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被害者親族になる可能性と、加害者親族になる可能性

東京都と埼玉県で1988、1989年に4人の女児が殺された幼女連続誘拐殺人事件の犯人ら3人の死刑が2008年6月17日、執行されたことを報道で知りました。改めて、幼くして亡くなった被害者とその親族のつらさ、悲しみに思いをはせて、哀悼の意を表します。しかしながら、犯罪と犯罪者を断罪しながらも、私は死刑制度全体に反対する立場から、誰に対する死刑執行に対しても反対しています。「死刑は犯人にとって当然の報いだ」と言ってこ...

死刑FAQ (この記事は書きかけです...というか、死刑がこの世から消えるまで永久に書きかけになるでしょう)

この記事は、2007年9月30日の当秘書課広報室の記事、「死刑廃止FAQを作ってみようかな。」http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-415.htmlで打ち上げた構想をもとに、2008年1月1日から書き始めたものです。前回の更新以来の更新分は四角で囲ってあります。死刑廃止についてのみなさんからのご意見やトラックバックや「良い記事があったよ」というタレコミ歓迎です。なお、記事の性質上、このエントリーに限っては、死刑問...

死刑と無期懲役の間の「量刑ギャップ」??

死刑と無期懲役の間の「量刑ギャップ」があるからその間に「重終身刑」を設けようという動きがあります。死刑廃止をめざす側にとっては、「重終身刑」を設けて死刑廃止へのハードルを低くする意味があり、死刑維持の考えを持つ側にとっては、「無期懲役」は囚人がいずれ仮釈放になるのだから凶悪犯の場合に仮釈放を認めない制度を作りたいという意味がある、そういうふうに私は理解しました。(「無期懲役刑」はどんな凶悪犯であっ...

死刑になりたくて殺人を犯す人たちがいるという事実

2008年5月10日の朝日新聞の社会面にあった、「『死刑願望』凶行多発」の記事。「死刑になりたい」という動機で見知らぬ人を襲う容疑者が相次いでいるという記事です。以下に要約します。その例として、2001年6月の大阪府池田市での児童8人殺害事件、2002年8月の山口県宇部市で女が児童三人を刃物で襲った事件、2004年5月に金沢市の民家に高校生の少年が侵入して金づちで姉妹を殴打した殺人未遂事件、2006年3月の川崎市のマンション...

「更生の可能性がない」ことを死刑の理由づけにしてはいけないと思います

4月10日に日本でまた死刑執行がありました。詳しくは鳥居正宏さんの記事からごらんください。●鳥居正宏のときどきLOGOS死刑執行に抗議します ― アムネスティ日本 抗議声明 ―http://tokidokilogos.blog109.fc2.com/blog-entry-135.html当秘書課広報室も死刑執行に抗議の意を表明します。さて、死刑について最近考えたことをこの機会に一つ書いておきたいと思います。それは、全体主義国家ではなくて民主主義国家ならば、「更生の可...

死刑制度を被害者遺族の感情によって正当化することが生む「逆説」

被害者遺族の感情にこたえるためにも死刑は必要だ、という考え方があります。あるいは、犯人が死刑になることによって被害者遺族はある程度いやされるので死刑は必要だ、という考えもあります。被害者遺族の感情はたいへん重いものですし、身近な者が殺されればその犯人に対する憎しみが生じることは自然なことです。遺族の辛さを第三者が正確に実感をもって推し量ることはむずかしいことですが、その辛さを少しでも思うなら、被害...

死刑についての最近のブログ記事から

死刑について触れている最近のブログ記事を、自分自身のためのメモにすることも兼ねて、いくつか紹介します。初めてこのブログ「秘書課広報室」を読む方は、私が死刑制度に反対し、死刑廃止を望んでいる者であることをご承知ください。死刑廃止に関する私の記事はこちらに集めてあります。死刑存置派の方は、コメントをつける前にどうかそれらの記事をお読みのうえでお願いいたします。私がお返事すべきことはたぶんそれらの中に書...

