
2008年11月12日の、奥田碩氏(トヨタ自動車相談役、日本経済団体連合会名誉会長)のマスコミへの恫喝発言について、記憶しておきたくて遅ればせながらこの記事をまとめておきます。
問題になった奥田氏の主な発言の内容は、報道によると、こんな感じだそうです。
『テレビが朝から晩まで年金や厚労省の問題をあれだけ毎日やるのはちょっと異常な話。正直言ってマスコミに報復してやろうかな』
『ああいう番組のスポンサーは大きな会社じゃない。パチンコ屋とかサウナとかうどん屋とか』
『(マスコミの)編集権に経営者は介入できないといわれるが、本当はやり方がある』
報道の自由への威嚇、恫喝だけではなくて、中小企業への軽蔑も含まれているようです。トヨタの近くにだってパチンコ屋だってサウナだってうどん屋だってあって、トヨタの社員だって利用しているのではありませんか。奥田氏はこれだけでトヨタ自動車のイメージダウンに貢献しました。
この件でのテレビや新聞の報道は本当に微々たるものでした。報道の自由はトヨタの門の前で立ちすくむ、と言ったのは佐高信氏だったでしょうか。あるいは、奥田氏が息を吹きかければ、報道の自由は羽よりも軽く吹き飛ばされる、といったところでしょうか。
以下に、報道をできるだけ保存しておきたいと思います。
■厚労省たたき異常 マスコミに報復でも… トヨタ奥田氏が発言
(朝日新聞、2008年11月13日 38面)
トヨタ自動車の奥田碩取締役相談役は12日、首相官邸で開かれた「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、テレビの厚労省に関する批判報道について、「あれだけ厚労省がたたかれるのは、ちょっと異常な話。正直言って、私はマスコミに対して報復でもしてやろうかと(思う)。スポンサー引くとか」と発言した。
同懇談会は、年金記録など一連の不祥事を受け、福田政権時代に官邸に設置された有識者会議で、奥田氏は座長。この日は12月の中間報告に向けた論点整理をしていた。
奥田氏の発言は、厚労行政の問題点について議論された中で出た。「私の個人的なことでいうと、腹立っているんですよ」と切り出し、「新聞もそうだけど、特にテレビがですね、朝から版まで、名前言うとまずいから言わないけど、2、3人のやつが出てきて、年金の話とか厚労省に関する問題についてわんわんやっている」と指摘し、「報復でもしてやろうか」と発言。
さらに「ああいう番組のテレビに出さないですよ。特に大企業は。皆さんテレビを見て分かる通り、ああいう番組に出てくるスポンサーは大きな会社じゃない。いわゆる地方の中小。流れとしてはそういうのがある」と話した。
他の委員から「けなしたらスポンサーを降りるというのは言い過ぎ」と指摘されたが、奥田氏は「現実にそれは起こっている」と応じた。
言論への挑戦
服部孝章・立教大教授(メディア法)の話
批判を切って捨てて、「報復する」というのは言論に対する挑戦だ。新聞・テレビへの広告出稿量の大きな会社の経営者が発言するのは脅し。批判によって社会を良くすることに水を差し、ジャーナリズムの存在意義を全く認めようとしない姿勢の表れだ。経営の在り方などを批判した場合にCMを出さないという宣戦布告かもしれない。
(引用ここまで)
■トヨタ・奥田氏「厚労省たたき異常」 ワイドショー報道など批判
(日本経済新聞、2008年11月12日)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081112AT3S1201T12112008.html
「スポンサーをやめようかなとも思う」。政府の「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」の座長を務める奥田碩トヨタ自動車取締役相談役が12日の会合で、ワイドショーなどの番組での過度な厚生労働省たたきに不快感をあらわにした。
奥田氏は「テレビが朝から晩まで年金や厚労省の問題をあれだけ毎日やるのはちょっと異常な話。正直言ってマスコミに報復してやろうかな」と発言。「ああいう番組のスポンサーは大きな会社じゃない。パチンコ屋とかサウナとかうどん屋とか」とまくし立てた。
関係者は「マスコミ公開の会議であることを忘れていたのでは」と奥田氏をかばったが、経済界の大御所の発言だけに波紋を呼ぶ可能性もある。(23:06)
(引用ここまで)
■「厚労省叩きは異常」とトヨタ奥田氏 報復でスポンサー降りる?
