる、威勢の良い話ですが、軍事的主導権はそもそも日本にありません。もし一方的な軍縮を行うならば、日本を支えるためには武器によって守られない市民一人一人が理不尽な征服者の銃口に対峙する覚悟が必要でしょう。

私は自分と、自分の身近な人たちの人生さえ平穏ならばそれで良いのです。そのためなら税金の一部を米軍に払っても、どこかの基地の周りの人が迷惑しても仕方有りません。
そういう態度は明らかに倫理的ではないし、この理不尽を許容する罪を私は負いますが、それでも私は自分と自分の身近な人たちのささやかな平穏のためにその罪をあえて選択します。

すぺーすのいど 様

>どうしてその紛争が自分の頭の上で起こらないという確信があるのかな

この話は「非武装で抵抗するとき」と「軍隊が居てそっちが紛争するとき」を比べての話ですので、軍隊が居てそっちで紛争してくれるほうが、軍隊が無くて自分の住んでいる街まで侵略者がやってきて銃をつきつけられるよりは怖くない、という意味です。
軍隊が有れば自分が兵士に行かなくてはならない可能性があるとか無いとかの話ではないので多少奇異でしょうが、このように書かせてもらいました。

あと、もし紛争が頭の上で起こりそうならば、一層軍隊を増やさなければと思うのですが、現実は逆です。軍隊を持たないからといって攻撃されない、というのは明らかな嘘です。
  • 2008-12-15
  • 投稿者 : KY
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[C5592] 具体的方法論<むしろ軍拡を>

アメリカでは社会から銃を取り去ろうという試みがあるが、結果的に銃規制は犯罪者の手元に銃を残し、犯罪をしない人から銃という自衛手段を奪うだけの結果となっている。
この場合必要なのはもっと強力な政府の介入・取り締まりであろう。それは間違いない。

これを国際社会にあてはめればこうなる。
「軍事バランスを考慮しない気分だけの軍縮は、それに従う従順で善良な国家だけがそれに従わないならず者国家に蹂躙されるだけの結果しか招かない」
なぜなら国際社会にはならず者を取り押さえる警察など存在しない。もし存在するというならパレスチナの子供達はどうして戦車に石ころを投げているのだろう? イラクの記者はブッシュ大統領にクツを投げつけているのだろう? 国連軍などというのも結局は欺瞞でしかないことを彼らは身をもって示している。

私たちにできるのは、せめて自分を強くして、自分の周りにはせめての秩序があるようにすることだけであろう。はじめに説得ありきは良しとしても、説得に説得力を与えるのは「力」である。

力の空白は渾沌を産む。渾沌は悲劇と理不尽そのものである。私はむしろ世界平和のために日本の軍拡を主張したい。道路建設費の1割も回してもらえば十分に東太平洋の制海権を得ることが可能だし、整備新幹線の分も回せば空母を造って米軍を追い返すことだってできる。日本は国力に見合わない軽武装によって太平洋の要衝に力の空白地帯を作ってアジアを不安定化している。今はかろうじて米軍がその不安定領域を支えているが、これは本来自国民の手によって支えられるべきものと考える。
  • 2008-12-16
  • 投稿者 : KY
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[T13144] バイバイ、ブッシュ親子!・・・日本は、きっと国民の力で、平和主義の道を貫くからね。

 伊達っくが予選突破して、全豪OP出場決定したですぅ。(^^♪  でも、ブッシュ親子の記事と一緒に書きたくないから(?)、その 話は別記事で改めて書くことにします。 最新の記事一覧は、1月分・・・コチラ、12月分・・・コチラ *印のついた報道記事は、記

[T12298] <シンポジウムご案内>イラク戦争は何をもたらしたのか −自衛...

イラクシンポジウムのご案内です。12月7日(日)に「イラク戦争は何をもたらしたのか −自衛隊撤退を機に考える」というシンポジウムを開催」します。自衛隊が撤退すれば日本でのイラクへの関心は急速に遠のいてしまうでしょう。イラクをぐちゃぐちゃにした戦争と占領...

[T12284] 数字の裏側− 失業は減ったのか?!

件の党首討論は今朝のテレビ「サンデーモーニング」でも酷評されていた。評価は大方そのあたりだろうと思うのだが、一部ブロガーの波長はそれとはどうも異なるらしい。呆れてしまうくらいの内容で自分のひいきを宣伝している。あれほどの低レベルの議論の勝ち負けなどほと...

[T12283] 支持母体のバイバイ化?

自民の有力支持母体の一つ 日本医師会の 二つ目の離反が判明した。 茨城の離反に始まり 今度は保守の強い 新潟で地殻変動が起きたという。 ******「新潟日報」***********医師連、自民以外も推薦容認へ  各郡市医師会が次期衆院選の県内小選挙区で自民以外の政党
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村野瀬 玲奈

Author:村野瀬 玲奈
日本の民主主義化運動のため、国会議員、行政機関、マスメディアに主権者、納税者、生活者の声を届けるお手伝いをするサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書。護憲派アマゾネス軍団労働組合所属(笑)。派遣秘書としてこちらにもときどき勤務(笑)。
この秘書課広報室備え付けの国会議員の政党別・委員会別・都道府県別などの名簿の一覧と使い方はこちら。たとえば、非正規労働を正規化せよと民主党幹部に要望の投書をするなど、ご活用ください。名簿の最終更新日は2008年1月23日。
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憲法は国の誤りと暴走から国民を守る基本法

憲法は、国から国民への命令書でも「日本の伝統」の定義文書でもありません。

パンダバナー

「壊れる前に...」のうにさんのアイデアをもとに「Gazing at the Celestial Blue」の碧猫さんが作製。一方、国民主権や基本的人権を制約することをめざす自民党新憲法草案全文(2005年10月28日発表)はこちら。(1946年現憲法との比較付き。) 自民党新憲法草案(2005年10月28日発表)と現憲法(1946年憲法)とを読み比べするシリーズ記事はこちら。 ジャッカルさんによる自民党新憲法草案全文(2005年10月28日発表)徹底検証はこちら。 護憲派アマゾネス軍団で遊びたい方は、まずこちらの案内をお読みの上、こちらこちらでお待ちしています。

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1981年9月17日、フランス国民議会、死刑廃止法案の審議における、法務大臣ロベール・バダンテール Robert Badinter の演説から引用)
死刑についての当秘書課広報室の記事はこちら
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『第11条 ベルギー国民に認められた権利と自由の享受は、差別なく保証されなければならない。その目的のために、法律及びデクレをもって、特にイデオロギー的及び思想的少数者の権利および自由を保障する。』

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