死刑制度の「コスト」 (追記あり)

アメリカのニュージャージー州議会で2007年12月13日、死刑廃止法案が可決されたことについて、その死刑廃止法案に付随する州の特別委員会の報告書の中に「死刑は終身刑より経費がかかり、殺人の抑止効果もない」という一文があることに注目したgegengaさんと水葉さんがそれぞれのエントリーで取り上げています。●かめ?コストの問題http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/51224931.html●Tomorrow is Another Happy死刑は高コス...

2006年末はクリスマスに、2007年末は人権週間中に死刑執行する日本は絶望的に政治・行政センスが欠如しています...

折りしも人権週間まっただ中の2007年12月7日、日本では死刑が執行されました。このブログを見ていただいてもわかるように、私は死刑制度にはっきりと反対しており、この死刑執行にも抗議の意を表明します。それにしても、2006年末はよりにもよってクリスマスに死刑を「大量執行」し、2007年末はよりにもよって人権週間中に複数の死刑を執行し、執行の事実と執行された死刑囚の氏名を法務省が大々的に発表する日本政府は何をやって...

犯罪被害者遺族が本当に必要とすることって何だろう。

(人気blogランキング参加中。)最近、名古屋で女性が拉致殺害された事件がありました。被害者女性の母親が犯人とされる3人の男を死刑にするようサイトを立ち上げて署名をつのっていて、すでに10万を超える署名が集まっていることは、すでに広く報道されている通りです。この事件についてコメントしている、私の目についたブログ記事の中で特に印象に残り、考えさせられたのはこちらでした。非国民通信それは誰のため?http://blog...

死刑に賛成であっても反対であってもできること。

(人気blogランキング参加中)2007年9月30日のエントリー、「死刑廃止FAQを作ってみようかな。」に賛同くださったみなさまありがとうございます。m(__)m 少しずつ取り組んでみたいと思います。引き続き協力者もつのります。(いえ、継続的に協力していただく必要はありません。思いついたら、あるいは良い記事を見つけたら知らせていただくだけです。)さて、もう一つそれと並行して考えているのが、「厳罰化」に頼らずに犯罪...

ルワンダの死刑廃止

(人気blogランキング参加中。応援クリックお願いします。)今日2007年9月30日は、フランス上院で死刑廃止の決議が可決された26周年の日です。そう、1981年9月17日、当時のロベール・バダンテール法務大臣の国民議会(下院、日本で言えば衆議院にあたる)での死刑廃止演説(講演)があり、下院で死刑廃止法案が可決されて上院に送付され、1981年9月30日に上院で可決されて、フランスで死刑廃止が達成されたわけです。さて、ルワン...

死刑廃止FAQを作ってみようかな。

(人気blogランキング参加中。)今日2007年9月30日は、フランス上院で死刑廃止の決議が可決された26周年の日です。そう、1981年9月17日、当時のロベール・バダンテール法務大臣の国民議会(下院、日本で言えば衆議院にあたる)での死刑廃止演説(講演)があり、下院で死刑廃止法案が可決されて上院に送付され、1981年9月30日に上院で可決されて、フランスで死刑廃止が達成されたわけです。死刑廃止について何度もエントリーを書い...

相手が死刑囚だとしても、人の命を奪うことには重い責任がともなうはず。

(人気blogランキング参加中)鳩山邦夫法務大臣の「署名なしで死刑執行を」発言。いろいろな人がコメントしているけど、私が同意するブログをとりあえずいくつかリンク。13日の水曜日呆然…http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-265.htmlかめ?自動的に殺人http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/51095575.htmlこころはどこにゆくのか?なんでも自動化http://d.hatena.ne.jp/jo_30/20070926ここから想像できること。鳩山...