(産経新聞、2008年11月12日)
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/081112/wlf0811122357005-n1.htm
トヨタ自動車の奥田碩相談役は12日、首相官邸で開かれた政府の有識者会議「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、年金記録問題などで厚労省に対する批判的な報道が相次いでいることについて、「朝から晩まで厚労省を批判している。あれだけ厚労省がたたかれるのはちょっと異常。何か報復でもしてやろうか。例えばスポンサーにならないとかね」とメディアへの不満をあらわにした。
奥田氏は同懇談会の座長を務めているが、会合の最後になって突然「個人的な意見だが、本当に腹が立っている」と厚労省に関する報道への不満を切り出し、こうした番組などからのスポンサー離れが「現実に起こっている」と述べた。
懇談会メンバーの浅野史郎・前宮城県知事が「マスコミは批判するために存在している。事実に反することを言われたら、スポンサーを降りるというのは言い過ぎだ」ととりなしたが、奥田氏は「(マスコミの)編集権に経営者は介入できないといわれるが、本当はやり方がある」と収まらない様子だった。
懇談会後、奥田氏は記者団に対し「批判はいいが、毎日、朝から晩までやられたら国民だって洗脳されてしまう。改革はしなければいけないが、厚労省はたたかれすぎだ」と語った。
(引用ここまで)
ついでに一言言っておくと、国民は、毎日、朝から晩まで「消費税増税やむなし」のシャワーで洗脳されていますけど、奥田氏の思惑の通りに。えーと、「しわく」ではなくて「おもわく」ですね。笑
放送法では、一応報道の原則がうたわれていますけど、こういう奥田発言を聞くと、形骸化、空洞化していることがよくわかります。
■放送法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO132.html
第一条(目的)
この法律は、左に掲げる原則に従つて、放送を公共の福祉に適合するように規律し、その健全な発達を図ることを目的とする。
一 放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること。
二 放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること。
三 放送に携わる者の職責を明らかにすることによつて、放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること。
(引用ここまで)
それもこれも、トヨタグループが使う年間数千億円の広告費によって、報道機関はトヨタに批判的な報道ができないようになっているからです。批判的な報道をしてトヨタに広告を引き上げられたら批判的な報道をした人の責任が問われますから。「トヨタ 広告費」でググってみればそのあたりの生々しい記事が見つかります。一つだけリンクしておきます。
●My News Japanリコール王・トヨタ “口止め料”日本一の威力
http://www.mynewsjapan.com/reports/410その威力の前に、民放テレビ局は簡単に陥落。
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112001001040.html
「テレビも節度が必要」 奥田氏批判受け民放連会長
奥田碩トヨタ自動車相談役が、年金や医療問題をめぐるテレビ報道を批判し「報復でもしてやろうかな。スポンサーにならないとかね」と発言したことに対し、民放連の広瀬道貞会長は20日の定例会見で「テレビの影響力の大きさから言えば、ある種の節度が必要」と一定の理解を示した。
広瀬会長は、番組名は挙げずに「出演者の中に、感情にだけ訴える過激な発言もある」と認めた上で「奥田さんの発言にも節度があったかどうか」と述べた。
奥田氏は12日、座長を務める「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で「新聞もそうだが、テレビは朝から晩まで厚労省の話を毎日やっている。あれだけ厚労省だけたたかれるのは異常な話」などと批判していた。
2008/11/21 01:09 【共同通信】
(引用ここまで)
民放はこのように腰砕け。NHKはというと、経営委員会にいますね、トヨタグループの大手企業、デンソーのトップ、深谷紘一氏が。それ以外にも大企業のトップが数人います。これでは、たとえば企業の不祥事についての報道は期待できないことになりますし、現実に、財界の期待する政策に反するニュースやドキュメンタリーなどは減っているでしょう。民放もNHKも、報道機関は政界と財界の手に落ちており、政治を監視し企業の不祥事に警鐘を鳴らす在野の機関ではなく、財界の思惑通りに国民を洗脳する機関になりつつあるということですね。まさに、奥田氏の言葉の通り、『(マスコミの)編集権に経営者は介入できないといわれるが、本当はやり方がある』ということです。
朝日新聞社が2008年9月中間連結決算で、営業損益が5億円の赤字(前年同期は74億円の黒字)と報道されています。広告収入の減少や販売部数の減少で赤字に転落したとされていますが、一般論として、広告依存の経営体質は報道機関をダメにすることを示しているといえるでしょう。
参照リンクです。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081121AT1D210CI21112008.htmlhttp://www.data-max.co.jp/2008/11/post_3506.html以下、ランダムにいろいろな記事をリンク、メモのための引用をします。
■毎日新聞 「発信箱:トップの言葉=元村有希子(2008年11月15日)」
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20081115k0000m070169000c.html
発信箱:トップの言葉=元村有希子
トップの発言が軽い。軽いというより乱暴だ。感情的なことばが不用意に飛び出す。そこに機知もユーモアも感じられないから、聞いている方は愉快ではない。
麻生太郎首相が「新聞は読まないし報道も信じない」という国会答弁を繰り返したり、二言目には祖父である吉田茂・元首相を持ち出す様子には微苦笑を禁じ得ないが、ホテルのバー通いについて問われ、伝法な口調で若い記者に食ってかかる様子は大人げなかった。「品格」などという単語を持ち出すまでもない。立場をわきまえた、余裕のある対応ができない人に、私たちはこの国のかじ取りを任せている。
中山成彬・前国土交通相の日教組批判も、奥田碩・トヨタ自動車相談役の「マスコミへ報復」発言も同様だ。まさかみなさん、この調子で外交や国際交渉をやるつもりはないだろうが、丁々発止の場で自分の感情をコントロールすることはリーダーとして最低限の条件だ。
日本をよく知る英国人外交官がこんな文化比較をしてくれた。「英国人は議論そのものが好き。米国人は議論で勝つことが好き。日本人は議論をしない」。議論はことばのキャッチボールだ。日本人はそのキャッチボールがうまくない。しばしば感情に邪魔されて、議論の本質がかすむ。
私たち日本人は古来、ことばの持つ不思議な力を「言霊(ことだま)」と呼んで大切にしてきたはずだ。日本を「言霊が幸(さきわ)う国」とも呼んだ。そのことをすっかり忘れたようなトップたちの言動が、今の日本の弱点をはからずも切り取って見せてくれている。(科学環境部)
毎日新聞 2008年11月15日 0時14分
(引用ここまで)
■トヨタ奥田氏 何様か!(Net-IB 九州企業特報、2008年11月13日)
http://www.data-max.co.jp/2008/11/post_3419.html
元日本経団連会長で、トヨタ自動車取締役相談役の奥田碩氏の発言が波紋を呼んでいる。12日に開かれた同氏が座長を務める「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、マスコミの厚生労働省批判に言及。特にテレビに対し「個人的」としながらも「あれだけ厚労省が叩かれるのは、ちょっと異常な話」「正直言ってマスコミに報復してやろうか。スポンサーでも降りてやろうか」と発言した。