フランスの歴史に残る死刑廃止演説から今日で26年

(人気blogランキング参加中。応援クリックお願いします。)26年前の今日、1981年9月17日は、フランスの国民議会での死刑廃止法案の審議で、法務大臣ロベール・バダンテールによる、フランスの歴史に残る演説(国民議会での審議に先立つ講演)が行われた日です。昨年2006年の秋、この演説全文をもとに何人かでリレーエントリーをやりましたが、もしまだお読みでなければ読んでいただきたく、そのリレーエントリーとともに演説全文...

2007年8月23日の3人の死刑執行について日本に向けられた批判

(人気blogランキング参加中。応援クリックお願いします。)死刑存置国の死刑執行は死刑を廃止した民主主義諸国から見るとどのように見えるのかの一例として、アムネスティ・インターナショナル(ロンドン)からのプレスリリースを説明抜きでそのまま掲載させていただきます。(手抜きですみません...)(以下引用)-------------------------------------------------------------日本:国連総会の決議を目前にした3人の死刑執行に...

死刑台のメロディ

死刑に反対する何人かのブロガーが取り上げていた「サッコ・ヴァンゼッティ事件」。●壊れる前に... 「慟哭」http://eunheui.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_c803.html●++つぶやき手帳++ 「サッコ・バンゼッティ事件」http://ichyamada.jugem.cc/?eid=496●Intersecting Voice Cafe 「サッコ=ヴァンゼッティの処刑」http://blog.goo.ne.jp/hamarie_february/e/4d65bc121bdc2fe8b92b932c670fa5ad●Letter from the wind 2 「...

日米での死刑執行についてのヤフーフランスの報道を見て

(人気blogランキング参加中。応援クリックお願いします。)2007年8月23日(木)、さっき開いたヤフーフランスのトップページのニュースヘッドラインに入っていた二つのニュース。一つ目です。「米テキサス州、25年間で400人目の死刑執行」Le Texas exécute son 400e condamné à mort en 25 anshttp://fr.news.yahoo.com/ap/20070823/twl-usa-execution-texas-224d7fb_1.html少し長い記事なので全訳は省略し...

熊本典道・元裁判官のブログ「裁判官の良心」

「言ノ葉工房」で味わいとユーモアのある言葉(と写真)をこつこつと編み続けるるかっち親方が、「冤罪のつくり方。」http://hizjihizji.blog85.fc2.com/blog-entry-270.htmlで、袴田巌さんに死刑判決を出したことで大きな良心の呵責を背負って発言されている熊本典道元裁判官が最近始められたブログ「裁判官の良心」を紹介してくれました。こちらです。「裁判官の良心」http://kumamoto.yoka-yoka.jp/裁判、再審、基本的人権、刑...

1981年9月17日、フランス国民議会、死刑廃止法案の審議における、法務大臣ロベール・バダンテールの演説全文訳

1981年9月にフランスで死刑が(法律上で)廃止されたときのフランス下院でのロベール・バダンテール Robert Badinter 法務大臣(当時)の死刑廃止演説(講演)の日本語訳を私が作ったのが2006年秋のことでした。この演説はフランスの歴史上でも名演説として文字通り語り継がれているのに、日本語では読むことができなかったため、ならば不肖私が訳を作ってみようと思いついたのです。(今年2007年2月にはフランスでは憲法上でも死...

「民主主義の尊厳は平時の原則を戦時も曲げないことで守られる」 (フランス憲法の死刑禁止条項をめぐって)

フランスが死刑禁止(死刑廃止)を憲法に明記することを上下院両院議会で2007年2月19日に決議したことはすでに報道されており、この秘書課広報室でも何度か取り上げました。(「死刑廃止」カテゴリーからそれらの記事にすぐにたどり着くことができます。)朝日新聞2007年2月24日の朝刊の国際面でこのことが解説記事として取り上げられており、いくつかの興味深いことを知ることができました。(この記事に関しては、朝日新聞、GJで...