具体的な番組名などには触れなかったものの「ああゆう番組に出てくるスポンサーは大きな会社じゃない。いわゆる地方の中小とかパチンコとか」と追い討ち。鳴りやまぬ厚労省批判に「切れて」しまったかたち。同氏の発言について、問題点を整理してみたい。
まず、「個人的」としながらも、「スポンサーを降りる」という発言は「トヨタとして」ということになる。(奥田氏が個人でCMを出せるわけがない。)確かにトヨタのコマーシャルを見ない日、見ないチャンネルはない。莫大な広告宣伝費を投じていることは明白である。しかし、そうしないと車は売れない。一方、在京キー局をはじめテレビへの広告収入は、ネットに押され、軒並みダウンしている。そうしたなか、世界のトヨタのCM収入が無くなれば、テレビ局へのダメージは大変なものだろう。だからこそ奥田氏の発言は冗談では済まないのである。金の力でメディアを黙らせるという脅し方は、下劣である。海外市場などの業績悪化をうけて、派遣労働者のカットなどに揺れるトヨタにとって、広告宣伝費はバカにならない負担だろうが、マスコミが悪いからCMをカットするとでもいうのだろうか。
次に、日本経団連の会長を務めた人間の言葉とも思えないのは、「いわゆる地方の中小とか・・」というくだりである。日本の企業の約99.7%が中小企業であるともいわれる。世界のトヨタといえども中小企業なくしては成り立つまい。地方の中小企業蔑視ともとれる奥田氏の発言は経済人としてのレベルの低さを露呈したものであろう。
もともと「厚生労働行政に関する懇談会」は、薬害や年金など、事件続きの厚労省のために設置された有識者会議である。国民の生命、財産を守るという使命を忘れた官庁が責められるのは当然だったはずだ。テレビや新聞が厚労省を責めたてたからからといって、奥田氏が逆切れするのは筋違いだろう。メディアを脅かしてまでも役所の肩を持つ人が、厚労省を良くするとは思えない。こうした人物を同会議の座長にしたことは、明らかな人選ミスである。
奥田碩氏、いったい何様のつもりだろう。
(引用ここまで)
■トヨタ・奥田、「批判は表面的・感情的」と国民を批判 厚労懇 何様発言の原点
(Net-IB 九州企業特報、2008年11月15日)
http://www.data-max.co.jp/2008/11/post_3445.html
12日、官邸で開かれた「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」(厚労懇)でのトヨタ自動車取締役相談役・奥田碩氏の発言は、同懇談会の存在そのものに疑念を抱かせている。
テレビ番組の厚労省批判の激しさに逆切れし、「厚労省が叩かれるのは異常」「マスコミに報復」「スポンサーでも降りてやろうか」などとメディアを恫喝、さらに、地方の中小企業のCMスポンサーを完全に見下した発言が続いた。「ああいう番組に出てくるスポンサーは大きな会社じゃない。いわゆる地方の中小とか・・・」というくだりには怒りを禁じえない。大企業トヨタのおごりであり、同氏の傲慢の現れである。
わからなかったのは、奥田氏がここまで感情的に「本心」をあらわにし、マスコミをけん制したうえ「地方の中小企業」にスポンサーを降りろ、といわんばかりの発言をした理由である。
そこで、問題の厚労懇は、なにを目的に設置されたのか振り返ってみたい。厚労懇1回目(本年8月7日)の議事録には、同会を主宰するよう福田首相(当時)から指示された町村官房長官(当時)の発言が記されている。「厚生労働省に対する期待、また厚生労働省の行政に対する不信というものが今いろいろな面から出ているところであるが、少子高齢化が大きく進行している中にあって、年金の記録問題とか、あるいは薬害肝炎の問題をはじめ、いろいろな課題が噴出しているという状態にある」まさに、国民の生命・財産を守るという使命を忘れ、事件続きの厚労省の現状の上に立った発言である。その上で「厚生労働行政の信頼回復をどうやって図っていったらいいかということについて、考え方をまとめ、ぜひ実行しようではないかということになったわけである」と続く。言い換えれば、腐った組織をどう立て直すかについて話し合う会議ということである。
このあと、座長に指名された奥田碩氏が発言する。驚くべきことに、奥田氏の話からは、正すべきは厚労省であるはずなのに、同省を批判する「国民」の方が理解していないといわんばかりの言葉が発せられていた。その奥田発言は次のとおりである。
「略・・・厚生労働行政への期待と批判が多いわけであるが、批判の中には表面的・感情的なものも見られ、今後日本としては避けられない少子高齢化への対応、あるいは財政の問題、解決しなければならない問題の本質が国民にはまだ十分伝わっていないのではないかと思っている」
奥田氏は、座長としての挨拶の冒頭で、厚労省に対する批判について、表面的・感情的なものが見られると言い切っている。とんでもない話ではないか。薬害患者の苦しみは、旧厚生省の不作為がもたらしたものである。さらに、年金記録の改ざんで、もらえるはずの年金額が減ったり、記録そのものが捨てられたのは、まさに犯罪行為ではなかったか。生命や財産を奪われる側は、当然感情を爆発させるだろう。表面的とか感情的とかいうレベルの問題ではなく、「死活問題」なのだ。そして、そうした事態を招いたのは、ほかならぬ厚労省なのである。奥田氏は、厚労省によって与えられた痛みについて、全く理解していないらしい。犯罪者集団とも言うべき厚労省の実態には一切触れず、「批判」に対する「批判的態度」を表明していたのである。つまり、厚労省を良くするための懇談会の座長ははじめから、国民やマスコミの、厚労省に対する批判を不快に感じていたことになる。厚労懇1回目の奥田発言は「国民への批判」に他ならない。昨日「トヨタ奥田氏、何様か」と書いたが、どうやら正体が見えてきた。
(引用ここまで)
■奥田碩氏、報道を批判 「厚労省たたきは異常」(共同通信、2008年11月12日)
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111201000906.html■マスコミに報復してやろうか=厚労行革懇の会合で―奥田座長(時事通信、2008年11月12日)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200811/2008111201089■奥田氏のマスコミ脅し「トヨタ広報部はパーフェクト」(大前研一氏)
渡邉正裕 (MyNewsJapan) 2008年11月22日
http://www.mynewsjapan.com/reports/956そろそろ記事のまとめに移ります。
商業マスメディアを全面的に信頼してはならないということ、商業マスメディアはスポンサー様の意向のために働く存在であり、そんなマスメディアに「民主主義」擁護のための報道をを任せきりにすることはとてもできない、改めてそう心に刻むことが大切です。
奥田発言のあった懇談会の場に同席していたメンバーの一人、浅野史郎前宮城県知事は「マスコミは批判するために存在するので、マスコミが褒めるようになったらおしまいだ」と発言したそうですが、それが民主社会のまともな感覚です。そのような感覚が持てない人は反民主主義的と言っていいでしょう。
では、最後の締めとして、とむ丸さんの記事を。
●とむ丸の夢
マスコミへの報復を口にした奥田氏のトヨタって?
http://pokoapokotom.blog79.fc2.com/blog-entry-959.html
でもいつか「暴力をふるう政権と戦闘警察の前に、抗議する人々はあまりに無力、狡猾なグローバル企業の前で、アフリカの子どもたちはあまりに無防備」で書いたように、進出先の国の状況に合わせて、道義的に問題があっても巧妙に監視の目をかいくぐって儲けを追求する。
アメリカのように目の厳しいところではそれなりに社会貢献しながら、着実にトヨタのための“戦士”を増やしていく。
じゃあ、日本では?