2007年フランス、「改憲」の瞬間 (死刑廃止)

2007年2月19日、フランスの「改憲」の瞬間です。この「改憲」自体は以前からの予定であり、特に目新しいハプニングがあったわけではありませんが、フランスの議会でどのように採決され、それがどのように報道されたか、記事として読む価値がありますので、訳しました。引用開始ヤフー・フランス「議会、ジャック・シラクが要求した三つの改憲条文を承認」http://fr.news.yahoo.com/19022007/290/le-parlement-enterine-trois-texte...

多数の国民が反対する法案の通し方(政府与党・自公政権に捧ぐ)

改憲手続加速法(いわゆる「国民投票法」)を5月3日の憲法記念日までに与党の単独採決ででも成立させたいと自民党の二階俊博国会対策委員長が語ったと報道されました。障害者の生活を追い詰める「障害者自立支援法」、教育の主体を主権者である国民から権力者へと移す布石である「教育基本法改定」などの重大な法律を、国民の理のある反対を押し切って成立させた政府与党らしい意思表明です。改憲手続加速法(いわゆる「国民投票法...

死刑廃止を憲法で規定することを決めたフランスの「改憲」

「秘書課、村野瀬玲奈です。」で、「フランス、『改憲』へ (死刑廃止)」という記事を2006年12月29日に紹介しました。さて、今日は、先ほどヤフーフランスでヘッドラインのトップに出ていた続報です。(引用開始)http://fr.news.yahoo.com/30012007/202/l-assemblee-va-inscrire-l-interdiction-de-la-peine-de.html2007年1月30日(火)「フランス国民議会は憲法に死刑の禁止を追加」死刑廃止から25年たち、この火曜日、すべて...

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プロフィール

村野瀬 玲奈

Author:村野瀬 玲奈
日本の民主主義化運動のために、国会議員、行政機関、マスメディアに主権者、納税者、市民の声を届けるお手伝いをするサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書。護憲派アマゾネス軍団労働組合所属(笑)。派遣秘書としてこちらにも勤務(笑)。
この秘書課広報室備え付けの国会議員の政党別・委員会別・都道府県別などの名簿の一覧と使い方はこちら。たとえば、民主主義的の原則からして正当で透明度の高い政策や立法を行なうように民主党幹部に要望の投書をするなど、自由にご活用ください。名簿の最終更新日は2008年1月23日。
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読みにくい方、レイアウトに意見のあるかたは具体的にお願いします。(ここをこうしてほしいとか、誰それのブログみたいにしたらどうかとか。)

政権交代は、あらゆる改革につながる本丸。

なごなぐ雑記さん作製

憲法は国の誤りと暴走から国民を守る基本法

憲法は、国から国民への命令書でも「日本の伝統」の定義文書でもありません。

パンダバナー

「壊れる前に...」のうにさんのアイデアをもとに「Gazing at the Celestial Blue」の碧猫さんが作製。一方、国民主権や基本的人権を制約することをめざす自民党新憲法草案全文(2005年10月28日発表)はこちら。(1946年現憲法との比較付き。)

「世界愛人主義同盟」(笑)は死刑に反対です

『司法の現実の中では、死刑とは何でしょうか。12人の男女の陪審員。2日間の審問。事件にまつわることがらの奥底まで触れることは不可能。そして、数十分、時には数分で罪悪性についての非常にむずかしい問題に断定的に判断をくだす。それ以上に、ほかの人の生死を決定するという恐ろしい権利もしくは義務。12人の人が、ある民主主義国で、次のようなことを言う権利があるというわけです。「こいつは生きていてよい、こいつは死ななければならない!」と。私ははっきり申します。この司法の構想は、自由の国のそれではありえません。まさに、そこに含まれる全体主義的な意味のゆえにそう言えるのです。』

1981年9月17日、フランス国民議会、死刑廃止法案の審議における、法務大臣ロベール・バダンテール Robert Badinter の演説から引用)

■死刑廃止論FAQはここをクリック。

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