少ない費用で最大の効果をあげるべく政府と与党に貢献しながら、マスコミを脅して批判の芽を摘み取り、売れなくなった分は税金を下げさせたり戻させたり、売れない分はいつでも人員調整でカバーできるような体制を維持させる、というところでしょうか。
(引用ここまで)
この記事を書くにあたって、報道記事を調べてくださったある友好ブロガーの方に、この場を借りて厚くお礼を申し上げます。
築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守ろうと情報を伝えるRolling Beanさんへの応援よろしくお願いします。
●Like a rolling bean (new) 出来事録
■2008-10-29 【重要】 豊洲新市場の地質調査捏造の証拠(東京都自身の「平成18年地盤解析報告書」から)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10157581149.html
■2008-11-17 農中・イシハラファンド・ゴールドマンサックスと築地「廃止」(参院財政金融委での大塚耕平議員質問)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10165676041.html
■2008-11-24 土壌汚染対策法「改正」案へのパブコメ募集中(12/13まで)・東京都の構想の連動あり
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10168856322.html
■2008-11-27 イシハラ都政の横暴に萎縮する区政の態度を正面から質す、中央区議小坂さんの一般質問(築地関係抜粋)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10170179552.html
■2008-11-29 伊藤ハムがシアン汚染で返上した食品安全認定と行政の責任転嫁(「豊洲」だともっと露骨に)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10170507554.html
「税制について世界の片隅でニュースを読もう」ミニキャンペーン
■世界の片隅でニュースを読む 「税制」カテゴリー
http://sekakata.exblog.jp/tags/%E7%A8%8E%E5%88%B6/
「消費税と社会保障と国家予算についての知られざる真実を大脇道場で学ぼう」ミニキャンペーン
■NO.540 消費税増税反対関連エントリー集。
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html
「民主党に投書しよう」ミニキャンペーン
■自公政権の退場を望むなら、その代わりに望む政策をどしどし民主党に伝えよう
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-792.html
有権者・納税者として、自公チュー政治に「ノー」と言うために、
人気blogランキング(政治部門)(←よかったら押してね)に参加中の、
転がるひよこ豆を食べつつ
クリーム入りの
午後のコーヒーを飲みながら、
多世代交流のブログ広場の中にある
世界の片隅でニュースを読み、
労働組合ってなにするところかとか、どうしたら
みんななかよく多文化・多民族・多国籍社会で「人として」情報流通を促進できるかとか、どうしたら
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大脇道場にある
言ノ葉工房の
浮游空間で思考しながら、
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晴耕雨読の
生活の中で感じた疑問や思いがあれこれそこに存在するから、
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保坂展人さんや
志位和夫さんや
糸数けいこさんや
戸倉多香子さんたちの活躍を祈る、
毒多い戯れ言もたまには言いたくなる
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http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-49.html■テレビ報道番組のご意見窓口リスト(
「わんばらんす」さんからの転載)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-50.html●News for the people in Japan マス・メディア 問い合わせ用 リンク集
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そういう冷笑バカは、「対案を出アンドリュー・バルトフェルド小規模市民運動のためのヒント(メモ)No title「サイレント」と聞いてグレタ・トゥーンベリさんが真っ先に頭に浮かびます。
彼女は一人で運動をはじめ、それが世界にまで広がっていった…すごいですよね。津木野宇佐儀「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」はずなのに拷問を行なう入管は憲法違反。解体・廃止が妥当。No title『「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」はずなのに拷問を行なう入管は憲法違反。解体・廃止が妥当。』に対する意見
http://muranoserena.blog91.fc2.ewkefc国会前で #入管法改悪に反対 した5500人(2023年6月5日)No titleでも
5500人の方々が集まってくださったことは、一筋の光明だと思います。
地方在住でパニック発作もあり、なかなかデモには参加できないのですが、地方からもできるだ津木野宇佐儀「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」はずなのに拷問を行なう入管は憲法違反。解体・廃止が妥当。No title全くそうですね。
戦後の長年の保守政権、その流れをくむ自民の憲法軽視(アベ以降は憲法無視!)が、戦前からの「拷問及び残虐な刑罰」的体質を矯正するどころか、許し続け津木野宇佐儀「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」はずなのに拷問を行なう入管は憲法違反。解体・廃止が妥当。No title もともと入管当局というのは特別高等警察の残滓みたいな組織でした。周知のように特高とは大日本帝国の暗黒面を代表するような組織であり、多くの人々を拷問にかけ痛めつクテシフォンまた核発電所大規模事故を招くもとになる可能性のある原発回帰推進法の自国維公による可決に抗議する原発回帰推進法の可決に強く抗議する選挙で信を問うこともなくGX脱炭素電源法が政府与党とその補完勢力である維国の賛成で可決されました。
GX脱炭素電源法とは名ばかりその実は原発回帰推進法そのもので閉口#入管法改悪に反対 #法務大臣の問責決議を #法務大臣の解任を #改悪入管法の強行採決反対 つまり、国際的に当たり前の人権政策を日本政府に求めているだけです。#改悪入管法の強行採決反対入管法改悪をめぐって政府与党の問題が次々と明るみに出ています。
難民審査「1年半で500件」は可能なのか、不可能なのかについて齋藤法相は答弁を180度転換、ただただ閉口閉口#入管法改悪に反対 #法務大臣の問責決議を #法務大臣の解任を #改悪入管法の強行採決反対 つまり、国際的に当たり前の人権政策を日本政府に求めているだけです。No title立憲は、「てめえを踏みつけている奴らに媚び売ってどうすんだ」というのを何度も思います。
泉が平熱パニックおじさんの番組で飲みながらヘラヘラやっていたし、枝野がプアンドリュー・バルトフェルド津野香奈美著「パワハラ上司を科学する」(ちくま新書)No title日本では「上司」=管理職が何たるものかが理解されずにずっーと来ましたよね。
「仕事ができる=管理職=出世」ではなくて、労務管理能力のある人が管理職なんですけど。津木野宇佐儀デモの精髄を、フランスの年金カイカク反対デモに学ぶ。「もし私たちが私たちの両親の年金のために闘わなかったら、誰が私たち自身の年金のために闘ってくれる?」 (2)No title日本でもかつて「売上税」阻止をデモとメディアの攻勢で廃案に持ち込んだことがありましたよね。
本当は日本でもできた・「できる」ことなのですが…
日本国、否、自民国JAP津木野宇佐儀#入管法改悪反対アクション に取り組む人々の姿が、辛うじて日本国の人権意識の消滅を防いでいる。No title 週刊新潮や産経新聞の記事は、これらのメディアが人権など一顧だにしない事、ひたすら保守政権の後押しをする集団であることを如実に示しています。予想通りの行動を採るクテシフォン国会議員の居眠りについての自民党・河野太郎の言い訳(メモ)自分達の事ばっかり何から何までろくでもない野郎ですね。
主張する事は、常に自分達特権階級の擁護ばっかり。
庶民が、病院でマイナカードの不具合で受診できまいがお構い無しで、不具合隠K.Mina相模原市の障がい者虐殺事件の容疑者が釈放されてニュースキャスター長谷川豊の名でネットメディアで「透析患者を殺してもよい」と言っているのかと思った。精神障害者である自分を肯定する人もいる。 昔は精神分裂病と言われた統合失調症は100人に1人がかかるごく一般的な疾患なのだそうです。日本の人口が1億2000万人であれば120万人が罹患していることになります。発祥Takeshi自国維公が国民の医療アクセスの命綱を切る作業を本格化させた2023年6月2日。民主主義者にとって自国維公に殴られ始める屈辱の日。 #保険証廃止法案の成立に抗議しますNo title>ブログ主様
>まだまだ闘わなければ日本の民主化は成し遂げられません。あきらめた時が負けです。
>決して腐ることなく、戦い抜きましょうと、多くの人に呼びかけ津木野宇佐儀自国維公が国民の医療アクセスの命綱を切る作業を本格化させた2023年6月2日。民主主義者にとって自国維公に殴られ始める屈辱の日。 #保険証廃止法案の成立に抗議します私はマイナンバーカードを持ちません。 私もマイナンバーカード取得強制に反対でコメントを2日前から投稿したのですが,F2ブログからはねられていました。よくあることですが。
私のもとには過去に市役所Takeshi問題なく使われている現行健康保険証廃止は自国維公(地獄行こう)から日本国民への暴力的攻撃。抗議と反対を続ける。 #保険証廃止法案の採決に抗議します まだまだ使えて誰も不便に思ってない道路をわざわざぶっ壊して新しい道路を作るようなことは東日本大震災の被災地ではよく見る光景です。復興という錦の御旗があれば無駄左の人問題なく使われている現行健康保険証廃止は自国維公(地獄行こう)から日本国民への暴力的攻撃。抗議と反対を続ける。 #保険証廃止法案の採決に抗議します朝日の劣化ここ数日で「朝日は滅びろ」というのが強くなりました。
成果が疑わしいG7の報道でも「何を食った」とどうでもいいことをやっていて「核軍縮」の退行を流しもしない。
最アンドリュー・バルトフェルド首相公邸で遊ぶ岸田文雄一族。 (2)くだらん擁護が悪目立ち青瓦台で同じことがあれば、トチ狂ったように連日報道業者が喚き散らします、絶対に。
「他人の振り見て我がふり直せをやったら死んじゃう病患者」が余りも多すぎる証左にアンドリュー・バルトフェルド入管法改悪は自民党政府による外国人へのさらなる虐待のようなものです。 #入管法改悪反対No title 立法事実(その法律が必要とされる社会的事実)が存在しない法律は、それだけで憲法違反となるというレベルのものです。内容面でも問題だらけの法律案ですが、それを無理やクテシフォン石垣島への陸上自衛隊配備について住民投票を求める規定数以上の署名を集めたのに住民投票実施を行政からも司法からも却下された異常事態芸人・加藤浩次の差別発言 5月27日,TBS系の「人生最高レストラン」で,糸満市にある沖縄そば店を紹介した際に,店の様子を紹介する映像が流れ,「11時30分~15時だけの営業」というテロップが表示Takeshi岸田文雄首相の息子で政務担当首相秘書官、岸田翔太郎が辞任へ。こんな幼稚で思慮浅い息子にしか育たなかった岸田文雄首相自身も父親失格だし政治家の器でもないとバレた。息子の更迭を断固拒否したのは首相夫人 岸田翔太郎の首相秘書官更迭を首相が実行しようとしていたところ,裕子夫人が断固反対したのだそうです。それでも翔太郎が,心が折れてもう辞めると言ってきかないので更Takeshi強制ではなく任意のはずのマイナンバーカードについての世論調査に強い異議あり。 #保険証廃止は白紙に戻せ #マスメディアへの不満 #マスメディアへの不信 設問による誘導と言えば、先日の時事通信と毎日新聞がアレでした。
「野党第一党は立憲と維新でどちらがいいか?」という設問ですが、それを自民党や公明党の支持者に左の人死刑FAQ (適宜更新)死刑再開を議論しなかったノルウェーについて思うこと 村野瀬玲奈さん,情報提供ありがとうございました。
私が長野県中野市で起きた,立て籠もり・刺殺銃殺事件で連想したのはひとつはキム・ヒロ事件でした。朝鮮人を差別Takeshi#奪マスク #脱マスク を他人に強制しようとするな。徹底的に抵抗する。No title「脱マスク」(日本は着けるも外すも任意!なのに!)のせいなのか、インフルエンザ、はしか等が流行ってますね津木野宇佐儀石垣島への陸上自衛隊配備について住民投票を求める規定数以上の署名を集めたのに住民投票実施を行政からも司法からも却下された異常事態No title沖縄だけでなく日本もアメリカの支配下っていうことが多くの「日本人」にはわかっていないのだろうな…
2年ほど前、私の住む街の上空を、オスプレイが2度(3度も?)飛津木野宇佐儀